
3代目キン肉マングレート、その正体はいったい何者⁉︎
あっ、ファイティングコンピュータかもしれない人は出てきません。
どーも、たけGです。
バッファローマンがザ・ワンから伝えられた真実。
これから始まるザ・ワン先生直々の修行プログラム、ストロンゲスト・サーガの舞台となるこの小島は、かつてザ・マンがゴールドマンやシルバーマンら後の完璧超人始祖と呼ばれる事になる10人の弟子を鍛え上げた場所だった!
そんな特別な場所でバッファローマンをマンツーマンで期待上げることの意味、期待値。
その大きさにバッファローマンも笑みを隠せない。
一方、地上では五大刻との戦いが進行中。
五大刻・エクサベーターへマッスルブラザーズ3が先制のツープラトンを決める!
と、いうのが前回のお話でした。
今回はマッスルブラザーズ3とインダストリアル・レボリューションズのタッグマッチが本格的にスタート。
特に大きなネタバレに繋がるような内容はないと思いますが…
試合の展開などはやはりまず本編を読んでからの方がより楽しめると思います。
なので今回も未読の方はご注意を!
まず本編を読みましょう!
マッスルブラザーズⅢ vs. インダストリアルレボリューションズのタッグマッチの一戦。
コンビとしての先制打はマッスルブラザーズⅢ!
キン肉マンがエクサベーターへバックドロップを仕掛けてすぐにパートナーのグレートが地獄の断頭台喉元へのニードロップを決めた!
キン肉マンがその流れを口頭で指示をしたわけではなく。
アイコンタクトで目配せをし、グレートも無言でそれに応えた!
目と目で通じ合う
そういう仲に…
すでになってますね!
言えないのよ〜
なんてことはこの2人には既になさそうです。
いや、グレート3はその正体を
言えないのよ〜
ですけども。
目配せだけで、よく私の意図がわかったな!
と、感心するキン肉マンへ正体を、言えないのよ〜、なグレート3。
アンタはオレのことをよく知らないだろうが、オレはアンタのことならなんだって知っている!
気持ち悪いと思われるかもしれないがな!
グレート3はキン肉マンの事ならなんでも知っている。
一方で、(今の)キン肉マンが自分の事は何も知らないであろうという事もわかっている。
グレート3とは一体何者なのか?
どうしてもこの背景についてネタバレになるかもしれない事を書きそうなので、このセリフからの考察については後半のまとめで書こうと思います。
まずはお話を進めていきましょう。
グレート3の、
気持ち悪いかもしれないけど、オレはアンタの事ならなんでも知っている
という、ストーカー告白のような発言に対しても、むしろ感心しているとして信頼が揺らいでない様子のキン肉マン。
マッスルブラザーズとしての試合の序盤でこの好調なスタートって、実は初めてなのでは?
プリンス・カメハメが正体だった初代グレートと組んだ最初の試合の序盤では、師匠であるカメハメに対する気負いや、新スタートしてデビューを飾った初代グレートに対するジェラシーの気持ちなどから、気持ちが空回りして上手くコンビネーションを築けない場面が見られてました。
2代目のテリーは初代のカメハメに対するプレッシャーで上手く試合運びが出来ていませんでした。
(Ⅱ世の話になりますが3代目のカオスも、ほんの少しの間4代目となったケビンも、序盤は上手く試合を組み立てられてませんでしたね)
対して最初から息の合ったコンビネーションを見せるマッスルブラザーズⅢの2人。
グレート3の中身の人物の実力と自信が確かなものであるという事もあるでしょうが、キン肉マンがこれまでの経験から築き上げてきた眼力が、グレート3という正体もわからない人物へ確固たる信頼を持てていることの表れだと思います。
そんな2人のやり取りを、ただのんびり見せられるわけには行かないエクサベーター。
グレートをリング外に放り投げ、キン肉マンも右手のショベルで投げようとしますが…
掴むことが出来ないショベルだからか、キン肉マンは投げられる前に脱出。
そのままドロップキックで反撃。
着地したあと続けて2発目のドロップキックを放つも、エクサベーターはそれをかわし、右手のショベルでキン肉マンをリングに叩きつける!
実況アナがこの様子を、
ショベルでキン肉マンをハエのように叩きつけたーっ!
と表現しますが、このショベルの掬う側の隙間が空いている方で叩きつけてるので、ハエを叩くのはきっと無理だと思う。
しかしハエと違って、叩きつけられたキン肉マンはリング上で悶絶。
エクサベーター、そこからキン肉マンをショベルで掬い上げて、コーナーポストへ放り投げた!
エクサベーター、動作の一つひとつがまさに重機そのもので、好きな人にはたまらんムーブでしょう。
ダメージを受けるもキン肉マン、グレートへ合図を送る。
グレート、あれだ!
あれとしか言わないのにキン肉マンの意図を、よっしゃ!と汲み取るグレート3。
もはや完全に阿吽の呼吸。
ロープ上に飛び乗ったグレート3の足をロープごとひっぱり、その反動でグレート3を撃ち出した!
