テリーがファイティング・スピリットを取り戻し、エンデマンに何が起こったのか。
どーも、たけGです。
⚫︎前回の振り返りと、いつもの注意事項
テリーマンが内心憧れ、思い描いていたという理想の肉体を体現したエンデマンの容赦ない攻めの前に心折れかけたテリーマン。
しかし、その場へ現れたアシュラマンが檄を飛ばす。
今、心折れかけているテリーよりも、ジェロニモの方がもっと今のお前よりお前らしく戦い抜いたと。
かつての宿敵からの檄、自分の代わりに戦い、その身を捧げるに至ったジェロニモへの想い。
テリーマンの両肩のスターエンブレムが光り輝き、ファイティングスピリットと共にテキサスブロンコ、テリーマンが再び立ち上がる!
と、いうのが前回のお話でした!
強い気持ちで立ち上がったテリーマンの前に、エンデマンの身に何かが起こる!
その辺の展開について、ネタバレに配慮せず書いております。
なので今回も未読の方はご注意を!
まず本編を読みましょう!
単行本待ちの方もご注意を!
⚫︎本編感想
一度はダウンを喫するも、再び立ち上がったテリーマン。
しかしエンデマンは上から目線の余裕を崩さない。
貴様自身の憧れや理想を反映して完成した我が肉体には、永遠に敵いはせぬ。
己自身の憧れに潰されて死ぬがいい!
エンデマン、ショルダータックルでテリーマンに突っ込んでいく!
それを迎えうつテリーマン、ここからのテリーが本当にアツい!
何が憧れだ!思えばオレはその言葉に惑わされ続けていた!
確かにデカいヤツが羨ましいと思った事もないと言えば嘘になる!
だが、オレの本当の憧れは!
言葉でも散々言いくるめられて無口状態が続いていたテリーマン。
ここにきて咳を切ったようにエンデマンへ言い返しにかかる。
両手を広げてエンデマンの突進を止めようとするテリーマン。
見守るスカイマンも思わず「無茶だテリーマン!」と言ってしまうほどのエンデマンの突進。
その背景には0系新幹線が!
そうかそうか、キン肉マンの物語の時代背景は1980年代後半から90年代初頭の頃。
0系新幹線も現役で走っていた頃だから、エンデマンの突進を新幹線と見立てても0系新幹線のイメージでおかしくはない…
うん?
テリーマンに新幹線だと?
そんな所にあるんじゃねえんだよ〜〜〜っ!
テリーマン、新幹線のごときエンデマンの突進を真正面から受け止めた!
そうだ!テリーマンは昔からずっと、そういうヤツだったじゃないか!
無茶だ!と言った自分を戒めるようなスカイマンの発言。
いやまあでも冷静に考えたらさっきまでやられっぱなしだったテリーマンが、はたから見てたらやっとこさ立ち上がったような状態で1億パワーの巨漢の突進の真正面に立ってるのは、「無茶だ!」と言っても仕方ない状況だぞ、スカイマン。
一方でそんなテリーの様子を見ていたアシュラマンは感心したかのように「ほう」と一言。
このアシュラマン、ちょっと可愛くないですか?
ともあれ超人オリンピック本戦出場を放棄してまで子犬を守った時を彷彿とさせるパワーで新幹線のごときエンデマンの突進を止めたテリーマン。
このチビのどこに、こんな力が!
驚くエンデマンへテリーマン、これまでの鬱憤を晴らすかのように自分の思いをぶちまける!
オレはなぁ、他人(ひと)様に誇れることなど大してないが、唯一声を大にして言えることがあるなら、
それは人生に後悔したことがないってことだーっ!
テリーは回想する。
親友キン肉マンの代わりとなってキン骨マンに銃撃されて左足を失っても、先に書いた通り子犬を守るために超人オリンピックの予選で敗退しても、それらは全て自分の心に正直に生きたがゆえの結果!
何一つの悔いはないと。
父親を助けて欲しいと願う子供に見返りを要求し、その子供が持っている金額が少ないと知ると笑って足蹴にしたことも、正直に生きたゆえの結果であって、後悔はしてないのかな?
