これではZは刻を超えられないし、水の星へ愛もこめられない星空のBelieve Again

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どーも、たけGです。

Amazonプライム・ビデオで、「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」をⅠからⅥまでイッキ見しました。

いやぁ、やっぱりガンダムは何回見てもいいな。
原作マンガの「THE ORIGIN」も全巻所持しているので、アニメ版をイッキ見したあとで読みなおし(全てのエピソードをアニメ化してくれないかなぁ)、その勢いで、やはりAmazonプライムで配信されている初代「機動戦士ガンダム」のテレビ版も実に20年ぶりくらいにイッキ見しました。
さすがに「THE ORIGIN」を見た後だと作画や物語展開、キャラクター描写に古さは感じますが(ガルマなんてもはや別人)、それでもやっぱりガンダムは何回見てもいいなぁ。
初代の「ガンダム」、いわゆる「ファーストガンダム」は見やすさからして、ここ数年はどうしてもDVDを持っている劇場版3部作が基本になっていたので、超久々にテレビ版を飛ばし飛ばしではなくイッキ見したら、逆に新鮮な面が見られて楽しかったです。
Gアーマーやアッザム、ザクレロといったメカや、ククルス・ドアンや、すっかり忘れていた、ガンダムに爆弾を仕掛けるジオン軍の輩たちなど、劇場版では無かったことにされた色々なピースたち。
改めてひさびさに見るとガンダムにとって欠かせないピースなんだなぁって思いました。
Gブルやガンタンクで普通に宇宙戦を行うキテレツさも久し振りに見ると、ないわーと思いつつも、見てて面白かったですし。
こうなってくると、「ガンダム」熱がいよいよ高まってきましたよー!
「ファーストガンダム」を最後まで見た後、そのまま続けて「Zガンダム」に突入しました。
今や両手で数えきれないぐらいの作品があるガンダムシリーズにおいて、1番好きなタイトルを挙げろと言われたら、迷わず僕は「機動戦士Zガンダム」を選びます。
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「ガンダム」を好きになったのはもちろん「ファーストガンダム」からでしたが、「ファースト」の頃の僕は小学校の低学年。
家にはビデオデッキもなく、アンテナの状況が悪ければテレビが綺麗に映らないような時代。
多分、最初に見たのは再放送で、それも飛ばし飛ばし見てたような感じでした。
なので「ガンダム」を好きになったのもどちらかといえば劇場版3部作、そしてプラモデルやムック本からであり、ザクレロなんてモビルアーマーが実際に動いているのを見たのは、何回目かの再放送の時だったと思います。
対して「Z」の放送がはじまった時の僕は中学生。
我が家にもようやくビデオデッキが導入され、アンテナも気にせずにテレビも見れるようになった頃。
はじめて再放送ではないリアルタイムで、毎回見るようになったのが「Zガンダム」でした。
そういった思い入れが後押ししているのもあると思いますが、「Z」特有の重さや暗さがとても大好きでしたし、今も大好きです。
「ファースト」では敵役だったシャアが主人公サイドという設定にもしびれました。
御多分に洩れず、アムロよりもシャア派だった子供でしたから。
あの頃誰もが作ったであろう、シャアのズゴックがジムを貫くシーンを再現したジオラマも当然作ってましたしね。
エンディングのクレジットではカミーユを抑えてシャアが1番上にクレジットされているのに気づいた当時も大喜びでした。
そんな大好きな「Z」をしっかり見るのも、もう20年ぶりぐらいになるかなぁ。
途中、新解釈の劇場版3部作もありましたが、個人的にはテレビ版派です。
劇場版は、いろいろ大事な要素がカットされているのもありますが、なによりも「ZZ」につながらないような新解釈のエンディングが好きになれなくてですね。
ファと抱き合いながら無事にエンディングを迎えることができたカミーユくんには悪いですけども。
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「∀」でカプルやズサを登場させ、全てのガンダムを肯定したはずなのに、それでも「ZZ」が嫌いなのかなぁトミノ監督ぅ。
とか思っちゃいましたよ。「ZZ」も大好きなものですから。
新劇場版と「ZZ」の話はさておいて、テレビ版の「Zガンダム」。
イッキ見するのはワクワクしますね。
ビデオでも何回か見ているのに抑えられない高揚感。
オープニングからじっくりと見るとしますか!
・・・・・・・・あれ?
オープニング映像で流れる、この重いインストゥルメンタル曲はなんぞ?
まだデザインが確定していなかったZガンダムのシルエットとともに、名曲「Z・刻をこえて」が流れるはずなのに、なんぞこれ?
バグったか?Amazonプライムビデオ。

