「ゴジラ  キング・オブ・モンスターズ」最新予告編から「三大怪獣  地球最大の決戦」のキングギドラを振り返る!

どーも、たけGです。
「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」の最新予告編が公開されました。

ファイナルトレーラーと謳っているし、これが公開前最後の予告編になるのかな。

今回の予告編、僕の大好きなキングギドラのカッコよさが際立っている映像になってまして、とても痺れます。

FullSizeRender

この十字架のバックに登場しているシーンなんて鳥肌もの。

ゴジラとのバトルシーンでは、ゴジラを圧倒しているような場面も見られてます。

今回のギドラはなんだか期待できそうな予感がしますよー。

ラドンやモスラの新たなシーンも公開され、否応にも気持ちは盛り上がっちゃいます。

それとやっぱり気になるのは、他にも怪獣出るんじゃね?と思わずにいられないシーン。

FullSizeRender

以前の予告編から見られる、昆虫が甲殻類を思わせる巨大な脚。

まさかのエビラかメガギラスか⁉︎だなんて思ってしまうし、モスラがバトラに見えてしまうシーンもあるし、二足歩行の怪獣っぽい足だけ見えるシーンでは、ゴジラにしちゃ細いのでラドンの足かもしれないけれど、もしかしてもしかするとゴロザウルスとか、まさかまさかのローランド・エメリッヒ監督版の巨大イグアナゴジラだったりするのかも⁉︎とか想像が膨らんでしまいます。

まあ、期待しすぎの勘ぐりすぎなのかもしれませんが…

主役のゴジラは前作に比べて、ますますマッチョさに磨きがかかってますね。

シーンによってはゴジラというよりコングじやね?みたいな腕の太さと胸筋の分厚さですが、角度によってはアニメ「ゴジラ怪獣惑星」のゴジラのデザインに見えなくもありません。

参考にしてるのかな?

また、予告編の中の、ゴジラが熱戦を空に向けて撃つシーン。

FullSizeRender

これは「シン・ゴジラ」へのオマージュなのかな?

いろんな気になる要素が満載の予告編でしたが、やっぱりキングギドラですねー。

今回の予告編ではゴジラだけでなく、モスラやラドンとの戦いもフューチャーされてます。

FullSizeRender

ラドンとは空中戦になるようで、ワクワクが止まらないですね。

そして、予告編映像だけでは完全には見えてこない怪獣たちのスタンス。

ムートーとやりあった前作からの続編であるならば、ゴジラの立ち位置は日本のゴジラとは違って人間にとって脅威となる破壊神的な存在ではなく、何らかの意思(もしくは本能)でもって行動している、言わば平成ガメラのようなスタンスを踏襲していると思われます。

モスラは人間と触れ合うシーンも描かれているので、日本のモスラと同様に人間サイドの怪獣ぽいですね。

ラドンは火口から現れ、ソニックブームでもって街を破壊していっているところから「空の大怪獣ラドン」のような天災に近い大怪獣なのかもしれません。

そしてそれらの怪獣たち全てと絡んでいるキングギドラ。

金星など他の星の文明を滅ぼしてきたような宇宙超怪獣なのか、全く未知で畏怖の存在なのか。

ドラット3匹が合体した超ドラゴン怪獣だなんて事は絶対にないと思いますが。

キングギドラを中心として、他の怪獣が立ち向かっているような構図を見るに、どうしても「三大怪獣 地球最大の決戦」を思い出させずにはいられないです。

三大怪獣 地球最大の決戦 東宝DVD名作セレクション

「三大怪獣 地球最大の決戦」はキングギドラが初登場した作品にして、昭和ゴジラがベビーフェイスに転向するきっかけにもなった作品です。

この作品ではまだゴジラは完全に人類の味方ではなく、宇宙からの脅威に対して地球に住む存在として立ち向かっただけでした。

実際にこの映画でゴジラはフェリーを襲い、人類にとっては危険で脅威の存在として描かれてます。(ラドンも同様)

キングギドラが街を破壊していても関係ないとばかりにゴジラとラドンは戦っているのです。

そして地球を守るために今はともに戦おうと、モスラが説得。

小美人が通訳して展開するこの場面は、昭和の映画らしく微笑ましくもあるのですが、強大な敵の前に昨日の敵は今日の友、敵の敵は味方とばかりに手を組んで戦いはじめる流れは子供心にもわかりやすく、ワクワクしたもんです。

そして、それでも強大すぎるキングギドラ。

一対一ではゴジラすら圧倒し、3匹の怪獣が連携することでようやく撃退できた(倒せてはいない)のです。

バイバイキン〜とばかりに逃げていくキングギドラも昭和の映画らしい微笑ましさがあるのですが。
この映画のキングギドラは誰に操られるわけでもなく自らの意思(本能)のまま金星の文明を滅ぼし、地球へ飛来して金星と同じく滅ぼそうとします。
それは、破壊本能に基づいた行動によるものであり、宇宙超怪獣の恐ろしさを際立てているものでした。
以降の作品では宇宙人や未来人に操られるままのマシーンであり、自我に基づいて行動する破壊の権化ではないのです。
だからこそ、昔の映画ならではの微笑ましいシーンもあるにせよ、この「三大怪獣 地球最大の決戦」のキングギドラこそが真に恐ろしくも神々しい、無二の存在として輝いているんです。
平成ゴジラシリーズではついに、この恐ろしい宇宙超怪獣キングギドラの再現はかないませんでした。
唯一、「モスラ3」のキングギドラのみが、「三大怪獣〜」のキングギドラを踏襲した存在になっていました。
モスラ3 キングギドラ来襲  [東宝DVD名作セレクション]
まぁ平成以降のゴジラは、ゴジラが最強の怪獣王としての強すぎる存在として描かれていたので、宇宙超怪獣としてのキングギドラと絡ませづらかったのがあるかもしれませんが。
でも、「ゴジラvsスペースゴジラ」が当初の予定では宇宙超怪獣としてのキングギドラが登場する予定だったらしいのですが、諸々の事情からスペースゴジラに変更されたという話も聞きます。
うわぁ、その設定のキングギドラ、見たかったなぁ。
今回のハリウッド版のキングギドラが「三大怪獣〜」や「モスラ3」のキングギドラのように自我をもち、圧倒的な強さと神々しさを併せ持つ超怪獣として登場するのなら、非常に楽しみですね。
公開が待ち遠しいです!

コメント

タイトルとURLをコピーしました