キン肉マン第505話「泣き虫グレートの笑顔‼︎の巻」感想・時を超えて繋がっている父と子の、魂のシンパシー!

キン肉マン


新しい形のマッスルドッキングは決まったのか?

そして彼は、彼らは今後どうする?Goする?

どーも、たけGです。

⚫︎前回の振り返りと、いつもの注意事項


インダストリアル・レボリューションズのツープラトンを切り返し、マッスル・ドッキングに打って出たマッスル・ブラザーズ3。
しかし、ガストマンの奮戦により、キン肉バスターの体勢を崩されるグレート。
お互い、パートナーのヘソを感じてはいるものの、無軌道に暴れ回るガストマンを前にドッキングは絶望的な状況か?
そう思われた時にグレートの脳裏に響く声。

“いくよ、カオス!”

溢れる涙と共にグレートは体勢を立て直し、再びキン肉バスターを決めるものの、キン肉ドライバーを決めているキン肉マンとは上下逆になってしまった。

しかしキン肉マンは迷わずドッキングを敢行!
グレートのキン肉バスターへ見事にドッキング!
上下逆のマッスルドッキング、

マッスルドッキング・ケミストリー、爆誕!

キン肉マン第504話「決めろ!マッスル・ドッキング‼の巻」感想:組体操は一番下の人が一番キツい

ついにその名が明かされる!君の名は。どーも、たけGです。●前回の振り返りと、いつもの注意事項グレートの正体を暴こうとするインダストリアル・レボリューションズ。キン肉マンが身を呈して肉のカーテンで守りに入る。比類なき超人強度の時間超人vs.キ…


と、言うのが前回のお話でした!

マッスルドッキング・ケミストリーによって、果たして決着はつくのか。
グレートは、その正体を語るのか。

その辺について特にネタバレに配慮せずに書いております。
なので今回も未読の方はご注意を!

まず本編を読みましょう!

第505話 – キン肉マン – コミック

宇宙崩壊を加速させていた元凶は刻(とき)の神だった! 世界各地で同時開催された五大刻との一大決戦! モハーヴェ砂漠で繰り広げられるキン肉マン&3代目グレート組(マッスル・ブラザーズⅢ)vsエクサベータ…

単行本待ちの方もご注意を!

すいません、個人的にはこれ、読めねえっす…

⚫︎本編感想

ゆでたまご嶋田 on X (formerly Twitter): “【週に一度のお楽しみ】WEB『キン肉マン』第505話 は只今更新されました。無料ですので是非ご一読下さい。キン肉マンコミックス累計8500万部突破 目標1億部まだまだ歩みは止めませんhttps://t.co/zJDKLu7BEL #週プレ #キン肉マン #祝・8500万部 #アニメキン肉マン完璧超人師始祖編season3制作決定 / X”

【週に一度のお楽しみ】WEB『キン肉マン』第505話 は只今更新されました。無料ですので是非ご一読下さい。キン肉マンコミックス累計8500万部突破 目標1億部まだまだ歩みは止めませんhttps://t.co/zJDKLu7BEL #週プレ #キン肉マン #祝・8500万部 #アニメキン肉マン完璧超人師始祖編season3制作決定


キン肉ドライバーが上、キン肉バスターが下という、新しい形のマッスル・ドッキング。

マッスルドッキング・ケミストリー!

その衝撃は岩のリングがクレーター状に破壊するほどのものだった!

…やっぱり、グレートのケツ、いや、全身が心配なんですけど。
この衝撃だと一番グレートにダメージいきそうだよね?

果たしてグレートの体が意外にクッションになってるのか、やっぱりなってないのか。

インダストリアル・レボリューションズ、2人の運命は?

ピュガ〜〜〜ッ

サガハァ〜〜〜ッ

あっ、そこはザカハァ〜〜〜ッじゃないんだと思いつつ、2人仲良くリングにダウン!
それを見た委員長。

勝負あった!

