キン肉マン 第322話・不可能を可能に…出来るのか?仲間のため、地上のためにビッグボディ、リングに立つ!

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今回のタイトル、”特攻野郎Bチーム!”考えたのって、ゆで先生ですか…?

どーも、たけGです。

頑張って配慮して書いてはいますが、それでもネタバレになってしまっているかもしれませんので、まだ未読の方や単行本待ちの方はご注意くださいませ。

で、前回、最後の最後までリングの上で戦い続けんとしたレオパルドン。

しかし最後はかつてのマンモスマン戦の時と同じく、胸を貫かれ、ついには力尽きました。

それでも、リングから降りることは拒み続けたレオパルドン。

それは、死ぬのなら戦場で、という強い思いの現れだったのかもしれません現れだったのかもしれませんが、ランペイジマンには全く響かず。

他にはもういないだろうな、これで終わりかとため息ひとつ。

そんなランペイジマンの言葉に対して、レオパルドンの散り様を見届けたビッグボディは涙を流しながら声を上げます。

他になどいるものか!

この5人全員でビッグボディ・チーム!

これ以外の、いや、これ以上のメンバーなどいはしない!

しかしそのビッグボディの叫びもランペイジマンにはさして響いた様子もなく、マジシャンか、もしくは天貴星グリフォンのミーノス様のように、手を掲げるだけでレオパルドンの身体を宙へと浮かび上がらせます。

種もしかけもございませ~んとでも言うような感じでランペイジマンが手を振ると、裂かれはじめるレオパルドンの四肢。

うめき声をあげるレオパルドン、ここでビッグボディも彼の生存を確認。

ランペイジマンはあえてとどめを刺さずにレオパルドンを生かしておいた。

それは、ビッグボディへの人質として使用するため。

レオパルドンを死なせたくなければ、強力の神が所有していたカピラリアの欠片について洗いざらい話せと要求するランペイジマン。

ビッグボディは「それが神のやることか!」と激昂するも、ランペイジマンは一蹴。

ランペイジマン自身の言う通り、神と超人では行動原理が根本的に違う。

理に適う行動を行うのみで、そこには情も慈悲もない。

その中で、あえてビッグボディに与えた機会(チャンス)もふいにしてしまった。

ランペイジマンの神としての名は"戒律の神"。

ランペイジマンがビッグボディとの戦いに際して定めた"戒律"を、ビッグボディはレオパルドンに情でもって委ねてしまった。

神であるランペイジマンにとって、それは許しがたい行為。

もはや戦う機会さえ与えない。

お前には戦う権利はもうないのだ!

「またぐなよ、またぐなよ」と大仁田厚を制し続けた長州力のように、ビッグボディを制するランペイジマン。

しかし、人質となったレオパルドンにとってはそれは死よりも辛すぎる展開。

結果的にビッグボディの足を引っ張ることになってしまった自分を責めるレオパルドン。

そんなレオパルドンへ仲間たちが声をかける。

ふがいないのはお前だけじゃない!

お前1人の責任じゃない、こうなってしまったのは俺たち全員の責任。

俺たちは一蓮托生、

オレたち、特攻野郎Bチーム!(注:言ってません)

熱い!熱すぎますビッグボディチーム!

これもまた1つの友情。

ボワァ…と、友情パワーが発動してもおかしくない展開ですね。

そんな熱い部下たちを見て、絶対に死なせたくないと思うビッグボディ。

しかし、自身が抱えるカピラリアについての秘密を漏らすわけにもいかない。

ならば!とビッグボディがとった行動。

ランペイジマンの制止もなんのその、強引にリングへ上がり、レオパルドンを救出!

遂にリング上で対峙するビッグボディとレオパルドン。

ビッグボディらの熱さ(暑苦しさ)に辟易気味のランペイジマン。

こうなればビッグボディ自身を死よりも苦しい拷問にかけることを宣告。

対してビッグボディが言い放つ言葉。

「超人ってのはなぁ、お前らが思っているより…バカなんだ!」

他の超人から「ちょ、お前と一緒にするなよ!」と言われかねない自虐発言。

「知っておるわーっ!」

と返すランペイジマンもランペイジマンですが。

「えええええ!ちょ、ビッグボディを基準に考えるなよ神様!」とまた他の超人からの物言いがつきそうです。

ともあれ、キン肉マン・ビッグボディvs.超神ランペイジマン、直接対決待ったなし!

