まだ絶賛上映中のため、ネタバレなしの感想記事です。
どーも、たけGです。
「ゴジラvs.コング」を観てきました。
見てきました。
洋画は字幕で見たい人なんだけど、奥様が吹替を希望されたので吹替を鑑賞。
ツッコミたいことや言いたいことも結構あったけど、面白かったです。
頑張って事前情報を見ないように避け続けて良かったなぁ。#ゴジラVSコング pic.twitter.com/mq3PWjiCT9— たけG (@heaskit) August 1, 2021
言いたいことやツッコミたいたいことも少しは…いや、かなりありましたけども、面白いか面白くないかで言えば素直に面白かったです。
ハリウッド映画らしい、エンターテイメント作品でしたね。
家族で見ても十分に楽しめる映画だと思います。
小さな子供が見るとちょっと怖いかな?とか、グロい映像が苦手な人にはちょっとキツいかな、と思えるシーンもありますが。
前作「ゴジラ キング・オブ・モンスター」と比べてどうかと問われれば、個人的には前作に軍配が上がるかな。
あくまで個人的にね。
キングギドラ贔屓も多分に作用してますし。
ただ、(個人的に)神作品だった前作に比べると、そのレベルには及んでないと思いました。
それでも、モンスターバースシリーズとしてのゴジラ第1作「GODZILLA」と比べたら、今作の方が面白かったとも思いましたが。
これもあくまで個人的な感想ですけどね。
なので「KOM」>「コング」>「GODZILLA」というのが個人的に面白かった順番というところでしょうか。
それでは日本版の「ゴジラvs.コング」とも呼べる「キングコング対ゴジラ」と比べてどうだったかと問われれば…
比べちゃダメです。
比べるものでもありません。
職人技の日本の特撮映画とCGバリバリのハリウッド映画を比べること自体ナンセンス。
では怪獣抜きの人間ドラマで比べたらどうかと言われたら、それは間違いなく日本版に軍配をあげますけどね。
さて、今作「ゴジラvs.コング」
良かったのは、やはりハリウッドお得意のCGをバリバリ駆使した怪獣たちのアクションシーンですね。
まさにド迫力。
悔しいけれど、日本の特撮映画でこの迫力を出すことは出来ないでしょう。
でも、そのド迫力なアクションの中でも今作で一番良かったと個人的に思えるのは、ゴジラが街で大暴れし、米軍の兵器と戦うシーンでした。
そうそう、これだよ!これが見たかったんだ!
この点に関しては前作を超えていると思います。
やはりゴジラ好きとしては、怪獣と戦うシーンよりも街で暴れて蹂躙し、それに立ち向かう人間側の兵器との戦いに熱くなってしまいます。
前作も前々作も、この点が弱かった。
前2作はどちらもゴジラは人間側の存在として描かれており、大都市に上陸してもその目的はムートーなり、ギドラなりと戦うことが目的でした。
なので街が破壊されても、それは戦いによる余波のもの、ゴジラが意図的に破壊するものではなかったのです。
人間に対しての敵意も同様、ゴジラから手を出すことはなかったし、ミサイルによる攻撃を受けてもやり返すことはなかった。
流れ弾から人間たちを庇うようなシーンもあったぐらいです。
更にその前のイグアナ怪獣「GODZILLA」では、人間たちと敵対し、暴れ回るゴジラ?が見られますが、このゴジラもどきのような怪獣は、ビルの間を走り抜けて戦闘機から逃げ回り、最後はミサイルの直撃を受けて絶命するというゴジラにあるまじき怪獣でしたからね。
なので今作でゴジラが都市に上陸して破壊の限りを尽くし、それに対して戦闘機が出動してゴジラに立ち向かうシチュエーションは燃えましたねぇ。
艦隊を相手にした海上での戦闘もまた良かった。
救世主と呼ばれたゴジラが何故今作では人間の敵に回ったのか?
それにはちゃんとした理由があるのですが、それは是非とも映画を観て確認してください。
もちろん、コングとのバトルも躍動感あって大迫力でしたねぇ。
こればっかりは着ぐるみ怪獣による怪獣プロレスでは出せないもの。
いや、特撮映画での着ぐるみ怪獣によるバトルも味があって非常に良いのですけどね。
ここまで飛んで跳ねてのルチャ・リブレのようなドツキ合いは着ぐるみで演じるのは難しいでしょうねぇ。
悪かったのは、これまたハリウッド的なステレオタイプのドラマ展開と登場人物たち。
まさにご都合主義、しかもまとまりがない。
ネタバレに繋がるかもしれないので詳細は避けますが、この不満点は前作でも感じたものですが、ここも前作以上にツッコミどころが満載の展開でしたねぇ。
まぁそんな不満点を吹き飛ばすのがゴジラやコングによるド迫力のアクションシーンだったのですよ。
今回、事前情報を一切封印し、ネットで今作の情報を目にしたらすぐに閉じて見ないようにしていました。
テレビでCMが流れようものならすぐにチャンネルを変えたものです。
その甲斐あって、事前情報ゼロで臨んで良かったなぁと思える内容でした。
まだ観てない人はぜひ、事前情報など見ずに鑑賞してほしいところです。
前作や前々作を観て、面白いと思えた人なら十分に楽しいと思える映画だと思いますよ。
このド迫力の怪
獣アクションは是非、劇場で観てほしいところです。
ネタバレ内容含む感想記事は、劇場公開が終了し、Blu-rayやDVDが発売されたぐらいの頃に書いてみようと思います。
今年の年末ぐらいになるかな。
そのことを覚えていればですけどね。
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