SFC「MOTHER2」の思い出語り。大人も子供もおねーさんも。そしておじーさんも。

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シリーズ最高傑作「MOTHER2」について語ってみたい!

どーも、たけGです。

本日2024年8月27日は「MOTHER2」発売記念日!

今年でなんと30年。

「MOTHER2」が世に出た年に生まれた子供が今やもう30歳。

びっくりですよね。

僕が「MOTHER2」を遊んでいた時に生まれた人たちがもう30歳だなんて。

時の流れはあっという間だなぁ。

って言うか、「まーざーつー、まざーつー♪」の歌が印象的だったCMで木村拓哉サマと一緒に出演していたあのお子様も今や立派な30代の男性へと成長していることでしょう。

諸事情により、こちらのリメイク動画で懐かしんでみてください。
(のんちさん、こんな使い方ですいません…)

そんな「MOTHER 2」ですが、当然僕はリアルタイムで購入し、遊んでおります。

MOTHER2 ギーグの逆襲

前作と違って最初から大注目しており、当然のように予約して発売日に即購入しましたねぇ。

ちなみに「MOTHER 2」が発売された1994年という年はスーパーファミコンソフト大豊作の年でした。

調べてみると、

「ファイアーエムブレム紋章の謎」
「スーパーメトロイド」
「真・女神転生Ⅱ」
「ファイナルファンタジーⅥ」
「Jリーグ エキサイトステージ94」
「スーパーストリートファイター2」
「餓狼伝説スペシャル(タカラ製の困ったアレ)」
「サムライスピリッツ(タカラ製のキャラが小さいけど意外にちゃんとしてるアレ)」
「真・女神転生if…」
「かまいたちの夜」
「スーパードンキーコング」
「ブレス・オブ・ファイアⅡ」
「スーパーファイヤープロレスリングスペシャル」
「ゴジラ大怪獣決戦」
と、これだけの良作ソフト(1本だけヤバい奴が混じってますが)が発売された年でありまして。

僕は当時1万円以上したこのソフトたちを新品発売時に購入しています。

実に月に1〜 2本購入していたことになりますが、これだけ強気な買い方が出来たのは、この年の僕が大学を卒業して社会人1年生になった年だったから。

初任給を得た僕は、欲しいソフトを中古が流通し始めるまで我慢することなく買うようになっていたんですねぇ。

(そしてこの年の年末にネオジオCDを購入してしまう)

加えてその当時は彼女なし、それぞれ就職した大学の友人たちとも遊ぶ機会が減ってしまった、ということで時間があればひたすらにゲームばかり遊んでました。

1本のソフトをクリアするのに1ヶ月も要してなかったなぁこの頃は。

今では1年かかってもクリアできないソフトも多いのですが…

これが、若さか…

ちょっと話が脱線しかけましたが、この豊作揃いの年に購入した「MOTHER 2」

この年に出たソフトの中では1番発売を長く長く楽しみにしていて、遊んだらもうひたすらに熱中していた記憶があります。

なんせそこはやっぱり「MOTHER」というゲームの宿命。

スーパーファミコンで「MOTHER」の続編が発売されると発表されてからまぁ出ない出ない。

発売日も延期が繰り返される。

もはや「MOTHER」のお家芸。

予定通りに出ると思うな、埋蔵金と「MOTHER 2」

そんな「MOTHER 2」ですが、MOTHERというシリーズの中で、特別な思い入れという点では「1」や「3」ほどはありません。

えええ!そんなバカな!

と思われる方も多いかもしれませんが、「1」や「3」と比べて、であって、そしてあくまで特別な思い入れ、という点においてです。

MOTHERシリーズ以外の他のタイトルに比べたら、思い入れ度は半端ないですから。

っていうか、特別な思い入れで語ると、「1」や「3」が異常ってだけで。

シリーズファーストコンタクトであり、思春期真っ盛りの頃に遊んだため、どこか甘く、切なく、少し恥ずかしいキュンキュンした思い出が強烈に残っている「MOTHER1」

64での発売中止からGBAでの発売と複雑な経緯を経て世に出て、二転三転する発売に関する情報と、プレイ後はそのシリーズらしからぬ内容に何度も頭を悩ませた「MOTHER3」

それら強烈すぎる印象を放つ「1」と「3」に比べると、普通に好き!楽しかった!と思えるのが「MOTHER 2」

そう、「1」や「2」と比べると普通に楽しめるゲームなんです「MOTHER2」

でも、その普通がすごい!

