キン肉マン第400話「最高の援軍‼︎の巻」感想+思い出語り・祝!キン肉マン400回!記念すべきメモリアル回にいいもん見れました。

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キン肉マン連載400回、おめでとうございます!

どーも、たけGです。

改めまして、今回でキン肉マンも連載400回に到達!

ここで注目したいのは、かつて週刊少年ジャンプで連載していた頃の旧シリーズから数えての400回ではなくてですね。

「キン肉マンⅡ世」の連載を経て、週プレで連載再開した新シリーズが400回というわけで。

かつての旧シリーズまで含めたら800話近い話数になるんですよね。

Ⅱ世まで含めたら、ゆうに1,000話を超えちゃってるんです!

これ、すごい事ですよね。

まさに継続は力なりです。

Twitterではゆでたまご先生の呼びかけで12月5日0:00の400話更新のタイミングに合わせてイラストを投稿するという、一種のお祭りが開催されまして。

僕もこの祭りに参加しました。

ハッシュタグは #祝キン肉マン400回

このタグを辿っていったら他の方々の作品も見ることが出来るのですが、皆さんとってもお上手で、そんな中に僕のへたっぴな絵が並んでると、ホント恥ずかしいぃぃぃ。

それでも、今週いっぱいぐらいはお祭りとして、過去絵も含めて下手くそな絵を投稿していこうかなぁと思っています。

そんな、多くの人に愛されるキン肉マンという作品が、これだけの話数を年月かけて続けてきた事。

僕ももう50過ぎるおっさんでありますが、途中で中断はあったにせよ、常にキン肉マンの最新作を読むことが出来てきたわけで。

これってすごい幸せなことなんだなぁと改めておもいます。

Twitterで見かけた、とある人が描いたマンガ。

これ読んだら自分の事のように泣けてきました。

同世代のキン肉マン好きな方なら、共感してもらえるんじゃないかなぁと思います。

思い返せば幼少時代、我が家の親はちょっと厳しくてですね。

家でマンガを買ってもらえなかったのですよ。

同じ年代の子供と比べると、マンガに触れられる機会は少なかったんじゃないかな。

なので僕がマンガを読む機会があったと言えば、田舎の従兄弟の兄ちゃんが買い集めていた「リングにかけろ」

あと、父親に連れられて行ってた床屋に必ず置いてあった、月刊少年ジャンプの「白い戦士ヤマト」くらいでしたねぇ。

そんな僕が「キン肉マン」というマンガに出会ったのは小学生3年の頃でしたか。

転校してきたKくんと仲良くなった僕は彼の自宅にお呼ばれしまして。

初めて遊びに行った彼の部屋の本棚にはいろんなマンガがたくさん並んでいたのですよ。

自分の家には世界の偉人伝記とか「ズッコケ三人組」くらいしか並んでなかった自分の部屋と比べるとパラダイスに見えましたね。

好きなのを読んでいいよ、と言われて雑多に並んだ本棚から手に取ったのが「キン肉マン」の9巻、そして10巻でした。

その時は10巻が最新刊だったのかな。

当時は週刊少年ジャンプそのものを読んでなかったので、「キン肉マン」の存在は知らなかったと思うんですが「◯◯マン」というタイトルに、大好きな特撮のウルトラマンを連想したのかもですね。

そして読んでみたら、これまた祖父の影響で大好きだったプロレスのようなマンガだったわけで。

9巻なもんで話の途中からのはずでしたが、夢中になって読みました。

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主人公は、表紙でポーズをとっているのがキン肉マンだなとは初見でもわかります。

そんなキン肉マンを絶望的に追い詰めていくウォーズマンと言う超人が強くて、怖くて、そしてカッコよくて。

今に至る僕のウォーズマン推しはここから始まったのだと思います。

続けて読んだ10巻で、そのウォーズマンがブラックホール、バッファローマン、ステカセキングに蹂躙されてマットに沈められる衝撃。

悪魔超人たちの恐ろしさにハラハラしたもんです。

(後のウォーズマンのかませ人生の悲しき幕開けでもありましたが)

