キン肉マン・第326話「BP砲の前夜‼︎の巻」プリズマンを覆う不吉なシチュエーションなマキマキ!

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ビッグボディとフェニックスのタッグチームの名はBP砲!

これは故ジャイアント馬場選手とアントニオ猪木選手が日本プロレス時代に結成したタッグチーム、BI砲に由来するものでしょう。

2000年代のプロレスを見ていた方にとっては、故橋本真也選手と小川直也選手によるタッグチーム、OH砲の方を思い出すかもしれませんね。

それぞれの身長差から来る見た目で言えばBI砲のイメージの方がしっくり来るのかもしれませんが、かつての怨恨を乗り越えたタッグチームという面では、OH砲のイメージの方もしっくりくるかも知れません。


ON砲を思い出した方は、きっとご年配の野球ファンの方でしょう。

どーも、たけGです。

前回結成されたスーパーフェニックスとビッグボディによるタッグチーム。

戦場の舞台はイタリアはローマのコロッセオ!

あ、いつものように配慮して書いてはいますが、ネタバレに繋がってるしまうことも書いているかもしれないので、未読の方や単行本待ちの方はご注意を!

さて、フェニックスがここにビッグボディを呼んだ理由。

それは、かつてのフェニックスのチームメイトのうち、1人だけ数が揃わなかったから。

その1人、ジ・オメガマンことディクシアがメンツに加わらなかったのは何故なのか。

兄であるアリステラが言うように、死んだままなのか。

でも、同じく歴史から消滅したマンモスマンが復活して登場したわけだし、オメガマンの方だけ復活してないのも、これまたなにか理由があるのでしょうか。

もしくは、復活はしてるんだけど、アリステラらにも生存の事実を知らせておらず、なおかつ今回の戦いに名乗りを上げていないパターン。

この場合でも、なぜ?なんで?の疑問符ばかりになっちゃいますね。

フェニックスの語り口からすると、オメガ六鎗客の面々とやり合う以前にカピラリアの欠片をビッグボディらから回収して、マンモスマンらに預けていたような感じです。

あふれる知性でオメガとの戦いの更に先を見越していたのでしょうが、さすがにアリステラやかつての同胞たちと戦うことをディクシアが拒んだというのはありえますけどね。

オメガとの戦いを経て、真の敵である神々との戦いの場にも姿を表さないのは、死んでいるというわけではなく、何か理由があるようで気になりますねぇ。

まあ、流石にどんな理由なのか予想もつかないので、今後の展開に期待です。

例えば、王位争奪編でのフェニックスの振る舞いに愛想を尽かしただけかもしれませんが、それ以上に失望していてもおかしくないマンモスマンが未だフェニックスに従っているのでそれはないかなぁ。

フェニックスが他の面々からカピラリアの欠片を回収し、マンモスマンらに預けたのは、実力的に最も信頼できる者たちに託したからだとのことですが、言いかえれば、「お前たちの実力ではちょっと信用できないんだよ」と言っているようなもので、相変わらずの性格の悪さを伺えます。

なのに、オメガマンの代わりだと言われてちょっと嬉しそうなビッグボディ。

そんな知性&脳筋凸凹コンビ、もといBP砲。(言ってるのは今週のサブタイトルだけですが)

思った通り、このローマの地に調和の神は来ていましたが、対戦するのは、その調和の神以外の2神。

これはBP砲の2人の勝ち目が大きく出てきたような流れです。

調和の神自身が相手となると、さすかに勝ち目は薄かったでしょうが、その他となると話は別。

相手がラスボスと思われる調和の神ならともかく、それ以外の相手にフェニックスがアリステラ戦から続けて敗北ってのは考えにくいし、これは勝ちカードである気配が濃厚になってきました。

すでに1勝しているビッグボディも、運良く勝ち馬に乗れた感じですね。


ゼブラ…

そして、その他の場所でも同時に、前回登場を果たしたプリズマン、サタンクロス、マンモスマンらの試合も開戦のようです。

この面々はどうやらシングルマッチ。

駆けつけてる正義超人たちはとりあえず観戦しながらの解説役も果たす、冨樫&虎丸ポジションですね。

そしてマンモスマンの相手はどうやらランペイジマンではないようです。

ビッグボディチームと戦った者同士の対戦を見てみたかったですが、ここはいったんお預けかな。

そして最初に試合が展開されるのは、どうやらエジプトでのプリズマンの試合。

対する超神も、その姿と名を表しましたね。

しかし、BP砲に対して、初戦ということもありプリズマンにどうにも勝ち目が見えません。

プリズマンの最大の武器であるカピラリア光線が超人ではない神に対して、果たして効果があるのか、はなはだ疑問でもありますが、それ以前に周囲を見回すと不吉な要素がかなり揃ってるんですよねぇ。


舞台がエジプト、ギザのピラミッド前ということ。

ジェロニモがなんだか嬉しそうにエールを送っていること。

この辺りを見てみるに、完璧始祖編において悪魔超人中唯一といってもいいくらいに良いとこなく終わった、ミスター・カーメンの悲劇を思い出すシチュエーションじゃないですか?

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あ、かつてはラーメンマンにしてやられたって歴史も、カーメンと被ってるなぁ。

それでも、完璧始祖編でのジャンクマンのような予想を覆す展開にも期待したい次回へ続きます!

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