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3代目キン肉マングレート、時間超人ガストマン、共に今回がデビュー戦。


2人の新人のデビュー戦は、明暗分かれてしまうのだろうか。


エクサの旦那もデビュー戦じゃね?とか言ってはいけない。


どーも、たけGです。


五大刻との団体対抗戦、3戦目はマッスルブラザーズⅢ vs. インダストリアルレボリューションズのタッグマッチ!

まずはマッスルブラザーズが連携を続けて五大刻エクサベーターを攻めたてる!

パートナーである旦那のピンチに新人ガストマンがスイッチ。

グレート3の勢いを止めようとするも、グレート3は初代グレート、カメハメを思わせる華麗な足技の連続でガストマンを迎撃した!


と、いうのが前回のお話でした!




今回もグレート3が様々に魅せつけてくれます。

まだその正体に繋がるような、ネタバレになるような内容はありませんが、グレート3のその戦いぶりをまず見て欲しいものです。


なので今回も未読の方はご注意を!


まず本編を読みましょう!





単行本待ちの方もご注意を!




初代グレート、プリンス・カメハメを彷彿とさせる華麗なる足技を魅せる3代目キン肉マン・グレート。


しかしガストマンも今回がデビュー戦。

グレート3ばかりに見せ場を持っていかれるわけにはいかない!


この試合はオレにとっても大事な一戦なんだからな!


自慢のサーキュレーター噴射で反撃に打って出るガストマン。

タックルからグレート3の左足を捕える。

ドラゴンスクリュー気味に足を捕えたまま錐揉み投げ。

グレート3の左足をロープに絡ませて、動きを封じ上空からニードロップを狙う。


しかしグレート3は慌てず冷静に左足を抜いて対処。

すぐさまガストマンのバックに回ってコーナー最上段から繰り出す大技、


カーフ・ブランディング!


テリーマンの必殺技、仔牛の焼印押し。

それ即ち、2代目キン肉マン・グレートの必殺技!


グレートは勢いそのままにガストマンの髪の毛を掴んで顔面へ荒々しくヘッドバット!


このマスクを着けて闘いに挑む以上、これくらいのことはできないと…


先代に顔向けできねえんだよ!



そのまま続けてナックルパートの連打連打連打!

荒々しい言葉使いそのままのグレート3を見て、実況するアナウンサーも思わず


いった!いった!


グレートがいった〜〜〜っ!



そりゃ言ってしまいますわな。


前回の初代グレートを思わせる華麗な足技から一転、2代目グレートを思わせる荒々しいファイトスタイル。

カメハメとテリーマン、2人の超一流の超人レスラーを完璧に再現(トレース)。

2人の超人のファイトスタイルを、仮面ライダーのフォームチェンジのように瞬時に使い分ける、おそらくはコピー超人と言えばのステカセキングにも出来ぬ芸当。

ステカセはいちいちカセット入れ替えなきゃならんですからね。

まあその分、見た目までトレースできるんですけど。


ともあれ、解説のジェシー・メイビアも思わず息を呑むその才能。


この男…一体何者なんだ⁉︎


目を見張る実況陣の眼下で、グレート3はガストマンに正面から組み付き、その巨体を投げ飛ばす!

上空からリングの硬いマットの上にガストマン、脳天直撃セガサターン!


デビュー戦を華々しく飾りたかったガストマン、哀れこの試合最初のダウンを喫してしまった。

デビュー戦で見せ場を作りたかったのに、対戦相手として引き立て役になることに納得できずスネたデービーボー…謎のマスクマン、ザ・バンピートに試合を壊されてデビュー戦を飾ることが出来なかった、謎のアストロノーツさんを思い出しますガストマン。