この時は、この9巻と10巻を繰り返し繰り返し読んだように覚えています。

まぁこのK君は整理整頓がちゃんと出来ていない子で、本棚にもたくさんのマンガがまぁテキトーに並べられていて。

キン肉マンの9巻と10巻以外がどこにあるのか、すぐにはわからなかったように覚えているのですが。

その後、K君の家に通っては、キン肉マンの他の巻も探し出して読ませてもらったのですが、最初の方の刊はなかったように覚えているなあ。

そして自分の小遣いでマンガを買えるようになった時に、親戚の叔母さんなども頼りつつキン肉マンを買い集めたものです。

自分で最初に買ったのは、確か悪魔将軍初登場の巻だったように覚えていますね。

悪魔将軍の強さや怖さが衝撃的でした。

あの頃の僕は、ジェロニモがそこに2人いたことに気づいてなかったかもしれません。

そんなキン肉マンが昭和が終わりに近づく頃に終了し、平成が終わりに近づいた頃に再開。

小学3年生の頃に初めて読んだマンガを、50も過ぎて定年が見えてきたこの歳になってもリアルタイムで楽しむ事が出来る。

それも今はデジタルの時代。

スマホやタブレットがあればいつでもどこでもキン肉マンを楽しむ事が出来る。

(新シリーズ以降のコミックはデジタル版を買い続けてます)

キン肉マンがある時代に生まれて、共に歩む事が出来て本当に良かった。

改めまして、キン肉マン連載400回、おめでとうございます!

さてさて、今回は前置きが長くなりすぎてしまいました。

感想は駆け足で行っちゃうかな。

ロビンマスクとランペイジマンの好勝負はロビンの勝利にて終了。

ランペイジマンに導かれ最上階へと向かったロビン。

一方、残るキン肉マンとバッファローマンは次なるリングへ辿り着く。

ラスボスであろう調和の神を除くと、超神で残るはあと1人、いや、1神。

となると次に戦うのはバッファローマンかな⁉︎

と思っていたら、まさかのキン肉マン‼︎

と、いうのが前回の流れでしたね。

いよいよ主人公キン肉マンの試合の幕開けとなる今回。

キン肉マンのもとに駆けつける、彼のことや新たな超神サマのことも含めて、あまりネタバレ配慮出来てません。

なので例によって未読の方はご注意を!

まず本編を読みましょう!

単行本待ちの方もご注意を!

冒頭の煽り文に噴いてしまった。

上島さん、キン肉マンは続いてますよー!

押すなよー、押すなよー、は、押してくれと言っているようなもの。

まぁ、キン肉マンが「押すなよ」といっているわけではないですが。

前回に力強く名乗りをあげたキン肉マンですが、新たな超神を前にビビり上がってしまったところをバッファローマンが熱湯風呂、もといリングのある聖域の中へ押し入れる。

一度、聖域の中に入ったからには超神に勝って認めさせるか、負けて死体になるかの二択のみ。

ビビりと緊張で固くなるキン肉マンへ超神サマがまず自己紹介。


我は天界で"洞察の神"と呼ばれし者!

地上に降りて得た超神名は、"マグニフィセント"!

おお、なかなかスマートでカッコいいデザインの超神サマですな。

トサカがあるあたり、キン肉族に由来のある神サマかとも思いましたが、その形状はローマのグラディエイターを彷彿とさせる姿です。

マグニフィセントの意味するところは、"素晴らしい"とか"立派な"とか、"壮大な"といった意味合いの言葉のようですね。

最近の流行り言葉で言うならば、"ブラボー‼"というところでしょうかね。

サッカー日本代表の皆さん、お疲れ様でした!

