キン肉マン第389話「友情色の美砂‼︎の巻」感想・アシュラマンの腕が6本あるのは、今まさにこの時のために!

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悪魔六騎士の友情パワーに刮目せよ!

どーも、たけGです。

実に3週間ぶりとなります今週のキン肉マン。

アシュラマンが怒りに燃える。

サンシャインのことを便利な道具だったと侮辱し、更には自身のパートナーであったナチュラルの亡骸さえも壊れたおもちゃのようにぞんざいに扱う超神バーザーカーに対して。

しかし、怒りだけではバーザーカーを攻め立てられぬアシュラマン。

逆に攻撃を凌がれて強烈な一撃を喰らってしまう。

超人殲滅落とし‼︎

強烈すぎる技をまともに喰らったアシュラマンの運命はいかに⁉︎

と、言うのが前回の話でした!

今回もネタバレに配慮して…

と言いたいところですが、アシュラマンの身に起こったこと、それを書かずに今回の話の感想は書けません!

なのでネタバレ…しています!

いつも以上に未読の方はご注意を!

まず本編を読みましょう!

単行本待ちの方もご注意を!

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かっちょええ〜。

バーザーカーの必殺技、超人殲滅落としをまともに喰らってしまったアシュラマン。

実況さえも、もはやこの先立ち上がることが出来ないのではないかと不安視するほどの見た目的に大ダメージを受けていそうなアシュラマンでしたが、バーザーカーの両腕のロックを振り解き、ブリッジからの巴投げで返します。

4本の腕でブリッジし、残る2本の腕で投げる、これこそがアシュラマンの6本の腕の有効な活用法。

うん、綺麗な返し方だ。

カカカ…また、サンシャインの砂が…私を救ってくれた…

足元を見やるアシュラマン。

そこにはクッションとなるような砂の山はなく、わずかな量の砂が残るだけ。

バーザーカーもドフドフ訝しみます。

そんな砂などなかった。

この私が同じ過ちを繰り返すわけないだろう。

しかしアシュラマン、

いや、私は十二分に感じている。

ヤツの姿は見えずとも、まだ私を守護してくれている。

だからこそ、(お前の技に)耐えられた!

自身ありげに返すアシュラマンを、妄言、思い込みと一蹴するバーザーカー。

しかし、その妄想を頼みに立ち上がってきたのもまた事実。

それならばと、バーザーカーは息も絶え絶えのアシュラマンを宙空に打ち上げ、新たなる関節技に捉えます。

6本の両腕を完全に極めたまま、アシュラマンをコーナーポストへぶつける大技、

バーザーカーエクスカリバー!

その衝撃で、アシュラマンの右腕の1本が折れてしまう!

この描写は珍しいですね。

アシュラマンの腕はしょっちゅうポロポロ簡単に落ちてきたもんですが、骨が折れるような描写は初めてじゃないかな。

腕がもげるよりも折れる方が痛いんでしょうか。

これまで何度も腕がもげてきたアシュラマンですが、今回のような苦悶の表情はなかったと思います。

この試合、当初のタッグマッチでは両陣営ともに最強の矛と最強の盾を擁した、いわゆる矛盾対決でしたが、お互いともに盾となっていたパートナーを失ってしまった

ならば残った矛を折ってしまえばいい。

6本の腕のうち、1本を折ることで刃こぼれさせたバーザーカー。

もはやアシュラマン自慢の矛は、ただの鈍ら!

そのバーザーカーの言葉に対してアシュラマンは何も失ってなどいない!と返す。

私は今なお、サンシャインと共に戦っている!

5本の腕で巻き起こす竜巻地獄。

その竜巻によって巻き上げられたリング上の砂が、アシュラマンの折れた右腕に絡みつく!

その砂は、やがてサンシャインの腕の形をなし、その腕でもってバーザーカーにラリアットを敢行。

アシュラマンの矛となったサンシャインの腕が煌々と輝く!

ここに私が立っていられるのは、サンシャインがここまで繋いでくれたおかげだ!

勝敗が決するまで、私はヤツと共にある!

今も私の後ろに立って、お前を倒せと囁いている‼︎

熱いーーーーっ!

熱いぜアシュラマン!そしてサンシャイン!

アシュラマンの後ろに浮かび上がるサンシャインの姿。

それはアシュラマン1人が思い描くビジョンなどではなく、サンシャインの思いが、アシュラマンとの絆が形となって現れたもの。

その姿はバーザーカーの目にも入ってきた。

本当にアシュラマン1人ではなく、サンシャインと共に戦っていた。

それならばお前たち2人がいるものと思って闘えばそれでいい!

