ファミコン「スーパーマリオブラザーズ」思い出語り。「2」も合わせて、僕の人生を左右したヒゲのおっさんのゲームの思い出。

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今日はFCの「スーパーマリオブラザーズ」の発売日だそうで。

「スーパーマリオ」が発売されて今日で38年ですか。

振り返ると、その都度その時代のマリオが一緒にいたようなもんですねぇ。
どーも、人生の3分の2近くをマリオと共に歩んできたゲームを卒業できないオッサン、たけGです。

僕とマリオの出会いは、もちろんファミコンの「スーパーマリオブラザーズ」から。

もともとファミコンでマリオ覇「ドンキーコング」や「マリオブラザーズ」などで活躍されてましたが、我が家にファミコンが入ってきたのは「スーパーマリオブラザーズ」が大ヒットした後だったので、僕とマリオの出会いもそれが最初でした。

中学生の頃でしたねぇ。

弟が父親と一緒にファミコンを買いに行って、家で待ってる僕は当然、当時友達の間で人気沸騰だった「スーパーマリオブラザーズ」を買ってくるもんだと思っていたら、買ってきたのはまさかの「ロボット」

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「ブロックセット」の方だったな、確か。

詳しくはこちらの記事にて。

 
 

そうして、ファミコン購入から少し遅れてから購入することになった「スーパーマリオブラザーズ」。

友達の家で遊ばせてもらったことがあるのでそれが初体験というわけではありませんでしたが、家でじっくり気兼ねなく遊べることで、本質の面白さを体感できたのはこの時が初めてだったでしょう。
ファミコン以前に持っていたゲームといえば、ゲーム&ウォッチ。

とはいえ任天堂から発売されたオリジナルなものではなく、他社から発売された類似品を持っていたように覚えてます。

ガンダムのゲームだったかな。

ア・バオア・クーを舞台に次々現れるジオング、エルメス、ビグザム(だったかなぁ)をガンダムで次々に落としていくような、そんなゲームでした。

資料がないので曖昧な記憶を辿るしかないですが… 

オリジナルのゲーム&ウォッチと言えば、友達の家で2画面の「ドンキーコング」を遊ばせてもらったような記憶があります。
あと、ゲームと言えばカセットビジョンJrを持っていたっけな。


実家のどこかを探せば、まだ眠っているかもしれない…

グラフィックが本当にチープなゲーム機でしたが、ファミコン登場以前のテレビゲーム機の中ではスタンダードな機種だったらしくって。
あの頃、持っている人は意外と多かったんじゃないかなあ。
ファミコンよりも値段が安かったようなので、それで親が買ってくれたのかもしれないですね。
あとはゲームセンターでインベーダー系のシューティングゲームや、パックマンに代表されるドットイートゲーム。
先に友達が持っていたファミコンで遊ばせてもらった「ベースボール」や「サッカー」
同じく、友達の家で遊ばせてもらった、パソコンのコマンド選択式のアドベンチャーゲーム。
ゲームと言えば、そういったものが常だった僕にとって「スーパーマリオブラザーズ」は実に革新的なゲームでした。
 
右に走ってスクロールしていくステージ。
Aボタンを押してジャンプして、クリボーを踏みつける。
Bボタンを押したまま走るとダッシュ。
ゲームの世界観にピッタリ合った軽快なBGM。
しかし制限時間が近づくと、そのテンポが早まるのですが、ちょっとだけテンポが早まっただけで「急がなきゃ!」と思わせる音楽へと変貌する絶妙なゲームデザイン。
 
今でこそ横スクロールのジャンプアクションゲームって、スタンダードなジャンルの1つですが、この頃は他に同じようなゲームって無かったんじゃないかなぁ。
そんな「スーパーマリオ」に、一気に虜になりました。
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今にして思えば、この最初の画面でゲームの全てが集約されているんですよね。

