元の「ペルソナ5」を遊んだことないのに、いきなりこの新作を楽しむことが出来るかどうか…?
どーも、たけGです。
Nimtendo Switch「ペルソナ5スクランブル ザ ファントム ストライカーズ」の体験版が配信されていたので、ダウンロードして遊んでみました。
今までの記事でいくつか書いてきましたが、僕は「真・女神転生」シリーズが好きです。
ですが、外伝としてスタートした「ペルソナ」シリーズに関しては、初作の「女神異聞録ペルソナ」と、「ペルソナ2罪」「罰」を遊んで以降、シリーズからは遠ざかっていました。
「ペルソナ3」からメインキャラクターデザインが電脳悪魔絵師こと金子一馬氏から副島成記氏に変わったから?
とか、そんなことは全然なく、同じくキャラクターデザインが変わっている「デビルサバイバー」シリーズは遊んできています。
「ペルソナ3」が発売された時期、僕は完全にゲームを遊べない病みたいなものにかかっており、PS2を起動するのがとても苦痛な時期になっていたんですねぇ。
それを引きずったままの時期に発売された「ペルソナ4」も当然遊ぶことはなく、今に至ってます。
PSPで発売された「ペルソナ3ポータブル」は購入してはいるのですが、いつか遊ぼうと思いながら積んだまま。
これを機会に遊んでみようかな…
そういうわけでPS1で遊んだ「ペルソナ2罰」以来、実に20年近くぶりとなる「ペルソナ」シリーズの最新作「ペルソナ5スクランブル」、体験版ですが遊んでいきましょうか。
まずはアニメが流れ始めました。
舞台は東京、渋谷駅前。
東京を舞台とするのはメガテンシリーズの基本。
いつかは福岡市を舞台にして天神パルコ前の風景とか見れたら嬉しいとは思うんですけどね、ファミコンの「デジタルデビル物語女神転生2」を遊んで以来、メガテンの舞台は東京じゃなきゃ!と、人生で東京には数えるぐらいしか行けてない九州在住の僕は思ってしまうわけです。
あ!「スマブラ」で見たことある人だ!
この方が主人公のジョーカーさん。
「スマブラ」参戦から1年近く遅れての本編でのSwitch参戦。
そう考えると、やっぱり「スマブラ」への参戦はナカジマか「真1」のザ・ヒーローが良かったと思うのですが、もう蒸し返してもしょうがないですね。
お、いきなり何の説明もなくバトル開始だ!
このネコのようなモルガナさんから「作戦開始だ!」と言われてもわけがわかりません。
体験版だからかな?まずはメインのバトルを体験してみてってことなのかな?
製品版ではきっちり説明があるのかな?
わらわら出てくる敵をとりあえずバッタバッタなぎ倒していく、これって…
無双だ!
無双系ゲームだ!
公式サイト見たら「ATLAS × コーエーテクモゲームス」と並んで「ペルソナチーム × ωフォース」って書いてあるし、「ペルソナ」と「無双」のコラボゲームだ!
スキル発動によるド派手な技で一網打尽にも出来ます。
この辺はペルソナ召喚と絡めてくるので、「ペルソナ」シリーズらしさがよく出ており他の無双シリーズとは一線を画しているかとは思います。
(無双シリーズもそんなに遊んできているわけではないので偉そうに語れませんが)
ジャックランタンにピクシー…。
うーん、メガテンだなぁという安心感。
このバトルステージが終了すると、オープニングのアニメーションが流れ始めました。
この最初のバトルはいわゆるアバンタイトルだったようです。
おお…
なんかクールでかっちょええなぁ。
このオープニングアニメ見るだけで、PS4で発売された本編が人気だってのも頷けます。
オープニングのあとにイベントが始りました。
ここからがゲーム本編の本格的なスタートです。
いわゆるグループライン?
友達が多くて羨ましい。
僕が大学生の時代にスマホがあったとしても、グループラインにこんなに友達集まんなかったでしょう。
ま、現在のリアルを生きる若者たちのグループラインの参加人数はこんなもんじゃないのでしょうけどね!
ですが、この前テレビか何かで見たのですが、今の若いコたちにとっては、コミュニケーションツールとしてのLINEはもう古くて、今はInstagramでのやりとりが主流なんだとか。
SNSとか全然しないオッチャンにはもうついていけない〜。
日にちが進む演出もまたオシャレでカッコいい。
ひとつひとつの演出や場面表現もクールに統一されていて、とっても見事です。
どちらかと暗めの世界観の「真・女神転生」シリーズと差別化を図って、外伝ではない独立した新たなシリーズとしての座を確立したのも納得です。
街並みの表現力も見事。
もう、今の時代は丸頭に三角ボディがクルクル回るようなアイコン表現ではないのですね。
当たり前ですが。
喫茶店で馴染の仲間たちと再会。
こんな大学生活を送れてたら最高だったんだけどなぁ。
ゲームとバイトに明け暮れていた大学生活。
友人や女子たちと集まっての、ばばば、ばーべきゅーなんて経験したことないです。
キャンプなんて当然。
就職前の合宿みたいなやつで体験したぐらいかな…
しかしまぁ、それにしても…
このイベントシーン(アドベンチャーパート?)が長い!