そこも後悔と反省しとこうぜテリーマン。
そんなオレが生涯かけて作ってきた己の身体を否定して、他の何かに憧れるなんてありえない!
テリーの片足の日々の回想。
トレーニングだけでなく日々の伐採なども片足で行い、鍛えてきたのですね。
ダンベルなどのトレーニング機器を使わず、自然の岩などを用いているところからゴッチ式トレーニングを実践していることも伺えます。
今のお前の身体は、僅かな心の隙に乗じてかたどられたにすぎない、まやかしの虚像。
まあデカいやつが羨ましいと思ったことがないと言えば嘘になる、とも言ってましたからね。
憧れ、とはいかなくてもデカい体があればぐらいに思ったことはあるのでしょうね。
おそらく、今回エンデマンという規格外の巨漢を相手に戦うことになって、ジャイアント・ハンターとして奮起とすると同時に
オレの相手、またこんなデカブツかよ〜
とか思ってしまって、そこにエンデマンのつけいる隙を与えてしまったのかもしれませんね。
テリーマン、足元の欠片を拾い上げ、エンデマンの胸にぶつける!
真のミーの望みを知りたきゃその身体…イチからもう一回作り直してこいーっ!
なんということでしょう。
その1発を合図としたかのようにエンデマンの欠片が光り輝いたかと思うと、他の欠片までもがエンデマンに向かって集まり始めたではありませんか!
カモーン!エンデクロス!
とばかりに装着されていく、エンデマンの聖衣欠片たち。
筋骨隆々だったエンデマンの肉体へ、欠片が次々に再装着されてエンデマン再びカクカクなボディに逆戻りしてしまった!

いやほんと、聖闘士に聖衣が装着されたみたい。
しかし元の体に戻ったエンデマン。
完成したはずの像が…試合中にリセットを⁉︎
と頭を抱えてしまいます。
うん、なんか不気味で不敵だと思われていたエンデマンのキャラクター像がちょっとブレはじめたぞ。
そんなエンデマンを見てテリーマンはますます強気モード。
お前の身体も正直に認めたようだぜ!
ソイツは失敗作だったってなーっ!
この身体はちゃいますぜ、ご主人!
てな感じで戻ったんですかねエンデボディ。
聖闘士星矢的に言えば、蟹座の黄金聖衣がデスマスクを見限った時と逆パターンか。
しかしエンデマン、うびゃあ⁉︎とは言わずに、テリーのパンチを受け止めて一本背負い投げ!
しかし投げられたテリーマンは冷静に下からエンデマンの身体を足で挟み込む!
いくら元の身体に戻ろうとも、我の1億パワーは健在だーっ!
マウントポジションからのパンチの連打!
しかし1億パワーアピールで力任せのパンチの連打とは、エンデマンの底なしの不気味さが完全に薄れてしまったようにも見えます。
事実、エンデマンの身体を両足で挟んでいることで、テリーマンはいわゆるマウントポジションに対するガードポジションの姿勢。
この姿勢ならば下の方が有利!
わからねえのかデカブツよ!
残念ながらお前のパンチは効きやしない
なぜならオレがお前をコントロールしてるからだ!
テリーはそのまま両足でエンデマンを両腕を抑える体勢に。
いや、先程までのガードポジション体勢ならともかくこの姿勢なら両腕を広げてテリーを圧してすぐに反撃できそうな気もしますがエンデマン、
ゴッ…パ…パンチが出せねぇ…
前回までの余裕はどこへやらな弱々しさ。
おいどうしたエンデマン!
どんなにパワーがでかくても同じ二本の腕、二本の足がある超人同士、寝かせて仕まえば…
同じなんだよーっ!
テリーマン、エンデマンの腕をとってそのまま軽々と回転させ、リングに伏せ倒し両腕を固める新たな関節技(サブミッション)、
テキサストルネード・リバースショルダー・クラッシュ!
を決めた!
