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インダストリアルレボリューションズのツープラトンの連発の前にグレート3が大ピンチに⁉︎

どーも、たけGです。


初代グレートを思わせる華麗な足技を見せた3代目キン肉マングレート。

かと思えば一転、荒々しいテキサスブロンコ、2代目グレートを思わせるファイトスタイルを展開。


2人の超人レスラーの動きを完コピするその非凡な才能に誰もが舌を巻く中、パートナーであるキン肉マンだけはグレート3本来の動きと思われる投げ技に、何故か心を打たれるのだった。


と、いうのが前回のお話でした!



今回も大きなネタバレになるようなことはないと思いますが…


闘いの展開や個々の技については色々と語っていますので、やはり今回も未読の方はご注意を!


まず本編を読みましょう!



単行本待ちの方もご注意を!




 


誰もが目を見張り、そしてキン肉マンの心を打ったファイトを魅せる3代目キン肉マングレート。

中継されている先での視聴者の視線はきっと3代目グレートに釘付け。


一方で同じく今回がデビューのガストマンなんて誰も見てないか、見ていても憐れみや同情の目で見られてるかもしれない。

数年後のア◯トーークの超人プロレス芸人で、悲劇のマスク超人として紹介されてしまうかもしれない。


そんな現状と、悲しい未来を想像したかガストマン。

サーキュレーターを噴射して、その風圧で立ち上がる!


こんなんで交代できっかよ!


オレは実力をまだ何も見せちゃいねえ!


オレは、オレはまだ…



登場時の自信満々だったイケイケの性格はどこへやら、焦りの表情を見せていますガストマン。

そんなガストマンの気持ちにプレッシャーを与えている元凶と思われるのが、パートナーにして上司に当たる五大刻の強面親方、エクサベーター。


怒りや不満が溢れているかのような不穏な表情でガストマンへ声をかけます。


役立たずの出来そこないめ


とっとと引っ込んでオレと代われ



きっとガストマンは旦那からそう言われると思ったんでしょう。

冷静に考えれば直属の上司とコンビを組んでパートナーとなるって相当のプレッシャーですよね。


上司と営業回りしていて、


旦那!オレに任せてくれ!


と意気揚々とお得意先に乗り込んだものの、上司が見ている目の前で相手先の固いガードの前に自信満々だった営業トークが全て空回り。

背後の上司の視線が怖くて、そりゃ後ろを振り返れません。

きっと怒りの目でオレを見ているに違いない。


ガストマン


旦那のその声掛けは怒りが押し殺されていて、このまま職場へ戻ったらオレは旦那のパートナーから外されて次の新人を旦那は連れていくんだろう。

ガストマンにはそんなふうに聞こえているに違いない。


旦那…(言いたいことは)わかっている…


だが、判断はもう少し待ってくれ!


オレは失敗作なんかじゃねえ


むしろ一刻も早くそのことをアンタに見せたくて…


健気!


意外に健気だガストマン!


上司に認めてほしい!

認められたい!

競争社会で生きる企業戦士、もしくはトップチームに移籍して結果を出そうともがくF1ドライバーのように重いプレッシャーの中で焦りだけが募っていく。

結果が全ての世界で生きているのだから!


しかし意外や意外、エクサの旦那。

焦る若手の肩にそっと手を乗せて、優しい表情で語りかける。


そう功を焦るなガストマン


てっきり手厳しい一言を浴びせられるだろうと思っていたガストマン、驚いて思わず振り向く。

今の今まで怖くて振り向くことができなかった旦那の方へ。


お前の実力は誰よりオレが理解している


お前はオレが生み出したのだから



そんな旦那の信頼の言葉をガストマンはまだ鵜呑みに出来ない。


信頼…してくれるのか?


だって、このまま無能を晒し続けたら、オレは廃棄されちまうんだろ?



結果が全て、勝てば生き残り、負ければ死。

どちらかといえば完璧超人的思想。


生まれたばかりのガストマン。

超人とはなんぞや?みたいな意識の形成で完璧超人的思想を植え付けられたのでしょうか。

醜態を晒せば即廃棄だと。

それとも過去には廃棄された時間超人の失敗作が多くいるのかも。


後ろ向きな気持ちが拭えない新人の心を、解きほぐすかのように諭す旦那。


バカを言え、お前は紛れもなく逸材だ


そうでなければ誰がタッグなど組むものか


それを今からじっくりと証明してやろう


オレたち2人で、無能な旧式どもに、それを崇める世間どもに



これは不安に包まれている新人への激励としては何よりの言葉ですよ。

初めての飛び込み営業で契約を結ぶことが出来ず落ち込む新人へ、同行している営業成績No1の先輩が、


自信を持て、お前には才能がある。


だからこそオレはお前と組んだんだ。


オレたち2人でそれを証明してやろう。



営業成績Np1の先輩から、お前だからオレは組んだんだ、だなんて言われたら、そりゃ奮起しますわな。

しかも、オレたち2人で、ときてるんですよ。

お前は1人じゃない、オレもしっかりサポートしてやるという安心保障付き。

不安に揺れていた新人に、これ以上ない自信と安心感を植え付けたわけですよ。

ガストマン、コワモテなのに実は意外と理想の上司なお方なのかも。


一方でこの後、エクサの旦那から気になる発言が飛び出しました。


証明してやろう、無能な旧式どもに、それを崇める世間に、そして…


から続いての、


オレたち以外の、全ての五大刻どもにもだ!


