ついにあの人まで登場しましたが…
やっちまったなぁ…
どーも、たけGです。
窮地に陥ったサオリを助けるために、一輝は火口を後にして向かう。
この場を守るよう、フードを被った謎の男(?)に託して。
一方、神として生きるよりも人のそばで人を守るために生きることを決めたサオリは、ポントス様の圧倒的な力の前に絶体絶命!
しかし、そのポントス様の小宇宙を蒸発させるほどの爆炎がサオリを守る!
フェニックス一輝、その圧倒的なまでの不遜な態度で、ついに大神ポントス様と相対す!
と、いうのが前回までの流れでしたね。
今回は、その、前回に登場したフード男がその正体を明かします。
その正体について書いちゃってるので、ネタバレ、しちゃってますね。
なので今回もやっぱり、未読の方はご注意を!
まず本編を読みましょう!
単行本待ちの方もご注意を!
一輝とポントス様、ついに相対す!
まずは口撃戦から開始、口の悪さでは一輝も神様に引けを取らないと思われます。
ポントス様の一輝評
神を前にして傲慢無礼な男だな!
一輝のポントス様評
人を蹂躙し滅ぼすのみの存在など神と認めてない!
お前を神と呼ぶつもりはないという一輝に対して、それは見解の相違と一蹴するポントス様。
人類を滅ぼすも繁栄させるも、思うがまま。
それが許される事実こそ、我が神である事の確固たる証。
我に抗う事しかできないのがお前が人である証。
神の傲慢と共に、強大な小宇宙が一輝に迫る!
黒渦滅殺(コッカメッサツ)‼︎
しかし一輝はその強大な力を真正面から受け止め、爆炎でもって燃やし尽くす。
まさに圧巻。
その力の強大さは、ポントスも認める。
天をも焦がす、恐るべき焔…
しかしその炎が一輝自身の体をも燃やし尽くそうとしているのをポントスは見逃していなかった。
強すぎる拳は諸刃の剣、人の身は神の力に抗えるように出来ていない。
人を超える力を使い続ければ、その先に待つのは破滅のみ。
何よりも聖衣が存在しない今、聖闘士のその身を守るものはない!
しかし一輝兄さん、
だからどうした。
オレの身体が燃えて消えることがなんだというんだ。
と、自身の身体が燃えている事実にも全く動じず。
オレの体が燃え尽き灰となり、その先の地獄に落ちるならむしろ好都合。
さすがこれまで何度も宇宙の塵芥になっても生還し続ける一輝兄さん。
死や消滅へと向き合う言葉、その重みが違います。
しかしそれだけでは終わらない一輝兄さん。
オレが地獄に落ちるのなら、お前の魂を掴み、決して離さん。
共に地獄へ引きずり堕ろし、決して蘇る事が出来ぬよう、闇深き冥府(タルタロス)で永遠に殺し合う運命と知れ。
改めてのポントス様の一輝評。
この男、勝つためには手段を選ばぬ者。
闘争に対して狂ってる!
さすがのポントス様から見ても、この男、ヤッベェぞ!ってなところでしょうか。
第一ラウンド、まずは一輝の勝利かな。
まぁこの場でポントス様がどこまで本気で戦おうとしているのか、その辺はちょっと見えませんが…
一方、場所は再びデスクイーン島火口。
一輝が子供らを守るように残していったフードの男へ、リトスが正体を問います。
対してそのフード男、拒むこともなくその正体を明かしました。
聖域(サンクチュアリ)が「光」なら、オレは「影」
深淵に存在する者…
はい、このあとでこのフード被った男が名前と正体明かしますよ!
たけGさん、ネタバレしちゃいますよ!
見たくない人はここまでで!
何を今更と思われるかもしれませんが、少し間を空けてっと。
いいですか?
見ちゃってもいいですか?
本編、読みましたか?
