ゴッドセレ…フェニックス&ビッグボディの反撃のターンとなるか⁉︎
どーも、たけGです。
キン肉マンの言葉もあって和解したフェニックスとビッグボディ。
息のあったコンビネーションも見られるようになりましたが、タッグチームとしての年季の差からか、超神コンビの反撃をすぐに許してしまい…
強烈なツープラトン技、リアルツインDDTを2人でまとめて食らってしまった!
と、いうのが前回までの流れでした。
いつものようにネタバレをなるべく踏まないように書いてるつもりですが、読み返してみると案外自重してない時もあります。
未読の方はご注意を!
まず本編を読みましょう!
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— ゆでたまご嶋田 (@yude_shimada) May 23, 2021
必殺のリアルツインDDTをまともに食らったフェニックスとビッグボディは同時に吐血してダウン。
超神2人はこの技に絶対の自信を持っているのでしょう。
フェニックスたちを仕留めた気マンマンのようです。
「少々心が痛むわい」
久々にゆで先生っぽい口調を目にしたような気がしますな。
超人相手にこんな大技まで出して仕留めてしまった。
ちょっとやり過ぎて悪かったとは思うけど、調子に乗ったお前らが悪いんだから、ま、自業自得だ!
ぐらいの余裕があったが故の胸が痛む発言だったようですが、どっこい生きてるフェニ&ビグボ!
驚きを隠せないのは理性の神改めイデアマン!
スピード、タイミングともに隙はなく、完璧だったはずなのに何故立ち上がれる⁉︎
絶対の自信があった技を凌がれて戸惑うイデアマンへビッグボディが返す。
お前らの技がショボいからだよ、バァーカ!
※バカとまでは言っていません。
自慢の技をけなされてカチンときたのかイデアマン、黙れこの死にぞこないが!と半ギレ状態でビッグボディへタックル!
フェニックスがビッグボディを下がらせて交代すると、返す刀でヤク…ケンカキックのごときビッグブーツでフェニックスの顔面を蹴撃!
フェニックスがビッグボディに対して指示を出したことに対してでしょうか。
何を偉そうに!
といったい、何に対してキレてるのかわからないくらいに頭に血が昇ってますね。
自身の技を凌がれて、なおかつ小馬鹿にされたことで,頭に血が昇りっぱなしなんでしょうか。
理性の神サマが理性を保てていません。
しかしフェニックスもやられるばかりではなく、ローリングソバットで返します。
偉そうなのはお前だろう!
さすがフェニックス、正論です。
続けてフェニックス、お得意の皮肉を込めた挑発による口撃。
オレは常にダメージを最小限に抑えるよう、計算して闘っている。
お前の技もなかなかだったが、お前の見積もりをオレの計算がやや上回った。
その結果こそが理想主義の”理性”に対する、現実主義の”知性”の勝利!
ダメージを最小限に抑えて計算しながら闘っても、積み重なるダメージで最終的には計算が追いつかなかったことがアリステラ戦では見られましたが、今回はどうでしょうか。
一方で、フェニックスお得意の口撃の方は効果アリのようで。
だまれ小童!小賢しいーーーッ‼︎
と、フェニックスの言葉に激昂してるご様子。
これは理性の神様イデアマン、理性を謳う割に憤怒の神サマ並みに沸点が低そうです。
ひょっとしたらイデアマンがカッカしてるのは、フェニックスの後ろに見え隠れする知性の神との関係があるのかもしれませんね。
イデアマンの言葉から天上界において理性の神と知性の神の間にはなにやら因縁めいた関係があったようです。
理性と知性、似ているようでまったく異なる言葉ともとれます。
理性と知性を細かく分類するのならば、カントあたりを調べてもらえばことこまかく書かれているでしょう。
ただ、簡単に理性と知性を力で表すのならば、理性は冷静な判断力であり、知性は計算力となるのではないかと。
ある結果を予測するとしてですね。
状況や環境などから判断し、最良のパターンの結果から最悪のパターンまでを想定するのが理性。
対して、様々なデータを数値化して、より正解に近い答えを導き出すための計算を行うのが知性というところでしょうか。
フェニックスの言った、理想主義の理性と現実主義の知性というのはなかなかに言い得て妙だったのではないかと。
そして恐らくは天上界において理性の神と知性の神はお互いの主義主張で衝突してしまう間柄だったのではないでしょうか。
そしてこれも想像にすぎませんが、理性の神は、口が達者で悪知恵の回る知性の神に言い負かされることも多かったのでは。
むしろ理性の名を冠しながらカッカしやすいことを見抜いている知性の神が、意図的に論戦をふっかけたり、挑発したりしていたのかもしれませんね。
サイコマンとガンマンの関係のように。
だからこそ、知性の神が選んだフェニックスをターゲットにしていたぶってやろうと思ったのに、知性の神のような物言いで挑発してくることに対して、頭に血が昇っているのかもしれません。
頭に血が昇ったイデアマンの猛攻を、キン肉マンの肉のカーテンを用いて凌ごうとするフェニックス。
しかし付け焼き刃のためか、すぐにポジションを崩されてしまいます。
そこへ割って入るのがビッグボディ。
体を張るのオレの役目!お前は頭を使え!
