3DS「鋼鉄帝国 STEEL EMPIRE for 3DS」鋼と蒸気の横スクロールシューティングに熱くなれ!

3DS

熱いッ!

熱すぎるッ!

高温で熱せられた鋼鉄のボディから発せられる熱気のごとく火傷しそうなほどにアツいシューティングゲームがあります。
そのゲームの名前は、

「鋼鉄帝国」

どーも、たけGです。

出会わなかった名作「鋼鉄帝国」

34年前の今日、1992年3月12日、メガドライブで1本のシューティングゲームが発売されました。
そのゲームこそ、「鋼鉄帝国」

パッケージからしてめちゃくちゃ惹かれるゲームなのですが、ワタクシ、たけGさんはメガドライブなるゲーム機を持っていませんでした。
なのでこのゲームについても、

そう言えば聞いたことがある!

程度の知識だったんですよねえ。
あの頃メガドライブ持っていたら絶対に買っていたと思うのですが、あの頃の僕はSFCっ子でしたから…

その後10年近く過ぎて、ゲームボーイアドバンス版が発売されています。

こちらについては発売当時は全く知らず、こんなゲームが出てると知ったのは随分後のことだったので、未だ未プレイです。
ゲームボーイミクロで遊んでみたくもありますが、ちょっと気軽には買えない値段になってるんですよね…

そんな「鋼鉄帝国」というゲームと全くと言っていいほどに縁がなかった僕が出会ったのが、今回のお題、

鋼鉄帝国 STEEL EMPIRE for 3DS

なのです。

巡り会えた「鋼鉄帝国 STEEL EMPIRE for 3DS」

こちらのゲームはNintendo3DSのダウンロード専用タイトルとして販売されていました。

配信当初はGBA版発売時と同じく全く知らなかったのですが、ある日、3DSのストアのセールページを眺めていたら、このゲームが飛び込んできたんです。
それも、864円という驚きの価格で。
画像見ても面白そうだし、メガドライブの隠れた名作として聞いたことのあるこのゲーム。
それが1,000円以下だなんて買うしかないっしょ!

と、迷わずポチッと購入しました。
そしてダウンロードが終了次第、すぐに遊んでみたのですが…

熱い、とにかく熱いゲームでした。
そして実に遊びやすい。
元がメガドラのゲームということで高難度のゲームを想像していましたが、EASYモードだととても遊びやすい難易度で、気持ちよくゲームを楽しめます。
EASYで遊べば、全7ステージ構成で1時間くらいでエンディングまで到達できるんじゃないかな。

EASYで慣れてNORMALで遊べば程よい難易度で楽しむことが出来ます。
さすがにHARD以上だとコンティニューの繰り返しになってしまいますが。
この辺はさすが硬派なゲーム機、メガドライブ発のゲームですね。

でも、このゲームは3DSなので本体を閉じて休憩、パカっと開いて再開が出来るので、ほんの少しのスキマ時間に遊べるのがとてもいい。
この仕様のおかげでHARD以上でも気軽に遊ぶことが出来るんですよねえ。
Switchをはじめとして最近のゲーム機はスリープが簡単なのですが、本体を閉じてスリープ、開いて再開というお手軽さは3DS最大の利点だったと思います。

ま、これは3DSのゲーム全般に言える利点なのですが、スクロールタイプのアクションゲームやシューティングゲームはスキマ時間にちょっと遊ぶには最適のジャンルだと個人的には思いません?。
なので最初のプレイでは一気にクリアしましたが、その後はちょこちょこスキマプレイしながらの全面クリアを楽しんでいました。

「鋼鉄帝国」その熱い世界観に燃ゑる。

さて、このゲームの何が熱いかというとですね。

まずはその世界観が熱いッ!