エクサの旦那が作り出したガストマンがいかに優れた逸材であるか、それを他の五大刻にも証明する。

パピヨンマンが敗れた後のエンデマンの発言からして、そこまで仲良し集団ではないのかもと思っていましたが、意外に五大刻間での競争意識が高いのかもですね。

そしてその競争意識は、それぞれの個々の強さではなく、それぞれが生み出す時間超人の実力、才能を競っているのかも?


五大刻の面々それぞれが世界各地でマグネットパワーを採掘しているのは、新たな時間超人を生み出すため。

そしてそれぞれ五大刻の面々は、


オレの作った時間超人が一番スッゲーんだぜ!


というのを競っているのかもしれないですね。

プラモデルコンテストや、ロボットプログラムコンテストにも似た、自分の作品こそが最高傑作だという思いで競い合っている自慢合戦なのかも。


思えばドミネーターやエル・カイトの2人は、パピヨンマンのお膝元で生み出されていた時間超人だったからパピヨンマンが生み出した時間超人であり、他の4人はパピヨンマンの、


新しいヤツら2人も作ったから、ちょっとオレん家見に来いよ!


という誘いに乗って、見学に来ていたのかもしれませんね。


とりあえず話を進めましょう。


エクサの旦那からアツい信頼の檄を入れられたガストマン。


イエッサーッ!


と力強く応じると、サーキュレーターを噴射。

グレートの体を宙へ舞い上がらせます。

そして理科の実験のように風向きを上手くコントロールしてグレートを地に落とさないように浮かせ続ける。


それを見たエクサの旦那。


さすがアナタは出来るコねーっ!


いくわよガストマンーッ!


右腕のショベルでリングマットの岩盤を抉り出し、上空に浮かされているグレートに向かって投げつける!

それを見たガストマン。


任せてーっ!


更にその投げつけられた岩盤へ向けてガストマンがサーキュレーターの風を向ける。

加速度がプラスされた岩盤がグレートを直撃!


ガストマンがグレートを空中へ舞い上げ、そこへエクサの旦那が抉り出した岩盤を投げつけ、ガストマンが風圧を加えて強烈なアタック。

流れるような連携はまさしくインダストリアルレボリューションズのツープラトン。

バレーボールのトス→アタックを思わせるその連携で、バレー部に入部したての期待の新人と、熱血指導している先輩エースを連想しちゃいましたよ。


グレートへの直撃を確認したガストマン。


旦那ーーーっ!


と両手を広げて、旦那の方へ。

そのまま信頼する旦那の胸の中へ飛び込んでいくのかと思いきや、両足をたたみ込んで両腕でしっかりと押さえ、ボール状へとトランスフォーメーション!

そのままお尻から旦那のショベルの中へ、ガポォ!と具合よろしくドッキング。


なんだかお椀の中に綺麗に入り込んだネコみたいで、癒されるにゃあガストマン。

ちょっと可愛く見えてきました。


自分の腕の中にガストマンがすっぽり埋まったのを確認したエクサの旦那。


さすがはオレが生み出した超人


オレのやりたいことがすぐにわかる!



猫のように丸まっているガストニャンを無慈悲に投げるエクサの旦那!


インダストリアル バディ スローイング!


直訳すると、


工業的に相棒を投げてます!


というところでしょうか。

なんとド直球なネーミング!


っていうか、この技、某師弟のツープラトン技を思い出しません?

チームリーダーである師匠が無慈悲に弟子を相手に向かって放り投げる。

弟子サイドの薄幸ぶりも、なんだか被って見えてきました…


あれ?なんだかガストマンを応援したい気持ちが強くなってきましたよ!


放り投げられたガストマン、その勢いのままグレートの鳩尾あたりに強烈なキックを見舞います。

ダメージを被ったグレートはバランスを崩して落下。

そのグレートを背後からガストマンが捉えてドラゴンスープレックス気味の体勢でリング上へ!


スナイパーガストスープレックス!


グレートの後頭部を岩盤のリング上へ脳天直撃セガサターン!


これは強烈な一撃だ!


