平成のゲーム最高の1本と問われたら、それはとても悩ましい選択でした。

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どーも、たけGです。
あと少しで平成が終わりますね!

ファミ通が7100人を対象に行ったアンケート、“平成のゲーム最高の1本”の結果、第1位はスーパーファミコンの「クロノ・トリガー」だったようです。

“平成のゲーム最高の一本”、第1位は「クロノ・トリガー」!

この結果に対し、「物申す!」なんて言うつもりはないし、ある意味納得できる結果であると思います。
「クロノ・トリガー」は掛け値無しの名作だと僕も思います。

スーパーファミコン版は2周クリア。いや、3周したっけな。

PS版は遊んだことないけど、DS版は購入してクリアしました。

間違いなく、平成を代表する1本だと思います。

アルティメット ヒッツ クロノ・トリガー
でもこれを1位に選出するとなると、悩むなぁ。
名作だとは思いますが、同様に平成の至高のタイトルだと思うゲームは他にも思い至るわけで。
平成を振り返りながら「クロノ・トリガー」以外に、個人的にこれは平成のゲーム最高の1本に挙げてもいいかな、と言えるタイトルをいくつか挙げていきましょうか。
・SFC「タクティクス・オウガ」
タクティクス オウガ 公式ガイドブック ファミコン通信
これは絶対に外せない、至高の名作。
このゲームの思いで記事を書いていないのは書くことが多すぎて、かなりの文章量になるのは明白なので、なかなか記事を書くには至らないのです。
物語、世界観、キャラクター、ゲームデザイン、BGMの全てが大好きな作品。
令和の時代になっても、もう一度遊びたいゲームです。
タクティクスオウガ 運命の輪(特典なし) - PSP
スクウェア・エニックス
2010-11-11


PSP版もすごい良い作品ですが、思い入れが深いのはやっぱりスーファミ版かな。

・「MOTHER2」
MOTHER2 ギーグの逆襲
これも絶対に外すことができない、大好きな1本。
世界観、音楽、物語の全てが好きです。
糸井重里氏がシナリオを書いており、その独特なセリフ回しは一度見たらとても印象に残ります。
「1」も大好きなんですけどね、どちらかと言われれば間違いなく「2」。
故郷に帰るような気持ちで、もう一度
遊んでみたい、愛すべきキャラクター達に会いに行きたい、そんな気持ちにさせる名作です。
MOTHER 1+2
任天堂
2003-06-20


「クロノ・トリガー」、「タクティクス・オウガ」、「MOTHER2」の3作はどれも絶対に外せない作品で、どれか1つを選べ!と言われても困ってしまいます。
・「ファイナルファンタジーⅣ」
ファイナルファンタジー4
好きな大作シリーズからも振り返ってみましょうか。
「ファイナルファンタジー」からは「Ⅳ」を選出。
「Ⅲ」「V」「VII」と、どれから選ぶか悩みましたが、思い入れの深さ、遊び込みのレベルで行くと「Ⅳ」なんですよねぇ。
1本道のRPGで、「V」あたりと比べても成長のやりこみ要素に乏しく、2周目要素もないにも関わらず、何度も遊び直しました。
オープニングで飛空挺が編隊を組んで飛んでいるシーンには度肝を抜かれましたし、初めての体験だったATB(アクティブタイムバトル)もすごい楽しかったことを覚えています。
パロムとポロムが石になるシーンを初めて見たときは恥ずかしながら泣いてしまいましたよ。
普通に復活した時には、俺の涙を返せ!だなんて思ったもんですが。


今遊ぶならPSP版がオススメかなぁ。

歯ごたえがあるRPGが好きな方ならDS版もオススメですが。
ファイナルファンタジーIV
スクウェア・エニックス
2007-12-20


・「ドラゴンクエストV  天空の花嫁」
ドラゴンクエスト Ⅴ 天空の花嫁
じゃあ「ドラクエ」は?と問われれば、間違いなく「V」推しです。
親子三世代に渡る物語がとにかく秀逸!
モンスターを仲間にできるシステムも好きでしたねぇ。
スーファミ版以降もPS2版、DS版と遊んできましたが、何回遊んでも選ぶ結婚相手はいつもビアンカになってしまいます。
別にフローラが嫌いなわけでなく、ビアンカの気持ちを裏切れないんですよねぇ。
・「真・女神転生」
真・女神転生
ファミコンの「デジタルデビル物語 女神転生2」もいいです。

