
それにしてもタイトルがどうにも不安にさせてくれますが、遂にウォーズマンとオニキスマンの勝負に決着がつく!
どーも、たけGです。
ウォーズマンに残された力はあと一発、技を放てるだけ。
その一発に全てを賭けることを決めたウォーズマン。
かつてバッファローマンと戦った時のように。
その危険さを知り、止めようとするキン肉マンですが、ウォーズマンの決意に胸打たれ、涙ながらにウォーズマンを後押しします。
そして実に、実に数十年の時を超えて(作中では数年でしょうが)ウォーズマン理論がバージョンアップして始動!
バッファローマン戦の時の3倍の回転から更に回転力を上げていつもの5倍の回転で2000万パワーまで到達。
更にそこへスーパー・ユウジョウモード、つまりは火事場のクソ力でもって5倍のブーストをかけて遂に1億パワーにまで到達!
1億パワースクリュードライバーで光の弾丸となったウォーズマンを、オニキスマンはオニキス・ガントレットで真っ向から迎え撃つ!
その勝敗の行方はいかに⁉︎
と、言うのが前回までの流れでした!
いやあ、アツい、実にアツい展開でしたねぇ。
そして今回もアツい展開が待っています!
涙腺弱い方は、ハンカチのご準備を!
そして今回も配慮して書こうと思っていましたが、いやもう今回は無理!
勝敗結果、書いております!ネタバレしています!
だってオラは、結果書かなきゃ何も書けないから…
なので未読の方はご注意を!
まず本編を読みましょう!
単行本待ちの方もご注意を!
最新話、読まれたでしょうか?
もうそろそろ言っちゃっていいでしょうか。
結論。
ワタクシ、たけGの予想は外れちゃいました。

それじゃあウォーズマン、負けちゃったの⁉︎
とか思った方、まだ読んでませんね!
上の最新話のリンクまで戻って読んでくださいねー。
1億パワー・スクリュードライバーとオニキス・ガントレットが激突!
この真っ向勝負に打ち勝ったのはウォーズマンのベアークロー!
オニキスマンのガントレットが砕け散る!
バッファローマンの時は直前で身をかわしたバッファローマンの角を1本折るのみにとどまりましたが、今回のオニキスマンはかわそうとはしていなかった。
オニキス・ガントレットを粉砕した後もスクリュードライバーの回転は止まらず、そのままオニキスマンの体へ直撃!
オニキスマンのボディを破壊。
その勢いに圧倒されたオニキスマンはボディを破壊され、リング上に崩れ落ちる。
一方のウォーズマンもリングに着地したものの、ダメージの蓄積の上にパワーを1億まで無理やり上げた反動か、煙を拭きながら膝をつく。
もはや目も見えてないのか、自身の一撃がどうなったのかをキン肉マンへ問うウォーズマン。
命中も命中、大命中だ!
その言葉を聞き、「それなら、よかった…」と安堵したまま瞳の色が失われる…。
ウォーズマーーーーーーン‼︎
煙を拭き、火花をあげながら動きを止めた両者。
結末を見届けた委員長が試合結果を告げるゴングを涙ながらに打ち鳴らす。
両者ノックダウンのドロー、引き分けという結果に終わりました!
負けではないけど、負けではないけど…
動かなくなったウォーズマンを見て、もう涙目ですよワタクシ。
キン肉マンと同じく涙目ですよワタクシ。
勝っていた!ウォーズマンは勝っていたんだ!
動きが停止し、立ち上がれなくなったことで“試合”の裁定結果は引き分けになったけども、魂と誇りをかけた“勝負”には勝ったんだ!
勝ったんだよウォーズマンは!
あの一撃はすごかったんだ…それはもう、本当に…
しかしここで聞こえてくるウォーズマンの心臓の鼓動の音。
灯る瞳の輝き。
ウォーズマン再起動!
コーホーの声とともに生きていることが明らかになったウォーズマン。
そうだろう、生きてるさウォーズマン。お前って奴は…
もうね、今回のキン肉マンは本当に凄い!
