『聖闘士星矢EPISODE.G レクイエム』第38話「蒸発」感想:兄さんと黄門さま御一行はギリギリのピンチにならないとやって来ない。

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やっぱり来てくれたんだね兄さん!

どーも、たけGです。

えーと、実に2ヶ月ぶりのレクイエム更新。

忘れてる事も多いので、復習復習。

ポントス様とサオリちゃんがデスクイーン島で遂に対峙しちゃったんですね。

ポントス様はサオリちゃんが女神アテナの転生した存在だと告知してしまった!

戸惑うサオリちゃんへポントス様は、神として生きること、その利点を説き誘います。

しかしサオリちゃんはその誘いを丁重に「ごめんなさい」


人とか神とかわからない。

でも、私はお師様のように傷つくことを厭わず、誰かの為に闘う気高き者でありたい。

人だとか神だとか関係なく、いつだって強い事に正しい存在でありたい。

「人の側」で「人と共」に「人を守る」者になりたい。

それがサオリちゃんの答え!

ポントス様、それならもう一度死んで生まれ変わって全て忘れてしまえ!と、リセットボタンを押す的選択。

サオリちゃんに危機が迫る!

と、いうのが2ヶ月前の前回の流れでした。

今回はどうかなあ。

大きなネタバレになることはないと思うのですが…

それでも人によっては知りたくなかったー、なんて事書いてるかもしれません。

なのでやっぱり今回も未読の方はご注意を!

まず本編を読みましょう!

単行本待ちの方もご注意を!

サオリちゃんが大ピンチの2ヶ月の間、一輝はまだデスクイーン島火口にいた!

さすが瞬くんが命ギリギリの大ピンチまで陥ってからでないと、「やっぱり来てくれたんだね!」と現れない、ギリギリchopな兄さん。

その出不精っぷりはエピソードGでも変わらずです!

(ま、実際はそんなに時間経ってないのでしょうが)

そしてこれまた前々回より時間が経ち過ぎていて名前を忘れてしまいかけていた赤毛のアンちゃんに、この場を託します。


命にかえても、リトスとナターシャを守れ。

兄さん、これかなりの無茶振りじゃないでしょうか。

アンちゃん、前々回の話ではまだ聖闘士としての基礎修行もしてなくないですか?

いくらかつての暗黒聖闘士の首領だったジャンゴの娘とはいえ、なんの訓練も積んでないアンちゃんにこの場を任せるのはあまりに無謀では?

(と言うか、かつての暗黒聖闘士の首領とは言え、聖闘士になりたての一輝にワンパンされ、暗黒四天王以下とまで言われたジャンゴの娘という肩書きも安心要素にならない気が…)

とか思ってたら一輝兄さん、別に目を向けて


お前も頼むぞ。

全員守ることを誓え。

その視線の先にはいつからいたのか、フードを被った男(?)の姿が。


心得ております。

この命を賭して。

全員守る事を誓います。


アテナではなく、貴方に…


誰ーーー⁉︎

リトス、ナターシャに続いて新キャラ出てきましたよー!

誰?誰だろう?

一輝とはどうやら知り合いみたいだけど。

リトスが言うには聖域から派遣されて来ている彼女でも知らないらしい。

と、言うことは聖域の関係者ではない。

と、言うことで推測させてもらいますよー!

・聖域の関係者ではない。つまりは正規の聖闘士ではない。

・一輝に対して敬語で話している。

・そして、アテナではなく一輝に誓うと言っている。

・リトスから名前を聞かれたら、名前などはないと言う。

この材料で予想させてもらいますと、ズバリ、彼は暗黒聖闘士ではないでしょうか。

暗黒聖闘士はもともとアテナからも見放されたはぐれ者たち。

なのでアテナに忠誠を誓っているわけではない。

一方でかつて暗黒聖闘士を掌握した一輝に対して敬意を払うのは当然。

暗黒聖闘士ならば聖域の関係者でもないので、獅子宮に住んでたリトスが知らないのも無理はない。

名前はとうの昔に捨てたので無い、というのも暗黒聖闘士たちはブラックドラゴンやらブラックスワンなどの聖衣の名前で呼ばれており、個人の名前では呼ばれていなかった。

あと、正規の聖闘士たちは空から守護星座が消えたために消滅していったが、暗黒聖闘士ならば守護星座を持つわけではないので、その身も聖衣も無事だと思われる。

これはもう、暗黒聖闘士で間違いないのでは?

では、暗黒聖闘士なら誰だというのか。

まったくの新キャラ、ブラックライオネット!なんてことは流石にないと思うので、既存のキャラだと思うのですよ。

で、前々回のアンちゃんの父親は誰問題で予想してほんの数ページで木っ端微塵に砕け散った予想をもう一回しますね!

暗黒四天王で1人だけお亡くなりになってない方がいるんですよ。

ブラックドラゴン、ブラックスワン、ブラックアンドロメダの3人は、ムウ様の仕掛けた幻術によって紫龍、氷河、瞬に見せかけさせられて、その術中にハマった白銀聖闘士たちに殺されてるんですよね。

(今にして思えばムウ様、酷いことしてるなあ)

ところがブラックペガサスだけは、ミスティがペガサス星矢本人に遭遇しちゃってるもんだから、その難を逃れて生きながらえていると思うのですよ。

と、いうわけで繰り返しになりますが、今度こそこのフード男の正体はズバリ、

ブラックペガサスだと予想します!

