これは…
終わったな!
どーも、たけGです。
再開しました「男坂」
そして今シリーズは「最終章」と銘打っております!
かつては伝説の未完打ち切りで終わった「男坂」が完結に向けて動き始めました!
東と西の大ゲンカに向けて動き出す東西両軍。
バイクで、車で、船で、徒歩で、牛で、
全員中学生だと思われる不良たちが、富士山の麓に向けて進行しはじめる。
一方、九十九里の仁義は、海から迫る大船団を目にする!
と、言うのが前回の流れでした!
再開初っ端から腹筋持っていかれましたが、果たして今回はどうなる⁉︎
なんだかもう、ネタバレ云々の話ではなくなってきているような気もしますが…
それでも真面目に読んでいる方にとっては、それは知りたくなかった!みたいな事も書いてしまっているかもしれません。
やはり今回も未読の方はご注意を!
まず本編を読みましょう!
単行本待ちの方もご注意を!
仁義が見た大船団、よもや武島将が海路で帰ってきたのか…とか想像もしましたが、そうではなかった!
何故なら将サマってば、まだアメリカのジャーメイン邸にご在宅だったから。
さすがにルーラでも使わない限りは日本まで帰れない距離、東西大ゲンカが始まる前に大将戦を始めて犠牲者を極力減らす、というのは無くなりましたね。
まぁそれやっちゃったら、鸞丸の覚悟はなんだったのさ!ということになっちゃいますし。
じゃあ仁義が見たあの大船団がなんだったのかと言うと…
JWC(ジュニア・ワールド・コネクション)が送り込んだ10,000人もの兵隊だというじゃありませんか。
おやおやおや、東と西の大ゲンカの前に今後の展開が見えてきたような気がするのですが。
「男坂」が再開した当初、僕は思ったものです。
それは、この作品の今後の流れについて。
1 北の大地編に始まり、仁義が東日本を制する。
これは横浜のジュリー編でほぼ成りましたね。
愛知県を中心とした中部地方まで行くかとも思っていたのですが。
2 仁義が制した東と将が率いる西が大激突、仁義と将のタイマンで幕を閉じる。
まぁ順序が色々違ってましたが、これが現在までの流れみたいな感じですね。
で、
3 東西日本が統一され、これまでに登場した硬派全員でJWCの面々と戦う世界規模のケンカになっていく…
展開を想像したのですが、
おや?今回見る限り、東と西の大ゲンカの前にJWCをやっちゃいます?
ケンカ売ってきてんのは明らかに向こうの方ですが…
これ、絶対先にJWCが壊滅しちゃう流れじゃないですか?
ま、まぁどう転ぶかわからないですからね。
転ぶかなぁ…
とりあえず、今回の話で時間の流れが見えてきました。
と、いうのもJWCの皆様方がこぞって船で部下を日本へ向かわせたのは数週間前とのことです。
シカゴ軍団が船で日本へ上陸、億単位のカツアゲをしようとして仁義に返り討ちにあったのが単行本2巻での出来事。
そのシカゴ軍団に触発された他のドンの面々が、それならオレたちも日本へ兵隊を送ってやるぜーーーっ!
と、動いたのが数週間前とのこと。
数週間前というのはどれくらいを指すのか。
1週間前程度なら数週間前とは言わないと思います。
5週間前になってくると、1ヶ月前と言うのではないでしょうか。
と、なると、2〜4週間前ということになるのかな。
そしてアメリカから船で太平洋を横断して日本まで来るのに何日ぐらいかかるものなのか。
調べてみたところ、クルーズ客船の太平洋横断旅行は、途中ハワイやグアムに立ち寄りながらの27〜30日程度の日程のようです。
いくらドンに命令されているとは言え、兵隊の皆さんも長い航海の途中でハワイぐらいに立ち寄って休憩しているでしょう。
補給も必要でしょうし。
と、なると4週間前ぐらいと言うのが妥当なところでしょうね。
つまり、シカゴ軍団を仁義たちが撃退してから、4週間ぐらいの時間が進んでいるという計算になるわけですよ。
4週間のうちに仁義は昭和白虎隊と戦ったり、
奥羽連合を突破していったり、
北海道へ上陸して神威とケンカしたり、その妹の雪ちゃんと仲良くなったり、
横浜のジュリーと一悶着を起こした闘吉やウルフのケツを持ちに行ったり、
萩で高杉とケンカしたり、
土佐で堂本竜子と仲良く追いかけっこしたり、
亀に乗って鹿児島に渡って南郷どんと相撲をとったり、京都の武島本陣に招かれている間に闘吉、ウルフ、鸞丸、ジュリーの四人が武島軍団の四天王とやり合ったりていたわけですか。
北は北海道から南は鹿児島まで日本全国津々浦々、ケンカをしてきたわけですよ。
4週間の間に。
…流石に無理がない?