フェニックスを後ろに下がらせてイデアマンを迎え撃つ。
しかしビッグボディはオレの獲物だと、超神コンビはザ・ノトーリアスへスイッチ。
ここだとばかりにフェニックスがビッグボディと交代。
フェニックスの狙いはノトーリアスか⁉︎
しかしノトーリアスはフェニックスはオレの獲物じゃない!とフェニックスへしっかりとダメージを与えて再びイデアマンとタッチ。
フェニックスの狙い通りにいかせてくれないかマイティ・ハーキュリーズ。
リングへ倒れたフェニックスを見てハァハァいいながらノトーリアスのタッチを受けるイデアマン。
その荒い呼吸は動けぬ獲物を前に昂り、興奮しているのでしょうか。
相手にトドメを刺す瞬間にパートナーから受けるタッチ、この瞬間こそ至高の刻!
感慨深く両手を掲げて頭上を見上げるイデアマン。
それはさながら必殺技を出す前のプロレスラーのパフォーマンスのよう。
しかしフェニックスの真の狙いこそ、この瞬間だった!
イデアマンが相手を仕留めようとするその至高の瞬間。
その刹那の刻こそ、理性の神イデアマンの警戒が解かれ、隙が出来る瞬間!
フェニックスはそのほんの一瞬の隙を掴むために自身を追い込み満身創痍の状態を、自分をターゲットと見定めているイデアマンに晒した!
まさに肉を斬らせて骨を絶つ捨て身の戦略!
その一瞬のスキをついて繰り出したるは、フェニックス最大の奥義!
(こう書くと鳳翼天翔みたいだな…)
その大技のセットアップに入ったフェニックス、これは果たして決まるのか否か。
普通に考えたらこのタイミングで出す大技はまず決まらないのが相場なのですが。
しかし今回は決まりそうな空気もありますね。
フェニックスがイデアマンを挑発し、頭に血を登らせた上で敢えてフェニックスを嬲れる状況を作り出し、自らを餌としてその身を差し出した。
まんまとそのフェニックスの策に乗ってしまった形のイデアマン。
フェニックスの大技を食らってそのままKO!の可能性もなくはないかと。
残ったノトーリアスはビッグボディが倒す、もしくはフェニックス&ビッグボディのツープラトン技で決める!みたいな流れかもしれませんね。
何よりアリステラ戦では全て不発に終わったこの技。
そろそろ決めないとキン肉一族三大奥義の名が廃りそうですよね。
一発KOオーバーキル!とまではいかなくても、一定ダメージを与えるぐらいは決まらないと、そろそろ開祖シルバーマンの制裁ビームが発動するかもしれません。
ともあれ、意外に決着は近いのではないかと予想。
でもどちらかと言えば理想主義な理性寄りの僕の予想なもんで、当たらない可能性の方が強いのは否めないところです。
予想の結果とともに、狂気の神と強力の神の因縁も気になってくる次回へ続きます!
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