キン肉マン第371話「ロビンの背中を追う者‼︎の巻」感想・確かにこの3人が揃うのは面白いというか超魅力的。

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さぁ、いよいよワタクシ一推し超人の、あの人の出番となりました!

どーも、たけGです。

隠し持っていた必殺技、喧嘩スペシャル・ヌーヴォーで遂に超神リヴァイアサンを打倒したネプチューンマン。

ライバルとして、そして友として熱い言葉をロビンマスクと交わし、先に最上階へと招待されていきました。

これにてバベルの塔における超人v.s超神の団体戦は、超人側の2連勝!

このまま全勝で行くのか、それとも…?

というのが前回までの流れでした。

今回は、というか今回もネタバレをせずに書けてる自信がございません!

って言うか次に戦う超人については書いております‼︎

例によって未読の方はご注意を!

まず本編を読みましょう。

単行本待ちの方もご注意を!

ロビンマスクは、ネプチューンマンの勝利に己の勝利も誓い、1人先へ歩を進める!

決着を告げる、新たな扉が開く音は先へと急ぐキン肉マン、ウォーズマン、バッファローマンの3人の元にも届いていた。

その彼らも超神の待つフロアに到着!

リングで待ち構える超神は、眼前に到着した顔ぶれを見て、“面白い”と評価しました。

この超神マンが、何を見てどう面白いと感じたのか。

組み合わせなのか、それとも特定の誰か1人を見て言ったのか。

今回の段階ではその理由は定かになりませんでしたが、確かにこの3人組は面白いというか、非常に魅力的かつ因縁あるメンバー構成。

ウォーズマン、バッファローマンともに、それぞれが登場したシリーズのラスボスとしてキン肉マンと戦った相手。

そしてその両名同士も戦っているんですね。

3人それぞれがシングルで試合をしている組み合わせという、興味深い構成になっているのですよ。

それも、その3試合全てが名勝負なわけで、ベストバウトの人気投票が行われると必ず上位に上がってきます。

うん、確かにこの組み合わせは面白い。

この超神マンもリヴァイアサンと同様に下界の情勢を常に伺っており、この3人の試合を評価しての面白い発言なのか、それとも…

キン肉マン“らしい”ショートコントが見られた後で、今回の試合に名乗りを挙げたのは、ワタクシ一推し超人である、ファイティングコンピューター・ウォーズマン!

ウォーズマンは先ほどのロビンマスクの言動にずっと引っかかっていたようです。

ロビンマスクがネメシス戦での死の間際に、ウォーズマンへ託したもの。

ロビンがこれまで担っていた役目、正義超人軍のリーダーとして纏め上げる役割。

それを受け継いで以降、未だ何も満足に果たせちゃいない!

何も成長していない!

苦悩を吐露するウォーズマン。

ただこの点については、ロビンから役割を継いでからロビン復活までの期間も短すぎたわけだし仕方がないとは思いますねぇ。

ロビンから役割を受け継いで以降、怒涛の戦いや事変の連続でその中でロビンと全く同じことを求められてもそれは酷かと思います。

ですが一方で、ラーメンマンやテリーマンからはウォーズマンをリーダーとして認める発言も聞かれてはいました。

おそらくはキン肉マンも同じ思いではないかと。

これはつまり、ウォーズマン自身の思いとは裏腹に、周囲はちゃんとウォーズマンがその責務を果たしているということを認めているということでしょう。

ロビンが気づいたウォーズマンの心の機微とは、ウォーズマンが何も出来ていないとか、成長していないとか感じたのではなく、十分に自分以上の役目を果たしているのに、その自覚や自信を持てていないということだったのでしょうね。

ネプチューンマンとの会話の際にロビンが話した内容が、そのことを示しています。

お前は十分に成長している、もっと自信を持て!

そんな思いでウォーズマンとの距離を置くことを決めたのでしょう。

そしてウォーズマンもおそらく無意識にそのことに気づいている。

偉大なる師を前にして、自分は絶対に彼を超えることが出来ない。

例え実際にはロビン以上のことを成し遂げたとしても、心の中に描いている師ロビンを超えることなんて出来るわけがない。

そんな心の中の思いを、ロビンが見抜いた心の弱さをウォーズマン自身もきっと気づいている。

だからこそこの試合に名乗りを挙げた。

ここでウォーズマンが、先の悪魔将軍とザ・マンの試合について触れたのは胸熱です。

悪魔将軍が自身の師であったザ・マンを倒したことで示したもの。

“弟子の務めは、師を超えること”

オレもいつかああならなくてはならない。

その第一歩として、この試合で何かを掴みたい。

過去に自分と最高の試合をしてくれたキン肉マン、そしてバッファローマン、お前たち2人の目の前で!

ここが今回一番の熱いシーンですね!

ウォーズマンがキン肉マン、バッファローマンの2人とそれぞれ戦った試合はどちらも負け戦だったとは言え、先に書いたようにシリーズ屈指の名勝負であるとともに、ウォーズマンにとってのベストバウトでもありました。

ただ、その後の試合はどうにもこうにも目に当てられない試合が多すぎて…

ウォーズマンにとっての最高のライバルとも言える2人の見ている前で戦い、師を超えるための何かを掴みたい!