普通に面白い、普通に楽しめる、夢中になれる、普通に誰にでも勧められる、普通に何度でも遊べる。

そんな究極に普通な「MOTHER 」というゲームである「MOTHER2」

まさにシリーズ完成形であり、これこそが「MOTHER」と呼べる「MOTHER」なのが「MOTHER 2」だと僕には思えるのです。

まず一言で言えば、全てにおいて前作から究極にパワーアップした正統派続編。

帽子を被った一見普通の男の子が主人公で、仲間には女の子がいて、メガネの男の子がいて。

家に帰ればママと妹がいて、ママは主人公の大好物だけを毎回作ってくれていて。

電話をかければパパとお話しできてお小遣いを振り込んでくれて。

一見すると、前作のリメイクとも取れるようなお約束の塊なんですね。

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グラフィックはファミコンからスーパーファミコンへハードが変わったために遥かにクオリティがアップ。

「1」は遊んでみたけど、「 2」は知らないなぁなんて人が見たら「MOTHERリメイク」か?と思えるぐらいに前作の構図を踏襲しているのです。(そんな人はあまりいないと思いますが)

よく言えば前作を遊んだ人が安心して遊ぶことの出来る変わらない安定感。

悪く言えば捻りもなく前作の構図をそのまま持ってきた無難な方法論。

ですが、だからこそ「MOTHER2」は、名作だった前作からバトンを受けた超名作になりえたと思うのです。

名刺がわりだった前作を遊んだ人たちや、遊んでないけど名前を耳にしたことがあるような人たちへ、『これこそが「MOTHER」の完成形!』と世に送り出されたのが「MOTHER 2」と言えるでしょう。

実験的要素を経た前作から超大作へと昇華したという点で、ハリウッド映画の「エイリアン」や「ターミネーター」に通じるものがあるかもしれません。
(ネタが古くてすいません)

言ってしまえば「MOTHER」というゲームのスタンダードが、この「2」でもって確立したと言えるでしょう。

「ドラクエ」のように「11」まで続いていたら、その基礎はこの「MOTHER2」になっていたんじゃないかと思えます。

内容的に全然普通じゃなかった「3」も、グラフィックやシステム周りは「2」がベースになってますし。

とは言えただ「1」の要素をブラッシュアップした完全版とかいうわけでもありません。

続編でありながらリメイクの要素も合わせ持っている「MOTHER2」ですが、グラフィック以外にももちろん様々な要素がパワーアップしています。

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物語のスケールは遥かに大きく。

舞台は世界各国へ広がっていっています。

どこか「スタンド・バイ・ミー」的な少年少女の冒険物語だった感じの前作から、選ばれし少年少女たちが集まって地球を救う壮大なSFファンタジーへと大きくジャンプアップ。

パーティーキャラは3人目までは帽子を被った主人公、不思議な力を持つ女の子、メガネをかけた男の子、と前作のイメージを踏襲していますが、4人目は前作のワルだけど頼りになるお兄さん的なテディから、異国の王子様キャラへ。

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そしてテディと違ってメガネくんとの一時的な入れ替えではなく4人目のキャラとして加入、4人パーティとして最後まで行動を共にするのです。(一時的な離脱はアリ)

糸井節の個性的なキャラたちは今作でも健在。

ブンブーンにピカール市長やトンズラブラザーズ、トニーやトンチキさん、ゲップー他、愛らしいキャラやちょっとおかしなキャラ、憎たらしいキャラまで多数の記憶に残るサブキャラクターや敵キャラが数えきれないくらい登場します。

そのキャラたちが話すセリフの1つ1つがどれも独特で印象に残るものばかり。
時にほんわかして、時に毒を放って、時に全くの意味不明なセリフの1つ1つは、同じキャラに何度も話しかけたくなるぐらい、なんとも説明し難い麻薬的な魅力を放っています。

っていうか、話しかけるたびにセリフが変わるキャラだっていますしね。

こんなゲームは他にはない。
「1」や「3」に比べて普通と書きましたが、それは「MOTHER」というシリーズの中では普通、無難、というだけであって、「MOTHER」以外の他のゲームと比べたら全然普通ではない、謎の魅力がギンギンに満ちているゲームなのです。