え?判断早くない?
時間超人には超回復あるんでしょ?
ファナティックの時を見てるでしょ委員長?
これで決着なら、ネメシスの時もダブルノックアウト判定で良くなかった?
待つか待たないか、判断基準は何?

そう言えばウォーズマンとオニキスマンの引き分けの判定、早かったよね?
待ってればウォーズマン、再起動してたのに。
(ウォーズマン推しの怨念は根深いのです)

ウォーズマンへの拗れについては後々また語るので(え?)この辺にしておきまして、ともあれ見事時間超人コンビニ勝利したマッスルブラザーズ3。

グレートがキン肉マンを抱え上げ、セコンドのミートくんも駆け寄り堂々の勝ち名乗りです。

いやあ、お前は本当にすごいヤツだのう!

咄嗟の思いつきのあの技に、よくぞしっかり応えてくれた!


咄嗟の思いつきでケミストリーだなんて洒落た名前を即座につけたキン肉マン自身もすごいと思いますが、グレートをパンパン叩いて笑顔で評価。
この笑顔が心から、まだ正体不明のグレートを試合が終わってもなお信頼していることが伺えます。

グレートも涙を浮かべながらその言葉に答える。

無我夢中だったが、アンタのヘソだけはずっと見失わず感じていた。

気が付いたら形が完成していた…!

無意識の産物!
しかしそれはキン肉マンとグレートが心から繋がり、お互いの形作るイメージが目と目どころかヘソとヘソで繋がっていた絆の証明!

🎵ヘソとヘソで通じ合う〜、確かに〜

…歌いにくい。


そんなグレートへキン肉マン。

技の仕掛けの途中でグレートが言っていた、

股間にイチモツ、手にニモツ!

について、面白いことを言っていたなと言及。
グレートはそれを感極まってつい出てしまったと告白。
それは、口癖で、それも自分のではなくキン肉マンを尊敬してやまない、グレートの親友がよく言っていた言葉だと。

もはや確定ですね!
前回、選択肢の1つにグレートの中身が万太郎自身かもしれないという仮説も付け加えましたが、それはもはや消滅!

グレートの親友というのが、キン肉マンの息子であるキン肉万太郎であるのはもはや間違いのないところでしょう。

そして、この後のやりとりがまた、たまらんのですわ。

グレートの語る親友についてキン肉マン

えらい下品なヤツだのう

でも意外と気が合いそうかもしれん!


未来の自分の息子だとは知らないキン肉マン。
しかしその下品な言動に無意識にシンパシーを感じたのかもしれませんね。
そしてその後、とても優しい顔をしてグレートに伝えるのです。

今度、ぜひソイツも私に紹介してくれい!

そうだな…

うん、そうだ

遠くない未来に…ぜひ!


グレートのこの返しがまた、たまらんのですよ。
グレートがカオスにしろ違うにしろ、キン肉マンの息子である万太郎のことを指しているのは間違い無いでしょう。
そして、遠くない未来で万太郎を紹介したい、というのは彼の知る万太郎その人を友人としてキン肉マンに紹介する、というのではなく、遠くない未来に万太郎が生まれてくるんだ、ということを示唆しているようにも思えます。

そしてこのやりとりから僕は一つの、いつもの当たらぬであろう考察を思いついたのですが…

それについては後半のまとめで書いてみようかな。

キン肉マンとグレートが暖かいやりとりをしている最中に、エクサベーターが

ザクザク…

と再起動!
あれ?この短時間で目覚める程度の失神なら、なぜ時間超人の厄介な特殊能力、超回復を使わなかった?

パピヨンマンや、エル・ドミノスの 2人はそれぞれ完全失神し、その後目覚める描写も無かったのですが、旦那はこの短時間で覚醒できるぐらいの失神ならば超回復使えたのでは?
この後でガストマンも旦那に抱えながら復活してますし、あれ?

