ビッグボディチームとフェニックスチームに続いて、あのチームも再集結!
ゼブラチームとマリポーサチームが出てくることはありえるだろうか?
どーも、たけGです。
今回は次回以降の話への繋ぎ回!
例によってネタバレしないよう配慮しておりますが、結局はネタバレになってしまっていることを書いているかもしれないのでので、未読の方はご注意を!
まずは本編を読みましょう!
単行本待ちの方はご注意を!
さて、超神ザ・ナチュラルのギミックを活用した大技、ナチュラル・ボーン・クラッシュを寄生虫超人同様にまともに食らってしまったサタンクロスことサムソン。
本編の煽り文にもあるように“あの”サタンクロスが完敗!とも言えるような内容のまま決着しました。
キン肉マン336話「最後の特別授業!!の巻」更新されました。
次回更新は、2021年2月8日(月)です。よろしくお願いします。https://t.co/efeAgqCMnd— 【公式】キン肉マン漫画スタッフ(集英社) (@kinnikuman_pr) January 31, 2021
旧シリーズの王位争奪編を振り返ればフェニックスチームで一番の強者のオーラを出してたのって、実はサタンクロスではなかったかと思うのですよ。
マンモスマンやオメガマンよりも。
ザ・ニンジャに対してオーバーボディのまま圧勝。
アシュラマンとは引き分けながらも終始優勢なペースで試合を進めていました。
そして、サタンクロスを倒したのは主人公であるキン肉マンであったわけで、そのキン肉マンをも大いに苦しめたのがサタンクロス。
以前の記事でも書きましたが、サムソンがミートを助けようとしなければ、キン肉マンはトライアングルドリーマーによって敗れていた可能性もあったほどです。
そんなわけで、プリズマンやマンモスマンとともにサタンクロスが今回の戦いへ参戦した際には、個人的には一番、彼の試合にワクワクしたもんです。
(マンモスマンについては、Ⅱ世で株を落としたのが災いしていると思うのですが)
多種多様な技を持っており、何よりも実は2人1組という、卑怯すぎる禁じ手の持ち主。
対戦相手は1対2というドラマティックバトルハンディキャップマッチを余儀なくされてしまうわけで、故にサタンクロスは負ける構図が思い浮かびにくい超人だったんですよね。
そのサタンクロスが、ある程度の攻勢を見せたとはいえ、完敗の2文字が相応しい敗北の姿を見せるとは。
ここまでの圧倒的な展開になるとは、全く予想しませんでしたねぇ。
プリズマンがバイコーンと戦い始める前の段階では、サタンクロスが勝つかも?とか想像してたぐらいですし。
それがまさかのプリズマンが勝つという結果が出たおかげで、あっ、この流れはサタンクロスやばいかな?とは思いはじめました。
それでも、敗れるにせよ、ここまで一方的な展開になるとは思いもしませんでしたねぇ。
ですが、今回のサタンクロスの戦いは弟子であるアシュラマンへバトンを繋ぐ戦いでもあったわけです。
アシュラマンはサタンクロス、いや、サムソンの死合に駆けつけ、その戦いと敗れる様を見た。
サムソンも弟子であるアシュラマンへ言葉で伝えるのではなく、自らの戦いを見せることでアシュラマンに伝えた。
男というものは、黙って両の眼で静かに結果だけを見ていればよいのだ!
かつてソルジャーが言ったように、アシュラマンはサムソンが敗れるその瞬間まで取り乱すことなく、目を逸らさずに師の戦いを見守り続けた。
決死の覚悟を持ったサムソンの意思を受け継ぐかの如く。
自身の敗北を受け入れる覚悟を決めたサムソン。
師の敗北を見守る覚悟を決めたアシュラマン。
そして、その戦いの意思は、師から弟子へと受け継がれる!
超神ザ・ナチュラルを倒すことを果たせなかった師の意思をアシュラマンが受け継ぎ、打倒を果たすことを誓う。
師を超えることが弟子のつとめ!