ビッグボディチームの駒も付き、もはや待ったはかからないと思われた次の瞬間。

「もういい、ビッグボディ」

とちょっと待ったコールがかかりました。

不意に空間へ現れるモニター。

そこへ姿を現したのは、不死鳥!

いやいや、やっぱり来てくれたんだね兄さんの方の不死鳥ではなくて、あふれる知性の超人の方ですが。

これはやっぱりあれですか。

ビッグボディが散々自分のことを「頭が悪い」だの「思うよりもバカ」だのの自虐発言を繰り返すので、ビッグボディの暑苦しさや頭の悪さが、神々にとっての超人の基準になってはたまらないという知性の超人としての「もういい、ビッグボディ」なのでしょうか。

いや、まあそんなことはなく、(内心ちょっとは思ってるかもしれませんが)

「何もお前がここで死ぬことはない」

との発言の通り、これは間違いなく助け船ですね。

と、なると、ランペイジマンの相手をこの方が務めるということでしょうか?

しかし、この方が今おられるのは日本の安土城跡のはず。

ビッグボディとランペイジマンがやりあっているのは中国の始皇帝稜。

瞬間移動でもしない限りはすぐには駆け付けられないでしょう。

まぁ、超人たちは時々ビックリドッキリメカを用いて瞬間移動移動される場合もありますが、さすがに今回はないかな?

となると、知性あふれるこの方がどのような策でもってビッグボディを救おうというのか。

考えられるのは、実はこの兵馬俑の中にまだ潜んでいる超人がいるのではないかという可能性。

ランペイジマンもレオパルドンを仕留めた後、意味ありげに「もういないだろうな?」と見渡していたし、実は誰かが潜んでいてもおかしくないかな?

あんな小さな兵馬俑に誰が潜んでいるんだよ!というツッコミは、ゴーレムマンが潜んでいた時点でもう無意味です。

では誰か?

この方が根回しし、かつビッグボディチームと因縁がある超人と言えばただ1人。

マンモスマンが潜んでいるのではないでしょうか?

ペンチマンとレオパルドンの2人が、マンモスマンのノーズフェンシングを彷彿とさせる技で胸を貫かれているし、キャノンボーラーもマンモスマン戦と同様のラリアットを繰り出しています。

レオパルドンがまさかの登場をした時にも「相手はマンモスマンの数倍強いぞ…?」みたいな煽り文も書かれていたことだし、種は十分に撒かれているかと。

問題があるとすれば、ビッグボディチームの面々と違ってマンモスマンは死亡だけでなく、預言書が燃えたことにより歴史から抹消された事実があります。

同じく歴史から消されたキン肉アタル他の面々はキン肉マンのフェイスフラッシュで復活した描写がありましたが、マンモスマンとオメガマン・ディクシアに限っては復活の描写がありませんでした。

実際、ディクシアはその後死亡していることになっているようだし。(兄アリステラの発言)

しかし、奇跡の光フェイスフラッシュと言えば、キン肉マンやその兄アタルだけではなく、フェニックスも使用できるという事実もあります。

描写がなかっただけで、実はフェニックスが王位争奪編のあとでマンモスマンとディクシアの2人を復活させている可能性もなくはない。

まぁ、それならそれで母星が滅亡の危機に瀕しているディクシアが、死んだことになったままで兄や仲間たちの前に姿を現してないのもおかしな話になりますが。

そう考えるとやっぱり無いかなぁ、マンモスマン復活・からの登場説。

見たいんだけどなぁ、超神ランペイジマンvs.知性と獣性を併せ持つマンモスマンの試合。

レオパルドンらビッグボディチームの面々を見て「やるじゃねぇかアンタら、今やりあったらオレさまでもヤバいかもな」とか労いつつ、ランペイジマンに対しては「本物の超人の強さを思い知らせてやるぜ」と二律相反する発言をしてほしいものですが。

どうかなぁ、やっぱり、無いかなぁ。

それでも見たいと思いつつ、登場しても「ウメーウメー」だけはご勘弁な次回に続きます!

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