どーも、たけGです。
個人的に書くことが無くなってきましたよー。
さすがに僕も40代になって落ち着いてきたというところでしょうか。
B’zはと言えば4月4日にシングル「GO FOR IT,BABY-キオクの山脈-」発売。
ミディアムテンポのハードロック曲で、渋くてカッコいいです。
メロディラインは聴きようによっては、懐かしの80年代ユーロビートっぽくも聴こえるんですが、B’zが演ると骨太のハードロックになるので、おったまげー!ですよね。
それと、この曲で特筆すべき点は、松本さんのソロのボーカルパートがあること。
B’zの楽曲としては、アルバム「Brotherhood」収録の「夢のような日々」以来じゃないでしょうか。
シングル曲として見ると松本さんがボーカルを担ったシングルと言えば、伝説の松本さんのソロシングル、「THE CHANGING」以来となるかな。
松本さんの歌う声は嫌いではないので、今後もソロパートを作ってくれたら嬉しいですね。
2曲目は「仄かなる火」。
これは…OASISの「Don’t Look Back In ang…(以下、自主規制)
ていうか、ここまで来ると確信犯で、楽しんでやってますよね?
3曲目は「流星マスク」
この時期のB’zには珍しく軽快なポップチューンナンバー。
仮面の男=変身ヒーロー的な存在なのかもしれないけれど、プロレス好きな自分としては、覆面レスラーを想像しちゃいます。
歌詞の、
「隠せるものなどなんにもない
昨日は変えられない、今の僕を見せよう」
のフレーズは、前曲の「仄かなる火」を聴いたあとで読み解くと、少し感慨深いなあ。
「さまよえる蒼い弾丸」の英詞バージョン。
曲は原曲よりもハードロック色が強まっており、これはこれでカッコいいアレンジで好きなのですが、どちらかと言われれば原曲の方が好きかなぁ。
ちなみに、この曲はPS3ソフト「ドラゴンズ・ドグマ」のテーマ曲に起用されてます。
このゲームのレビュー記事を見ると、時々ゲームの内容とテーマ曲があってないという内容を目にします。
僕はPS3を持っていなかったこともあって、このゲームは未プレイなのですが、デモ映像やオープニングムービーを見る限りは意外と合っているんじゃないかと感じたのですが…。
デモ映像と実際のゲームの感覚が違っているのでしょうか?
デビューアルバムのタイトルも「B’z」でしたが、全然関係ありません。
今作は過去曲の英語詞バージョンが全5曲。
先行リリースされていた「Into Free-Dangan-」を含む5曲です。
1.「Love Bomb」は原曲が「愛のバクダン」
今作の中では原曲に比べもっともアレンジが施されているようです。
CMにも起用されていたので、聴いたことのある方は多いかも。
原曲と比べると甲乙つけ難く、どちらも好きと言える曲です。
2.「Splash」
原曲は露骨なエロ歌詞が物議をかもした(?)アレです。
原曲も決して嫌いではなかったのですが、今作のアレンジは痺れるくらいにカッコいいです。
実はこの英詞版は前年のLIVE-GYMで耳にしていました。
最初「SPLASH!」を演りはじめ、生で聴くの久しぶりだなぁ、レア回に当たったなぁー、なんて思ってたら歌詞が何言ってるかわかんなくって、アレ?これ英語バージョン⁉ LIVEで聴いているのもあるかもしれないけど、コッチのほうが良くない⁉とか思い、いつか「Home」のように音源化されたらいいなあって思っていたので、収録されているのを知った時には嬉しかったですね。
3.「Juice」
この配信アルバムは、原曲をハードロックスタイルにアレンジし、英語詞をあてたものなのですが、「juice」に限って言えば元々がハードロックナンバー。
故にこのアルバムの中では一番、原曲との差異が少ない感じです。
どちらかと問われれば、原曲の方が好きです。
4.「Ultra Soul」
原曲は皆さんご存知「ultra soul」なのですが、曲は既に前年の「ultra soul2011」でアレンジ済み。
言ってしまえば「〜2011」の歌詞が英語になっただけのようなもんです。
やっぱり原曲、もしくは「〜2011」の方が好きですね。
そして5曲目に「Into Free〜Dangan〜」が収録されています。
先行配信で既に購入していたのに、なんでアルバムまとめて購入しちゃったかなあ…
2013年。
B’z25周年!