何が凄いって、読者である僕はもう感情移入しまくりで。
作中のキン肉マンの思いと完全リンクしてますから、僕の心が。
いやもう神。
神回ですよ今回は。
ロープに捕まり、立ちあがろうとするウォーズマン。
しかしその背後で、ショートを起こしているオニキスマンのマスクがひび割れ、砕けようとしていることに気づきます。
ウォーズマンは急ぎコーナーポストを覆う布を剥ぎ取り、オニキスマンの顔をその布で隠す。
機械超人のその素顔は、生身の超人と比べて機械が剥き出しになった醜いもの。
おそらく超神であるオニキスマンも同様だと判断してのウォーズマンの配慮でしょう。
しかしオニキスマンは自分にはそんなもの不要と、自ら布を剥ぎ取ります。
露わになるオニキスマンの素顔。
その素顔とは…
ウォーズマンの行った行為、それがヤサシサによるものだと認めるオニキスマン。
そのヤサシサが、ウォーズマンとオニキスマンの差であり、その差によってここまで追い詰められたのだと。
今回はキン肉マン第379話の感想でした。
いやぁ…つきましたね、決着!
前回の予想からは外れた形ではありますが…やっぱりアツかった!
感動しました!
本音を言えば、ウォーズマンには勝ってほしかった!
試合結果的にも勝って、勝ち名乗りを上げてほしかったですよ。
結果的には全ての力を出し尽くし、立ち上がれなかったがために両者ノックダウンで試合は引き分けとなりました。
だけど間違いなく最後の一撃でオニキスマンをKOしたのはウォーズマン。
勝負には勝っていた!
これが審判の入っている試合ではなく、生き死にの死合だったのならウォーズマンの勝ちで間違い無いでしょう。
そしてオニキスマンですよ。
ウォーズマンの最後の一撃に対して真っ向勝負で挑んだオニキスマン。
バッファローマンのようにかわすこともできたはずです。
ですが、それをしなかった。
神としての自負ももちろんあったでしょう。
ですがそれ以上に、ウォーズマンの死をも厭わぬ決意に対してオニキスマンが応えたような、そんな気がしてなりません。
漢であったぞ、オニキスマン!
思えばバベルの塔に突入してからの2戦、超神の強さが揺らいでいたような気がします。
ジェロニモと戦ったエクスキューショナーにしろ、ネプチューンマンと戦ったリヴァイアサンにしろ、超人側の逆転のターンに入ったらそこからあっという間に敗れてしまった印象でしたから。
その超神の別格の強さを改めて知らしめたぐらい強かったですね、オニキスマン。
そしてその強さのオニキスマンに勝つために、限界を超えて戦ったウォーズマンがやっぱり凄かった!
ウォーズマンの試合ってキン肉マンとの試合も、バッファローマンとの試合もどちらもキン肉マン史上上位になること間違いなしな名勝負なんですよね。
ただ、その2試合以降はどうにも残念な試合ばかりだったのですが、久々に、本当に久しぶりにウォーズマンの名勝負を見ることが出来ました。
ベストバウトに数えてもいいかもしれない。
それぐらいの、素晴らしい試合でした。
ありがとう、ウォーズマン!
ありがとう、ゆでたまご先生‼︎
ありがとう、全国の同じくウォーズマンを愛する同志の皆さん‼︎
次回はオニキスマンの口から何やら語られるようです。
今回露わになった素顔、その素顔とは…
散々ウォーズマンと因縁深い、とある超人と何か関係や繋がりがあるのでは?と勝手な予想をしていましたが…
いやまぁ、これについては皆まで言いますまい。
次回、オニキスマンの口から何か語られてからにしましょうか。
今回はこの辺で。
いつかまたここで会いましょう。
試合結果として引き分けに終わったウォーズマンは果たして最上階まで登れる資格はあるのか?
そこらへんについてもオニキスマンが語ると思われる次回へ続きます!
コメント
たけGさんの文章から伝わる興奮に共感しました。
これは色々書いてしまいますね。ゆでたまご先生が熱すぎるのが悪い。
七人の悪魔超人編をアニメで見ていたのは保育園の頃でしたが、今回のウォーズマンの試合を見ていて頭の中でアニメのBGMが流れっぱなしでした。あの頃のウォーズマンは本当にかっこよかった。
ウォーズマンの勝ちフラグを最後まで折りきったオニキスマンも見事。
この歳になってあの頃の興奮がよみがえるとは思わなかったです。
ゆでたまご先生すごい。
>ヤスさん
ありがとうございます!
アニメを視聴した時期から、世代が近いかもですね^^
今回はキン肉マンやバッファローマンと戦った時の、熱くてカッコいいウォーズマンが見られて気持ち入りまくりでした。
ウォーズマン推しとして、やっと見たかったウォーズマンを見られたというか。
(前回のポーラマン戦も、悪くはないけど個人的にはもうちょっと…という感じでしたから)
オニキスマンも強キャラとして上手く描かれていたのでウォーズマンを引き立たせてくれたと思います。
ホント、今のゆでたまご先生はすごい!