話を戻して洞察の神こと、マグニフィセント。

キン肉マンのことは王位争奪編の頃からよく知っているそうで。

キン肉スグルをキン肉星の大王として認めた神の1人、いや1神なのでしょう。

あの100神の中でも特に注力して見ていたのでしょうか。

まさに地上の超人の代表とも言えるキン肉マン。

この闘いでその実力を量るのは嬉しいとも。

対するキン肉マンはいつもの試合前のキン肉マン。

自分は極度のスロースターターだとか、セコンドにミートがいないだとか駄々をごねまくります。

まぁいつものキン肉マンですからねぇ。

対して洞察の神サマ、それに呆れるでも怒るでもなく。


それならばミートをここに呼んでやろう。

と、いきなりパワ~ 光線を窓の外に向けて発動しました。

そのパワー 光線はイラクから遠く離れたローマのコロッセオまでに届き、ミートの身体を包みます。


「どうしたミート⁉」

ミートの異変に驚く、キン肉マンスーパーフェニックス。

フェニックスとゼブラ、そしてミートが揃ってまだリング上のモニターで観戦していたんだってことにむしろ驚きましたが。

現実時間では、フェニックスとビッグボディのコンビが試合を終えてから随分と経っていて、この2人を見るのもむしろ懐かしいぐらいの気分なのですが、マンガの中の世界ではそこまで時間が経ってないのかもしれません。

そんなフェニックスとゼブラの見ている前で、ミートの身体が消えていきました。


「き、消えたーっ!」

ビッグボディの相変わらずなオーバーリアクションは見ていて楽しいですな。

そしてミートはバベルの塔のバッファローマンの隣に出現。

キン肉マンとの久しぶりの再会を果たします。


私は純粋に最高の状態における超人の実力を量りたいだけだ。

そのために必要だというから呼んでやったのだ。

これで全力で戦う気になったか?

キン肉マンの腹心であるミートを呼んだのはなにも情によるものではなく。

キン肉マンをベストコンディションの状態で戦わせるために呼んだのだと。

これは例えば僕がマグニフィセント様とゲーム対決することになったとするとですよ。

ゲームはストリートファイターⅢとか、アケアカNEO  GEOのレトロゲーム。

自信のない僕はキン肉マンのように言うでしょう。

ああ〜、これがSwitchのどのコントローラーでもなく、セガサターンのパッドだったなら実力を出せるんだろうけどなぁ〜

そしたらマグニフィセント様が言うのです。

それならばSwitch用のセガサターンパッドを用意してやろうと。

マグニフィセント様が右手を掲げ、パワー 光線を出すとアラ不思議。

Switchに接続できるセガサターンパッドが!

これで満足か?たけG。

マグニフィセント様、僕の前にも現れないかなぁーーー。

戯言はさておいて洞察の神マレフィセント。

相手が全力でないと戦う意味がない。

これは余裕なのか、ポリシーなのか、はたまたプライドによるものなのか。

どちらにせよ、強キャラ感がプンプンと漂います超神マグニフィセント。

キン肉マンの懐刀、ミートくんは突然召喚された現状をすぐさま把握。

全力でセコンドに徹するので、安心してリングに上がるようにキン肉マンに伝えます。


王子なら大丈夫!

先ほどまでさんざんごねていたキン肉マンの態度や表情にも余裕が戻りました。

それを見たバッファローマンは安心したように、ここはミートに任せて先へ進む事を宣言。

あっ、ここって単独行動出来たんだ。

ジェロニモが買って門を開けたあとも最後の最後まで、誰かが勝ち進まないと先の道が開かないのかと思っていた。

でもよくよく考えたら、ネプチューンマンは「私の戦いをお前に見ていてほしい」とロビンに言い、ウォーズマンも「今のオレの戦いを、かつて最高の戦いをしてくれたお前たちに見ていてほしい」と言ってましたっけ。

先に進まなかったわけではなく、あえて残って観戦していたんだったな。

はぐれ悪魔の2人はタッグマッチになっちゃったわけだし。

しかし、この場面、キン肉マンとバッファローマンの別れの場面がまたイイんだ。


ここまでありがとうバッファローマン。

私やウォーズマンに同行してくれたこと、本当に嬉しかった。

所属としては悪魔超人に戻ったのかもしれんが、お前は何があろうとも


私にとって永遠の友達だ。


武運を祈るぜ!

