キン肉マン第370話「完璧が成し遂げたもの‼︎の巻」感想・禍福の神サマ、その超神名にあまり意味はなかった問題

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海の魔物リヴァイアサンの名前を冠している以上、何か水の技とか海にまつわる何かがあるかと思いましたが、何もありませんでしたね超神ザ・リヴァイアサン。

それは海の神の名を冠するネプチューンマンも同じか…

どーも、たけGです。

持てる必殺技全てを凌がれ、自身が得意としているボンバー技を喰らい、果ては仮面が割れるほどの強烈な一撃を受けて絶対絶命のネプチューンマン。

しかし喧嘩男時代のライバルであるロビンマスクからの檄を受けて立ち上がるネプチューンマン。


まだだ!まだ終わらんよ!

むしろここから!

立ち上がるネプチューンマンの体から発せられる光、それは火事場のクソ力!

反撃に転じたネプチューンマンが繰り出したのは、今まで披露していなかった隠し技というか潜在能力というべきか、秘密の大技、


喧嘩スペシャル・ヌーヴォー!

この大技でもってリヴァイアサンを完璧に捉え、これにて決着か‼︎

というのが前回までの流れでした!

今回は決着回だけにネタバレしてない自信がありません!

って言うか何も自重できていないかも!

というわけでやっぱりいつものように未読の方はご注意を!

まず本編を読みましょう!

単行本待ちの方もご注意を!


こ、こんな技をお前は…!

ロビンマスクも驚くネプチューンマンの大技。

実況アナの解釈通り、喧嘩スペシャルの発展型、喧嘩スペシャル、ヌーヴォー!

ロビンマスクで言うところのタワーブリッジ・ネイキッドみたいなもんでしょうか。

これまでの関節のロックに加えて、足でもって相手の頸動脈を締め、反撃する力が入ることを許さない!

見た目だけならかなり不安定ですぐに崩れてしまいそうな体勢ですが、そこはネプチューンマンの強靭なパワーとバランス力によって完璧に支えているのでしょう。

両腕を固めてリヴァイアサンの胸を締め上げるネプチューンマン。

遂には上半身に亀裂が入るほどのダメージに達し、崩れ落ちるリヴァイアサン。

しかしネプチューンマンはそれで気を抜かず、トドメの一撃を放つ。


最後はやはり必殺の喧嘩ボンバー一閃!

ターンオーバー型でリヴァイアサンの体が反転しており、かつコーナーポストと挟み合う追い討ち型になったため、偶然か必然かクロスボンバーのような形となった喧嘩ボンバー。

リヴァイアサンのガ◯ダムマスクが割れて顔の半分が露わになり、ここで決着のゴング!


あっ、見た目モビルスーツだったり、蒸気噴き出したりしてたけど、機械超人もとい機械超神じゃなかったのね、
とか、


おっ、リヴァイアサンの素顔ってなかなかイケメンさん?、まさかネプチューンマンこと喧嘩男のご先祖さん?
とか思いましたが、まずはやっぱりネプチューンマン。

自分は片目が露わにされたお返しか、リヴァイアサンは両目が露わになるほどに仮面を破壊しての勝利。


やられたらやり返す、倍返しだ!

まさにマスクハンターの面目躍如な勝ちっぷりでした。


ナンバーワーン!

完璧超人始祖編がスタートして以降、およそ10年近くの間試合の機会がなかった鬱憤を晴らすような堂々とした勝ち名乗り。

Ⅱ世究極の超人タッグ編での醜態のみならず、その傲岸不遜な態度や言動から嫌われることも多い彼ですが、やっぱり偉そうにしてこそのネプチューンマン!

ハァハァ言いながらの勝利よりも、最後まで強気の上から目線での勝ち方が彼らしくて良いですね。

そんなネプチューンマンの姿を見て、ザ・マンもとても頼もしそう。

やっぱりここから、Ⅱ世での未来における完璧超人界の凋落ぶりは想像できないなぁ。

まぁそれは悪魔超人界も同じだし、あの未来は時間超人が存在した故に発生した、別の未来の出来事みたいにしておきたいところです。

そして敗れし超神リヴァイアサン。

元を辿れば、慈悲の神に賛同し超人に期待した神1人だったとのこと。

自身も超人を見出し育成していたのでしょう。

やがて彼の系譜を継ぐ超人たちは、地上に降りたザ・マンの元で完璧超人の一員となったものの、誰一人としてその高すぎる理想について行けなかった。

ザ・マンの高すぎる理想についていける超人などいるはずもない。

そう結論づけたのでしょうか、やがては地上の超人を見限ったリヴァイアサンこと禍福の神サマ。

ここで、

そのうちの1人がお前もよく知るネプチューン・キングだったのだ!

とか期待したけど、それはなかったかぁ。

ともあれ、ネプチューンマンの示した未来の完璧超人像に希望を見出したリヴァイアサン。


どうかその力で、光で、天界の危機を救って…ほしい…


天界の危機を救ってほしい
と来ましたよ!

リヴァイアサンの言う天界の危機、何を意味しているのでしょうね。

神の座るべき席に1つ空きがある問題なのか。

それとも、現在の神々による超人殲滅の動きによって天界に混乱が生じていることか。

もしくは、まだまだ明かされていない何かが、神々でも対処が難しい危機が天界を襲っているのでしょうか。

おそらくはバベルの塔での戦いの後に繋がっていくのではと思われるこのリヴァイアサンの発言が気になるところですが…

ともあれ、ジェロニモと同様、最上階へ赴く資格を得たネプチューンマン。

リヴァイアサンが放った光と共に消えていきます。

消える寸前のロビンマスクとの会話がまたいいんだ。

お互いがお互いをリスペクトし合える関係。

強敵と書いて“とも”!とても素晴らしいライバル関係です。

この二人のタッグも見てみたいけど、シングルマッチも見てみたいものですね。

ネプチューンマンがリヴァイアサンと共に消え去り、そこに1人残ったロビンマスクの佇まいがなんだか寂しげに感じるのは気のせいかな?

今回はキン肉マン第370話の感想でした。

いやぁ、勝ちましたね、ネプチューンマン!

火事場のクソ力発動後はあっさりしすぎるくらいの大逆転劇でしたが、完璧超人ネプチューンマン、本来ならこれぐらいの強さを発揮できるというところでしょう。

堂々の勝ちっぷりで最後のロビンマスクとのやりとりも非常にカッコよかった。

これでⅡ世における醜態っぷりから失った人気を、少しは取り戻すことが出来たでしょうかね。

ウォーズマンとマンモスマンを乏しめたあの老害っぷりはなかなか拭えるものではないと思いますが…

まぁ、個人的には強くてカッコよくて、そして偉そうなネプチューンマンが戻ってきて良かったと思います。

バラの一輪ぐらい咥えてもよかったですよ?

さて、これにてリアル・ディールズ軍の2連勝ですね。

これ、全勝パターンもあるんじゃないですか?

リヴァイアサンがネプチューンマンに言ったこと、「天界の危機を救ってくれ」は今回の超神との戦いの先に、更なる戦いがあるようにも思えますから。

全勝のままネクストステージへと行ってもいいんじゃないかとも思います。

そうでないと、負け枠にウォーズマンが入ってしまいそうで…

今回はこの辺で。

いつかまたここで会いましょう。

とりあえずは次が誰の出番になるのかを楽しみにしたい次回へ続きます!


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