予想が外れていても黒死拳を打ってこないでね。

話は戻って本編。

サオリちゃんは絶賛大ピンチ中。

ポントス様に抗い、拳打を繰り出すもその攻撃は自身の身に返ってきます。

神に仇なす行為は、天に向かって唾を吐きかけるようなもの。

全て自身の身に返ってきます。

己が血に染まりながらも抵抗をやめないサオリちゃんへ、ポントス様は再び問います。


人を捨て、神を生きよ。

神話に生きること、それが神の宿命。

しかしどれだけ傷ついても神の誘惑に抗うサオリちゃん。


他の誰に言われたわけでも、神の使命でもない。

自分で皆を守ると決めた。

だから、絶対に引かない!

城戸沙織だった頃の記憶を失っても、かつてポセイドンやハーデスに屈しなかった意志の強さ、闘争心は変わらずそのまま受け継がれている。


致し方ないが、ここで滅殺するのみか…

どこまで本気かどうかわからないポントス様。

説得は不可能と見限り、滅すことを決めたその時。


我が黒海(ポントス)の力が僅かずつだが消えている⁉︎

我が小宇宙は減少していない、それでは何故…

ポントス様の拡げた黒海(ポントス)の力が蒸発していき、そして爆滅する!

その光景にポントス様は目を見張り、サオリちゃんは安堵する。


神話などではない。

彼方の、遥か遠くの話でもない。

私の側には今を歩む「勇者」が在る!


少年はみんな、明日の勇者‼︎

いやまあ、この時間軸での一輝はもはや少年と呼べる年齢ではないと思われますが。

アテナの側には常に勇者が、聖闘士が在る!


やっぱり来てくれたんだね兄さん!

いや、お師様!

毎度恒例、守らなければいけない者が絶体絶命のピンチにならないと現れない一輝兄さん合流!

でも、サオリちゃんは絶対の信頼感を寄せている一輝の到着に心から安堵。

うん、この時のサオちゃん、かわええなあ。


邪魔だ、どけ。

あとはオレの仕事だ。

およそアテナに対してのものの言い方ではないですが、サオリちゃんを下がらせてポントスの前に立つ一輝。

大神であるポントス様を前にしても、


かかってこい。

お前が俺に歯向かってこい。

と、傲岸不遜。

さすがは一輝兄さんというところですが、大丈夫か兄さん!

神様相手となると、ポセイドンにもハーデスにも、タナトス様にだってまともに戦えたことないですよ!

ともあれ、一輝が遂にエピソードGシリーズの大物神様、ポントス様と拳を交える…!

ことになるのかな?

今回は聖闘士星矢エピソードGレクイエム第38話の感想でした。

まず新キャラですねー。

リトスにナターシャと出てきてるからエピソードGシリーズのオリキャラの誰かなのか、あるいはまったくの新キャラなのかもしれませんが…

一輝に忠義を誓ってるなど、様々な背景から暗黒聖闘士の生き残りであるブラックペガサス説を挙げて、推したいと思います!

そして一輝兄さん、大神ポントス様相手にかなり強気ですが、大丈夫でしょうか。

相手が人間ならば海将軍だろうが冥界三巨頭だろうが無双しちゃう兄さんですが、神様相手はちょっと相性が悪い。

実際の神様相手もそうですが、”神”の1文字がつく相手に分が悪いんですよねえ。

これまで兄さんが苦戦した相手で神様方を除けば、

神にもっとも近い男!シャカ!

神の化身!サガ!

その双子の弟!カノン!

とまあ、その2つ名に”神”を冠している方々ばかり。

え?

カノンは神の化身の双子の弟ってだけで、それは弱いって?

いやホラ、ラダマンティスが言ってたじゃないですか。


神をも謀った男
って。

神を謀った男!カノン!

ってな感じでひとつ!

いやいや、別にそんな話はここではどうでもよくて。

要するに、神という名に関係する相手とは相性が悪い兄さん。

神という名どころか、神の中の神、大神ポントス様相手にどう戦うというのか。

しかも聖衣も無しで。

まあ聖衣については、アンちゃんに「お前の聖衣を貸しておけ」的な事言ってたので、なんらかの聖衣を纏うとは思いますけどね。

一方でポントス様がどこまで本気でサオリちゃんを亡き者にしようとしているのか、という点も気になります。

神の道を説き、誘い、従わぬならもう一度死んでもらう、と言いながら、なんだろう、どうにもその本気度が伝わらないんですよねえ。

腹黒い神様だから、何か企みあっての行動だとは思いますが…

一輝とは本格的には戦わない展開もありそうな気もします。

今回はこの辺で。

いつかまたここで会いましょう。

車田先生自身が描かれているND冥王神話も連載再会しましたね!

ND冥王神話については単行本待ちなので、ネタバレ踏まないようにしながら気長に待ちつつ、エピソードGの方は次回に続きます!




コメント

  1.   より:

    一輝に忠誠を誓う名無しの聖闘士ということで、ブラックフェニックスを予想してました。
    ブラックペガサスの方はすっかり忘れてましたが、消えずに残った理由として、もしかしたらティターン神族に連なる者だから、みたいなのがあるかも知れないですね。

  2. たけG より:

    >
    コメントありがとうございます。
    影だったブラックフェニックスの1人の可能性もありえますね!
    妄想に近い期待でもあるのですが、城戸光政やジャンゴまで出てきてるから誰が出てきてもおかしくない感じです(^^)

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