ファナティックも一時的に失神し、倒れましたが間を置いて回復してきたことを考えると、旦那とガストマンも超回復使えたのでは?とも思ってしまいますが…

ひょっとしたら時間超人の中でも超回復を使える人物が限られているとか?
ペシミマンもウォーズマンから受けた傷を回復しているような描写、ありませんでしたし。

ドミネーターとエル・カイト、この 2人がひょっとしたらファナティックによって生み出された超人ならば、ファナティックとその手によって生み出された時間超人のみに使える特殊能力のような可能性だってあるかもしれないですね。

まあ、ファナティックは失神前のネメシスのバトルシップ・シンクによるダメージをマグネットパワーで軽減しており、対してインダストリアル・レボリューションズの 2人はマッスルドッキング・ケミストリーをまともに食らっていたわけなので短時間の失神でも、そのダメージの度合いが違うのかもしれませんけど。

まあ超回復を使える者が限られているなら、見てるこっちとしても安心できますけどね。
試合中に蓄積したダメージを回復するのは、やっぱりチートでよくないですよ。
とりあえず、おそらく次の試合のエンデマンが超回復するかどうかが一つの焦点になりそうですね。

話を戻しまして。

目が覚めたエクサベーターへ再びファイティングポーズをとって身構えるマッスルブラザーズ3だが、エクサベーターは敗北を受け入れてるのか闘う姿勢を示さず素直にキン肉マンのことを評価。

キン肉マンはとてつもない超人で、刻の神が最大限に警戒の姿勢を見せていたのも頷ける、と。

そのエクサベーターの様子を見て、キン肉マンも構えを解く。
やはりここでもエクサの旦那、超回復について言及しませんね。
普通に使えていたのならここで、

超回復を使う暇もなかった

の一言を添えてもいいと思うのですが。

そんな旦那の興味はキン肉マンからグレートへと移る。
試合中にグレートが発した一言、エクサベーターたちの語る時間超人観は間違っているとの発言。

お前は一体何者で、オレたちの何を知っているというんだ?

そ…それは…

言葉に窮するグレート。
そこへ更に追い討ちの言葉が!

それを聞いておきたいのは、エクサベーターたちだけではありません!

そのセリフは、ガストマンでも、他の時間超人のものでもなく、キン肉マンのセコンドにして正義超人軍随一のブレーン。

ミートくん!

ここまでのグレートの言動を総合的に判断すると、あまりに不自然なこと、説明できないことが多すぎる!

エクサの旦那の追求に加えて、ここにきてミートくんも疑心の目を向けて追求してきました。
さながらここは取調室!
おおーい!カツ丼ひとつ、頼んでおいて!

ミートくんの取り調べは更に鋭く真実を求めて突いてくる!

ここで一つの仮説を立てると、全ての辻褄が合うように思えて…

あなたは一体、どういう素性の…


エクサ刑事とミート刑事の 2人に挟まれて絶体絶命キン肉マングレート!

ここで助け舟を出したのが我らがキン肉マン!

そんな青筋立てて怖い顔せんでもええやねん

まずは笑いながらミートの口を封じて、話を中断させようとします。
ミートの方は、これは大事な話だからと、話の腰を折ってきたキン肉マンの手を払おうとしますが、ここでキン肉マン、一転シリアスな表情になり、

もうええだろうと言っておるのだ!

と一喝。

グレートは、彼は嘘をつけない。

そんなヤツをこれ以上追い詰めてどうする?

自分から話したくなるまで別に話さんでも、ええではないか。


大人!
大人すぎますよキン肉マン!
人には誰にだって話したくないことの1つや 2つある。
それを無理に聞き出そうとするのではなく、本人が話したくなったら話してくれたらいい。

なんて器の大きな人なんだキン肉マン…
今回の一番のなきポイントですよここは。

『キン肉マンⅡ世 究極のタッグ編」のキン肉マンなら、是が非でも聞き出していたと思います。

そんなキン肉マンの懐の大きさを見たグレートは、感極まってまた涙。
しかしそれを見たキン肉マン、今度はグレートを一喝!

