
怪鳥ラプラスが見下ろす天空の小島にて、ザ・マンはバッファローマンへ何を語るのか?
どーも、たけGです。
マグネットパワーで作り出されたアバターのビッグ・ザ・武道。
ネプチューンマンと武道、ヘル・ミッショネルズによる最大のツープラトン技、クロスボンバーがパピヨンマンに炸裂する。
剥がされるパピヨンマンのマスク、そしてそのままリングへ崩れ落ちる!
ナンバーワーーーン!
おいおいおい、ネプチューンマン勝っちゃったよ!
という衝撃の余韻を残したまま、舞台は天空の小島へ。
ザ・ワンがバッファローマンへ、この天空の小島にまつわる秘密を語り始める!
と、いうのが前回のお話でした。
今回はザ・ワンによるバッファローマンへの歴史授業の回。
ザ・ワンはバッファローマンへ一体何を語ったのか?
その内容について、ネタバレに配慮することなく書いております!
いつものように未読の方はご注意を!
まず本編を読みましょう!
あと、今回もまた少し毒吐いてます。
いつまで引きずってるねん!ってお叱り受けそうですが、ウォーズマンについての引きずりは週刊少年ジャンプ連載時の旧シリーズから年季が入った筋金入りですからね。
ちょっとこのショックからはなかなか抜け出せないですよ。
ですが別の考えの方からしたら、とてもお見苦しい内容書いているかもしれないので、この点もご注意ください。
あくまでウォーズマンという超人を昔から推している、僕個人の感想だという事を受け止めていただいたら幸いです。
【週に一度のお楽しみ】WEB『キン肉マン』第494話 は只今更新されました、無料ですので是非ご一読ください。https://t.co/2pjzH3iEjl #週プレ #キン肉マン #WEBキン肉マン #大人も子供も女性もみなさん大好きキン肉マン— ゆでたまご嶋田 (@yude_shimada) June 1, 2025
愛鳥ラプちゃん、もとい怪鳥ラプラスが睥睨する天空の小島。
ロビンマスクとアシュラマンはそれぞれ、ザ・ワンがいうところの時間稼ぎに出向いた後でしょうか。
この地に2人(+1羽)だけで残ったバッファローマンとザ・ワン。
ワン先生、個別授業でバッファくんへこの地の由来を講義します。
まあでも何が語られるのか大体わかるでしょ。
ラプちゃんが羽を休めて見下ろしている1ページ目のこの島の全景を見てみてください。
先端に2本の角のような断崖が切り出されているでしょ?
アリステラたちの母星であるオメガの星にも一目でわかるΩマークがデデーンとあったじゃないですか。
宇宙船だってΩマークで非常にわかりやすかったでしょ。
こんなわかりやすい描写をしてるってのはアレですよ。
この角状の形の崖から想起されるのは、バッファローマンの角!
これは非常にわかりやすい!
ここは今はバッファローマン1人を残して絶滅してしまったバッファロー一族、その王家が暮らしていた土地なんですよ。
ラプちゃんが鎮座しているこの神殿のような建物は、キン肉族のマッスルガム宮殿のようなもの。
思い返せばバッファロー一族を生み出したのはザ・ワンその人ですから最初に王と認めた者にこの小島を分け与えたのでしょうね。
自分が作り、そして滅ぼしたバッファロー一族。
今は無人となったバッファロー一族の故郷へ最後の1人を案内したわけですか。
なかなか感慨深い、過去から現在へと繋がる話じゃあないですか。
ザ・ワンの、贖罪の意味もあるのかもですね。
心の準備は出来ました。
驚くことはないですよ。
バッファローマンと一緒に、講義を受けるとしましょう。
ワン先生曰く
この島はかつて太古にザ・マンが後に完璧超人始祖と呼ばれることになる超人たちを、最初に集めた場所なのだ!
完璧超人…始祖だと!
全然違ったしーーーーっ!
予想考察外しにおいて右に出るものはいない、たけGさん。
今週もフルスロットルで外してきましたよ!
なになに?
誰もそんな想像しないような、テキトーな考察してんじゃねーよ
そんな的外れなこと言ってんの、お前だけだよ!