で、25周年を記念して、またまた出ましたベストアルバム!
第一報を聞いた時には5年前に「Ultra Pleasure」出したばっかりやん!って思いましたよ。
25周年って、そこまで特別ですか?
30周年を記念して出す方が良くないですか?
と、思ってたらミスチルもその後、25周年記念の配信限定ベストアルバム出してましたね…
25周年って、特別なのかなあ…。
さておき、今作またもや発売のベストですが、中途半端なことは一切しておりません。
Pleasureのようにヒットチューンのみ厳選した、ではなくデビュー曲から今までの全てのシングルA面曲を収録したオールタイムベストアルバムを2作同時発売。
同日発売ということは、どちらか1つは必ず1位をとれないわけで、連続1位獲得の記録を自ら捨てての発売といえます。
また出すと言われるのはわかりきっているから、(実際に近くのCDショップの告知で、また!出ます!なんて書かれてて悲しくなりました)かなり思い切った仕様で出してきた感じです。
出すならここで最後で最高のものをみたいな気持ちもあったのでしょうか。
30周年の今年、逆に何も出さないのを見るとそうとも感じてしまいます。
初期のシングル3枚は権利の関係から今までのオフィシャルベストには一切収録されていなかったのですが、今作には全て収録。
両A面シングル扱いだった「MOVE」「DIVE」もしっかり収録。
オールタイムシングルコレクションの名に恥じないものになってます。
更には「1988-1998」「1999-2012」の2作にそれぞれ2曲ずつ計4曲の新曲を収録。
この新曲の中では「HEAT」がいいですね。
元々はキム・ヒョンジュンさんに提供した曲のセルフカバーなのですが、K-POPアーティストに歌ってもらうことを意識して作ったためか、非常にキャッチーで聴き心地のいい一曲です。
B’zって、根底には常にハードロックがあるもんだから、ポップなナンバーや、静かなバラードを作っても、そこかしこにロックへの憧憬が残っており、それがB’zらしさに繋がっているのですが、この「HEAT」はB’zの王道のメロディラインなのに、とてもB’zらしくない曲になってます。
B’zらしくない、というのは、いい意味での表現です。
いつか書いたような気がしますが、うちの奥さんはB’zが好きではない、というか嫌いな方です。
その奥さんがこの「HEAT」を聴いた時に「これ、B’z?」と言い、「こういう曲なら好きかも」と言ってくれたのです。
そういった個人的なエピソードからも、お気に入りの一曲ですね。
他の3曲も名曲揃いで、どれもシングルリリースしても良かったのでは?と思える出来です。
このシングルコレクションで特筆すべきは限定版。
全シングルのPVが収録されたDVDが付属しています。
B’zのPVはクオリティの高い作品が多いのですが、これまでなかなか商品化される機会がありませんでした。
フルで見たいならケーブルテレビに加入してMPVあたりの音楽番組を視聴するか、CDショップの店頭デモを眺めるくらいしか手段が少なかったと思います。
CDTVなどでPVをちょっとだけ見て、全部見たーい!と思っても見ることが出来なかったという人は意外と多いのではないでしょうか。
本当に今回のベスト版2作は一切の妥協なく、最強のB’zシングルのデータベースとなっています。
まさしく決定版的なベストといえますが、やっぱり、もう5年待って30周年に出しても良かったんじゃないかなあって思いもまた拭えないのです。
だってこのあとから現在までの5年間で出したシングルCDって、枚数にして3枚だけなんですよね…。
そして、ここで決定版を出してしまったためか、今現在の30周年ではベスト版を出すような動きがなく、逆に、どうしたB’z⁉だなんて言われている始末。
先ほども書いたように25周年のこの時に、このベスト版を発表されたらCDショップに「また出ます!」なんて書かれていたのですが、10年の間を開けてたなら、そこまで言われなかったかもしれませんね。
とりあえず、現時点で初代「Pleasure」発売からはじまったベスト盤ラッシュの締めを飾った(今現在の時点では、ですが)、2枚(正確には2枚組2つ)のベストアルバムですが、ようやく真にベストアルバムと呼べる作品です。
2008年までのヒットシングルだけ聴きたい方なら「ULTRA Pleasure」を選択するというのもアリですけどね。
そんなわけで、せっかくだから作品別、及び用途別のB’zのベスト盤選択用簡易レビューを書いてみましょうか。
「B’z The Best”Pleasure”」
B’zの黄金期のヒットシングルのみ聴きたい人にオススメ。
「ultra soul」以降はよく知らない、バブルで熱狂していた90年代前半から、CDがバカ売れしていた90年代後半にかけてのB’zが好きだったという人、
B’zは「LOVE PHANTOM」くらいで卒業して、以降はミスチルやGLAYにハマったけど、久しぶりにあの頃のB’zだけを聴いてみたい人にオススメ!