PS2の「真・女神転生3 NOCTURNE」も捨てがたい。
っていうかメガテンシリーズはどれも好きで至高の1本に挙げたい思いが強くって。
ですが、平成のゲーム最高の1本で、と考えて候補に挙げたいのは、やっぱりこのSFC「真・女神転生」なのです。
日常から非日常へ変化して行く世界、徐々に侵食してくる闇、あまりにダークな世界観とシナリオ。
「メガテン」が「メガテン」であるための要素が凝縮された至高の1本。
全然情報が出てこないSwitch版の「V」で、この奇跡を再現してほしいもんです。
真・女神転生
アトラス
2001-05-31


オートマッピングの快適さなども踏まえて、今遊ぶならPS版がいいと思いますけどね。

・「デビルサマナー ソウルハッカーズ」
デビルサマナー ソウルハッカーズ
ですが、これだけは外したくない「デビルサマナー ソウルハッカーズ」
とにかくクールでカッコいい、3Dダンジョン「女神転生」の完成形のようなタイトル。
遊びやすさも相まって、「メガテン」入門編としてオススメしやすいタイトルでもあります。
画像はPS版ですが、思い入れが深いのはやっぱり初めて遊んだサターン版。
スプーキーが生き残るのはPS版からですが、サターン版に比べてロードが長かったことにイラッとした記憶があります。


今遊ぶなら間違いなく3DS版ですね。

・「サムライスピリッツ」
サムライ スピリッツ NCD 【NEOGEO】
平成を代表する格闘ゲームなら、世間一般では間違いなく「ストリートファイターⅡ」もしくは「バーチャファイター」だとは思いますが、個人的に思い入れが強いのは「サムライスピリッツ」です。
格闘ゲームは下手の横好きで、「ストⅡ」も「バーチャ」もゲームセンターでは満足に遊べなかった僕がゲーセンやお店の片隅のMVS筐体で1番遊び込んだといっても過言ではないゲームです。
評判があまり芳しくないスーパーファミコン版もやり込んだし、遂にはネオジオCDまで購入するに至ったゲーム。

今でもSwitchのアケアカ版でよく遊んでいます。
「真」や「斬紅郎無双剣」などのシリーズも好きですが、至高の1本とするなら迷わずこの初代です。
・「ゼルダの伝説 時のオカリナ」
ゼルダの伝説 時のオカリナ
ファミ通のアンケートでは最新作「ブレス・オブ・ザ・ワイルド」が2位につけてます。
「ブレス〜」も間違いなく至高の名作ですが、最高の1本で考えるなら、「ゼルダ」シリーズでは間違いなくこの「時のオカリナ」。
「ゼルダ」シリーズ初めての3Dゲーム。
その世界の広さは今となっては「ブレス〜」のオープンワールドとは比較にもなりませんが、当時は衝撃でした。
初めてハイラルの地に一歩踏み出して眼前に広がる世界を見たとき、エポナに跨ってハイラルの地を疾走したとき、3Dスティックでリンクを動かし手に持った剣で草を刈っていったとき、その1つ1つが感動に包まれていて。
ゲームが好きで、「ゼルダ」が好きで本当に良かったと思いました。
「ブレス〜」を只今ゆっくりプレイ中ですが、愛馬を駆ってハイラルの大地を疾走している時、時々この「時のオカリナ」の思い出がフィードバックしてくることもあります。
・「モンスターハンターポータブル2nd G」
モンスターハンターポータブル 2nd G - PSP
間違いなくシリーズで1番遊び込んだ「モンスターハンター」
独身だったことも相まって、夜な夜な友人達と遊び込んだ、思い出深いソフトです。
久しぶりにPSPを起動してみて遊んでみると、「XX」や「4G」など最近のシリーズ作と比べてインターフェイスやUIなど洗練されていない部分から遊びにくさを感じることもありますが、このソフトがあったからこそ今でも「モンハン」が好きなんだなぁと思えます。
ダウンロードクエストも含めて、全てやり尽くした「モンハン」も唯一この「2ndG」だけ。
忘れられない、至高の1本です。