最初の一歩目からBボタンでダッシュする。

ジャンプしてブロックを割れる。

出てきたキノコをとったらパワーアップする。

ジャンプしてクリボーを踏みつけることが出来る。

と、このように「スーパーマリオブラザーズ」というゲームの基本を、この最初の場面で学ぶことができるようにデザインされてるんですよねぇ。

これはよく出来てるわ。
あの頃は、弟と一緒にプレイするので、基本2人プレイ。
かといってこの頃は同時プレイは出来なかったので、1P側と2P側が交互に遊ぶスタイルでした。
兄である僕はもちろん1Pマリオで、弟が2Pルイージ。
この頃のマリオ兄弟には、性能的な差は全くなく、色が違うだけだったのでそこで争いが起きることはありませんでした。
ノコノコの甲羅を使った無限1UPを僕が先に覚えたもんだから、それを延々と繰り返して、「いつまでやっとるん⁉︎」と、抗議を受けるようなことはありましたっけ。
ただ、やっぱりこの時に「スーパーマリオブラザーズ」にハマってしまったから、そのままファミコンにハマり、「ゼルダの伝説」や「ドラゴンクエスト」に熱中するあまり、受験勉強が疎かになっていってしまったわけなんですけども。

この辺も先のファミコンについての記事で書いてましたね。
 

もしもこの時、「スーパーマリオブラザーズ」に出会わなければ、僕の人生も今とは違っていたものになっていたかもしれません。
(ま、元々そんなに賢くないので勉強に打ち込んでもその後の進路に大きな変化はなかったかもしれないし、プラモデルやラジコンなどの別のものにハマってしまっていた可能性も高いですけどね)
人ひとりの人生を左右したとなると、改めて凄いソフトだったんだなぁと思わせてくれます。
そんな「スーパーマリオブラザーズ」の35周年で、魅惑的なグッズが発売されましたね。
それこそ、ゲーム&ウォッチ「スーパーマリオブラザーズ」。

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パッケージからしてこのデザイン、たまらんですね。

なんか、コレクションアイテムとして持っておきたい一品ですが、アレ?
このデザイン、なんか見たことあるぞ!

あ、これ、買う以前に持ってるかもしれない!

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ほら!

ファミコンのコントローラーを模したデザインの小さい手の平サイズのゲーム機の、これまた極小のディスプレイに映し出されるタイトル画面!

んん?ちょっと違うって? 

ま、ご存知の方はすぐにわかりますね。

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ゲームボーイミクロに、ファミコン・ミニシリーズ「スーパーマリオブラザーズ」の組み合わせでしたー。
ファミコン・ミニと言っても、一時期の懐かしハードのリバイバルブームの火付け役になったゲーム機ではありません。
 

ゲームボーイアドバンスで、ファミコンソフトを遊べるシリーズとして発売されたもんです。



 

まだバーチャルコンソールのようなダウンロードソフトが無い時代でしたからね。

このシリーズが出た時は携帯機でファミコンソフトが遊べる!って喜ぶ派と、PS2のこの時代に今更ファミコンソフトかよ!と否定する派で賛否両論だったように覚えています。

僕は、この「スーパーマリオブラザーズ」を持っていることから分かるように、大いに喜んだ派に所属してました。
 

あと「ゼルダの伝説」と「リンクの冒険」も買いましたっけ。

本当は全シリーズ購入してコレクションアイテムとして並べたかったんですけど、さすがにそんな余裕はありませんでしたね。

ま、今ではNintendo Switchさえ持っていれば、Switch  Onlineで遊べるわけですけどね。
 

ちなみにこのファミコン・ミニ版の「スーパーマリオブラザーズ」を購入した時に所持していたのはゲームボーイアドバンスSPの方だったんですけど、写真のゲームボーイミクロは、このファミコンカラーの本体に一目惚れして、すぐに購入しました。

このファミコンカラーがイイんですよ!