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糸井重里さんと言えば埋蔵金。

「MOTHER2」がなかなか発売されないのは糸井さんが埋蔵金探しに没頭しているからだ!なんて言われることもあったぐらい。
そんな埋蔵金についての自虐にも近いようなネタもありましたねぇ。

そんな不思議でおかしな「MOTHER2」の中で一番インパクトあったのはやっぱり、どせいさんでしょうね。

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サターンバレーに住む、謎の種族。

どせいさんとは言いますが、個人ではなく全ての彼らがどせいさん。

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他にはない独特のフォントで独特の口調で話す彼らの虜になった方も少なくないでしょう。

かくいう僕もその1人で、ガラケーを使っていた頃はずっとどせいさんストラップを着けていたものです。

仕事などで使う手帳は、ほぼ日手帳のオリジナルタイプを使用しているのですが、カバーはずっとサターンバレーのデザインを使用しています。

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(余談ですが、この手帳を見たMOTHERを知らない人からは「マイクラ」ですか?と言われることが多々あります…「マイクラ」はしてないのに…)

「MOTHER2」を遊んだことない人でも、どせいさんのぬいぐるみを見たことある!なんて人も多いのでは?



…多いと、思いたい…

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そして、「MOTHER」と言えば音楽!

音楽がキーワードになっていて、、とても大切だった前作を引き継ぎ、音楽や効果音がとても重要になってます。

スーパーファミコンになったことでBGMもパワーアップ。

耳に残る音楽のバックに様々な効果音が紛れているシーンも多く、ヘッドホンで遊ぶと楽しさが倍増します。

また、前作のBGMのアレンジバージョンを聴くことのできる場面もありまして。

大好きだったスノーマンのテーマを「 2」でも聴けた時は嬉しかったなぁ。

一方で、前作から大きく変わったと言えるのは戦闘システムでしょう。

正直言って前作の戦闘システムは一般的なドラクエタイプで、安心して遊べるものはあるけどそこに新しさはありませんでした。

(ラストバトルは除く)

しかし今作の戦闘システムは一味違うものが採用されてます。

基本的には一般的なドラクエタイプのコマンド式ターンバトルですが、独特なのはHPの表示方法。

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ドラムロール式になっており、ダメージを受けると1度にその数値のダメージがマイナスされるのではなく、ドラムロールが回転して1の位からダメージが減っていき、例え致命的な1撃であっても数値が 減っていく間に回復させることが可能なのです。

うーーーん、文章でどこまで伝わるかな。

MOTHER2経験者には至極当然で説明不要の常識なのですが、知らない人にはMOTHER2独特のこのシステムをなんとか伝えたいのです。

例えばキャラクターのHPが100としましょう。

そして敵からの攻撃の数値が110ダメージ!

ドラクエやFFならここで一瞬にして110ポイントごっそり持っていかれて、はい即死状態。

ザオラルやレイズでないと復活することは不可能ですよね。

これは前作「MOTHER」でも同様でした。

しかし「MOTHER 2」は違うんです!

自分のHP100以上のダメージ110を喰らったとしても、一発死にはならず、HPが0になるまでドラムロールが回って数値が減り続けるのです。

それがどういうことかわかりますか?

致命的なダメージを受けたとしても数値が減り続けている間は回復させることが可能なんですよぉぉぉぉ!

ヒーリングγ(ドラクエでいうザオラル)を使う必要なく、ライフアップや、アイテムのハンバーガーやいちごとうふでだって致命的なダメージから逃れることが可能なんです。

致命的でなくともHPをごっそりと持っていかれる大ダメージをプレイヤーの判断力とキャラクターのすばやさ数値によって最小限のダメージに抑えることが可能なわけで。

これが「MOTHER 2」の戦闘に独特の緊張感を持たせることに成功しており、オーソドックスなターン制バトルにリアルタイムの面白さをプラスした画期的な戦闘システムと言えるのではないでしょうか。

拙い僕の文章ではホント、どこまで伝わるかが分からないので、当時の雑誌に載っていた下記のマンガを見ていただければ、なんとなくこの戦闘システムが理解できるのでは…と、思います。

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4コマ目はちょっとブラックな内容なので削除しました。

結末についてはご想像にお任せします…

「MOTHER 2」と言えばポップなグラフィックに世界観、キュートで愛らしくどこかちょっとネジのはずれたキャラクターたちに、秀逸な音楽がまず第一に上がるとは思いますが僕的にはこの戦闘システムについても、もっと注目を浴びてもいいんじゃないかと声を大にして言いたい!