舞台はおそらく第一次世界大戦前後の1900年代初頭のヨーロッパをモデルにしているんじゃないかと思います。

軍事国家モーターヘッド帝国に立ち向かうシルバーヘッド共和国という、悪の帝国に対抗する共和国軍というわかりやすい構図。
ですが、実在の兵器と違い、架空の兵器が次から次に登場しますが、未来的なSF兵器ではなく、鋼鉄と蒸気のスチームパンクに彩られた兵器群。

自機をはじめとした飛行兵器は全てレシプロ機ですが、飛行機だけでなく飛行船から空中戦艦、浮遊要塞と、「天空の城ラピュタ」や「ハウルの動く城」といった宮崎アニメの世界観を再現しているといったらわかりやすいでしょうか。

設定画で見られるこんな原画とか。

こんな原画とか。

こんな原画も。

実際に「天空の城ラピュタ」の影響はかなり色濃く出ていると思います。
冒険が大好きな少年ゴコロをくすぐる熱い世界観に僕の心はわしづかみにされてしまいました。
精密なドットで描かれたそのグラフィックは、見ているだけで錆びついた臭いがただよってきそうな錯覚さえおこさせてくれます。

BGMも力強いマーチ系の曲が並んでおり、ゲームの世界観に厚みをもたせています。
まさに強大な帝国へ立ち向かう戦士たちを鼓舞するような曲が、ゲームを進める僕の背中を押してくれるんですよねぇ。

「鋼鉄帝国」その世界観を形作る裏設定に燃ゑる!

シューティングゲームでありながら、見事なまでに構築された“映画的”な世界観。

実は、このゲームの物語は、架空の小説を原作として映画化されたものであるという設定があるのです。

演出としてカタカタカタカタ…と流れる映写機の音や、フィルム映画調のオープニング、無声映画の生演奏用と思われるタイトル下部の楽譜など、映画的演出が盛り込まれております。

グラフィック技術が向上し、“映画的”なゲームと呼ばれるタイトルが珍しくなくなった昨今ですが、このゲームで表現されている演出もまた、“映画的”と呼ぶにふさわしいもので、エンジンがフル稼働したあとのカウリングに触れるがごとく、熱い演出となっております。
強大な帝国軍に立ち向かう共和国軍を主人公としたフィルム映画のように構成されているゲーム世界。

小型で火力に少し欠けるけど、機動力に勝り敵弾を避けまくるエトピリカ。

その巨体ゆえ機動力に劣り、敵弾の的になりやすいが、圧倒的な火力で攻撃するゼッペロン。
この2機のうち、どちらかを選択し敵地へ乗り込むわけです。
(僕は主にゼッペロンを使用しています)

ですが、両機とも単騎で戦況を変えうる格別の性能をもったガンダムのような特別機でなく、共和国軍部隊の一機であり、いわばジムに相当する量産機なのです。
しかしその機体に劣勢の戦況を逆転させる可能性を秘めた

究極爆弾、イマミオサンダー

を搭載し数で勝る帝国軍に向かっていくという設定。

シューティングゲームがお好きな人ならだいたいの察しがつくとは思いますが、究極爆弾イマミオサンダーとは、世間一般で言うところの“ボム”です。
基本的にシューティングゲームにおいて形勢逆転の手段であるボムを、戦況を左右する究極爆弾としたその設定もまた熱いですね。

「鋼鉄帝国」そのゲーム性にも、もちろん燃ゑる

そう、もちろん、

ゲームそのものも熱いッ!

どんなに世界観の完成度が高くても、設定が非常に細かく練られていても、ゲームそのもののバランスがとれていなかったり、難易度が鬼畜だったりすると、ゲームそのものを楽しめなくなり、せっかく築き上げた世界観を無駄にしてしまう可能性があります。
グラフィックやBGM、細部にわたる設定の完成度が高くても、ゲームのバランスやシステムが破綻してしまって、残念な出来になってしまったゲームも世に多いと思います。

特にシューティングゲームは難易度設定のバランスが非常に高くなる傾向があり、シューターと呼ばれるごく一部の方々しか楽しめなくなることも多いですよね。
ですが、この「鋼鉄帝国」のバランスは非常に良質で、下手の横好きシューターなこの僕でも楽しむことのできる、絶妙の難易度バランスが保たれており、ゲームのシステムもまた素晴らしい。

ゲームのシステムはとてもシンプルです。
攻撃手段はショットとボム、ショットはアイテムをとることで数段階パワーアップ、自機の上下にオプションを付けることが出来ます。

ここまで読んだら、うん、普通の横シューじゃんてな印象を持つと思いますが、この「鋼鉄帝国」独自のシステムがまた熱い。
Aボタンで、自機の前方にショットを撃つ、これは普通なのですが、Yボタンでもショットを撃つことが出来、これが自機の後方に撃てるのですよ。

この前方ショット、後方ショットを使い分けて進んでいくわけです。

「R-TYPE」ではフォースを前後に装着し直すことで後方からの攻撃に対応していたわけですが、ボタン一つで撃ちわけることが出来るこのシステムは非常に便利で前後からの敵に臨機応変に対応できるのが、カタパルトに着艦したあとのライディーンの足に触れるがごとく、本当に熱いッ!