お前も簡単に泣くな!

試合中からずっと泣いとるではないか!

そろそろ腹から声出して笑わんかい!


そしてここでまた先ほどの、グレートの親友を紹介してくれと言った時の優しい笑顔を見せて、

そのためにお前はここまで来たのであろう?

グレートの気持ちを汲んだ一言。
理由はわからないが、何やら切羽詰まった事情を抱えているグレートのことを全て理解していると言わんばかりの笑顔と言葉。
思い出しては泣いてしまうような事情を抱えているらしいグレートのことを理解し、だからこそ笑え!泣かずに笑え!と伝えているのですね。
泣いてばかりいたら解決したい事情も解決できない。
そう言っているようですキン肉マン。

今回のキン肉マン…スグルは本当にすごい!
エクサの旦那が言ったように、とてつもない器の超人になってますよ。
旧アニメの主題歌で歌っていたように、真に心に愛のあるスーパーヒーローになってます。

いやあ、先ほどのミートくんへの言動といい、今回のキン肉マンは本当にイイ!
これまさに主人公の貫禄と余裕ですね。

そんなキン肉マンの笑顔と言葉を受けてグレートも泣くのをやめて笑顔になる。

そうだ、オレはここに笑顔を取り戻しに来たんだ

それを見てキン肉マンも心から笑い、ミートくんもこれ以上のグレートへの追求を諦める。
とてもハートフルに心が温まるシーンではありますが、グレートの、

ここに笑顔を取り戻しに来た

というのも、またひとつ気になる発言ではありますね。

一方でエクサベーターは意識を取り戻したガストマンを右腕で支えて抱え起こしてます。
この時間超人コンビも本当にいい。
ガストマンが登場して、イキった発言してたり、エクサの旦那が高圧的なことばかり言ってたりしてた時には、この 2人がこんなに愛らしいキャラに成長するだなんて思いませんでした。
ゆでたまご嶋田先生がXで、憎らしく嫌われるように描いてるのに人気が出てるみたいなこと言ってましたが、これじゃ嫌いになるような要素ありませんって。

泣くのをやめて落ち着きを取り戻したグレートは、これまで戦いあっていた 2人に歩み寄り、肩に手を乗せます。

すまない、オレの素性はキミたちにも今はまだ話せない

グレートが、仮にカオスだとしてもその正体をキン肉マンたちだけでなく敵であるエクサベーターたちにさえ話せないという理由はやはり気になりますね。
これはやはりグレート=カオスが、刻の神と何らかの繋がりがあるということを意味しているのでしょうか。

時間超人とは、悪しき旧世界を滅ぼすために生み出された存在だというのは偏りに満ちている。

そうではない生き方もあるということは、この先のオレの行動を見てからでもいい

よく考えて判断してほしい


この先のグレートの行動、それを聞いたエクサの旦那。

お前、まだ何かやるつもりか?

その問いに対してグレートは天を見上げる。

ああ、まだオレにはもうひとつ

大事な仕事が残っている‼︎


天を睨むように見上げるグレート。

その目の見る先は、天界そのものか、もしくはそこに存在する神か、それとも…

⚫︎今回のまとめ、の前に(※閲覧注意!)


はい、ちょっと本編感想を離れてこの項目では、またいつものウォーズマン絡みの話をします。
しつこいと思われたり、不快に感じられる方は、「⚫︎今回のまとめ」まで一気に飛んじゃってください。

▶︎今回のまとめに飛びまーす!