一度止めて削除して、再びダウンロードしなおしたのですが…結果は同じ。
映像はそのままなのですが、音楽のおかげで違和感バリバリ。
シャアとカミーユがすれ違うシーンでも、これじゃあ、そこに残った若さを取り出せないじゃないですか!
と、若干興を削がれながら第1話「黒いガンダム」を視聴。
それでもやっぱり「Z」はいいなぁと思いながらエンディングへ。
宇宙をバックに走るファとともに「星空のBelieve」が…流れねぇぇぇぇ!
またもやインストゥルメンタル曲。
オープニングとは違う軽く明るめの曲調ですが、これではまるでファのイメージビデオのよう。
それも、AVなんかでよくある幕間の、いらないイメージシーンみたい。
なんだこりゃぁぁぁぁぁ!
版権か?版権問題が絡んでいるのか?
「Zガンダム」の楽曲は使えないのか?
「ファースト」では「翔べ!ガンダム」も「永遠にアムロ」もちゃんと流れてたじゃないですかぁ。
よくよく聴いたらオープニング曲もエンディング曲も共に「Z」劇中のBGMだとわかるのですが、なんだかなぁ。
それでもそこは名作「Zガンダム」。
オープニングとエンディングは飛ばしながら見続けました。
そうして見続けていた最中の第20話「灼熱の脱出」。
フォウのおかげでカミーユが宇宙へと飛び立つシーンで…
森口博子の「銀色ドレス」が流れたぁぁぁ!(歓喜)

森口博子は大丈夫なのか!
そうか、なんらかの事情で鮎川麻弥の楽曲が使えないんだな。
以前にAmazonプライムビデオで「重戦機エルガイム」を見たときに「風のノー・リプライ」が問題なく流れていたように思うけど、「エルガイム」は大丈夫でも「Z」はダメなんだな、なにか大人の事情があったんだなと、1人勝手に解釈と納得。
と、いうことはですよ、後期オープニングである名曲中の超名曲、「水の星へ愛をこめて」は聴くことができるんですね!
前期オープニングも良かったですが、「水の星へ愛をこめて」をバックにした後期オープニング派ガンダムシリーズ屈指の神がかっているオープニングですからね。
これは俄然楽しみ、夢がモリモリですよぉぉぉ!
そして迎えました後期オープニングに切り替わるタイミングの第24話「反撃」
まだまだ主役の座は譲りたくない!と言わんばかりのMkⅡのシーンからスタート。
よし、映像は変わっている!
ここで「水の星へ愛をこめて」の神イントロが…
流れませんでした。(泣)
流れる楽曲はそれまでの前期シリーズとまったく同じ、暗く重いインストゥルメンタル曲。
映像はあの鳥肌が立ちそうな新オープニングの映像に切り替わっているのにまたもや違和感バリバリの興ざめの瞬間。
「銀色ドレス」は流れたと言うのに、森口博子は大丈夫じゃなかったのか!
鮎川麻弥がNGじゃなかったのか⁉︎
まさか、セダカか⁉︎ニール・セダカがあかんのかーーーーーーー‼︎‼︎‼︎‼︎
波間さすらう難破船のように悲しくなり、結局は後半シリーズもオープニングを飛ばして見ることとなりました。
「ファースト」では「翔べ!ガンダム」も「永遠にアムロ」も1回も飛ばさなかったのに…
それでも基本は「Zガンダム」。
楽しんで見続けております。
やっぱり「Z」は何回みてもいいなぁ。
苦悩するシャアの姿を見るたびに、このクワトロ時代があったからこそ、「逆襲のシャア」につながっていくんだなぁとしみじみ思います。
機動戦士Zガンダム
バンダイ
1997-12-11


ちなみにプレイステーションで発売された「機動戦士Zガンダム」でのシャアモードは「Z」好きには必見です。
ラストでハマーンのキュベレイにより大破させられた百式のコクピットの中で、シャアがカミーユの精神崩壊を知るシーンが追加されてます。
カミーユの心の声を聴き、シャアは何かを決意。
そして「逆襲のシャア」へと繋がっていく…
新劇場版では、「ZZ」に繋がらないようなハッピーエンドにするのではなく、このPS版「Z」のエンディングのような補完こそ、必要だったと思うのですけどねぇ。
「Z」好きには外すことの出来ない作品と言えるでしょう。
本編のゲームそのものはちょっとアレな出来ですが。
脱線話はさておいて、そんな「Z」もレコアが裏切り、キュベレイが登場し、カツの鼻に付く言動が目立つようになってきました。
そろそろ「Z」も終わりが近いなぁ。
「ZZ」は無料配信されてないので、次に「ガンダム」のテレビシリーズをイッキ見するとしたら…
「SEED」かぁ。
そうかぁ、どうしようかなぁ。
ガンダムはとりあえずここまでにして、「ゴジラ」シリーズ全作品の無料配信が開始されたことだし、白黒の初代「ゴジラ」から「ファイナルウォーズ」までイッキ見してみるかな。
Amazonプライム・ビデオ
Amazon.com
2019-04-25


機動戦士Zガンダム SPECIAL
TVサントラ
1999-03-05


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