マンモスマン登場説、見事に外れました!
ま、僕の予想や考察が当たった試しはないのですが。
でも!諦めが悪いかもしれませんが、まだその芽はあると思いませんか?
どーも、たけGです。
今回の記事も配慮して書いてはありますが、ネタバレに繋がってしまっているかもしれないので、未読の方や単行本待ちの方はご注意を!
さて、前回唐突に戦場である秦の始皇帝陵に出現したモニターの中に現れたのは、キン肉マン・スーパーフェニックス。
今回の彼の役目はこの戦場へ助っ人を送り込むことではなく、交渉人(ネゴシエイター)でした。
絶体絶命の窮地に追い込まれているビッグボディとその仲間たちを救うべく、溢れる知性をフル活用して神々相手に巧みな交渉術を駆使します。
ですが神々、特にザ・マンと双璧をなしたという調和の神相手の取り引きとなると、生半可な駆け引きは通用しない。
ここでフェニックスはいきなり自身が持っている最大のカードを切ってきます。
「お、おいフェニックス、まさかお前、やめろ!やめるんだ!」
「い、言っちまいやがったーっ!」
神々の反応よりもビッグボディ氏の反応の方がいちいち面白い。
神々相手の最大のカードを切って示した上で、4つの道を提示し、それぞれの道に進むことを要求。
さすれば神々が分かれて進んだその先で、24時間後に神々にとっての利になる情報源を差し向けることを提案。
神々にしてみれば利があろうとなかろうと、一超人が神に指図をすることなど言語道断。
一部の者たちがすぐさま突っぱねようとしますが、調和の神がそれを制します。
これは、知性の神の企みでもあるのだろう?
知性の神のことを深く知る神々は、それぞれ思うことはありながらもフェニックス、及び知性の神の狙いに敢えて乗ることに同意。
3神づつ、4手に分かれてそれぞれの目的地へと向かいました。
かくして、ネゴシエイター・フェニックスの交渉術は成功。
12神が集結していた神々の戦力を分散することに成功し、かつ24時間という時間の確保まで成し遂げました。
24時間もあれば超人側の戦力を整えることも可能でしょう。
今のままではビッグボディのみならずゼブラ、マリポーサと順々に打ち破られていくことは明らかでしたからね。
では、フェニックスが用意して送り込む、神々への情報源とは?
これは間違いなく、次に戦う超人たちだと思われます。
ここにマンモスマン登場説の可能性がまだ残っていると思うんですよねぇ。
フェニックスの指し示した道は4つ。
事前にビッグボディチームが総登場していることもあり、その4つの道の先それぞれにフェニックスチームの面々が登場してもおかしくないかと。
難しいのはオメガマン・ディクシアが生存していたのなら、何故今まで兄の前にも現れなかったのかの理由づけと、カピラリア光線を武器とするプリズマンの扱い方でしょうか。
まあ、超人を滅ぼすカピラリア光線も神には全く無意味だとは思うんですけどね。
あと、神々が3神ずつに分かれたことにも意味がありそう。
3対3の団体戦になるのではないですかね?
フェニックスチームの登場があるのであれば、マリポーサチームやゼブラチームの登場もあるか…?
格チーム1人ずつの混成チームで神々と戦う構図に…ならないかな?
フェニックスも「おあつらえ向きにお前たちの数はちょうど12体。3体ずつに分かれて…」とか数を強調して言ってるし。
そう考えると、予想してしまうのは12超神vs.運命の王子混成チームの団体戦!
…まぁ面白そうではあるけど、冷静に考えたら、シンプルにマンモスマンだけ登場するよりも難しそうだな。
ミキサー大帝やモーターマンがランペイジマン他超神相手にどのように戦えるのか、想像できませんし。
さすがにこの展開はないかな。
いやいや、見てみたくはあるけれど。
ま、外れることの多い予想というか、すでに妄想レベルに達してきる気もしますなぁ。
さて、フェニックスの見事な交渉術によって救われたビッグボディチーム。
チームリーダーのビッグボディは意固地にならず、素直に礼を伝えます。
「本当に…すまない」
流した涙は、悔しさからから、それとも安堵感からか。
おそらくは様々な感情が重なっての涙なのでしょうが、ここにきてビッグボディ隊長、泣き虫超人の座を確保したようです。
熱い巨漢には、熱い涙がまた似合う。
そんな泣き虫先生ならぬ泣き虫隊長ビッグボディへ、フェニックスがひとつやってもらいたい事があるとのことで。
できることなら何だってやるぜ!
と意気込むビッグボディへ、先程、神へ示した24時間後に、ある場所へ向かって欲しいと告げます。
どこなんでしょうね、その、ある場所って。
まぁ、フェニックスが神々に示した4つの道の行き先…ではないと思いますが。
フェニックスが神々に対して切ってみせた最大のカード、そしてそこに繋がる交換条件。
そこに嘘偽りはないと思います。
しかしフェニックスはもう一枚、切り札と呼べるカードを隠していたと思われます。
それこそが、今回のタイトルにもある、フェニックスの真の目的であり、ビッグボディにやってほしい事にも繋がっているのではないかと。
一方で調和の神の方もそんな事はわかった上で、敢えてフェニックスの狙いに乗っているのかもしれません。
交渉事は騙し合いと化かし合い。
99の真実の中に紛れ込ませた1つのフェイクや、幾重にも重ねられた嘘のどこかに挟み込まれたたった1つの真実を隠し通せるか、見抜くことが出来るか、ギリギリの心理戦を戦わねばなりません。
相手に実際に試合を行う何倍もの体力、そして精神力を必要とすることもあるでしょう。
果たして、神々に見せていないフェニックスの真の目的はなんなのか。
調和の神は、フェニックスの目論みを看破出来るのか。
予想もつかない心理戦の行方が気になる次回へ続きます!
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