必殺のマッスル・リベンジャーとメイプルリーフ・クラッチに捕らえたフェニックス&ビッグボディの超人コンビ。
対する超神コンビはまだ余力がありそうで、果たしてこのまま通じるのか否か⁉︎
どーも、たけGです。
フェニックスがイデアマンを捕らえてキン肉族三大奥義のひとつ、マッスル・リベンジャーの体勢へ!
一方、ビッグボディもノトーリアスを必殺のメイプルリーフクラッチに捕らえました。
このまま2つの奥義が決まるのか、それとも…?
といった流れで終わったのが前回のキン肉マンでした。
今回もネタバレ踏まないように書きたいところですが、今回はかなり自信がない!
ネタバレ書いちゃってると思います。
なので未読の方はご注意を!
まず本編を読みましょう!
単行本待ちの方もご注意を!
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— ゆでたまご嶋田 (@yude_shimada) June 13, 2021
マッスルリベンジャーに捕らえられたイデアマンですが余裕アリアリ。
この技は先程ダイヤモンドパワーで破ったばかり!
知性を謳う割に学習能力が足りないぞ!
と言うイデアマンですが、ダイヤモンドパワーで破ったというよりガードしたという感じでダメージ0ではなかったですけどね。
マンモスマンがコーカサスマンの一点を集中して狙ったように、同じ箇所に更に同程度のダメージを喰らえばどうなるかはわからない。
学習能力がないのはお前だろう!
とは突っ込まないフェニックス。
まぁダイヤモンドパワーで防がれたら一撃必殺になり得ないのは百も承知!ということなのでしょう。
フェニックスの狙いは脳天ではなく別の箇所!
マッスルリベンジャーの落下軌道を修正、ビッグボディにもその起動を合わせるように伝えます。
右に寄れ!ではなく、右に寄れるか⁉︎なのは、決して命令や指示ではなく行動をビッグボディ自身へ委ねる配慮なのかもしれませんね。
それぞれが単独で決めても超神2人は落とせない!
出来るもなにも、お互いの奥義を合体させるしか勝つ方法はない!
目論見通りに軌道修正するフェニックス。
一方のビッグボディはノトーリアスの抵抗になかなか軌道修正が出来ない。
苦しむビッグボディへフェニックスが発破をかけます。
お前なら出来る!だからパートナーに選んだ!
ビッグボディとチームを結成した時、元々はジ、オメガマンことディクシアをパートナーとする予定だったことを明かしていたフェニックス。
となるとディクシアのΩカタストロフィドロップと合体する予定だったのでしょうかね。
それもそれで見てみたかった気もしますが、結局それは叶わなかった。
超神との決戦までの24時間。
フェニックスが選んで声をかけたのがゼブラでもマリポーサでもなくビッグボディ。
一番近くにいたからとか、他に選択肢がなかったからとかではないですよね。
ビッグボディへ合流するように伝えたのも離れた場所からのモニターごしであり、同じことはゼブラにもマリポーサにも出来ていたはず。
なのにビッグボディを選んだのは最初から確信があったからこそなのでしょう。
ゼブラやマリポーサと違ってビッグボディとは一度肌を合わせて戦っている分、ビッグボディという超人のことを良くわかっていたのかもしれません。
ま、あの時は一方的すぎる展開が戦いになってたかどうかは怪しいところですが。
ですが、そこは溢れる知性のフェニックス、一方的にやっておきながらもそのビッグボディがただのかませ犬ではない真価を見出していたのかもしれませんね。
マリポーサのアステカセメタリーやゼブラのマッスルインフェルノとはドッキングしにくそうというのもあるかもしれませんが。
ソルジャーのナパームストレッチならメイプルリーフクラッチと同じようなドッキングが出来そうですが、ソルジャーとはやりにくそうだしなぁフェニックス。
ともあれ、フェニックスから何よりの激励の言葉を得たビッグボディ。
力強く軌道修正をかけるとともに体がボワァ発光してる!
フェニックス、フェニックスは⁉︎あれ⁉︎
2人の描写の違いに意味があるのか気になるところですが、2人の必殺技が見事にドッキングして、ひとつのツープラトン技として完成!