ですって?
心外な!
ここにももう1人おられますぞ!
ぼっ、ぼっ、僕らは予想外し探偵団♪
勇気りんりん、るりの色〜♪
話はザ・マンがかつて慈悲の神と呼ばれていた頃。
地上の超人たちを皆殺しだべ〜
と、カピラリア七光線を照射して超人の殲滅を図った時、慈悲の神が神の座を降りてまで選ばれた超人を救うことを主張。
その決意を見せられた調和の神サマ。
慈悲の神の下天に併せて天界の小島1つをプレゼントした。
その島にはカピラリアの被害が及ばぬことを確約して。
つまりは神の座を降りた際の退職金みたいなもんかな?
しかし下天するザ・マンちゃん。
背景の集中線が糸に見えてしまって、吊り下げられているようにも見えませんか?
なんだろ?
こんな風景、どこかで見たぞ?
そうだ!
知性の神が、ホレ、この通り!と仲間たちに晒した、吊り下げられたネプチューン・キングみたいじゃないですか!
武道繋がり、グロロロロロ〜
この地に10人の超人を匿い、そしてザ・マンが直接稽古をつけた。
ともあれ、ザ・マンと始祖たちが最初に集ったのがこの地、この神殿!
バッファローマンが敬愛する悪魔将軍、ゴールドマンも最初はこの地でザ・マンの特訓を受け、強くなった。
そんな特別な地で、今度はザ・ワンがバッファローマンへ特訓を行う。
そのプログラムの名は、
ストロンゲスト・サーガ!
言葉の意味はわからんが、とにかくすごい自信だ!
いやまあストロンゲストはストロングの最上級ということで、サーガは神話。
強すぎる神話と題されたこの特訓メニューとは?
そして、その特別な場所へバッファローマンへ特訓をつけようというザ・ワン。
ザ・マンにとってゴールドマンやシルバーマンがどれほど大きな存在であるか。
そしてザ・ワンにとってバッファローマンがそういう立場となっている。
そのことを忘れずに修行に励め
これはバッファローマンならずとも奮起しちゃいますねえ。
自然に笑みが浮かびます。
かなり野望に満ちた笑いですが、強くなれるための覚悟の笑いともとれますね。
いい表情になった
その顔をそのように評したザ・ワンは扉を開けてバッファローマンを誘い、神殿の奥へと入っていく。
次に出てくる時、どれくらい強くなって出てくるのでしょうか。
精神と時の部屋での修行を終えた孫父子ぐらいに強くなって戻ってくるのかも。
天パが金髪になってたりして。
バッファちゃんが不良になっちまっただー!
今回はここで終わりかな?
と思ったら続きがあった!
舞台はスリランカはシーギリヤロック。
エンデマンの硬そうな頭をガツーン!ガッ、ガツーン!とナックルパートで殴り続けるテリーマン。
近くのモニターではネプチューンマンの勝利が映し出されてます。
その光景は五大刻のエンデマンの目にも入ります。
あの蝶々野郎、えらそうな口ばかり叩いていたくせに、
五大刻の恥を晒しおって
常に尊大な物言いばかりしていたパピヨンマン。
仲間に対してもそうだったのかも。
いつも天上天下唯我独尊、仲間たちとの実生活でもブレてなかったわけですか。
しかしこのエンデマンの仲間への評価、前回にパピヨンマンが惨敗したのも合わせて五大刻の矮小化に加速をかけている気がします。
先のザ・ワンの話で出てきた完璧超人始祖たちを改めて見る限り、五大刻は始祖には全然及ばない存在に見えてきましたよ。
そんな、仲間を労る様子も見られないエンデマンへ、人一倍仲間重いなテリーの怒りを誘います。
次はお前が、ああなる番だーっ!
更にガツンと強烈な一撃!
エンデマンの顔って結構硬そうなのに、テリーの拳は大丈夫なんでしょうか?
その一撃でエンデマンがダウン。
上空のスカイマンも思わず
よしっ!