時々、思い出したように3DSのバーチャルコンソール版「MOTHER2」を遊びます。

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そんな感じで遊び直したくなるんですよね「MOTHER2」

スーパーファミコン版を何回もプレイし、GBA版の「1+2」でも遊んできましたが、何回遊んでも「MOTHER2」は面白い!

グラフィックは今もって美麗だし、音楽がやっぱり秀逸!

戦闘も最初はそんなに苦戦しないけど、ダメージ喰らってドラムロールが回るのを見るとやっぱりハラハラします。

前作未体験でも十分に楽しめるしオススメできる普通の超傑作「MOTHER2」

今ならNintendo Switch Onlineスーパーファミコンで遊ぶことが出来ます。

 Switchならテレビでも携帯モードのどちらでも遊べるのがいいですよね。


それでも個人的には 3DSのバーチャルコンソール版がいいんですよねぇ。
3DSなら本体を閉じてのスリープがしやすいし、バーチャルコンソールならではのまるごとバックアップでセーブもしやすいのでオススメです。
っていうか個人的にはやっぱり3DSというハードが遊びやすくって。

バーチャルコンソール、終了したのが惜しまれますが、WiiUのバーチャルコンソール版で遊ぶという手もありましたね。

テレビ画面とゲームパッドの両方で遊べるというのは、 Switchと被ってしまうしSwitchと違って外に持ち出せない難点もありますが、サブスク的な配信型の Switch Online版と違って買い切りなので、持ってさえいれば遊び続けることが出来るから持っておく利点はあると思います。
サービス終了しちゃったので、お持ちの方は本体を大事にしましょう!

ただ、「2」単品で十分に遊べるとは言っても、やっぱりMOTHERファンとしては前作から遊んで欲しいところ。

古いゲームで遊びづらさもあるけれど、「2」にも関連するキーワードなども出てきますし、その前作を遊んでいればこそ、副題の『ギーグの逆襲』にも深みが出てくるというもの。

なので前作と続けて遊ぶのであればGBAの「1+2」を遊ぶのが1番…なのですが、既に持っている人ならともかく未プレイの方だと中古価格が高騰しているので手を出しづらいかなぁ。





なので「1」と「2」を続けて遊ぶなら、やっぱり Switch Onlineが今なら遊びやすいかな。

 Switch1台あってOnlineに加入していればMOTHERのシリーズが全部遊べちまうんだ!
なんて素敵なNintendo Switch。

巻き戻し機能がめちゃくちゃ便利ですしね。

そして出来れば「2」をクリアした後で「3」も遊んでほしい。

「2」と比べて、決して万人向けではないし、物語にも世界観にもクセがありすぎるのですが、やっぱり「2」からの続きの物語であるし、シリーズの完結編である「3」

「2」の序盤から登場するとあるキャラが重要人物として登場しますし、「2」を遊んだ後で「3」まで通して遊んで欲しいのですよファンとしては。


「3」を遊ぶならやっぱりGBA版…ですが、こちらも「1+2」同様、中古価格が高騰していて手が出しづらい。

Switch Onlineで「MOTHER3」も配信されてますので、是非遊んでみてほしいところです。
ですがやっぱり安いとはいえ月額制のSwitch Online。

みんながみんな加入しているわけではないと思うのですよ。

GBAの「3」を遊ぶには更に追加料金払わないといけないし。
お父さんお母さんが加入してなかったら当然子供たちも遊ぶことが出来ないわけで。
加入してても今月、厳しいから払えないな!とか思ったら、その月は遊べなくなるデメリットもありますし。
やっぱり、いつでもオフラインでも好きな時に遊べるようになった方がいいと思うのですよ僕は!
なので…

任天堂サマ、どうかSwitchで全作品収録した「MOTHERコレクション」発売してください。

 

Switch Onlineで遊べるのもいいんですが、やっぱり手元にパッケージとして欲しいんです。
Switchの縦長のパッケージに赤一色で「MOTHER1+2+3+」とか書いてあるのが欲しいなぁ。
DAEMON X MACHINA(デモンエクスマキナ)-Switch
こんな感じで。
(画像はMOTHERとは似ても似付かぬハイスピードロボットアクションゲームです)
更には開発途中のバージョンでもいいんで、幻の64DD版「MOTHER3」を遊べたりしたら僕はもう狂喜乱舞してしまいますよー!
 