う〜〜〜ん、どれも捨てがたい至高の1本ばかり。
たくさん遊んだゲームの中から最高に好きな1本だけを選べ!と言われても難しいですね。
B’zの曲の中から1曲だけ選べ!と言われるのと同じ悩ましさがあります。
その中で、悩んで、悩んで、考えて、考えて、1本挙げるまで家に返さないぞ!と監禁されている状況まで想定して考えて思い至った、個人的に平成最高の1本として思い至ったゲーム、それは…
ICO(イコ)
PS2「ICO(イコ)」

PS2ソフトの中では間違いなくベスト1に挙げたい1本で、今まで遊んできたゲームの中でも特に思い入れの深いタイトルです。

物語、グラフィック、BGMなどゲームを彩る世界観は芸術作品と呼んでもおかしくない完成度。

一方で、舞台となる霧の城を攻略するパズル的要素は間違いなくゲームそのもの。

芸術性とゲーム性が見事に融合したと言える奇跡の1本ではないでしょうか。
キャッチコピーのこの人の手を離さない。僕の魂ごと離してしまう気がするから」には痺れます。

そして、このゲームの特徴を見事に表現している、秀逸すぎるキャッチコピーとも言えます。
主人公のイコはコントローラのRボタンを押すことで、少女ヨルダと手を繋ぎます。

そして手を繋いだ瞬間、デュアルショックがブルッと軽く振動するんですね。

初めて好きな女の子と手を繋いだ時を思い出してください。

その手の温もりが振動となって全身に伝わっていくような感じがしませんでしたか?

そんな初恋の淡い思い出のような感触が、コントローラを伝わってくるんですよ。

そして、Rボタンを押したまま動くと、イコはヨルダの手を引いたまま歩き始めます。

アナログスティックを軽く押すと散歩をするようにゆっくりヨルダの手をひきますが、思いっきり強く倒すと、ヨルダの細い手が折れるんじゃないかと思うくらいに強く引っ張って走るのです。
手を繋ぐという行為がゲーム性に見事に直結した超名作。

最後に遊んだのは10年以上も前になります。

今回の記事を書いてみるにあたって、このゲームの鮮烈な記憶が蘇ってきました。
また、ヨルダの手を握って、霧の城を歩いて回りたい。

令和の時代に、その機会に巡り会いたいものです。

ICO PlayStation 2 the Best
ソニー・インタラクティブエンタテインメント
2004-08-05


ICO - PS3
ソニー・インタラクティブエンタテインメント
2011-09-22


同スタッフによる「ワンダと巨像」もまた至高の一品なんですよねぇ。

【PS4】ワンダと巨像 Value Selection
ソニー・インタラクティブエンタテインメント
2019-04-11


さて、個人的に平成最高の1本として挙げたゲームは「ICO」にしましたが、それでもやっぱり、強いて挙げるなら、という思いが強いのも事実です。
先に挙げたゲームたちも最高の1本と呼んでも差し支えないタイトルばかりだし、今回挙げなかったタイトルの中にも候補の作品はいっぱいあります。
今回、挙げてみたけど1本挙げるなんてやっぱり難しい。
それだけ楽しいゲームにたくさん出会えた平成でした。
昨今はゲームを遊ぶスピードもゆっくりになって、平成から令和をまたいで遊び続けているゲームもいっぱいです。
令和の時代もまた、最高の1本を悩むぐらいにたくさんの楽しいゲームに出会えたなら、それはきっと素敵なことなんでしょうね。
平成が終わるまで、あと、少し。

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