このままエンデマン攻略となるか⁉︎
⚫︎今回のまとめ(少し毒含み)
今回はキン肉マン第512話の感想でした。
前回までの重苦しい流れから一転、痛快すぎる逆転劇でしたね。
ここ数話、エンデマンに圧倒されてほぼ喋らなくなっていたテリーマンでしたが、今回の自身の思いをぶちまける姿は本当にアツかった!
エンデマンが具現化したテリーマンの理想の肉体と思われていたもの。
それはテリーマンが内心思っていたもの、と言うよりもエンデマンがテリーマンに対して、「お前はこう思っていたんだろう?」という考察から現したものなのかもですね。
マリキータマンのロールシャッハ・ドットのように心の奥底を読み解く読心術のようなものではなく、テリーマンというこれまで巨漢パワーファイターと戦い、苦戦もしてきたデータを元に予想して具現化しているのかもしれません。
その予想が的中すれば前回までのように相手の心理面でも圧することに成功するのかもしれませんが、今回のテリーマンのように的外れだった時には全く無意味な変身となってしまって肉体そのものが拒絶反応をするようなものなのかも。
ともあれ、前回まで本当に対戦相手の深層心理を読み解いてそれを具現化するという、底知れぬ不気味さをもった超人のように見えましたが、策が破れた今回はその性格までもが急激に矮小化してしまった気がします。
なんだか図体はデカいのに小物化してしまったというか…
五大刻の大トリとして、正体不明の不気味さを持っていたエンデマンのメッキが剥がれたような気がします。
身体を覆う岩が戻ったので、メッキが戻ったと言うべきかも知れませんが。
ただ、エンデマン、これで終わりではない、そんな気がしますよねえ。
いや、そんな気がする、と言うよりもこれで終わってほしくないと言う願望に近いものがありますが。
この駄文感想記事を続けて読んでくださっている方からは、またか、とか、しつこい、とか思われるかも知れませんが、どうしてもウォーズマンの敗戦を思わずにいられないんですよ。
追い込まれていたテリーマンが今回の痛快すぎる逆転劇でそのまま勝利してしまったとしたら…
どうしてウォーズマンだけ、同じように勝つわけにはいかなかったのか問題が僕の中で渦巻いてしまうんです。
底知れぬ強さと特性のギミックを持つペシミマンに対し、過去のエピソードなど全てだしたにも関わらずに、その全てを跳ね返され、力及ばず敗れてしまったウォーズマン。
しかし、その後のネプチューンマンも、マッスルブラザーズも、追い込まれながらも最後には鮮やかすぎる逆転劇で勝利しています。
今回のテリーマンもこのまま鮮やかすぎる逆転劇そのままに勝利してしまったら…
ネプチューンマンから続いている、スカッと気持ちい勝ち方がまたも続いてしまったなら…
他の超人たちだけこんな勝ち方できて、どうして毎回ウォーズマンだけがこんな扱いなんだ!と言う毒をまた吐かざるをえなくなっちゃうんですねえ。
それは旧シリーズからずっと続いている「ウォーズマンだけ」問題。
本当にねえ。
テリーマン、好きな超人なのでこの痛快すぎる展開は見ていて本当に気持ちいし、面白いんだけど、常にずっと「ウォーズマンだけ」問題が喉の奥に小魚の骨のように突き刺さったままのような状態なんですよ。
それが無かったら、素直に楽しめているはずなんですけど、ずっとモヤモヤが晴れないままで100%スッキリできないんです。
スカッと楽しめてないんです。
すっごく面白いのは間違いないのに。
大好きな作品なのに。
この問題、いつになったら解決できるのかな…
師匠の動向次第では、もっとキツイことにもなりそうだし。
今はもう、ウォーズマンとペシミマンの再戦があることを信じて読み続けるしかないのが現状です。
まあまだエンデマンにも何かあるかも知れませんしね。
まだ秘めてる何かがあるかも知れませんし。
今回はこの辺で。
いつかまたここで会いましょう。
本音ではテリーには勝って欲しいけど、気持ちはなんだか複雑な次回へ続きます!


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