キン肉マン 第257話「反撃の完全変態(メタモルフォーゼ)‼︎の巻」感想・ゼブラの黒が!

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キン肉マン最新話:「反撃の完全変態(メタモルフォーゼ)‼︎」より。

どーも、たけGです。

黒ゼブラの真・マッスルインフェルノを耐えきったマリキータマン。

しかし黒ゼブラは攻撃の手を緩めず、パンチを浴びせ続けます。

黒のゼブラの猛攻を凌ぐため、サナギの殻で全身を覆ったマリキータマン。

その硬さは殴りつけているゼブラの拳の方が痛めてしまうほど。

パワーもアップしているようで、両腕を固められたゼブラが、「な、なんだこのパワーは!」とおののくほどでした。

更にそのサナギから脱皮して、タイトルにもある完全変態(メタモルフォーゼ)‼︎

かっ、変わってないいー!


完全変態(メタモルフォーゼ)していないぃー!

見た目が変わってないどころか、傷も癒えてないぃ!

というのが今回のお話。

タイトル詐欺もいいとこです。

なんですか「反撃の完全変態(メタモルフォーゼ)!」って。

サナギ化したことを指しただけなのでしょうか。

でも、サナギから脱皮したんだからそこからの大きな変化を期待するのが人間ってもんでしょう。

それが脱皮後の見た目はほぼ変わらずなんだから拍子抜けですよね。

キン肉マンと言えば、これまで様々なオーバーボディの超人がいまして、試合の中で突如体がひび割れて、姿形が変わり、中にはその強さや性格まで変わってしまう者もいたのですが、今回のマリキータマンはサナギになっただけで、あとは何も変わっていません。

よくよく考えれば、逆に新鮮!ゆでたまご先生の新境地というところでしょうか。

…とか、考えてみたら、前シリーズでスニゲーターが同じようなことしてましたね…

さて、黒のゼブラのターンではじまった今回。

序盤は優勢でしたが、マリキータマンがサナギ化してから形勢逆転。

一方的に攻められます。

マリキータマンがゼブラを黒く染めた理由は、もっと強い奴と戦いてぇ!みたいなサイヤ人的思考ではなく、怒りや憎しみを力にして戦う黒ゼブラの方がより勝利を確実なものに出来るから、といった戦略的理由からでした。

なるほど、怒りや憎しみの感情剥き出しに戦う黒ゼブラの方が、冷静かつ技巧を駆使して戦う白ゼブラに比べて一時のパワーにさえ気をつければ戦いやすいということですね。

スプリガンのジャン・ジャックモンドは獣人化すると普段を上回る凄まじいスピードと破壊のパワーを発揮しますが、その分冷静な判断力がなくなるのでたたみかけやすいと、COSMOSに判断されていましたが、おそらくその判断と同様でしょう。

黒のゼブラよ!やはりお前は白より弱い‼︎

マリキータマンより突きつけられた現実。

ですが、黒ゼブラは怒りや憎しみをパワーに変えて戦うだけでなく、凶器を用いることも厭わない残虐性を持っていたはず。

現時点での黒ゼブラは白ゼブラに比べて、戦い方は荒々しくなっていますが、キン肉マンを苦しめた残虐性はまだ見せていません。

キン肉マン戦で使用した鉄球を使用すれば、マリキータマンのサナギの殻で拳を痛めることもなかったと思いますね。

このあと、黒ゼブラが残虐性を見せてくれるのか、それとも白ゼブラに戻って技巧の名に違わぬ戦いで攻略していくのか。

来週以降も期待大です!

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