今回はキン肉マン第497話の感想でした。


前回、グレート3の引き立て役に当てがわれた感のあったガストマンの汚名挽回の回でしたね。

醜態を気にして焦りも見られる彼を励ます、エクサの旦那の良い上司っぷりも見られました。


そしていわゆる弟子キャラに当たるガストマン、前回の不遇っぷり、師匠でにあたる旦那との関係性など、個人的にはあの人が重なって見えたのですよ。


そう、それは僕の一推しの超人にして、アイドル超人界随一の不遇っぷりを見せられ続けているロボ超人。


ウォーズマン。


ひとまずは直近のあんまりな扱いは忘れようと思ってはいるのですが、こんな形でフラッシュバックしてきました。


で、今回エクサの旦那が、ガストマンの逸材っぷりを他の五大刻にも見せつけてやろう!と発言しましたが、今後、他の五大刻も“オレの作った時間超人”を生み出してくる可能性が見えてきましたね。

それが全て今回のように全てがタッグマッチに繋がるかどうかはわかりませんが、既に五大刻では一角が欠けた一方で、マン陣営、ワン陣営に超人たちがまだまだいる以上、新たな時間超人たちが生み出されてくることは確実でしょう。


で、ウォーズマンですが、ペシミマンに敗れた後でネメシスのように回収されてしまっている可能性もあって、新たな時間超人の素材にされてしまう…


と、考えてもしまいますが、ペシミマンとの関係性を考えるとそれはあまり考えたくないところなんですよ。

まあ個人的な願望ではありますが。


そこであくまで個人的な願望で続けるならば…


このあとは完全にウォーズマン推しの超個人的妄想かつ暴走であり、予想でも考察でもなんでもありません。

ここで読むのをやめてもらっても、今後の話の行方になんら影響するような内容ではないと思うので構いません。

それでも、たけGさんの妄想的暴走を読んでみたいよ!って人だけ、お付き合いください。



妄想スタート!



ペシミマンとの対戦後、師匠であるロビンマスクが現れてウォーズマンを回収。

ペシミマンが、次の相手はお前か、と言うとロビンはウォーズマンが傷が癒えた後の再戦を告げて弟子を抱えてその場を去る。


残されたペシミマンは己の役割に従って新たな時間超人を生み出す。

世界を破滅させるための、強力な時間超人を。


その後色々とありましてペシミマンとその新超人コンビと、ウォーズマンとロビンマスクの新生超人師弟コンビで対戦することが確定。


ここでロビンが新生であると強調したのは、チームリーダーは自分ではなくウォーズマンが担うということ。


躊躇するウォーズマンへ、


お前は私に代わって正義超人のリーダーになったはず。

今回のタッグもお前がリーダーとして戦うべき。

それにもともと私はチームリーダー向きではない。

自分の感情を優先してしまうことがある。

だからヘルミッショネルズにも敗れ、お前にも迷惑をかけてしまった。

そうなった時には、お前がリーダーとして私を止めるのだウォーズマン!



妄想カット!


はい、例によって僕の誇大妄想であります。

真に受けないでください。


まぁ、ウォーズマンがペシミマンに敗北して以来、この2人の再戦、リベンジマッチを望んでいる僕ですが、一方で、果たしてウォーズマン推しではない人にとって同じ組み合わせの対戦を見たいのだろうか?という思いもあります。


未だ時間超人と対戦していない超人も、ロビンをはじめまだまだいますしね。

今後の展開について、ゆでたまご嶋田先生が気になる発言もしてますし、




ひょっとしたらグレート3の中身と予想される“彼”以外にも、Ⅱ世のキャラが登場するのでは?だなんて想像してしまいます。

ロビンの息子とか、アリサの息子とか、難攻不落の鉄騎兵とか…


あれ?みんな同じ?


まあ一番想像しやすいのはライサンコンビあたりなのですけども


それだけまだ試合を控えている超人が多くいる中で、ウォーズマンにまた同じ超人と戦わせるの?


だなんて思う人も少なくないんじゃないかと思います。


ですが、これが超人師弟コンビとしての再戦ならば!


誰もが納得できるんじゃないか!


と思ったわけですよ。



そして最後はタワー・オブ・バベルで決める!

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パロスペシャルを決める相手はもちろん、敵方のチームリーダーのペシミマン!


これならどうですか?

全キン肉マンファン納得の、ウォーズマンとペシミマンの再戦になりませんか?


っていうか、エクサの旦那の一言でここまで妄想広げるなんて、我ながらどんだけ引きずってんだって話ですけども。


今回はこの辺で。


いつかまたここで会いましょう。


ロビンじゃなくて、まさかのケビンと組む2代目超人師弟コンビでもいいんやで?と更に妄想暴走しながら次回へ続きます!