おそらくは2人まとめて倒す勢いのカカト落としを繰り出すバーザーカーだが、その攻撃をも受け止めるアシュラマン。

流石に驚きを隠せないバーザーカー。

まだ何かあると言うのか⁉︎

アシュラマンは返す。

ふたりですらない!

リアル・ディールズの一員となった時点で、私は全ての悪魔超人の代表としてここにいる!

激しく光り輝き始めるアシュラマンの体。

アシュラマンの6本の腕のうち、5本の腕が輝きとともに変化する。

サンシャインだけでない。

先の戦いで命を落としたスニゲーターの、プラネットマンの、

魔界で戦いを見守るザ・ニンジャの、ジャンクマンのその腕に姿を変えた。

アシュラマンの6本の腕がそれぞれ、悪魔六騎士の腕となり、バーザーカーの苛烈な一撃を押し返した!

これは幻でも比喩でもなく。

アシュラマンとバーザーカー2人だけに見えているものでもない。

実況アナが口にしているのがその事実を表していますが、誰の目にもアシュラマンの腕が六騎士それぞれの腕へと変容したようですね。

これまでもアシュラマンの6本の腕が他者の腕へと変化することはありましたが、それはアシュラマンの腕が失われた時であり、そして既に死している超人の腕を奪い取ると言うのが多かったように思います。

完璧超人始祖編におけるジャスティスマン戦でも同志である悪魔超人たちの腕を用いて戦いましたが、あの時も戦死した悪魔超人たちがアシュラマンへ力を貸したような形でしたし。

なので今回のようにザ・ニンジャやジャンクマンといったまだ死んでいない超人まで腕が現出すると言うのは初めてのケース。

(夢の超人タッグ編でジェロニモの腕が現れた時も、ジェロニモは死んでいるようなもの、と言ってました)

今回のこの現象は悪魔六騎士の絆の深さ、まさに悪魔の友情パワーが伺えます。

しかし、この他の悪魔騎士たちの想いを背景に光り輝くアシュラマンの絵がなんとカッコいいことよ…

サンシャインの腕でバーザーカーの頭を押さえ、スニゲーターの腕でもって拳打の嵐を加えるアシュラマン。

さしものバーザーカーも、ドフドフダメージを食らっているように見えます。

神の時代は…今日で終わりだーーーっ‼︎

ジャンクマンの腕でもって強烈な一撃!

このまま決着となるのか。

ザ・ニンジャ
とプラネットマンの腕に出番はあるのだろうか⁉︎

今回はキン肉マン第389話の感想でした。

いやぁ…今回もアツかったですね!

はぐれ悪魔超人コンビとしてでなく、悪魔六騎士全員の友情パワー、まさに悪魔の友情!

光り輝くアシュラマンのその姿は、正義超人たちの友情の輝きに決して引けを取らないものであると言えるでしょう。

思えば、旧シリーズの王位争奪編でのアシュラマンは正義超人を名乗り、Ⅱ世においても正義超人入りをするためにサンシャインと袂をわかっていたような描写がありましたが…

正義超人アシュラマンは、どうにもしっくり来なかったんですよねぇ。

友情パワーに目覚めるのはいい。

ですがそこはキン肉マンたち正義超人とは一線を画したままでの悪魔として、悪魔超人たちとの友情を築いてほしいと思っていたもんです。

なので今回のアシュラマンは本当にいい。

仲間を思いやる気持ちは持ちつつも、悪魔としての矜持も忘れていないアシュラマン。

窮地に陥っても不敵さを崩さないアシュラマンが、やっぱりイイですねぇ。

王位争奪編でのサタンクロス戦の、「いやだーっ!私は悪魔には戻りたくない〜っ!」にはホント萎えましたもの。

ともあれ、悪魔六騎士との友情パワーにより六騎士6人分の腕へと変化したアシュラマン。

ジャンクマンの腕による一撃は確かに強力そうですが、これではまだ終わらないかと思います。

ザ・ニンジャとプラネットマンの腕もまだ残ってますしね。

何より、6人分の腕が揃っているんですよ。

6人分の合体技なんかもありそうです。

例えばそう、完璧超人始祖編における超人墓場突入時の、ペインマンに邪魔されて幻となった6人が力を合わせることによって発動しかけた合体技。

あの技の片鱗が、ついに日の目を見るのではないでしょうか⁉︎

そう考えると期待値MAXですわよ奥様!

今回はこの辺で。

いつかまたここで会いましょう。

超神との戦いにおいてはまだ出していない大技、阿修羅バスター。

ジャンクマンの腕で果たして極められるのかどうかも気になる次回へ続きます!


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