意外と多いのではないでしょうか。
曲順もリリース順ではなく、1枚の作品として考えられており、オリジナルアルバムとして聴いても良い感じです。
「BAD COMMUNICATION-E-Style-」のショートバージョンを聴けるのはこれだけ!
「B’z The Best“Treasure”」
「Pleasure」と同様。
「恋心ーKOI-GOKOROー」をはじめとするB’z黄金期のファン人気の高い曲を聴きたい人にオススメ。
曲順も「Pleasure」と同様に考えられているので、1つの作品として聴けます。
「Pleasure’98ー人生の快楽」「RUNー1998Styleー」そして「HOME」のアコースティックバージョンが聴けるのはこれだけ!
「B’z The Mixture」
初期の楽曲の新録版と、今までのアルバムのC/W曲を集めたベストアルバム、いやマストアルバム。
B’zはアルバム買う派なので、シングル買ったことないから今までのアルバムに未収録のC/W曲を是非聴きたい!って人にはオススメ。
未発表曲「あなたならかまわない」他、このアルバムでしか聴けない曲がほとんどです。
「The Ballads〜Love&B’z〜」
B’zのバラード曲を聴いてしっとり癒やされたい人にオススメ!
…でもB’zはバラードでしっくり癒やされるかと言えば、そうでもないんですよねぇ…
「いつかのメリークリスマス」のアレンジバージョンが聴けるのはこのアルバムだけ!
「B’z The Best PleasureⅡ」
これは…難しいなあ。
2000年代のB’zが好きで、昔の歌なんか知らねぇ!B’zと言えば「今月」に「ultra soul」に「OCEAN」が最強だろ!、なんて人にオススメ。
…いるかなぁ…
「いつかのメリークリスマス〜恋するハニカミVersion」が聴けるのは、このアルバムだけ!
「B’z The Best ULTRA Pleasure」
1990年のブレイク時期から、2008年までの20年分のヒット曲、代表曲を中心に厳選して聴きたい人にオススメ!
「BAD COMMUNICATION-ULTRA Pleasure Style-」「Pleasure2008-人生の快楽」を聴けるのはこれだけ!
「B’z The Best ULTRA Treasure」
「BLOWIN’-ULTRA Treasure Style-」「F.I.A.R-2008MIX-」「グローリーデイズ」「Home」がCDで聴けるのはこれだけ!
CD通常版を加えるなら「いつかまたここで」が聴けるのもこれだけ!
アルバムで、で括るなら、「ROCK man」「New Message」が聴けるのも、これだけ!
「B’z The Best XXV1988-1998」
「B’z The Best XXV1999-2012」
シングル曲全てをききたい人向け!ですね。
初期のシングル曲を全て聴きたいなら「1988-1998」の白盤を。
「今夜月の見える丘に」や「ultra soul」以降からのヒット曲をはじめとしたシングル曲を全て聴きたいなら「1999-2012」の黒盤を。
全て網羅したいなら両方を聴くといいでしょう。
「HEAT」「核心」が聴けるのは白盤だけ!
「Q&A」「ユートピア」がきけるのは黒盤だけ!
今回はここまで!
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