『聖闘士星矢EPISODE.G レクイエム』第36話「黒渦」感想::重要な告知を聞かされる時には、心の準備をする時間が欲しい。

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またビックリする人が出てきちゃいましたよ。

今回のエピソードGレクイエム、行っちゃうよー!

どーも、たけGです。

大神ポントス、デスクイーン島に降り立つ。

まだ何も知らぬ、いやまだ何も思い出していないサオリを、アテナを守るため、一輝は1人、命を投げ打ってでも戦わんとする。

そんな一輝を諌めるべく、寮母さんが生身でデスクイーン島の加工へ降りてきた。

その寮母さんこそ、かつて黄金聖闘士アイオリアの従者を務め、聖闘士の闘法も学んでいたボクっ子、リトスちゃんその人だった!

一方、火山の麓に降臨したポントス様は、ついにサオリちゃんとご対面ーーー‼︎

と、いうのが前回の流れでした!

リトスちゃんにはビックリさせられたけど…

今回はもっとやで?

そんなビックリさせられた今回の人について、ネタバレ配慮、しておりません!

名前等、書いちゃってます‼︎

なので今回も未読の方はご注意を!

まず本編を読みましょう!

単行本待ちの方もご注意を!

デスクイーン島に降り立ったポントス様と、サオリちゃんが遂に対峙。

ポントスから発せられる圧倒的な小宇宙を前にして、ポントスが自分が知っているどのような存在とも違うという事を痛感する。


悪だとか、善だとか、そういうものとも違う。

人間を、超越した、なにか。


人は其れを神と呼ぶ!

神、ポントスの生み出した大いなる黒き渦にサオリが巻き込まれる!

一方、サオリの大ピンチに未だ火口にいる一輝の元にも震動が伝わってくる。


これは火山の鳴動によるものだけではない!

麓の危機を察した一輝とリトスのもとに更なる来訪者。

ナターシャと、赤毛の女の子、アン。

赤毛だからアンなのか⁉︎

まさかそんなことないよね⁉︎

普通の人間ならあっという間に燃え尽きてしまうような超高温の火山火口。

ナターシャがかつてワダツミだった頃の水の力を使ってアンを守護してきたようです。

それは、アンが一輝とどうしても話をしたいと言うから。

アンは一輝に向かって言います。


今すぐあたしを強くしてよ!

聖衣を纏ってみんなを守るんだ!

それは父ちゃんの夢でもあるんだ!

…なんだ、この、アニメオリジナルキャラで出てきそうな空気読めない子供は。

そんな空気読めない発言を連発するアンの口から聖衣の単語が出てきた事に反応する一輝。

聖衣を、知っているのか…

アンに聖衣の存在を教えたのも父親。

アンの父親は、黒き鎧、つまり悪衣の侵攻時にアンを守って命を落としたそうです。

父親は死の間際に言った。


一輝がいつかデスクイーン島に戻ってくる。

一輝ならお前を強くしてくれる。

一輝ならきっと皆を守ってくれる。

父ちゃんの信じる…俺を倒した男を、お前も信じてほしい。

ほうほう、この、アンの父ちゃんは一輝に倒された事のある男のようです。

誰だろう?

ザコキラー、一輝兄さんに倒された男は数知れずだからなあ。

アンの回想の中、父ちゃんは続けます。


あいつは、我ら影に生きてきた黒き聖闘士を導く、希望の光なんだ…


黒き聖闘士!

つまりは暗黒聖闘士か!

父ちゃんは暗黒聖闘士、つまりかつての戦いで生き残った暗黒聖闘士!

となると1人しかいないでしょう!

覚えているだろうか、星矢たちと戦った暗黒聖闘士最強の暗黒四天王の最後を。

ムウの奇策にて、青銅聖闘士と間違われて白銀聖闘士に討たれたブラックスワン、ブラックアンドロメダ、ブラックドラゴンの3人。

この時、難を逃れた暗黒四天王1人がいた事を。

そう、ブラックペガサスは1人だけ白銀聖闘士から間違いで追われることなく逃げ延びる事が出来てるはずなんですよ。

その後の顛末は本編では描かれませんでしたが、気がつけば仲間が全て青銅聖闘士に間違われて討たれてしまい1人になった彼が故郷であるデスクイーン島に戻って家族をもっていてもおかしくないわけですよね。

そして、かつて自分を倒し、一度は指導者として仰いだ一輝の帰還をずっと信じて待ち続けていた。

うん、ありえる話じゃないですか。

一輝も、アンの父親である男に思い至ったようで、その名を口にしました。


ジャンゴの、娘か…

え?


ジャンゴーーー⁉︎

ジャンゴって、あのジャンゴーーー⁉︎

鳳凰星座の聖衣を私物化し、暗黒聖闘士達を統率。

聖衣を奪い返しに来た一輝から暗黒四天王の方がマシだったと言われた挙げ句、幻魔拳を喰らって「このデスクイーン島からいなくなくなれー!」と、ビンタ1発で吹っ飛ばされた、あのジャンゴ様ですかーーー⁉︎

本編連載時のジャンプにて読切「SHAKA」(単行本では「デスクイーン島の追憶の巻」)にほんの数ページ出てきて、あっという間に瞬殺されたジャンゴ様。

車田マンガにおける、やられ専用のザコキャラ顔で登場し、予想に違わぬかませっぷりを発揮したジャンゴ様。

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同じ系統の顔で長持ちしたのは、「リングにかけろ」の辻本くんぐらいだったかな…

まさかのジャンゴ登場に、城戸光正翁ほどではないにせよ驚きを隠せず。

しかもあのジャンゴ様に、こんなかわいい女の子がいたとは、奥様はなかなかの美人さんだったと思われます。

徹頭徹尾、空気読めない子供だけど。


一輝が着ないのなら、あたしが聖衣を着る!今ここで聖闘士になってやる!