マッスル火玉弾ーーーっ!
これは懐かしい!
はぐれ悪魔超人コンビのツープラトン技、阿修羅火玉弾を試合中にラーニングしてアレンジしたツープラトン技!
撃ち合いになった時にオリジナルの阿修羅火玉弾を上回ったその威力は、五大刻エクサベーターに通用するのか?
エクサベーターは自慢のショベルでもって打ち返そうとするものの、マッスル火玉弾の方がその動きよりも早く、エクサベーターのみぞおちに着弾!
グレート3、そのままよろめくエクサベーターへ追撃のミドルキックを放つも、それはかわされ空を切る。
しかしグレート3は追撃の手を緩めず、バク宙してのマーシャルアーツキックをお見舞いする。
今度はかわせないエクサベーター、脳天直撃セガサターン!
額をザクっと切られ、「ザクッ!」と悶絶。
追い込まれてピンチのパートナーへガストマンが手を伸ばす。
旦那ーーーっ!
やっと出番が来ました、新参者ガストマン。
この試合、旦那で通していくのでしょうか。
ガテン系気質なエクサベーターなんだから、旦那、よりも親方の方がしっくりきそうな気もします。
グレート!お前の好きにはさせん!
と、マッスル火玉弾に対抗するが如く、一人でロープの反動を利用してガスト火玉弾(言ってません)を射出!
しかしグレート3は迫るガストマンを延髄斬りで迎撃!
ガストマンは身を捩らせてその蹴り技をかわすも、それはグレート3のフェイント!
本命のローリングソバットをガストマンの顔面へ叩き込んだ!
流れるような足技の連続。
初代キン肉マングレートを思わせる流れで次回へ!
今回はキン肉マン第495話の感想でした。
今回はグレート3の主役回でしたね。
キン肉マングレート3、その正体は「キン肉マンⅡ世」の世界とリンクする“彼”なのではないかと思われますが、今回のグレート3の足技中心のムーブは、プリンス・カメハメがその正体だった初代グレートを思わせるものでした。
エクサベーターからガストマンと続けて華麗な蹴り技で翻弄するその姿は、初登場時に一人で四次元殺法コンビを翻弄していた初代グレートの姿が重なります。
初代グレート、プリンス・カメハメは老齢だったためスタミナ不足が弱点でありその強さを長時間持続出来ませんでしたが、グレート3の正体が“彼”であるならばカメハメと違って若いはずなのでスタミナについては心配なさそうです。
そのグレート3の正体についてですが、未だキン肉マンへ明かせない状態。
その上でキン肉マンはグレート3の事を信頼しきっている様子です。
グレート3が今回話した気になるセリフ。
アンタはオレの事をよく知らないだろうが、オレはアンタの事ならなんでも知っている。
一体彼は何者なのか。
ちょっと、ここからネタバレ用語が出てきます。
語る考察はいつものように的外れな内容かもしれませんが、その背景を語るにあたって“彼”についてのネタバレ挟んでいきますのでご注意を!
知りたくないという方は引き返してくださいね。
3代目となる、髪の毛を露出したキン肉マングレートの正体。
見た目はキン肉マンⅡ世に登場した3代目グレートそのものです。
同じ3代目グレートの名前と姿でも、時系列的には異なる2人。
その中身はいったい誰なのか。
おそらくそれは、この刻の神シリーズ開始の時に少しだけ現れた存在。
後ろ姿だけ出てきた謎の超人。
しかしⅡ世の究極の超人タッグ編を見ていた方ならすぐにわかった事でしょう。
“彼”はいったい何者なのか。
いや、彼彼カレー言ってても回りくどすぎるし、キン肉マンを長く読んでいる方ならもうあの後ろ姿が誰なのかわかってると思うので、もう言っちゃいますね。
いや、知りたくないよ!って人は、ここで引き返してくださいね。
WARNING!
ネタバレ注意!
(と、言いながら実はこの予想が外れていて全然別人な可能性もないわけではないのですが)
よろしいでしょうか?
あの後ろ姿だけ見せた超人は、カオスであると。
そう、カオスそのものの後ろ姿。
カオスはⅡ世において登場したキャラクターですが、カオスという存在が生きていたのはキン肉マンの息子である万太郎らが生きている未来の世界ではなく、キン肉マンやテリーマンと同じ時代に生きていました。
万太郎らが過去の夢の超人タッグ編が行われていた時代にタイムリープしてきた先で出会っているのです。
Ⅱ世流の表現で言えば、カオスは新世代超人ではなく、キン肉マンらレジェンドと呼ばれる旧世代超人たちと同じ時代に生きていた超人なんですよね。
(一方で、生まれた時代は違うのですが、この辺まで語り始めると長くなるので省略)
なので、今のこの時代のどこかにカオスという超人がいても、実は時系列的には不思議ではないのです。
個人的には今のキン肉マンは、連載されていたⅡ世の世界には繋がらないと思う派なので、このカオスは究極の超人タッグ編で命を落とすことになったカオスと同じ存在だけど別次元のキャラクターではないかと予想しています。
いつもの当たらぬ予想ではありますが。
では、この時間軸のカオスは一体どこの何者で誰と繋がっているのか?