 

久々に引っ張り出して遊んでみたけど、小さくてイイハードだなぁ。

実はこの記事を書くためにちょっと遊んでみようかと思った程度だったのに、この後意外にハマってしまって、ミクロでマリオを遊び続けてます。

Switchでテレビ画面でも遊べるのにね。

ミクロのこの絶妙な小ささがいいようです。

他のアドバンスのソフトも引っ張り出して遊んでみたくなってきますよ。
話が脱線しましたが、このゲームボーイミクロ+「スーパーマリオ」を彷彿とさせるゲーム&ウォッチ版の「スーパーマリオブラザーズ」

僕のゲームボーイミクロでは「スーパーマリオブラザーズ」しか遊べませんが、このGW版には「2」も収録されているようです。

(ま、僕のミクロでもソフトを購入すれば「2」が遊べますが)

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その「スーパーマリオブラザーズ2」は、ディスクシステムで発売されたソフトだったのですが、これがもう難しくて難しくて。

「1」をやり込んだ上級者向けに作られていたようで、シリーズ中1番難易度の高いタイトルではないでしょうか。

弟と交互に協力しながら遊び、ファミマガでルート短縮を調べてクリアを目指していたと想うのですが、当時クリアしたっけな、どうだったかな。

ちなみにこの「2」ではマリオとルイージに性能の違いがあらわれましてね。

マリオ兄さんの方は前作そのままの挙動なのですが、ルイージさんの方はジャンプ力が兄さんよりある代わりに、ダッシュ後にボタンを離してもピタッと止まらず、若干滑ってしまうといった、少々クセのある性能になっていました。

おかげで弟が、ルイージは使いにくいからイヤだということで、初めて兄弟の間でマリオ争奪戦が勃発しましたっけねぇ。

それでも、諦めずに遊び続けたのは、偉大な前作「スーパーマリオブラザーズ」を骨の髄までしゃぶり尽くしていたので、新しいステージの「スーパーマリオ」を遊びたかったからだったと思います。

ルイージで遊んでいる時にギリギリの崖で止まりきれずに落下したり、ジャンプしたら風に阻まれて向こう岸に届かず落下して、死体の山を累々と築きながら遊び続けてましたねぇ。
 

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今回はFCの「スーパーマリオブラザーズ」とその続編「2」の思い出語りでした。

「スーパーマリオ」で思い出すのは、後ろから見ていた母親が、「このゲームは見ているだけでも面白い」と言っていたこと。

息子たちがファミコンを遊んでいるのを後ろから見ていて面白いと言っていたのは 、「ボコスカウォーズ」と「スーパーマリオブラザーズ」だけ。

後は苦言ばかりだったような。 


そんな母を喜ばせようと、頑張って次のステージへ行くんだみたいな気持ちがあったのかもしれません。

実際、自分が遊んでいるのを後ろで母親が楽しそうに笑っていて、それが嬉しかったこともよく覚えているなぁ。

「スーパーマリオブラザーズ」というゲーム自体は今、そんなに遊ぶのは難しくありません。

Switchを持っていれば、Nintendo Switch Onlineに加入することで大元の「スーパーマリオ」と「2」が遊び放題だし、SFCでリメイクされた「スーパーマリオコレクション」も遊べますし。

3DSでバーチャルコンソール版を持っていればそれで遊ぶこともできます。

ファミコンミニでも遊べますね。 

38年前に発売されて、僕をゲームの虜にしてしまった、ある意味罪深いゲームソフト、「スーパーマリオブラザーズ」

ゲームという作品で見ると、その後に出た「3」や、3Dへ大胆に進化した「64」、そして最新作の「スーパーマリオオデッセイ」など、より洗練された名作が多く世に生まれて、それぞれの時代でゲームファンを虜にしてきました。

今年の年末には更に進化した新作、「スーパーマリオブラザーズワンダー!」も発売されますね。



 

「スーパーマリオ」に出会わなかったら…なんて思ったけど、出会ってしまったのはきっと必然だったんだろうなぁ。

先ほど書いたゲームボーイアドバンス版の「スーパーマリオブラザーズ」が発売されたのはマリオの20周年を記念したものでした。

ゲーム&ウォッチのマリオは、35周年を記念したもの。

そして、後少しで40周年であり、その先は50周年で遂に半世紀。

その時も、生きているならきっと僕はゲームを卒業できずにマリオを相変わらず遊んでいるんだろうな。
今回はこの辺で。

いつかまたここで会いましょう。

それではまた次のアニバーサリーに向けて、ヒアウィーゴー!










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