わかりにくいと思いますが、向かって右側のちっこい方が自機です。
後方のでっかい敵機に向かって、弾を撃っています。

3DSのYボタン、Aボタンの位置がそれぞれ左側(自機後方)、右側(自機前方)になっているので、非常にわかりやすいのがいいんですよ。
これって、かなりのエポックメイキングじゃないですか?
メガドライブの3つボタンに合わせたアイデアなのかもですね。

元々はメガドライブで20年以上前に出たゲームなので、あの頃からこのシステムに追随したソフトは出てないのかなぁ。
「熱血硬派くにおくん」が似たようなシステムだった記憶もありますけど、シューティングゲームでもないなぁ。

あまり画質良くないけど、プレイ動画をアップしてみました。
前方と後方にショットを使い分けてるのをわかっていただけるかと思います。

難易度はEASYで遊んだものなので敵の攻撃もヌルいでしょ?
先ほども書いたように元がメガドラのソフトなのでさぞかし難しいイメージを勝手に抱いていましたが、そこはマジに下手の横好きシューターな僕にでも十分楽しめる難易度設定なんですよ。

更には、バリアやフォースがなければ一発当たったら即死のような通常シューティングゲームと違って、「スターフォックス」のようなライフ制になっております。
なので、一発二発くらったところで終わるようなことはありませんし、道中にライフ回復アイテムも結構出てきます。

万が一、ダメージを受け続けて撃墜されたとしても、ステージ途中や最初に戻されることなく、その場である程度のパワーアップ状態を維持したまま復活という親切設計。
本当に、下手くそダメシューターな僕でもイージーモード、ノーマルモードはノーコンティニューでクリアできました。

かといって、これがただのヌルいシューティングかと言われればさにあらず。
ハードモード以上になってくると、手強いシューティングの一面が見られるようになります。

ベリーハードモードとなると、ヘタレドンくさシューターなこの僕では太刀打ちできない難易度になっちゃうんですよ。
それもまた楽しいけど。

炎と鋼鉄の戦場をくぐり抜け、最後には宇宙まで飛び出していきます。

ブレブレな写真で、どーもすいません。

レシプロ機が宇宙空間で戦闘って、どないやねん!なトンデモ展開ですが、僕はこの展開に車田御大の名作「B‘t X」のラストバトルを思い出してしまいました。

今回のまとめも燃ゑる

今回は3DS「鋼鉄帝国 STEEL EMPIRE for 3DS」について語りました。

本当に熱いシューティングゲーム、とても楽しませてもらいましたし、2026年現在、今も時々遊んでいます。
ホント、スキマ時間にシューティングゲームって最適ですよね。

原作小説のカール・ハインツ・シュティッヒ作「STEEL EMPIRE」も読んでみたいですが、これってゲーム内の架空小説ですからね…。
民明書房みたいなもんです。
誰か大真面目にノベライズしてくれないかなぁ。

当時はこのゲームを864円をセールで購入したのですが、十分に元は取れていると思います。
お釣りもしこたま出ていますよ。
よっぽど横スクロールシューティングが苦手だっ!って人以外には間違いなくおススメできる1本した。
3DSの立体視にも対応しており、これが非常に奥行きがあっていいんですよ。

ただ、現在はもう3DSのストアは終了してしまっているので、ダウンロード専売だったこのソフトはどんなに欲しても買うことが出来ないんですよ。
非常に残念。
元祖のメガドライブ版も、その後のGBA版も今となっては入手困難ですし、この名作を遊ぶのは難しい現状だったのですが…
現在、Switchでリメイク版が発売されているんですよ!

こんなに嬉しいことはない…
名作が現行機で遊べるくらい、嬉しいことはないですよね。

今回の記事をここまで読んで興味を持たれたなら是非、買ってみてください。
絶対に楽しいですから。

今回はこの辺で。

いつかまたここで会いましょう。

さ、それでは今日も熱く飛び立つとしますか!

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