そして武島軍団のドン、将サマ。
JWCの会議のためにニューヨークへ渡ったんですよね?
目的は会議でしたよね?
会議に出席中のシカゴのドン・フォアマンをノシてから4週間。
ずっとジャーメイン邸でのんびり過ごしていたんですか?
仁義が4週間の間、無理がありそうなくらいに密に動き回っている間にも優雅に過ごしていたという…
これ、アリとキリギリスのような話になっちゃわないですかね?
もしくはウサギとカメか。
だから最強のはずの武島軍団がどんどん格を落としていったのではないでしょうか。
ってか将サマだけでなく、他の地域や国々のドンたちも4週間近く過ぎてるのに自国に戻らずのんびり仲良くティータイムしていたんですか?
繰り返しますが、目的は会議でしょ?
実際のサミットでも各国の代表はこんなにのんびりしてないでしょ?
自分の国や地域を1ヶ月近くも放っておいていいものなのですか?
ま、まぁあれだ。
世界中の一癖も二癖もある不良たちのドンが集まっているわけだから、きっと会議でまとまるものもまとまらずに、こんなに長引いているわけだ。
そうに違いない。
見た目的にはずっとティータイムしかしてないようにしか見えませんが。
で、暇だから暇つぶしのゲームで部下たちを船で日本に送り込んだわけでしょ?
1番最初についた奴が日本の半分とっちゃうぜーーーっ!
みたいなノリで。
4週間もの船旅命じられた兵隊さんたちもたまったものではないですね!
その事実を知った将サマ。
怒り心頭、ジャーメイン以外のドンたちに、すぐに部下たちを引き換えさせろと凄みます。
1対8の構図。
もう、将サマが勝つ以外の結果が思い浮かびません。
8人で将サマを取り囲む、仲良しな各国のドンの皆さん。
織田信長のように「敦盛」を口にしながら、「ゼルダの伝説」のリンクのごとき回転斬り!
人間五十年、下天のうちをくらぶれば、
夢幻の如くなり
ひとたび生を享け、滅せぬもののあるべきか!
(おそらく)15歳の将サマ、人生を達観されております!
将サマ一人によって圧倒されるJWCのドンの皆様。
しかし、時すでに遅く(そりゃあ4週間経ってるしね)、JWC連合軍、およそ10,000人、九十九里浜に突入したとの報告が入ります。
その、1万人もの兵隊たちを迎え撃つ日本の戦力は…
たった一人…
菊川仁義、ただひとり‼︎
1人対1万人、その構図を想像して思いました。
これは、終わったな。
JWC、終わったなぁー!
今回は男坂 最終章 昭和関ヶ原前編 第二話の感想でした。
いやぁ…
展開が見えてきたかなぁー。
東西大ゲンカの後に繋がるかなと思っていた世界大戦。
だけどJWCのほとんどのドンたちを将サマが圧倒しちゃいました!
元々からチンピラ臭がぷんぷんしていたドンの皆々様でしたが、今回で将サマに及ぶべくもない三下の集まりということが判明しちゃいましたしね。
まぁまだドン・ジャーメインが残っているから、ジャーメインと戦うことが最終決戦になっていく可能性もなくはないと思いますが…
今回を見る限り、それもなさそうかなぁ。
そして日本ではJWCの皆々様が送り込んだ1万人の兵隊を仁義が迎え撃ちます。
1対1万。
普通に考えたら、たった一人で一万人に敵うはずもないのですが…
仁義が負けている絵がまっっったく思い浮かびません。
富士の裾野で睨み合う東と西の両軍。
一触即発と思われたその時に、九十九里浜で仁義が一万人相手に戦っているとの知らせが入る。
引き返す東の軍勢。
そして西の三傑も動いた上で、武島軍団もこれはまず日本の危機とのことで九十九里に向かう。
九十九里に辿り着いた東西の硬派たちの目に飛び込んできたのは、砂浜に横たわる一万人の軍勢と、太陽を背にひとり立ち尽くす満身創痍の仁義の姿…
そんな姿が思い浮かびませんか?
今回はこの辺で。
いつかまたここで会いましょう。
まぁそんな予想をしながらも、その予想を明後日の方向に裏切ってくれることにも期待したい次回へ続きます!
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