前シリーズで悪魔将軍が常々言っていた言葉であり、キン肉マンというマンガのの1つのテーマとなりつつある言葉ですね。
これはもはや次にナチュラルと戦うのはアシュラマンと確定したようなものでしょう。
そしておそらくはアシュラマンが勝利するのは間違いないかと。
サムソンが果たせなかったナチュラルへの勝利を果たすことで、師匠越えを果たすのはもちろんですが、ここは勝っておかないと完璧始祖編のジャスティスマン戦に続いて2連敗のなってしまいます。
っていうかアシュラマンって、超人タッグでニューマシンガンズに勝利したあとは白星全然ついてないんですよね。
マッスルブラザーズ戦・負け
サタンクロス戦・引き分け
ジャスティスマン戦・負け
Ⅱ世における戦績をカウントすれば、ケビンマスク&スカーフェイスのブラッドエボリューションズには勝っておりますが、時系列で並べるとずっと先の話になっちゃいますので、この時代においては勝ちなしロードが続いているアシュラマン。
さすがにナチュラルには勝てるでしょう。
そして更にはこの場にアイツらも集結!
ソルジャーとブロッケンJrのいる場にアシュラマンが駆けつけて、更にその場に集合するって言ったら、もうアイツらしかいないでしょう。
属性や主義主張の垣根を超えて集結したメンツ。
今の状況は、超人界を未曾有の危機が襲ったあの時と似ている!
否、それ以上の危機的状況!
あの時というのは、まさに王位争奪編の時の争いを指していますね。
あの時の争いの発端もまさに神々でした。
神が裏から超人たちを操り、超人界を神の意のままにしてしまおうと画策したのがあの時の争い。
そして、それ以上の危機だと言わしめるのが今回の争い。
裏で暗躍していた神々が表だって地上へ降りてきて超人界そのものを滅ぼしてしまおうというのですから。
ただ、ここで注目すべきはソルジャーはこの危機に際して、神々を打倒するとか勝利するとは言ってないんですよね。
ソルジャー、いやキン肉アタルが宣言したのは、“超人の存在意義”や“超人のなんたるか”を神に示すこと!
神々と戦うことで超人のなんたるかを知らしめて、そこ存在意義を認めさせる!
まさに戦うことでわかり合う、慈悲の心でもって神々とも相対する。
それは、開祖シルバーマンが目指したものであり、更に遡れば慈悲の神であった頃のザ・マンが神々へ示してみせると宣言した、超人の可能性に他なりません。
そのために必要なのが1つの種としての超人の結束。
その決意を頭上の超神たちへ向けるソルジャーと仲間たち。
そのメンツは合わせて5名。
超神はナチュラル含めて3名ですので、5対3の構図ですね。
まぁ5名のうち、ソルジャーとブロッケンの2名はオメガ・グロリアスの2人との激戦から24時間と少ししか経っておらず、傷もまだ癒えてないだろうから、ここはまだ戦わないかな。
となると、ナチュラルと戦うのはアシュラマンとして、残りの2人の超神と戦うのはアイツとアイツか…。
まぁ、話の流れの順番から行くと、次の試合は舞台が変わってトルクメニスタンで、マンモスマンの出番となるでしょうね。
Ⅱ世における裏切りに次ぐ裏切りで辟易させてくれたウメーウメーマンですが、そのⅡ世での醜態を無かったことに出来るような強者の戦いっぷりに期待したいもんです。
当初の予想では前述の通り、マンモスマンは勝つんじゃないかなー、と思っていたのですがプリズマンのまさかの勝利で読めなくなりましたねぇ。
勝利したプリズマンは、カピラリアの欠片をジェロニモに託して死んだ。
敗れたサタンクロスは、アシュラマンへ意思を託して死んだ。
続けて次に戦うであろう超人へ、何かを託して散っていってるんですよね。
…大丈夫か?マンモスマン…
マンモスマンと同じ場にいる、ウォーズマンとの絡みにも注目ですね。
ウォーズマンとのやりとりによっては、Ⅱ世での出来事がパラレルか否かが判明するかもしれません。
ま、それよりも、そろそろゼブラとマリポーサは何やってんだろってことも気になってくる来週更新の次回へ続きます!
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