さて、今回、マッスルブラザーズ3が見事に勝利したわけですが。

本編感想で書いたように、その内容はとても良く最後まで熱く、感動できるものでした。
エクサベーターとガストマンの2人も、愛すべき良キャラへと成長、パピヨンマンと違って無事生存も出来ましたし、グレート3の描き方も非常によく、何より主人公であるキン肉マンの器の大きさが終始徹底されていて、とても見入ってしまえる良エピソードとなっているのですが…

困ったことに僕にはどうしても付き纏ってっくる思いがあるんですよ。

こんなにスッキリとした展開で終われるのなら、なんでウォーズマンは負けなければいけなかったのかと。

やばいですよ。
この思い、この先ずっとついて回りますよ。

マッスルブラザーズ3、今回は終始ペースを握っていた感じで快勝と言える内容であったと言えるでしょう。
前回のネプチューンマンもそう、攻め立てられる場面もありましたが、どちらかと言えばネプチューンマンのペースで進められた圧勝と読んでもいい内容。
どちらも快勝で間違いないでしょう。

超回復という能力があるとするならば、それすらも出させずに勝利する快勝。

対してウォーズマンは、相手が超回復すら使用もさせずに敗れた内容です。
完敗に近いと言っても過言ではないような。

なぜ?

最近、単行本の方でちょっと超神編のバベルの塔での戦いも見直したのですが、あの戦いでもウォーズマンだけが唯一の引き分けなんですよね。
今回勝利したキン肉マンもネプチューンマンも、今はどこかへ行っているアシュラマンもロビンマスクも、天界の大穴で人柱になっているジェロニモでさえも、力で上回る超神たちを苦戦しながらも最後はねじ伏せたと言っても過言ではない勝利を手にしています。
9999万パワーの超神に対しても決してパワーで負けず、リング上で勝ち名乗りを上げているんです。

サンシャインは命こそ落としましたが、自分の命を乗せたアシュラマンの技でザ・ナチュラルを完全粉砕しており、勝利と呼んで間違い内容でしたし。

バッファローマンはザ・ワンに敗れたものの、これはストーリー上必要な敗北と呼べるし、今後のパワーアップによる活躍が約束されているのでしょう。

対してウォーズマン。
オニキスマンとの試合内容こそベストバウトと呼んでも差し支えない内容でしたが、結果はただ一人引き分けで終わっており、超神相手に勝ててはいないのです。
ダブルノックアウトで終わり、他のリアル・ディールズの面々と違って勝ち名乗りを受けられなかったんです。

でもそれはオニキスマンとの試合を通じて機械超人として成長し、正義超人軍のリーダーとしてもステップアップし、今度こその快勝に繋がるための必要な通過点だった。

そう思っていたのですが…

なんでまたもウォーズマンだけ普通に勝たせてもらえなかった?

これは僕の予想ですが、テリーマン、きっと勝つでしょう。
新しい義足も手に入れたテリーマンに、負ける要素がもう見当たりません。
ネメシスは敗れているものの、ザ・ワンに敗れたバッファローマン同様、ストーリー上必要な敗北であったと思います。

それではウォーズマンが敗れた理由って何?

ネプチューンマンが勝って、マッスルブラザーズが勝って、テリーマンがおそらく勝って。
それならウォーズマンにも勝たせて、五大刻はファナティック以外の4人が敗れるで良かったんじゃないですか?
それで刻の神サマが計画を見直して、ファナティックを軸として時間超人軍を新たに編成し直す、で良かったんじゃないですか?

ウォーズマンだけ負ける意味って何?

すいません、この、「ウォーズマンだけ」問題は旧シリーズからずっと続いている大問題でして、推しである僕はどうしても引きずってしまうんですよ。
こんな、「ウォーズマンだけ」いつも気持ちよく勝たせてもらえない展開がずっと続く中で他のキャラが気持ちよく勝っているのを見ると、内容が今回のようにどんなに良くても、まるで合わせ鏡のように怨念にも似たものが沸々と湧き上がってきちゃうんです。

でも、微かな望みではありますが、期待もしてはいます。

今回のウォーズマンには負ける意味があったのだと。

そう遠くない未来にウォーズマンが再び戦う機会が設けられ、その時こそ快勝するための、通過儀式であったんだと。
ペシミマンと再戦する、もしくはウォーズマンの思いが伝わり刻の神陣営と離れたペシミマンと組んで、新たな時間超人たち相手に大暴れするような、そんな未来のための敗北であったのだと。
意味はあったのだと。

