キン肉マン 第335話「ベストキッドとの邂逅‼︎の巻」・安寧の神サマ、ギミックにすぐ頼りすぎ問題

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魔界の師弟の熱い絆と、大人しすぎるブロッケンJr!

どーも、たけGです。

寄生虫超人を失い、ケンタウルス超人から1人の超人サムソンへとなったサタンクロス。

寄生虫と合体していた時よりも明らかに強くなっているかのような攻勢をかけるも超神ザ・ナチュラルのびっくりドッキリメカシールドギミックに翻弄されるサタンクロスの前に、愛弟子アシュラマンが駆けつけた!

と、いう展開で幕を閉じたのが前回のお話でした。

アシュラマンがこの場に現れたことでサタンクロスの戦いに影響がどのように出るのか。

負けフラグか?

勝ちフラグか?

もしくは道連れ引き分けか?

その結末が見えてきたのが今回のお話。

毎度のように配慮して書いてはいますが、これまた毎度のように配慮しているつもりで全然ネタバレ踏んでしまっている可能性も高いので、本編を未読の方はご注意を!

まず本編を読みましょう!

単行本待ちの方もご注意を!

ちなみに今回のタイトルは「ベストキッドとの邂逅‼︎」となっておりますが、「ベストキッド」とくれば頭に浮かぶのはやっぱり…

ベスト・キッド (字幕版)

こちらの映画でしょうか?

いじめられっ子が空手を学び、腕っぷしだけでなく、心の強さも磨いていく、いい映画でした。

ちなみに、ジャッキー・チェンが出演したリメイク版は見ていません。

ということは、アシュラマンがダニエルで、サムソンがミヤギ先生?

6本腕で上手く立てないアシュラマンへ、

「バランスが大事だ。超人レスリングだけでなく、人生も」とか、教えていたのでしょうかね。

そんなサムソン・ミヤギ先生とベストキッド・アシュラマンの対話から察するに、サムソンは王位争奪編以降はちゃんと魔界に戻っていたようです。

前回、寄生虫を失った後のお腹が自動で閉じていて、そんな便利肉体でいいの?とも思いましたが、魔界でブラックホールの肉体を参考に改造していたのかもしれません。

しかし今回の戦いに際し、アシュラマンには黙って魔界を出て今回の戦いに参戦したサムソン。

彼はいつの間に魔界を出ていたというのでしょうか?

・オメガ六鎗客が地球へ来襲する以前にサタン様が、キン肉星、超人墓場と合わせて、魔界にも結界を張り、出入りを封じてしまう。

・結界が解けたのは、サタン様がジャスティスマンに敗れてから。

・超人墓場でのザ・マンを中心にしたミーティングからの超神降臨、ランペイジマンとビッグボディチームの戦いを経て、今回の戦いまでの間の時間はおそらく2日に満たない。

結界が解けてからの24時間+の間にフェニックス、もしくは知性の神が寄生虫も用意して魔界に赴きサムソンに声をかけた、というのは急すぎますかね。

アシュラマンの言い方からはこれが有力な気もしますが、一方でフェニックスは用意周到に準備していたようだし。

残虐の神の力でブロッケンJrが結界から引っ張り出されたように、知性の神が魔界に穴を開けてサムソンを引っ張り出した、というのも、ちょっと考えにくい。

残虐の神はブロッケン1人通せる穴を作るだけでかなりの力を要すると言ってましたから、フェニックスに1億パワーを与える力が残っていた知性の神はそれをしていないでしょう。

となると、やはりサムソンが出たのはサタン様が結界を張る前ですかね。

この事態を見越してフェニックス、もしくは知性の神がサムソンに声をかけていた。

知性の名前はダテじゃない!というところでしょうか。

まぁ、このあたりの時系列をを大真面目に考えても正直仕方がないのでこの辺で。

サムソン曰く、この戦いはかつてフェニックスチームに属し、世に乱れを巻き起こした一員としてのケジメと禊!

ふざけた世界に唾を吐くためにやって来たのだ!

まるで思春期をこじらせた少年のような台詞を吐いてナチュラルへ挑むサムソン。

2本腕を絡ませたラリアットから竜巻地獄、そこからの阿修羅バスター(名前が違いますが)と、弟子のアシュラマンを彷彿とさせる大技を連発。

坊っちゃまの見ている前で恥ずかしい戦いができるはずがない!

全ての力を惜しみなく出すサムソン。

それは対戦相手のナチュラルに対してはもとより、戦いを見守るアシュラマンへ向けているものでもあるのでしょう。

そんなサムソンの大技に対してこれまでにない力を感じるナチュラル。

しかしそんなサムソンの繰り出す大技をも、ナチュラルはその持てるパワーで持って反撃!

ではなくびっくりドッキリメカシールドギミックで反撃する!

…便利すぎるませんか、ナチュラルのギミック。

サタンクロスのことを散々卑怯卑怯と罵っていましたが、このナチュラルのギミックもかなり卑怯ではないでしょうか。

肉体の一部だからそれでいい?

シールドとか名付けている以上、身につけている装飾物のような気もしないのではないですが。

超神ザ・ナチュラル。

最初のうちは絶対的なパワーの持ち主の超大物だと思っていたのですが、ギミックに頼りすぎで格がやや下がってきましたよ、僕の中では。

このシールドギミックなかったら、今回のバスター以前に前回放ったサムソンの飯綱落としで大ダメージ被っていたのは間違いないでしょう。

このちょっぴり卑怯なシールドギミックも手伝って形勢は一気に逆転。

しかし、いかに追い込まれてもサムソンの目の輝きは失われてはいない!

ナチュラルの言う通り、超人は不完全な存在。

不完全だからこそ超人は進化してゆく。

いずれは神を超えるほどに!

サムソンのバスター技を凌いだナチュラルは、返しの大技へ!

サムソンはこの技を凌げるか、もしくは寄生虫の二の舞になってしまうのか。

本編読んだら結末はわかるんですけどね、今回書けるのはここまで!

試合を静かに見守るアシュラマンの強い瞳に宿るのは熱い意志か、師への揺るぎない思いか。

って言うかブロッケンJrが発した言葉は「アシュラマン!」の一言だけ。

実況解説も何もなしで、今回は脇役に徹してしまっているブロッケン。

もう!期待したのにずっとポカンと口を開けてただけか!

他のキャラを食ってしまうお前の熱さはどこに行った!

目と目で通じ合う魔界の師弟のクライマックスはどのような展開に繋がるのか(アレしかないと思いますが)

そして、それでもやっぱり見逃せない、ブロッケンの言動に注目したい次回へ続きます!

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