親指を立ててキン肉マンが友を送り出す言葉が、姿勢が、カッコよすぎて目頭が熱くなります!

そしてバッファローマンがまたイイ!

振り向かず、何も言わず、ホンの少し親指を立てた片腕を挙げただけ。

無言で背中で答えるバッファローマン!

漢だ!

漢と漢の会話だ!

男というものはあまりしゃべるものではない!

全身がアツくなりましたよこのシーン!

2022年も終わろうかというこの時に、年間ベストシーンに近いものが来ましたよぉ!

バッファローマンを快く送り出したキン肉マンも


「へのつっぱりはいらんですよ!」

の名台詞とともに、力強くリングイン!

さすがにマグニフィセントは「言葉の意味はよくわからんが…」の返しはしないかぁ。

高く打ち鳴らされる開戦のゴング!

両者、手四つの体勢で力比べからスタート!

同じ位置で並んで見るに、思ったよりも体が大きそうだなマグニフィセント!

って言うか…

書きたいこと書いてしまって、全然駆け足になってないなあ。

長文記事になってしまい、すいません…

今回はキン肉マン第400話の感想+思い出語りでした。

いやぁ、記念すべき第400話にふさわしい、とても良い回でしたね!

序盤のギャグパート、キン肉マンのこじれっぷりは相変わらずでしたが、そこを長々と引っ張らなかったのがいいですね。

その後のミート召喚からのキン肉マンとの対話がいい。

信頼し合える相棒がそばにいること、それが何よりの力になることが伝わってきます。

キン肉マンとミートのやりとりは心にほわーっと来ましたねぇ。

そしてその後のバッファローマンとのやりとりですよ!

いつものキン肉マンなら、「待ってくれ~。お前も一緒に応援しててくれ~」とか言ってもおかしくないところを、礼を伝え、エールを伴って力強く送り出す。

この時のキン肉マンの友への言葉が本当にカッコいい。

そしてそれに無言で答えるバッファローマンがまたカッコいいですね!

胸が、目頭が熱くなりました。

そして、その2人とのやりとりを経てリングインしたキン肉マンのカッコいいこと。

ギャグパートのキン肉マンもいいけど、やっぱり主人公のキン肉マンは強くカッコいい時が1番輝いていて、大好きだ!

いやぁ、本当にいいもの見れたなぁ。

不安材料があるとすれば、バッファローマン。

武運を祈る!と力強いエールをキン肉マンから送られて、何も言わずに片手だけ上げて暗い通路へ姿を消していったバッファローマン。

これ…


負けフラグじゃね?

いやいやいや!

ないないない!

ないよーーー!

と。思いたいッ!

今回はこの辺で。

いつかまたここで会いましょう。

次なるメモリアル、連載500回に向けた新たな一歩となる次回へ続きます!




コメント

  1. ヤス より:

    セガサターンパッドとは、さすがたけGさんはわかっていらっしゃる。
    私はスト2のために、Switch で使えるセガサターンパッド買いました。
    格ゲーをやるならこれですね。
    スーファミの頃は、指を痛めながらレイジングストームの練習してたので、セガサターン買ったときは感動しました。
    なんかキン肉マンと関係ない所に反応してしまってすみません。

  2. たけG より:

    >ヤスさん
    Switchで使えるセガサターンパッドがあるのですか⁉︎
    メガドラパッドがあるのは知ってたけど、欲しいのはメガドラパッドじゃなくてサターンパッドなんだよ〜って思っていたのであるのなら嬉しいです^^
    ちょっとチェックしてみます!
    2D格ゲー遊ぶのにサターンパッドは至高ですよね♪

  3. ヤス より:

    retro-bitのbluetoothセガサターンパッドはswitch に対応してますよ。
    こだわりが強い人は不満もあるみたいですが、私は違和感なく使えてます。
    純正が使えればそれがベストなんでしょうけどね。

  4. たけG より:

    >ヤスさん
    そうなのですね!
    情報ありがとうございます!
    ちょっとチェックしてみます!

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