なかなか本編が進んでくれません。
大体にして「去年のこと」とか「あの時」とかってのがあんまりにも多すぎて、このシャレオツな世界での話になかなかついていけないんですけど…
ベルベットルームも随分と変わったな…
この体験版では出会えませんでしたが、イゴールさんはお元気でしょうか…
しかし…
イカ三昧が2000円って、高くない⁉︎
なるほど…業務用サイズだからこの値段なのね。
単品でよっちゃんイカとか売ってないのでしょうか。
商店街を抜けて舞台は渋谷へ。
お!アリスって、あのアリスちゃんですか?
無邪気に「死んでくれる?」とか言ってくる、DSJではレギュラーメンバーにしていた魔人アリスちゃんでしょうか?
赤おじさんとか黒おじさんも一緒に出てくれてるのでしょうか。

違った!
僕が知ってるアリスちゃん違った!
死んで…いや、ふ…踏んでくれますか?
その後に世界が暗転して異世界へ。
パレスとか呼ぶそうで、バトルはこの異世界で行われるようです。
長々としたアドベンチャーパートを終えて、ようやくバトルパートへ。
キャラクターたちはオシャレで魅力的なら描かれていて、世界観もクールでカッコいいのですが、会話や入ってくる情報が、以前の話ありきのものばかりだったので初見の僕にはちょっとついていけないことが多かったのも事実。

基本はワラワラ湧いてくる敵をバッタバッタなぎ倒していく無双系アクション。
街中やダンジョン内のギミックを用いた特殊なアクションや、スキルの発動等については同行しているモルガナが親切丁寧に教えてくれるのでマニュアルいらずに遊ぶことが出来ます。
ジャンルとしてはアクションRPGなのでレベルアップの要素もあり。
そして「ペルソナ」なので、悪魔をペルソナとして発動し、使役することもできます。
ペルソナ召喚の演出はド派手でカッコよく、いろんな悪魔での演出を見たくなりますね。
今作が初登場と思われるキャラが仲間となって、これからというところで
…
体験版でのプレイは終了!
続きは製品版で!という引きは成功しているんじゃないでしょうか。
続きを遊んでみたいと思える内容だったと思います。
このソフィアってコの正体も結局わからないままだったし。
ま、僕からすれば出てきたキャラ全員が誰が誰やらという感じだったんですけどね!
そう、一通り遊んでみた感想とすればかなり面白く、ちゃんと遊んでみたいと思えるような内容だったのですが、物語の展開や、キャラの会話など、”以前の話”ありきの展開が多く見られて、置いてけぼりをくらってる感じもあるんですよねぇ。
これはやっぱりPS4で発売された「ペルソナ5」もしくは「5ロイヤル」を遊んでいることが前提の構成になっているようです。
公式サイトでも「ペルソナ5その後の物語をご覧あれ!」と謳っているし、今作の物語はやはり大元の「ペルソナ5」の後日譚。
「ファイナルファンタジーX」の後の「X-2」的な位置づけといったところでしょうか。
メガテンシリーズで括るなら、「真・女神転生4」を遊ばずにいきなり「4FINAL」を遊んでいるようなもの。
メガテンシリーズの悪魔たち相手に無双するのが最高!いろんな悪魔との戦闘やペルソナ発動を見てみたいと思えるアクションパートは本当に面白いし、物語の方も未体験の方でも楽しめるような配慮もされているとは思いますが、やはり前作にあたる「ペルソナ5」を遊んでいる方がより楽しめるんじゃないかと思います。
PS4とSwitchを両方持っていて「ペルソナ5」を遊んだことがある人が、携帯モードでも楽しみたいからとSwitch版を選ぶ選択肢はアリでしょうが、僕のようなSwitchしか持っておらず「ペルソナ5」を遊んだことがないような人が、今作を100%楽しむにはちょっとハードルが高いかな。
なので、Switchにも前作の「ペルソナ5」を移植してくれることを希望!
前作を遊んだ上で、今作の製品版を楽しんでみたいと思ったのが今回の体験版を遊んだ感想かな。
いや、それよりも「真・女神転生V」を早よ!
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