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ロシアでシベリアといえばウォーズマンと、あとこの方ですよね。

たけGさんの推しキャラって、ロシアの方が多いんだなあ。


どーも、たけGです。


神剣抜刃(エクスマキナ)、聖剣抜刀(エクスカリバー)の連撃で顕現の神メーティス様を撃退(消滅?)することに成功した紫龍。

激戦で傷ついたその体で、女神アテナに跪いた。

何を語る紫龍?


と、いうのが前回のお話でした。



今回、ひとまずの闘いを終えた紫龍からバトンを受けて、新たな闘士が登場!

その人物についても特に配慮せずに語っております。


正直、本編のタイトルですでにネタバレしてるので、配慮も何もないのですが…


それでも本編見てないから知りたくないよ!という方はご注意を!


まず本編を読みましょう!



単行本待ちの方もご注意を!




アテナ、サオリちゃんの前で跪き、頭を垂れる紫龍。


申し訳ありません、サオリさん


私とは、ここまでです



一輝と違って、サオリ"さん"と呼ぶ、礼儀正しい男、紫龍。

まあ一輝はサオリちゃんが赤子として転生した時に拾って、育てて来た父親代わりでもありましたからね。


一輝にとっては転生したアテナ、という事実と同様に自分が育てた娘のような感情もあるでしょうし。

紫龍にとってはその一輝から話を聞いていた、アテナ沙織の生まれ変わりという認識が強いでしょう。


そんな紫龍から、これ以上は一緒にいられないと聞き、


何を言ってるんですか⁉︎


と、動揺を隠せないサオリちゃん。

はたから見れば、別れ話の最中の男女にも見えますな。


紫龍曰く


今回の事で、この五老峰にアテナが存在する事が知られてしまった。

神々の戦力がここに集中する事は明白。

聖域の結界で守り切れるものではなく、誰かがこの地を守らねばならない。

それこそが、自らの使命。



それならば自分も残って戦うと言うサオリちゃんですが、


アテナを守る最大戦力である紫龍がこの地に残って闘い続ける事で、アテナがこの地で守られ続けていると旧神に思わせる事が出来る。

そう思わせ続ける事が、アテナを、サオリちゃんを守り続ける事に繋がる。


大丈夫


私は聖闘士


貴方を守るためなら永遠にでも闘える


一輝と同じように


女神アテナが信じてくれるなら、聖闘士は無敵


アテナの危機には、聖闘士はたとえ遥か遠き地であっても一条の光となって集うのです



今は離れ離れになっても、アテナの危機には自分も一輝も必ず駆けつける事を約束し、紫龍はサオリちゃんへ、優しく旅立つ事を促す。


さあ、旅立ちの時です…


サオリちゃんが向かったその先とは…


旅立つって…


なんで…


シベリアなのッ⁉︎


うん、予想通り。


いやまあ、予想も何も、


タイトルで全バレなんですけどね。


時代やメディア変われど、相変わらず容赦ないな聖闘士星矢のタイトル。

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さて、五老峰ではチャイナ服スタイルだったサオリちゃん。

今回は完全装備の防寒具スタイルですね。


女神とはいえ、そのお身体は生身の女性、この寒さはこたえたのでしょう。


いやまあ先代(?)の女神アテナ、城戸沙織お嬢様は、おそらくシベリア以上の極寒の地アスガルドで薄着で肌さらしてましたからね。

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メーティス様が言ってたようにサオリちゃんは女神として未熟!未熟なんですよ!



さすが顕現の神サマの看破力は間違いなかったという事ですよ。


おそらく沙織お嬢様は、アスガルドでフレアから


この寒さはこたえましょう


と、言われても生身の肉体で平気で肌晒していたのは、小宇宙(コスモ)に違いない!

その小宇宙で持って体の表面を防御して、極寒の地でもその魅惑のボディを隠す事なく、さらすことが出来たのでしょう。


その事を無意識下で覚えているのかサオリちゃん、同じように小宇宙で寒さから防御しようとしますが…


全然あったかくならないッ‼︎


やはり沙織お嬢様のように上手くいきません。



暑い場所で修行してたから寒い地は苦手なんだよー!


文句の多い女神様だな。


でも確かに赤子の頃からデスクイーン島で育ったサオリちゃんにとって、暑いところは平気でも寒いところは苦手なのですね。


あまりに過酷だからとニーサンが弟の瞬くんと代わってあげた場所なのに、サオリちゃんにとってはパラダイス!


その時、寒さで嘆くサオリちゃんの眼前に、大地を震動させ巨木を薙ぐ巨人が出現!