誰もこんな例え話はわからないでしょうが。


そんな時間超人期待のルーキーを翻弄するグレート3。

その才能と実力にミートくんも目を見張る。


カメハメに続きテリーマン、かつてグレートとして闘ってきた超人たちの動きを、あれほどまでに見事に再現するには相当の訓練と才能が必要

そんな逸材がなぜここまで世に出ず埋もれていたのか…



まだ中の誰かの属性すらわからぬ状態ですが、状況からしてミートくんの知り得る有名な超人ではない。

宇宙超人委員会のアンテナにも引っかからずに、こんな実力者が存在していたことに目を見張るミートくんですが、キン肉マンが着目したのはそこではなかった。


キン肉マンが驚いたのは最後にガストマンを投げた技。


あれだけはカメハメの動きでもテリーマンの動きではなかった


おそらく、彼自身が持つ本来の動きなのだろう



見た目は特に特徴ある投げ技ではないように見えましたが、キン肉マンには何か特別な動きに見えたようです。


そして、初めて見るはずのその動きを目にして


妙に私の心を打つのだ


どこか優しい表情に、そう、まるで我が子を見るかのような優しい表情でグレート3の勇姿を見つめるキン肉マン。


本当に、グレート3の中身はいったい何者なのか?



今回はキン肉マン第496話の感想でした。


3代目グレートの勢いが止まりませんね!


同じく今回がデビューのガストマンが、当て馬にされているように見えるほどの大活躍のグレート3。

前回は初代グレートを思わせるテクニックを見せ、そして今回は2代目グレートの荒々しいファイトスタイルも見せてくれました。

2人の先代グレートの動きを完璧にコピーするグレート3を見て、解説のジェシー・メイビアもセコンドのミートくんも驚きを隠せません。


その一方でパートナーであるキン肉マンが一番着目したのはグレート3が最後に見せた投げ技。

特に変哲もない裏投げに見えて、どこかオリジナルな特別なモーションには見えませんが、キン肉マンにだけは特別なものに見えた。

それは、他の誰かが見てもわからないようなその動きだったのでしょうか。

その投げ技に特別な何かを感じたというのは。


すごい技だ!


とか、


なんてパワー!


とかではなく、心を打つ技である、と。


そして最後にキン肉マンが見せた、どこか優しそうな表情。

この表情がキン肉マングレート3の正体の何かしらのヒントなのか気になるところです。

まるで親が子を見るかのような表情でした。


そして最後の煽り文、


“魂で感じる確かな絆‼︎”


魂で繋がっている存在ということで、否応なくキン肉マンの息子であるキン肉マン太郎ではないか?と連想させるものになってませんか?

まあ、煽り文については編集の方で付け加えているものであり、物語を盛り上げるためのフェイクである可能性も高いのでそこまで気にする必要はないと思いますが、キン肉マンの表情の方は何か感じるものがありますね。


ここから個人的に想像を巡らせてみるとですね。


未来から来た“彼”は、今より先の未来で、キン肉マンの息子である万太郎のパートナーになっていて、万太郎から絶対の信頼を受けている。

それが時を超えて、初見であるはずのグレート3の動きに信頼を得るに足りるものを見て、なぜかキン肉マン自身にも長年のパートナーであるかののように心を打った。

未来の息子との魂の繋がりが、息子のパートナーであるグレート3が、自分の長年のパートナーのように感じられるほど心に響いたのかもしれません。


一方で、もしかすると万太郎本人なのかも…みたいな匂わせも感じますが、個人的にはその可能性はないかなと予想します。

息子はさすがに出てこないんじゃないかなあ。

出てこれないからこそ、代打として"彼"に依頼したんだろうし。


とは言え、予想外しで有名(?)な僕がそんな事言ったら、これが実現しちゃうかも⁉︎


まあ試合はまだまだ序盤も序盤。

ヒントも少しずつ小出しにされていくと思うので、その都度、予想や考察も修正されていくかと思います。

今後を楽しみにしておきましょう。


今回はこの辺で。


いつかまたここで会いましょう。


グレート3ばっかり注目しているとガストマンが不憫に思えてきたので、そろそろガストマンについてもいろいろと考察してみようかとも思う次回へ続きます!