キン肉マン 第254話「八角形の達士‼︎の巻」感想・ゼブラとマッスルインフェルノ

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キン肉マン第254話:「八角形の達士‼︎」の巻より。

どーも、たけGです。

キン肉マン ゼブラが序盤、有利な展開で圧倒。

マリキータマンを虫けら扱いで、上から目線。

序盤から互角、あるいは苦戦していたマリポーサやビッグボディと比べると、強キャラの風格が漂ってます。

マリキータマンも圧倒されて、苦しげな表情。

マリポーサ、ビッグボディの2人は、もしかしたら負けるかも?みたいな可能性もなくはなかったですが、ゼブラに関しては負け要素は無い、と思っていることは以前にも書きました。

元々のキャラに負け要素のあるマリポーサとビッグボディや、キャラとしては負け要素は薄いものの、それ以上に勝ち要素を持っているようなキャラであるアリステラと対戦しているフェニックスに比べて、負け要素が少ないゼブラが、勝ち要素の見えないマリキータマンに敗れる結末を想像できないのです。

可能性があるとすれば、マリキータマンが先に散った仲間たちへの友情パワーに目覚めて発動、そして逆転、という展開でしょうか。

マリキータマンが心に仲間を思う気持ちを秘めているのは前回見られましたしねぇ。

ですが、それならばマリキータマンよりも、アリステラが最終戦でフェニックスに対して発動、の方がしっくり来るんだよなぁ。

そのゼブラ勝利予想を更に強く感じさせたのが、ゼブラの必殺技、マッスルインフェルノが破られたことにあります。

この、早い段階で必殺技を披露→破られるという展開は、このマッスルインフェルノの先にまだフィニッシャーがあるというフラグじゃないですか。

「お前はまだオレの全てを見ちゃいない」なんてことも言ってますし。

っていうか、それよりもキン肉王家三大奥義のひとつ、マッスルインフェルノ。

マリキータンが羽根を広げて飛ぶことで破られたわけですが、この理屈で通用しないのなら…

ペンタゴンにもきっと通用しない。

まぁ、このお方の場合、クロノスチェンジさえ発動すれば、多分どんな奥義も通用しないはずですが、クロノスチェンジなしでもマッスルインフェルノは通用しない事実が判明しました。

って言うか、飛べることで回避できる技なら、超人みんな回避出来ませんか!?

忘れられがちですが、超人はみんな空飛べるんですよ。

いや、そんなことよりも、投げられて背中の上にサーファーのように乗ってるだけのように見えて、強靭な両足で動けないように固定してあるからこその三大奥義であり、ゼブラの「技巧」たる所以なのではないでしょうか?

それが羽根広げて飛べるから通用しないなんて、ターボメンも超人墓場で泣いてますよきっと。

ステカセキングが変身したゼブラのマッスルインフェルノ食らってましたからね!

ロボ超人ゆえのジェット噴射とかで逃げられたはず!

それとも、普通なら回避できないのに回避出来たのが、翼で飛べるだけのペンタゴンとは違う、オメガの民ならではの能力があったからこそ、みたいな理由のを次回解説してくれるのでしょうか?

…ない方のはらたいらさんに3000点。

それはさておき、マッスルインフェルノ。

他の2つの奥義、マッスルスパーク、マッスルリベンジャーと比べると、ちょっとインパクトに欠けると言いますか。

他の2つの奥義が打って投げてからの極め!という打・投・極が見事に合わさったストライク・スリーのような技なのですが、マッスルインフェルノは打って投げて終わりで、極めに欠けているように思います。

両足で極めている、のかもしれませんが、今回あっさり飛んで逃げられただけに、やっぱり上に乗って勢いつけてるだけかもしれません。

でも、このキン肉族三大奥義は元々は考案したシルバーマンが壁画として残したということは前シリーズで語られていましたが、元々マッスルスパークとマッスルリベンジャーに関しては壁画では最終型は描かれてないんですよね。

マッスルリベンジャーなんて、出だしの発動部分、不破刃のように頭突きで相手を空中に浮かせる部分しか描かれてないわけで。

アレからマッスルリベンジャー最終型を導き出せなんてシルバーマンも大概ですよね。

マリポーサが間違えて解釈したのもやむを得ないでしょう。

歴史上でも、間違えて解釈し神の怒りで焼かれたキン肉族の方々も多かったのではないでしょうか。

壁画を見るだけで判断するのなら、一番難易度低そうだし、チャレンジした方がいてもおかしくないはずです。

むしろ、あの壁画をヒントとしてマッスルリベンジャー最終型を、溢れる知性で導き出したフェニックスは本当に天才としか言いようがない。

キン肉マンスーパーフェニックス、すごい漢だ…。

で、何がいいたいのかと言えばシルバーマンが奥義のヒントとして壁画を残しているにも関わらず、マッスルインフェルノのみ、壁画に描かれた型を、そのまま必殺技として活用しているわけですよ。

マッスルスパークもマッスルリベンジャーも壁画の型の先に完成形があったわけで。

なのにゼブラのマッスルインフェルノは、奥義であるはずなのにマリキータマンには今回、飛んで逃げられるし、ぶっちゃけ王位争奪編では火事場のクソ力を失っていたキン肉マンだって背筋でクリアしちゃったわけで。

やはり奥義と呼ぶには他の2つと比べて決め手に欠けていると思わざるを得ません。

このマリキータマン戦で、マッスルインフェルノの最終型が見られるのかが勝敗のカギになりそうです。

もし見られるのなら、ゼブラの勝ちは揺るぎないでしょうね。

あれ?でも、まだ未完成のマッスルインフェルノを奥義として使用していたのなら、ゼブラはその後、神々の怒りに打たれているはずですよね?

それならば、同じマッスルインフェルノを使用したフェニックスやステカセキングだって同様ですよね?

ってことは、やっぱりマッスルインフェルノは、アレが最終型なのでしょうか?

もっとも、マリポーサはマッスルリベンジャーの出だしからして間違えていたわけで、ゼブラのマッスルインフェルノは導入は間違ってないぞ、と神様がまだチャンスをくれていると解釈出来なくもないですね。

このあとの展開に期待です。

いやいや、…よくよく考えれば、壁画を描いて残したのがシルバーマンなら、マッスルリベンジャーを間違って使用していたマリポーサを「間違っとるやないか!」と一喝して、雷で打ったのも神々ではなく、シルバーマンだったのか…?

さすがは虐殺王。

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