この展開は全くもって予想できなかった…
どーも、たけGです。
次元を超え、星矢の元へ結集した12の魂。
結合した12の黄金聖衣。
12人の想いをその身に受けて羽ばたくペガサスが敵を討つ!
と、いうのが前回の話でした。
そして今回は…
いやぁ…何をどう書けば…。
今回の話、何をどう書いてもネタバレになるなぁ。
と、いうわけで正直今回は全編に渡ってネタバレになってる可能性があります。
なので本当に未読の方はご注意を!
まず本編を読んでからでお願いします!
単行本待ちの方は尚更ご注意をーーー!
以下、ネタバレあります。
アテナから託された使命、
12人の友、黄金聖闘士たちから繋がれた想い、最後の希望。
地上に残された人類の未来へ届ける一撃!
黄金乃星(クリューソス・アステール)‼︎
その一撃はアルゲースの写し身である巨神体を打ち砕くも相討ちとなった。
拳を上げたまま、膝をつく星矢。
アルゲース自身を倒さねば無意味な行為。
ステローペスと戦った星矢ならそのことはわかっていたはず。
なのに何故そうしなかったのか?
なぜ我が身を犠牲にしてまでアルゲースの写し身・ヘカトンケイルとの相討ちでよしとしたのか。
星矢は巨神体ヘカトンケイルと戦い、相討つことで、自身の小宇宙臨界点を突破させた。
それは永遠に燃え続ける小宇宙の炎。
そして星矢は冥王ハーデスの剣で縫い止められており、死ぬことができない。
死ぬことができないとは、炎をその身に受け続けていても滅ぶこともない。
不滅の肉体に、永遠に小宇宙で燃え続ける炎があるのだから。
アテナが地上を浄化するために残した青い炎をその身に纏っても、燃え尽きることはない。
そして、その青い炎によって地上に降り注ぐ業火を吸収し、浄化し続けることが出来る。
そう、星矢は、地上の業火全てを永遠に吸収し続ける破壊不能な柱となった。
星矢の目的は目の前のアルゲースを倒すことではなく、地上の業火を吸い込み、浄化するというアテナの意志を継いだもの。
地上を守り、青き炎でもって未来を照らすための、
希望の灯台となることだった!
星矢の行為によって、地上に降る業火の雨が吸い込まれ、消えてゆく。
ある意味これは、神の敗北。
アルゲースは潔く敗北を認めた。
しかしそれは今日のみの勝利。
結局、人類の運命は変わらない。
女神アテナと聖闘士を失った人類に未来はないのだからあとは緩々と滅んでゆくのみ。
この世界は、終わる…
アルゲースの負け惜しみにも似た言葉。
しかし地上を守護すべきアテナも聖闘士も滅びた今、その言葉はあながち嘘でも強がりでもないのかも知れない…
業火の消えた地上。
生き残った雑兵のイガ・ゼンと彼が守ろうとした少女が空を見上げる。
その先には青き炎を灯し続ける黄金の灯台がある。
拳を天高く掲げるその姿。
希望を持ち続ける、たったそれだけの事で
人は、生きていけるのだから。
聖闘士星矢エピソードGレクイエムをご愛読いただき、ありがとうございました!
車田先生、岡田先生の次回作にご期待ください!
って、いや嘘!
嘘ですよ!んな事ないですよ!
でも、そう取られかねないこのラストシーン。
終わっちゃったの…?
今回は聖闘士星矢エピソードGレクイエム第28話の感想でした。
え?
え?
ええええええーーーーッ⁉︎
というのが率直な感想。いや、感想っていうか…
結合黄金聖衣を纏い、黄金聖闘士たちの意志を、力を引き継いだ星矢が、アルゲースと超絶バトルするもんだと思ってたら、ワンパンで終わってしまった!
しかもワンパンしたのはアルゲースではなくって、まさかまさかの予想外の展開。
アテナがその役目を担っていた地上に降り注ぐ業火を引き受けるのを、ハーデスの呪いによって不滅の肉体となった星矢が黄金聖闘士たちの想いと共に引き継ぎ、地上に残った人々を守るための人柱となった。
地上から消える業火。
アルゲースは一旦は負けを認めて撤退!なのでしょうか。
勝った!第三部、完ッ‼︎
とかなってもおかしくない展開ではありますが、これで終わりなわけはない。
アルゲース死んでないし、城戸光政のお爺さまだってブロンテースのまんま健在だし、天界にはウラヌスやポントスもまだおられるわけだし。
なのに主役の星矢は動かぬ人柱となって…
どーーーすんでしょ、これーーーー⁉︎
今回はこの辺で。
いつかまたここで会いましょう。
次回から新シリーズ!
聖闘士星矢エピソードZ(雑兵)イガ・ゼン第一話にご期待ください!
とかにならないか、ちょっと気になる次回へ続きます!
コメント