そもそもグレート3のマスク被ってる人が、あの後ろ姿の彼ではないかもしれないじゃないか!
なんて可能性もなくはないかもしれませんが、僕はその可能性はゼロとして考えていきたいと思います。
予想1・この時間軸に生きてきたカオスという一超人である。
キン肉マンとは面識がないけど、キン肉マンのことはよく知っている超人。
Ⅱ世の時間軸でのカオスは熱狂的な超人オタクでもありました。
ご本人達が引いてしまうほどの知識を持ち合わせるほどに、超人達の事に精通していました。
なのでこの時間軸のカオスも熱狂的な超人オタクであり、だからこそスーパーヒーローであるキン肉マンについても知らぬことはないと断言できるほどの情報を持ち合わせているということなのかも。
アンタはオレの事をよく知らないだろうが、オレはアンタの事ならなんでも知っている!
現実でも、プロスポーツ選手やアイドルのオタクの人でもそんな人は多いと思います。
でも、それだけだとしっくり来ない。
それだけだったらやっぱり物語が盛り上がらないように思います。
予想2・「Ⅱ世」ではない、今の「キン肉マン」から先の未来からやってきたカオスである。
気になってくるのは以前に出てきたグレート3の告白。
ある人物の代わりにこの場へやってきた!
グレート3の言うある人物とは、キン肉マンのことを誰よりも尊敬してやまない人物。
安易に考えると、このある人物とはキン肉マンの息子、キン肉万太郎なのではないかと思い当たります。
そしてカオスがやはり時間超人であるならば、この世界の先の未来で誕生する万太郎と同じ世界で生きている彼が魔時角を折ってタイムリープして未来からやってきたのではないかと思うのですよ。
それだと、先に話したカオスは元々キン肉マンと同世代の超人であるとい考察が根本から崩れますが、今のキン肉マンの時間軸のカオスは未来に生きていた超人なのかもしれません。
安易な考えではありますが、では予想1に戻ったとして誰がカオスに自分の代わりを託したと言うのか。
この世界においてキン肉マンの事を尊敬してやまない、未登場の人物が他にいるか?
いや、1人(1匹?)いた!

キン肉マンの事を愛してやまない、某怪獣さんからお願いされてこの場に駆けつけているのかも。
某怪獣さんはきっと、この時間軸のガキんちょハウスのシスターになってるんですよ。
そしてグレート3が自分のことだけでなく、依頼人の正体も明かせない理由は…
きっと、某怪獣さんは愛するキン肉マンの幸せな家庭を壊したくないのですよ。
Ⅱ世におけるマリしゃんのような心境なのですよ。
自分の愛は届かずとも、愛する人が幸せであればそれでいい。
愛って、耐える事なのだから。
何を大真面目に考察しとるんだお前は。
真面目に考え直すとしたら、このグレート3の中のカオスはやはりⅡ世のカオスと同一人物かも、みたいな考え方も出来ますか。
これが予想3。
Ⅱ世の最後、死んだと思われているカオスが実は生きているのでは?みたいな描写も描かれてましたから。
ですが、そうなると今のキン肉マンの時間軸とⅡ世の時間軸が繋がってしまいますよね…
個人的には、今のキン肉マンの世界とⅡ世の世界が繋がってほしくないとは言え、Ⅱ世の世界を黒歴史的になかった事にはしたくないんですよね。
でも只のパラレルワールド的な扱いにもしてほしくない。
それじゃあどう考えるんだと言うと、今のキン肉マンから続く未来と、Ⅱ世の未来は別々に存在する並行世界のようなものだと思ってます。
王位争奪戦後、大きな争いなく進んだ未来がⅡ世の世界。
完璧超人無量大数軍が来襲して以来、継続して大きな争いが勃発している今のキン肉マンの世界。
どちらも並行して存在している世界だと考えます。
その並行しているⅡ世の世界から次元を飛び越えてやってきたカオスが、こちらの世界の超人界の危機的状況を知ってこの地へ駆けつけた。
親友である万太郎の父親、キン肉マンを救うために。
そんな可能性もあるのではないかなあとも思いますね。
後ろ姿だけ見せたカオスが、
今度こそ約束を果たす。
と言ってたのは、Ⅱ世の世界では

予想3のイメージ。
まあ生きていたかもしれないカオスはその後のⅡ世の世界での間隙の救世主になっているかもしれないですから、この予想もなんとも…。
まあ例によってハズレ予想ばかりしてる僕のことなんで、今回挙げたどの可能性も全て外れてると思うのですが。
グレート3の正体について考えるのは、とても楽しいものです。
今回はこの辺で。
いつかまたここで会いましょう。
並行世界が存在するのなら!
ウォーズマンがロビンマスクやバッファローマンのように準主役級に大活躍して、そしてビビンバとくっつく世界があってもいいじゃないか!
と、結局は考えてしまう次回へ続きます!



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