その、被ったフードを取り払い、素顔をあらわにした男。
ま、原作者である車田先生と今作の作者、岡田先生では絵柄のタッチが全然違うので、顔を見ただけではネタバレにはなっていないと思いますが、その正体とは…
「暗黒聖闘士(ブラックセイント)」
個別の名などない。
オレを呼称するなら、
暗黒天馬座(ブラックペガサス)と呼べ。
ブラックペガサス来たーーーー!
珍しく、超、超、超珍しく、予想が当たったぁ!
(上の方の前回記事を参照)
他に感想記事書いてる人がいるかは知らないのですが、当てた人、他にもいるのかな。
昔から星矢を読み続けている人なら、ブラックペガサスが死んでないこと覚えているだろうし、城戸光政翁やジャンゴまで出てきたんだからブラックペガサス出てくることも連想しやすかったかもですね。
しかし、この予想が当たってしまったことでちょっと後悔。
書くんじゃなかったかなぁ。
と、言うのもこのブラックペガサス登場って、思いもよらなかった人にとってはかなりのサプライズですよね。
作者の岡田先生にとってもとっておきのネタだったと思うんですよ。
それを僕が前回の記事で、このフード男はブラックペガサスだと思う!とか書いたもんだから、僕のブログを読んでくださる方からしたら今回のブラックペガサス登場のサプライズ感が薄れちゃったかもしれないですね。
本当に、申し訳ない。
岡田先生にしてもとっておきだったネタを、予想とはいえその可能性を書いちゃったことで先出されてしまったことにもなってしまいますよね…
本当に、申し訳ございませんでした。
ブラックペガサス、出てくるかもしれないと思ったけどそこはストレートに書くのではなく名前や背景を伏せて暗に匂わせ程度にするか、しょうもないネタで絡めて深く考えればそこに辿り着くような書き方にすべきでした。
そんな高度な書き方を僕ができるかどうかは怪しいですが…
他にもこのブログで「キン肉マン」や「男坂」の感想も書いていますが、ネタバレだけでなく予想についても今後配慮して書いていこうと思います。
豪快に外すことばっかりな予想ばかり書いてきましたが、いざズバリ的中してしまうと考えさせられてしまいました。
今後は気をつけたいと思います。
さて、気を取りなおして暗黒聖闘士の存在については、リトスもアイオリアから聞いて知っていました。
リトスが聞いている暗黒聖闘士とは、
聖域に背き、非道を行う反逆者。
それが真実なら、一輝の命をうけ自分たちを守るというその目的はなんなのか。
対してブラックペガサスさん。
暗黒聖闘士がなぜ存在するのか語ります。
正規の聖闘士のように聖域から認められることもなく、入ることも許されず。
聖闘士の修練場として最も過酷と呼ばれるデスクイーン島に隔離されるように閉じ込められてきたのは何故か。
身に纏う聖衣すら光を奪われ、漆黒に彩られた闇の遺物。
暗黒聖闘士はなんのために存在し、なんの為に戦うのか。
その答えを知ることもなく争い、死んでいく。
それが暗黒聖闘士。
暗黒聖闘士の存在理由、それを彼ら本人たちすら知る由がない。
ただ争い合い、死んでいくだけの存在。
新たに興味深い暗黒聖闘士の真実が語られましたね。
聖闘士の称号を得られなかった落ちこぼれの集団だとか、ハーデスの誘惑に闇堕ちした集団だとか語られることもありましたが、自分たちですらその存在理由を知らぬまま戦うだけの集団だったということを今作のブラックペガサスさんが明かしました。
アテナを守るため、地上の愛と平和のために戦う正規の聖闘士に対して、理由すらなくただ闘争に明け暮れる修羅のような存在。
まさに聖闘士の写し鏡と言いますか、影、もしくは裏側を表すような存在ということですね。
そんな理由なき戦いに明け暮れるしかなかった暗黒聖闘士はなんのために存在しているのか。
その問いに唯一答えてくれたのが、かつての暗黒聖闘士の首領となった一輝だった。
一輝は我らが光。
光と闇、二つの道を同時に歩み、その意味を知った者。
俺たちに希望という光を与えてくれた道標。
俺たち「暗黒聖闘士」の存在を解き明かし、その生きる意義と闘う目的を知らしめてくれた。
故に我らは、成し遂げなければならない!