うーーーん、ホント、アニメオリジナルで出てきそうな子供の発言。

まぁアニオリじゃなくても聖衣着れば誰でも聖闘士になれるって子供なら思うか。

段ボールで聖衣作って聖闘士ごっこした記憶は誰にだってあるでしょう?

そんなアンの発言に一輝は大人な対応。


聖衣ごとき、欲しければくれてやる。

星がお前を選べば、くれてやる。

だが、星がお前を選ぶその時まで、「聖衣」は、オレに貸しておけ。

欲しければくれてやる、はジャンゴが同じく一輝に対して言ったものと同じですね。

 
まぁこの内容から、アンは聖衣を知っているだけでなく所持しているのではないかと思われます。

ではアンが所持しているのは、着ようとしているのは何の聖衣なのか。

一輝の「くれてやる」発言からして、やはりその聖衣は鳳凰星座(フェニックス)の聖衣ではないでしょうか。

このエピソードGの世界において、一輝は獅子座の黄金聖闘士。

鳳凰星座の聖衣の要素も併せ持つ"真・聖衣(オーセンティック・クロス)へと変化したことはありますが、一輝の所有する聖衣は獅子座の黄金製衣であり、守護星座は獅子座。

鳳凰星座の聖衣と守護星は、今や一輝のもとを離れているわけです。

しかし、神々が黒キ海にて夜空を覆い、星座を奪ったことで全ての聖衣は消失してしまった。

獅子座の聖衣も例外ではなく、今や一輝に纏える聖衣はない状態。

しかし夜空に一つの星座が蘇り、一輝も地上へと復活した。

この時、ともに鳳凰星座の聖衣も復活していたとしたら?

聖闘士と聖衣が焼失した時、射手座の黄金聖闘士だった星矢は生き残り、そして一度は星矢から離れているはずの天馬座の聖衣も生き残っていた。

守護星座が変わったとしてもかつての繋がりから星矢たち元・青銅聖闘士たちと、それぞれがかつて纏っていた青銅聖衣は繋がっているのかもしれませんね。

何よりも5人の青銅聖衣はアテナの血を受けた聖衣。

そのような奇跡が起こってもおかしくありません。

同じような状況かで一輝とともにどこかで復活した鳳凰星座の青銅聖衣をジャンゴが見つけて、クスね…保護していたのかもしれないですね。

ジャンゴさん、やっぱりフェニックスの聖衣を着たかったのかなぁ。

星から選ばれなかったから着れなかったのかなぁ。

大体にして、なんでジャンゴがフェニックスの聖衣を持っていて、それを奪い返すことがフェニックスの聖闘士になる最終条件だったってのがよくわからなかったんですけども、ただ単にジャンゴがフェニックスの聖衣が好きだったのかもしれませんね。

一度は一輝に奪い返された聖衣をまた発見したジャンゴさんが、「ヒャッホウ!」と喜ぶような絵が思い浮かびます。

そして、その聖衣は今、アンに引き継がれ、彼女が所持しているということなのかな。

そして、その聖衣を一輝がまたいったん借りる形で纏って、ポントスと闘う形になるのかな?

そのポントス様、自身が放った黒き渦の濁流を凌ぎ切ったサオリちゃんを見て確信。


やはり、そうか。

神の力を、人が支え切れる訳はない。

思い出せ。

お前は世界を守る要の神。


「戦神アテナ」だ!

いきなり真実を告げちゃったーーー!

今回は聖闘士星矢エピソードGレクイエム第36話の感想でした。

まさかまさかのマサカですよ。

ジャンゴが出てくるだなんて、誰が想像しましたか。

いや?私はわかっていたよ。

なんていう人がいたら神ですよ。

人を超越した何かですよ。

しかもまさか子持ちになっておられるとは。


「このデスクイーン島からもいなくなくなれーーー!」
と、吹っ飛ばされた後で結局戻ってきたんですかね、デスクイーン島に。

暗黒四天王同様に、一輝に忠誠を誓っていたんですかね。

そしてその娘、アンの言動には少々イラッとさせられましたが…

アンは今後、一輝の指導を受けて聖闘士を目指すようですね。

今回の話の流れでいくと、次世代の鳳凰星座の聖闘士候補生ですかね。

聖闘士になったら父親の後を継いで、「デスクイーン・インフェルノ!」とかやっちゃうんですかね。

まぁアンが正式に聖闘士になる頃までは流石にこのレクイエムシリーズも続いていないかな。

今回はこの辺で。

いつかまたここで会いましょう。

ポントスから自分の正体を聞かされたサオリちゃんは、かつての城戸沙織だった頃の記憶まで蘇るのかが気になる次回へ続きます!




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