どーも、たけGです。
前回、「R-TYPE」および「R-TYPE DIMENSIONS EX」について書きました。
となると、やっぱり同時収録されている「Ⅱ」についても書いておかないとね!
ちなみに、PCエンジン版の「R-TYPEⅡ」の話ではないのであしからず。
と、いうことで大好きだった「R-TYPE」のシリーズ第2弾、「R-TYPEⅡ」なのですが…
だって、あまりに難しすぎたんだもの。
頑張って1コインで4面ぐらいまでは行けるようになった前作に比べると、どんなに頑張っても1面をクリア出来るか出来ないかといったレベルで、遊べども遊べども先へ進む希望は見えず、目の前に広がるは絶望ばかり。
「グラディウスⅢ」といい、この頃のゲームセンターのシューティングゲームは難しいものが多くてですね、その風潮に倣ったような「R-TYPEⅡ」は、僕のような下手の横好きヘタレシューターの手におえるシロモノではなかったのです。
自機の武装も前作と比べていろいろとパワーアップしていたのですが、それらを満足に使いこなすまでもなく、自機の屍が積み重なっていくのみでした。
例えば、「R-TYPE」の代表的な武装といえる、タメ撃ちによって出せる波動砲。
この波動砲も、元ネタと思われる「宇宙戦艦ヤマト」と同じように拡散波動砲へとパワーアップしています。
ところがこの、2段階のタメを必要とする拡散波動砲が、これまた元ネタの「ヤマト」のものと同様に使えないんだ。
まぁ、「ヤマト」におけるアンドロメダや主力戦艦の拡散波動砲が使えなかったのは、もともとが対艦隊戦仕様の兵器であり、一点集中攻撃を必要とした白色彗星には無力だったってのもありますが。(事実、バルゼー艦隊は拡散波動砲で蹴散らしてますので、本当に使えなかったわけではない)
ですが、今作「Ⅱ」の拡散波動砲の使えなさは、僕の下手さ加減を差し引いてもよっぽどだったと思うのです。
まぁホント、上達して、狙って使えば上手く立ち回れるのかもしれませんが、2段階のタメを必要とするんですよ。
タメが終了する前に落されることの方が間違いなく多く、上手く撃てる段階まで持っていけても、敵からの激しい攻撃の中、狙って使うのは僕には無理!
な、わけで今作においての波動砲は、基本1段階タメの通常通りの波動砲を使うか、もしくはどちらも使わないかの2択でしたねえ。
まぁ、どっちにしろ波動砲をどう使おうとも満足に楽しむことすら出来ずに、ゲームセンターでもあまり遊ばなくなっていったのですけどね…
その後、スーパーファミコンで今作の移植作「スーパーR-TYPE」が発売されたのですが、これは良かったですねぇ。
この「スーパーR-TYPE」は、移植元の「R-TYPEⅡ」とは別物と言ってもいいぐらいにアレンジされていたので、ファンからは否定的な意見も多ようですが、個人的には原点の「R-TYPEⅡ」よりはこの「スーパー」の方が好きでした。
なんと言っても難易度が、嘘のようにマイルド仕様に調整されており、とても遊びやすくなってたのが良かったですねぇ。
これは「グラディウスⅢ」も同様で、ゲームセンターでは鬼畜な難易度で、僕のようなヘタレシューター程度ではとても遊べるものではなかったものが、良い子のスーパーファミコンにアレンジ移植されることで遊びやすくなっていたんです。
ゲームセンターでこれらのシューティングゲームを遊んでいた本物のシューターさんたちにはアレンジ移植されたスーファミ版については不評のようでしたが、ヘタレシューターの僕には非常に心地良く遊べる良移植でしたねぇ。
BGMがまた良くて、何度も遊んだ1面の曲は、今でも耳に残ってます。
ただ、拡散波動砲はやっぱりあんまり使わなかったかな。
その後、プレイステーションで「R-TYPES」を購入し、アレンジされていない「R-TYPEⅡ」を家でじっくり遊べるようになったわけですが…
ゲーセンそのままなので当たり前のように難しい。
「スーパーR-TYPE」のヌルさを知っているだけに原点の「Ⅱ」本来の難しさが足を引っ張り、難易度を下げて隠しコマンドを用いてもとても満足に遊べなくって、早い段階で心が折れて挫折。
結局、カップリングされている「1」ばっかり遊んでいましたねぇ。
ちなみに、単品販売されていたスマホアプリ版は難しいのがわかっていたので購入しませんでした。
ただでさえ難しい「Ⅱ」を、タッチパネルなんぞで遊べるわけないだろぉ!
そんな僕の前に、天使のように舞い降りてきたのが、「1」の時にも書いたSwitchの「R-TYPE DIMENSIONS EX」
グラフィックがリメイク版の3Dグラフィックと、
ですが、目玉はやっぱりインフィニティモード。
死んでもその場で復活、残機無制限、最低でもフォース1つは残っている(って言うかボタン一発でフル装備になりますが)ので、自分が諦めない限りチャレンジし続けられます。
このクソ難しい「R-TYPEⅡ 」でこの仕様は嬉しすぎますよねぇ。
生まれて初めて「Ⅱ」のステージを先の先まで進めることができました。
って言うか、最終ステージまで進めてエンディングを見られる日が来るなんて思いもしませんでしたよ。
素晴らしい!素晴らしすぎます「R-TYPE DIMENSIONS EX」素晴らしすぎますインフィニティモード!
そんな「R-TYPEⅡ」の楽しみ方は邪道ですか?
いや、「Ⅱ」に関しては、インフィニティモードで練習し続けても、クラシックモードで遊ぶのは無理!
僕のようなヘタレRタイパーが登れるような山じゃない!
なので僕は延々とインフィニティモードで自機に屍を累々と築きながら遊び続けていくのです。
ちなみにインフィニティモードでは、ステージごとの死亡回数が表示sれるのも「1」と同様なのですが、その死亡回数が2桁になると自分で自分が恥ずかしかった「1」と違って、「Ⅱ」では死亡回数がどんなに多くなっても気になりません。
見たくないものは見なければいい!
って言うか別に見たくないわけでもない!
「Ⅱ」ってそういうものなんだ!
と、自虐的に遊び続けられる、非常に良いゲームです。
リメイクされた3Dのグラフィックも悪くはないけど、個人的には、やっぱり元々のドット絵グラフィックの方が好きだなぁ。
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