今回はSFC「MOTHER2」についてのお話でした。

って言うか、なんだか結局「MOTHER 2」の記事書いてたのに、シリーズについての内容になっちゃったようにも思いますが…

それだけ「MOTHER」シリーズ全てが好きってことで!

まぁ最初に戻りますが、「MOTHER2」単品でも十分にお勧めできるゲームです。

まさに普通に面白く、普通にオススメできる最高傑作「MOTHER2 ギーグの逆襲」

普通普通と書き続けてきてちょっと失礼になっちゃいそうですが、ホント、ファミコンで発売されて今となっては遊びにくさや難しさもある「1」や、前2作と比べて暗く、いろんな面での方向性が変わってしまっている「3」と比べたら普通に、それこそ万人にオススメしやすいって意味での普通なわけですから。

先に書いたけど他のゲームと比べたら普通とは言えないかもしれません。

世界観などもそうですが、やっぱりいろんな面でのこだわりが半端ないんですよ。

他のRPGで見られるような定型分のセリフなどはほぼなく、どんなキャラでも個性的で独特のセリフで返してきて、同じ受け答えをするキャラはいません。

一度話しかけてみてもう一回話しかけてみると違うこと話すキャラも多いからどのキャラにももう一回話しかけてみたくなる。

中には次から次に話が変わるキャラもいて。

また、この「MOTHER2」では回復アイテムになるピザの宅配ができたり、いわゆる預かり所を電話で呼び出せたり、いらないアイテムが出てきた時のための”道具屋の看板”を使用するとお客さんが走って向かってきたりします。

これが場所によっては来れない時などにもそれぞれ様々なセリフが用意されているもんで、全部試してみたくなるんですよね。

場面場面でのセリフ回しにこだわっているあたり、糸井さんらしいなと思えるのですが、糸井さんのこうしたい、こんなふうにしてみたいというアイデアをゲームで実現するために「MOTHER2」は本当に難産になったらしいのです。

有名な話ですが発売延期を繰り返しながら試行錯誤した末に開発が暗礁に乗り上げて、「MOTHER2」は発売中止の危機に追い込まれていたそうです。

そこで当時の任天堂社長だった山内溥氏の仲介で、HAL研究所の社長だった岩田聡氏(後の任天堂社長)が開発に加わりました。

その時の岩田聡さんが言った

「今まで作ってきたものを手直ししながら完成させると2年かかりますが、1から全部作り直すと半年でやります」

という有名な言葉。

カッコ良すぎますよね!

いろんな偉人の名言が世界にありますが、これ以上にカッコいい言葉を僕は知りません。

そして、今まで5年近くかけて作り続けてきたものを捨てて岩田さんに全てを託した糸井さんたちスタッフも素晴らしいと思います。

結果、半年ではないけれど1年で完成し、発売することが出来た。

実際は半年で本当に作り上げてしまったんだけど、その後半年でデバッグなどの調整を行なったんだとか。

有言実行、カッコ良すぎますよ岩田さん。

世界で一番尊敬する人かもしれません。

何より岩田さんがいなかったら、「MOTHER2」は世に出ていなかったかもしれない。

ありがとう、岩田さん。

あなたが世に出してくれた「MOTHER2」は、今でも多くの人に愛されています。


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あんまりなので自分でボツにしたけど、結局載せてしまった…

さ、まとめに入ったはずなのに長くなってきたのでそろそろ。

僕は発売29周年を祝して、今年も3DS版を遊ぶとします。

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 いや、今年はSwitchで遊んでみてもいいかな。

いやいや、時間がなくてゲーム自体を遊ぶことが難しい?

そんな方のために「MOTHER2リメイク」のような動画がありますよ。

 
何度見てもしゅごい…

このクオリティでリメイク版作ってくれたら買っちゃいますよ!

今回はこの辺で。
いつかまたここで会いましょう。
えんがあったら、またあうさ。
シーユーアゲイン!






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