ウォーズマンの思いを、決意を聞き、ライバル2人はウォーズマンを快く送り出します。

ウォーズマンの独白を聞いている時のバッファローマンの思いやりある表情がまたいいんだ。

そんな胸熱な超人たちのやりとりを、田舎芝居と評した今回の超神マン。

呼吸音が“シューピー、シューピー”

なんだか機械音を連想させます。

まさかウォーズマンと同じく機械超人?もとい、機械超神?

そしてフードを取ったその全身は、肌の色やパーツの構成がウォーズマンと似通っているような気が…

いや、むしろ見方によってはウォーズマンというよりも、ウォーズマンの父親であるミハイルマンを連想させるのですが。

勘繰りすぎかな?

今回はキン肉マン第371話の感想でした。

来ましたね!ウォーズマン。

これまでの何度か書いてきていますが、ウォーズマンは僕の中での一推し超人。

なぜにウォーズマンがそんなに好きかと言われますと、僕の幼少の頃の記憶が正しければ小学生の頃の「キン肉マン」というマンガのファ
ーストコンタクトがキン肉マンとウォーズマンによる超人オリンピック ザ・ビッグファイトの決勝戦だったように覚えているのですよ。

小学生低〜中学年の頃は、我が家ではマンガなど買ってもらえず(親から買ってもらえてたのは基本文芸書でした)、父親から連れて行ってもらっていた床屋やラーメン屋でジャンプやサンデーを読むのがほとんどでした。

車田正美先生の「リングにかけろ」だけは、田舎の従兄弟の兄さんが全巻集めていたので家族で帰省した時に毎回読めていましたが、ホント幼少の頃の僕とマンガの関わりはその程度のもので。

そんな時、転校してきたKくんと仲良くなり、彼の家に遊びに行った時に全巻揃っていたのが「キン肉マン」だったのですよ。

本棚に色々なマンガを揃えていた彼の環境にとても羨ましく思ったものですが、好きに読んでいいよと言われて手に取ったのがまさにそのキン肉マンとウォーズマンの戦いが収録されている巻でした。

「キン肉マン」というマンガはたまーに読むジャンプで飛ばし飛ばし読んでいたので、キン肉マンが主人公ということや、ロビンマスクとかスカル・ボーズといったキャラが何故だか印象に残っていたのですが、まぁその程度。

通して読んだのは初めてで、印象に強く残ったのが主人公のキン肉マンではなく敵役のウォーズマンでした。

主人公のキン肉マンを徹底的に痛めつけて苦しめる強さを見せつけて、なのに時折ビビンバと絡んでは良心に苛まれている人間的な弱さも垣間見れるウォーズマンが、主人公のキン肉マン以上にカッコよく思えたものです。

この時点ではKくんはまだ、7人の悪魔釣人が襲来してくる10巻ぐらいまでしか揃えてなかったので(っていうかその時点ではそこまでしか出てなかったんだろうな)、ウォーズマンとバッファローマンの名勝負はまだ見れてなかったと思いますが、Kくんはキン肉マンとウィーズマンの試合を何度も読み返している僕に快く、全10巻貸してくれました。

今の僕の「キン肉マン」好きはKくんのおかげと言っても過言ではありません。

そんな大好きなウォーズマンですがその後は受難の日々。

7人の悪魔超人来襲時にはかませ犬として徹底的にボコられ、

黄金のマスク編では自分の体がリングとして扱われ、

夢の超人タッグ編ではまたもや完璧超人相手のかませ犬の役割となってアワワワとマスクを狩られ(あれは師ロビンがネプの正体暴きにこだわりすぎてしまったのが大きいとも思うのですが)、

王位争奪編ではマンリキ相手に久々に勝利はするもののなんだかこれでいいのかウォーズマンというような試合内容の後、マンモスマンの奇襲を受けてウギャアーッと退場。

Ⅱ世の究極の超人タッグ編ではクマちゃんの中からカッコ良く登場し、まさかのマンモスマンを従えて大活躍を期待したのにそのマンモスマンの裏切りにあってネプと2人がかりでボコられて、いったいどんな星のもとに生まれたらこんな不運ばっかり巡ってくるのだろうかと目を背けたくなる日々でした。

完璧超人始祖編において、ポーラマンという強者を相手に遂に勝利しましたが、内容的には他の面々の試合内容と比べるとちょっと煮え切らない感じで。

まぁ、もっと強くてカッコいいウォーズマンを見たいという期待度が大きすぎるのかもしれませんが。

そんなウォーズマンがいよいよ出陣。

先に書いたキン肉マンとの試合、そして負け戦ではあったけどバッファローマンとの試合は、ウォーズマンにとってのベストバウトであり、「キン肉マン」という作品全体の中でも間違いなく上位に上げられる名勝負であったと断言できます。

そんな彼にとってのかけがえのないライバルともいうべき2人の見ている前で、そして師ロビンマスクを超えるという思いを胸に戦うと宣言したウォーズマン。

これは負けるはずがない!

負けないと思いたい!

それと、対戦相手の超神マンの姿も気になるところですね。

なんだか機械超人のような呼吸音とウォーズマンやその父親ミハイルマンを連想させる肌の色やパーツ構成。

神サマなんだからウォーズマンの父であるミハイルマンってことはないと思いますが、彼ら機械超人の系譜である機械の神サマなのかも…?

今回はこの辺で。

いつかまたここで会いましょう。

バッファローマンが目の前にいるということは、光の矢となる1200万パワーウォーズマンが見られることにも期待したい次回へ続きます!



ウォーズマンの過去編収録!

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