と拳を握ります。
解説者は中立の立場でなければならないので…
ちゃんと仕事してね。
思えばスカル・ボーズさんが一番、中立の立場で仕事してたなあ。
テリーマンは、モニター越しにもう一つの戦場、盟友キン肉マンへ声をかけます。
ヘイ!見たかキン肉マン!
ネプチューンマンがやってくれたぞ!
キン肉マンもその声に応えます。
ああ、見ておったとも!さすがだのう!
お前と共に挑んだヤツとの闘いを思い出せずにはおれんかったわい!
五大刻相手に闘いながらしっかりと観戦してるなんて余裕ありすぎでしょ。
でもネプチューンマンとパピヨンマンが戦ってる間、ずっとヘッドロックしてたってことはエクサベーターもキン肉マンに絞められながら観戦してたんですかね。
エンデマンも殴られながら観戦してたようだし。
やりながら見るのとやられながら見るのは、どっちが余裕あるのでしょうか。
まさか失神してないよな、エクサの旦那!
さあテリーがここで話を繋げるのですが…
すいません、ここでまたちょっと愚痴吐きます。
愚痴とは言ってもウォーズマンのことだけでなく、それとともに今回のシリーズの根幹にも関わるんじゃないかと思ってたことからの思いでもありますが、気を悪くされたらすいません。
テリーが語ったのは、
そうさ!ヤツが道を示してくれた!
これでハッキリわかったことは、“五大刻”とて磐石じゃない!
つけ入るスキはある!
このセリフ。
やっぱりこれは、ネプチューンマンではなくウォーズマンが勝ってこそ響くセリフであったと思うんですよ。
すいません、ネプチューンマン、というか、今回の勝ち方のネプチューンマンだとあまり響かない。
と、言うのもネプチューンマンが勝ったのはマグネットパワーによるブーストです。
それは完璧超人始祖シルバーマンが、頼るべきではない邪道であると言った力であり、何よりもそれこそマシンガンズの2人があってはならない力として命がけで封印した力。
その力で勝ったネプチューンマンが道を示し、五大刻につけ入るスキを見出した、というのは、
邪道でもなんでもいいから使えるものを使えばつけ入るスキがある
と宣言しているようなもんじゃないですか?
すっごい、しっくりこない。
それよりもウォーズマンが、対戦相手の事を思う友情パワーを放り絞ってペシミマンを倒してその心を溶かし、わかりあう方がしっくり来たと思うんです。
キン肉王族の力を発揮したネメシスも敗れ、ネプチューンマンもマグネットパワーを駆使してまで勝てない。
相手に勝つ事が全てな完璧超人たちが、持てる力を全て出しても敵わなかったような時間超人五大刻を、友情パワーを最大限にまで発揮したウォーズマンが勝って、そしてわかりあう。
正義超人として、わかりあう闘いをすることこそが、絶望的な強さを持つ五大刻につけ入るスキになるべきだったと思うんですけどねえ。
そしてそれこそが、ロビンマスクから正義超人軍のリーダーとしての役割を受け継いだウォーズマンだからこそ行うべき、正義超人の仲間たちへ指し示す道となったはずなんですよ。
それがネプチューンマンのマグネットパワーによる圧勝だなんて違くない?
それならば、マグネットパワーではパピヨンマンに及ばなかったネプチューンマンが友情パワーを発揮して逆転してくれた方がまだ良かった。
過ぎた事をいつまでも言っても仕方ないし、覆らないこともわかっちゃいるんですが、吐き出さざるを得ないんですよ。
吐き出さないと、忌まわしきウメーウメー事件の時のように『キン肉マン』と言う作品そのものから心が離れてしまいそう。
ホント、今回のテリーのセリフを見てまたモンモンとしちゃいました。
仲間の勝利に歓喜するテリーは、それがテリーなんだから全然悪くないんですけどね。
あとモンモンと言ってもおサルさんのことではないですよ。
え?知らない?
ひょっとしてこの漫画、◯◯◯ねーんじゃねえの?
オレは好きだぜ?