頭はなんだかキノコみたいだけど。


神々が地上に送り込んだ、対人間用の黒い鎧、


悪衣!


しかしサオリちゃんが知る同様の存在と比べても、明らかに大きい!


気候が過酷な地であるがゆえの特殊仕様なのか。


ホッキョクグマやヘラジカは、同種の生物よりも体が大きくなるのと同じ理由かな?


姿を隠し、音も立てていないのに、その悪衣はサオリちゃんを感知したように動き始める。


視覚ではない、聴覚でもない。


認識しているのは小宇宙!


この無人の鎧は、小宇宙に反応して攻撃してくる!

体温に反応して自動攻撃してくる、シアーハートアタックのようなものか。


この例え、通じるかな?


サオリちゃん、意識を集中して小宇宙を制御する。


小宇宙をゼロに…


一瞬、感知が切れたように見え、動きを止める悪衣。


しかしまだまだ未熟なサオリちゃん。


周囲の冷気が強くなることで、寒さに耐えられなくなり小宇宙を抑え切れなくなる。


悪衣、再起動!


しかし、悪衣が感知し、攻撃しようとしていたのは別の小宇宙だった!

巨大な悪衣が一瞬にして凍結し、砕け散る!


そこに立っているのは冷たく研ぎ澄まされた、強力な小宇宙をまとった金髪の闘士!


深く澄み渡り、青く耀く…


一条の青き光明‼︎




自分の小宇宙と、他人の小宇宙の区別がつかないのか…?


その金髪の男は戸惑うサオリちゃんへ冷たく言い放つ。


先が思いやられる


一輝や紫龍は何を教えていたのか…



突き放すように背を向ける男とは初対面のサオリちゃん。


しかし、


私は、この人を知っている気がする…


そんなサオリちゃんを振り返り、その男は名を告げた。


オレの名は氷河


聖闘士だ



白鳥座(キグナス)…いや、水瓶座(アクエリアス)の黄金聖闘士、氷河復活!


ま、タイトルの時点でわかってましたけどねー



今回は聖闘士星矢エピソードGレクイエム第63話の感想でした。


3人目の聖闘士、氷河が復活しましたね!


しかし氷河さん、サオリちゃんに対して冷たく接しておりますが…


もともとクールを信条とする男ですが、ここまで冷たい男でしたっけ?

しかも生まれ変わって以前の記憶がないとは言え、女神アテナに対してこの突き放しっぷり。

父親がわりとして厳しく指導していた一輝は別として、常に敬意を払って接していた紫龍の態度とは大違いです。


これはおそらく、自身の師匠である先代水瓶座の聖闘士、カミュから受けた指導と同じく、クールに徹することをサオリちゃんに伝えるために敢えて冷たく接しているんじゃないでしょうかね。

シベリアの寒さを前に、小宇宙のコントロールを冷静にこなせなくなるサオリちゃん。

クールになることでどんな状況下でも冷静に小宇宙をコントロールできるぐらいに指導していこうという思いからの、冷たいものの言い方なのでしょうね。

かつて自分がカミュから指導を受けた時のように。


氷河から、クールに徹することを伝えられたサオリちゃんは、その時にはきっと、肌を露出して両手広げる事もできるようになるでしょう!

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そして今後ですが、今までの流れからすると、


・日々の指導

・神サマご来訪

・聖闘士が迎撃

・神サマを撃退、聖闘士は負傷して、次の聖闘士へスイッチ



といった流れが続いてるので、今回の氷河も一輝や紫龍と同様に神サマと戦って退場となるんじゃないですかね。


と、なると気が早いかもですが、氷河の次にサオリちゃんの先生役のバトンを受ける聖闘士が誰になるのかと考えると…


星矢は地上を守るために降り注ぐ業火を受け止めながら、地上を照らす燈火となっている


そして瞬は、ハーデスの依代であった時の繋がりからハーデスの剣でもって星矢の魂が消滅しないように冥界から繋ぎ止めている


(車田先生が描く本編とは別の時間軸だと思われる本シリーズでは、星矢の胸に刺さるハーデスの剣はまだ消滅していない)


なのでこの2人の復活は今のところないんじゃないかなと思われます。


では、一体誰が氷河からバトンを受け取るのか。


ついにライオネット蛮にスポットが当たる日が来るのか⁉︎


ユニコーン邪武だと、転生した姿とは言え大好きお嬢様を前にして冷静でいられないかもしれないしなあ。


乗馬の練習相手になるのかもしれないけど。


今回はこの辺で。


いつかまたここで会いましょう。


氷河が復活したことでナターシャちゃんとの感動の再会もあるのか期待してしまう次回へ続きます!