それを信じて、今は「キン肉マン」という作品を読み続けている次第です。

作品の中でのいわば負け役を担わされているわけではない。

その願いにしがみつくような思いで作品を読んでいるんです。

いやもうホント、自分で書きながら困ったもんです。
この問題のおかげで「キン肉マン」という作品を100%楽しめなくなってしまっているんだから。
どんなにアツい展開でも、常にこの「ウォーズマンだけ」問題がずっと付き纏ってくるんだから。

以上、今回の毒吐きでした。
この項目を読んでくださった方、お目汚し、すいませんでした。
本編に絡めると、本編記事の方まで毒に満ちてしまいそうなので、今回から独立させていただきました。

謝りながらも今後、テリーマンや他の超人が勝つたびに毒吐くと思います。
吐かないとホント、ヤバいんです。

ゆでたまご先生方がこんな駄文を読んでいるとは思いませんが、ホント、頼みますよ…
40年来のウォーズマンファンの心を救済してください…



⚫︎今回のまとめ

前項目を読んでくださった方、気持ちを切り替えていきましょう。

飛ばしてここまで来てくださった方、何もなかったと思いましょう。

今回はキン肉マン第505話の感想でした。

キン肉マンの器の大きさ、心の成長が非常に感じられる回でしたね!

グレートが前回に口にした、万太郎の決めゼリフ、それにまつわる2人の会話が非常に心が暖かくなる内容でしたね。

グレートの語る親友がキン肉マンの息子万太郎であり、その事を知らないキン肉マンはどこかシンパシーを感じながら会ってみたいと語る。
グレートは、そう遠くない未来に必ず。
そう話していますが、これは紹介して会わせますよ、ということではなく、遠くない未来に必ず会えますよ、と、言っているような気もしますね。

そしてここで思った僕の考察というか、今後の予想。
例によって当たらぬ予想ではありますが。

試合中に万太郎を思い出しては涙したグレート。
このことは、グレートの親友である万太郎が未来において死亡している、もしくは生まれてこない未来になろうとしているのではないかと思いました。
生まれてこない=会うことが出来なくなってしまう。
親友と会えなくなる未来。
そんな未来を変えるために、このグレート、カオス・アヴェニールは魔時角を折って未来からやってきたのではないかと。

おそらく、刻の神の暗躍で、未来は笑えぬ未来になってしまっているのではないでしょうか。
だからこそ、心から笑えるようにするためにカオスは未来からここまでやってきたのだと。

最後にグレートが空を見上げて語った、もう一つのやるべき事。
空を見上げたということは、今はジェロニモが人柱となって塞いでいる天界の大穴に関することかもしれないですね。

と、こんな感じでおそらく当たらぬ予想、考察をしているわけですが、この内容だとこのカオスはⅡ世究極のタッグ編のカオスとは別人になっちゃいますよね。
これに関しては僕は最初から、あちらのカオスとこちらのカオスは別人説を展開しておりますので。
そして極端な話で言えば、今のシリーズはⅡ世の未来には繋がらない説も推しておりますので。

じゃないとキン肉マンにしろミートくんにしろ、カオスの存在や万太郎の決め台詞を知っているはずですよね。
何より、今のキン肉マンから続く新たな未来の物語を描いてくれるんじゃないかな、ということを密かに期待もしているわけなんです。

とりあえず、決着がついた今回のタッグ戦。
エクサの旦那とガストマンの2人が無事だったことは素直に喜びたい。

キン肉マンと戦った敵キャラはその友情パワーに影響されて改心するパターンが多いですから、旦那とガストも無量大数軍のピークアブーのように敵陣営の改革を目指していくような展開に期待したいです。

今回はこの辺で。

いつかまたここで会いましょう。

ガストマンの両肩のサーキュレーターは修復することが出来るのか気になる次回へ続きます!

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