ま、まあ愚痴愚痴言っても始まらないので進めましょうか。
テリーの言葉はちょっとしっくり来ませんでしたが(繰り返しますがテリーが悪いのではなく、そのセリフの背景がしっくり来ないんです)、キン肉マンもその言葉に力をもらいます。
場所こそ違うがお前と一緒に闘っていると思うと、私も非常に心強い!
確かに言われてみればこのシチュエーションは珍しいですね。
同時に始まる団体戦で、この2人が別々の場所で同時に闘っているのは今までなかったのでは?
7人の悪魔超人戦もウォーズマンの体内リングでの悪魔騎士戦も、完璧超人たちとの団体戦においてもマシンガンズの2人が一緒のタイミングでリングに立つことはなく、どちらかは観戦しているというのが常でした。
タッグマッチを除いてこの2人が同じタイミングで戦ってるのってこれが初めてじゃない?
そして今キン肉マンのそばにいるのはテリーマンではない、もう1人、この上なく心強いな仲間が!
エクサベーターをヘッドロックの姿勢からバックドロップへ切り返すキン肉マン。そこへ上空からエクサベーターの喉元へフライングニードロップを敢行!
まずはマッスルブラザーズ3がツープラトンを決めた!
今回はキン肉マン第494話の感想でした。
いやあ、すいませんね!
引き続き毒を吐いてしまってすいません。
ウォーズマンショックから引き続きの前回のネプチューンマンのマグネットパワーによる圧勝で、どうにも今のこのシリーズの見方がわからなくなってしまって。
当初は、完璧超人始祖編をも超える壮大な物語になる事を想像してたんですけど、前回のネプチューンマンの勝利でそれが大きくブレてしいました。
で、今回ザ・ワンが語った内容。
ザ・マンと完璧超人始祖たちとそれにまつわるエピソード。
それを見て思ったのが、やっぱり完璧超人始祖の存在は特別で、五大刻はそこには及ばないなあと思った次第です。
それだけ、パピヨンマンの負け方はショックすぎました。
残るエンデマンもエクサベーターも、以前に思ってたほどの脅威には感じなくなりましたし。
サイコマンとの繋がりがあると思われるファナティックだけは不気味さがありますけどね。
ただまあこれはウォーズマンの敗北から引きずり続けている僕の勝手な失望感から来ているもの。
実はこのあと完璧超人始祖編に劣らぬ壮大な物語をゆでたまご先生が構想してくださっている事に微かな期待を抱きながら読み続けます。
ペシミマンと再戦するような形で、これまで報われない展開が続きすぎてるウォーズマンへの救済があることを信じて。
あと、繰り返しですがこれは僕の完全に個人的な思いです。
他にもいろんな思いでこの作品を読んでいる人がいると思います。
僕と同じようにウォーズマンがあんな形で敗れたショックから立ち直れないという人も多いでしょう。
ネプチューンマンがマグネットパワーで勝ったのが最高!という人も多いでしょう。
ウォーズマン以上に自分の推しの超人が登場すらせず、モンモンとしている方もおられるでしょう。
おサルさんの漫画じゃないよ!(しつこい)
たくさんの人が読んでいるのだから、違う考えの人たちがいて当然。
願わくば、自分とは違う思いで作品を読んで感想を語っている人の事を批判せず、争わず、それぞれの視点で『キン肉マン』という作品を愛していければと思います。
すいません、いつまでもウォーズマンの事を引きずって発信している僕のことかな?と思うような指摘も目にしてしまったので。
(いやまあ僕の記事にそんな影響力があるとも思えないので、単なる被害妄想でしょう)
それも一つの考え方、と思うようにしていますが…
『キン肉マン』のテーマは友情。
属性の異なる超人たちが、わかりあって成長していく物語。
それぞれの楽しみ方や視点で、大好きな『キン肉マン』という作品を、超人たちを愛でていきましょう。
今回はこの辺で。
いつかまたここで会いましょう。
とりあえず、今後はできるだけ毒は吐かずにマッスルブラザーズ3やテリーマンの試合だけに注目していきたい次回に続きます!



リンク
リンク
リンク
リンク
リンク
リンク
リンク
リンク
リンク
リンク
リンク
リンク
リンク
コメント