これは素直にカッコいいと思われるドッキング技ですね。
2つの奥義がドッキングすることによって間違いなく威力が上がっているのもわかります。
バスター技の要素も追加されてる感じですな。
技名もこれがまたカッコいいんだ。
ヒントはあれだ、海闘士シーホースのバイアン、もしくはダンクーガを思い出してみてください。
キン肉マン読んでる人にこの辺りのネタがヒントになるかどうかは怪しいところですが。
その形も、名前もカッコいいゴッドセレクテッド至高のコンビネーションがマイティハーキュリーズに炸裂!
果たしてその結果は…
ここまで書いてしまったら、結果がどう転んだかはバレバレのような気がしないでもないですが、この超人vs.超神によるタッグマッチもこれにて決着!
戦い終わった後のフェニックスの表情がとてもいいですね。
キン肉マンやビッグボディの言葉を受けたその表情はとても柔らかい。
ひとり張り詰めていた思いをほぐすことが出来たのかもしれません。
モニター越しにマンモスマンの姿が消えたトルクメニスタンの戦場跡を見つめる表情はまた痛ましい。
自分が託したもののために戦い、命を散らした仲間たちのことで内心心を痛めていたのでしょうね。
他の2人はともかく、マンモスマンが助からなかった(助かってるかもしれませんが)件についてはフェニックスが準備した戦場に問題があったと思うのですが。
それでも心が痛むフェニックス。
そんな彼をいたわるビッグボディがまたイイですね。
もちろんキン肉マンもね。
そしてイデアマンの口から語られた新たな真実。
12人の超神のうち、全てが超人殲滅のためだけに下天したわけではないということ。
ザ・マンこと慈悲の神や邪悪五神が興味を示した地上の超人を知りたくて下天した神々もいるとのことです。
神には神なりの悩みがある。
その悩みゆえに下天した神も数名おり、イデアマンもそのうちの1人。
神の悩みとは、やっぱり超人を滅ぼすべきがどうかというところなのでしょうか。
おそらくは理性の神に同調している以上は基本的には超人滅ぶべし派閥なのでしょうけど、下天したザ・マンや積極的に地上へ関わろうとする邪悪の神々を見ているうちに悩みが生じてしまったというところでしょうか。
超人である悪魔将軍(ゴールドマン)が神であったザ・マンを打ち倒したことや、その時のキン肉マンの行動も一部の神の考え方に影響を与えたのかもしれませんね。
悩める神々はあと何人ほどいるのでしょう。
イデアマンのパートナー、ノトーリアスも過去の回想シーンからするとイデアマンや知性の神と同じく神の可能性を追求していた節もあるので悩める一派だとは思いますが…
前回の荒れ狂いっぷりから考えるとちょっと怪しい。
「殺しに行こうぜーっ!粛清だーっ!」
と、ガンマンさんのように意気揚々と下天してきた可能性もありますよね。
憤怒の神バイコーンは間違いなく殲滅派。
安寧の神ザ・ナチュラルもおそらくは殲滅派。
修練の神コーカサスマンはひょっとしたら悩める派。
難しいのは戒律の神ランペイジマン。
ビッグボディチームとの戦いを見る限りは殲滅派だと思いますが、その後の言動からかなり人間臭さと漢気も見え始めています。
もとより悩みながら下天してきたのか、それともビッグボディチーム(特にレオパルドン)と戦ったことによって悩みが生じ始めているのかもしれないですね。
まぁ個人的な考察なのでいつも通りの見当違いなのかもしれませんが、今後登場してくる超神についても、お前どこ中?どっち派だ⁉︎と考えてしまいそうです。
ともあれ、これにてイタリアはコロッセオでの試合も決着がつきました。(どっちが勝ったか結果を伏せたつもりですが、バレバレだなぁ)
超神vs.フェニックスチーム+ビッグボディの対抗戦もこれにて一巡!
次のステージへ行く前に敵軍の大ボス、調和の神とのご対面となりそうですね。
長丁場となりそうな今シリーズのラストはやはり主人公キン肉マンが調和の神とやりあうことになるのでしょうか。
完璧始祖編のラストバトルは悪魔将軍が、オメガ六鎗客編ではソルジャーがその役割を務めましたが(オメガ編のラストバトルはジャスティスマンvs.サタン様でしたが、あれはエキシビションマッチみたいなもんだったからなぁ)、さすがに今回ばかりは大トリをキン肉マンに務めてほしいところですね。
そのための因縁へと繋がるか否か、キン肉マンと調和の神のやりとりに注目したい次回へ続きます!
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