我らは唯一の目的の為に在る!
今こそそれを成す刻!
むむむ、結局一輝がさし示したという、暗黒聖闘士の存在意義も、闘う目的もはっきり明かされないまま次回!ですね。
その、リトスらを守る目的こそが、暗黒聖闘士らが成さなければならないという唯一の目的に直結するための物なのでしょうか。
我らの闘う目的とは、一輝のために戦い、一輝のために死ぬこと!
なんてことが彼らの目的だなんてことはさすがにないかな。
ああっ、また余計な予想してるけど、サプライズでもなんでもないし、これは多分当たってないっしょ!
今回は聖闘士星矢エピソードG第39話の感想でした。
ほんと、ズバリ予想を当ててしまってすいません!
そんなブラックペガサスさんの登場でしたが、出てきたとなるとワクワクしますね。
やっぱり今後は、神の尖兵である悪衣たちと戦うんですかね。
ブラックペガサスと言えば、星矢に一蹴されたものの彼の放った暗黒流星拳、別名黒死拳によってその星矢を死の間際まで追い詰めた実績を持ってます。
遅効性の黒死拳によって身体が燃えるように熱くなった星矢は、親友である紫龍が命を賭して修復させた新生ペガサスのクロスを脱ぎ捨ててしまい、その際に新調したばっかりのマスクを紛失することになりました。
そのマスクは結局見つける事が出来ず、昔のデザインのままのマスクを新たに作り直すことになったわけですが…
わかりますか?
この時ブラックペガサスさんがそこまで星矢を追い詰めていなかったら、ペガサス聖衣のマスクはこの時の、ちょっとダサ…微妙なデザインだったヘッドギアタイプのままだったかもしれないんですよ、その後もずっと。
アニメでもアスガルド編から原作準拠の聖衣のデザインになりましたが、ここで星矢がマスクを紛失していなかったら、アニメでもこの時のかなりダサ…微妙なデザインのヘッドギアタイプで出てきてたかもしれないんですよ。
アニメが元になるフィギュアも同様に。
その後のゲームでも、ロストキャンバスなどのスピンオフ作品でも、ペガサス聖衣のマスクは定番の翼デザインではなく、どうにもダサすぎ…微妙なヘッドギアタイプのデザインで出てきてたかもしれないんですよ!
つまりはブラックペガサスさん、聖闘士星矢というマンガにおいてかなり重要な役割を果たしたキャラと言えるわけで。
そんなブラックペガサスさんの必殺技は、先にも書いた当たってもそんなに痛くない、でも後になって効いてくる、遅効性タイプの黒死拳。
果たして神々相手にどのような戦いをするのか、とても興味深いところです。
即効性の暗黒彗星拳とか、暗黒ローリングクラッシュとかも使ってくるのかな。
その前に、一輝とポントス様の戦いがどうなるのかも気になります!
今回はこの辺で。
いつかまたここで会いましょう。
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ブラックペガサスの聖衣はペガサス聖衣の初期デザインを黒く塗ったものでしたが、それが現在のタイプのデザインに準拠してるのか、防御力なさそうな初期デザインのままなのかも気になる次回へ続きます!
コメント
予想的中、おめでとうございます。
しかし、今更、ブラックペガサス・・・、戦闘力として役に立つのでしょうか?
>名無しさん
コメント、ありがとうございます!
確かに、初期の星矢にワンパン、いやワン流星拳されたブラックペガサス、どうなんでしょうねぇ。
なんらかの形でブーストされていればいいのですが^^;
よもや暗黒聖闘士に真っ当な理由が付く事になろうとは……
原作でも打ち切りにならなかったら最終的にゼウスなどとも戦う事になってた事を踏まえると回収されなかった伏線なのかも?
>オンドゥルさん
最新話では更に大きな話になってきましたね。
車田先生が元々温めていた設定なのか、岡田先生が独自に立てた設定なのか…
とても興味深いところですね。