ザ・ワンが宣言した、神と超人、その全ての資格の再定義!
対するキン肉マンの持つ可能性とは⁉︎
どーも、たけGです。
ザ・ワンマンズによるトップ会談。
ザ・ワンが示したのは、天界と地上の大改革。
それは、神と超人、全ての資格の再定義。
神をも超える力を持つ超人は神の座へ。
神の資格なき神は超人の地位へ。
そして、超人の資格なき者は人間へ。
超人殲滅を唱えていたザ・ワンは一転、超人を滅ぼすのではなく、神として超人として、そして人間として生かすことを提案。
それは、盟友であるザ・マンへの譲歩案でもあった。
ザ・マンはその目論見に一定の理解を示すも納得はしかねる。
それは、キン肉マンの存在。
ザ・マンが超人の可能性に期待を見出したキン肉マン、その可能性となる力とは…
友情!
と、いうのが前回のお話でした。
今回もびっくりするような話が飛び出してきます。
核心に触れることは今回は書かずに配慮するか…
と、思いましたが、やっぱり書いてしまいます!
今回の一番の注目点、その名前!
なので今回もいつものように未読の方はご注意を!
まず本編を読みましょう!
単行本待ちの方もご注意を!
【週に一度のお楽しみ】WEB『キン肉マン』最新第419話 はただ今更新されました 無料ですので是非ご一読を https://t.co/FfVqsf7DOw #週プレ #キン肉マン #キン肉マンアニメ化決定 #キン肉マンアニメ放送40周年 #祝スグルシリーズ800回突破— ゆでたまご嶋田 (@yude_shimada) June 4, 2023
キン肉マンが強敵との戦いの度に見せる奇跡の力、火事場のクソ力。
時に7000万パワー強の力を発揮するそのエネルギーの根源はなんなのか。
ザ・ワンからの問いかけに対してキン肉マン。
友情…友情パワー…
無意識のように答えていたことを、ミートくんから名前を呼ばれてハッと気づくキン肉マン。
それだけは即答できる!
試合中に湧いてくる不思議な力!
その力の源は仲間から託されたもの!
みんなの思いが力となって助けてくれる!
それこそが、私の、いや私だけじゃなくな仲間を思って闘う地上の全超人が内に秘めた友情パワー!
そしてその友情パワーが最高潮に高まった時に爆発的に溢れ出す力こそが、
火事場のクソ力‼︎
思わず力説するキン肉マン。
これまで漠然とした奇跡の力として同列に語られる事も多かった友情パワー、そして火事場のクソ力の理論が改めて明確になった瞬間です!
友情パワーとは、供給されるエネルギー。
溜めていく事で力の上限値を上げていく事が出来るのでしょう。
格ゲーでいうところのスパコンゲージ、RPGでいうところのリミットゲージみたいなもんでしょうか。
そして、ゲージMAXまで溜まった友情パワーを爆発させて発動するのが、火事場のクソ力ということなのでしょう。
ゲームで言うところのスーパーコンボであり、リミットブレイクというところですね。
ゲームを全くしない人からしたら、全くわからない例えかもしれませんが…
そしてその友情パワーの上限値によって、発動する火事場のクソ力にも強弱に差が出る。
それこそが以前のパイレートマンとの戦いの際に明らかになった、火事場のクソ力の三段階はまさに、友情パワーの上限値で左右されるのでしょうね。
自分が相手に勝つための第一段階、仲間のために力をふるうための第二段階、そして、戦っている相手のことさえ救うために発動する上限なしの最大パワーである第三段階。
この三段階の力は放出される火事場のクソ力の爆発力というよりも、供給される友情パワーの大きさによるものの差、というところが、大きいのではないかと予想できますね。
そしてこの供給される友情パワーも、その名の通りに仲間たちとの友情によって借り入れることが出来るというもの。
供給源はまさに友情によって結ばれた仲間たちであったわけです。
別に世界に存在する、限られたエネルギーから拝借しているパワーではなくて、仲間同士、超人同士のみで循環していく力。
どこにも害を及ぼすものではなかったわけなんですよ。
今回のキン肉マン自身によって語られた友情パワー、及び火事場のクソ力の仕組み。
業火のクソ力や魔界のクソ力も同じ理論なのか、いろんな考察が出来そうで実に興味深いものですが、まぁとりあえず今回はこれぐで止めておきましょう。
そんな、キン肉マンの熱弁を聞いたザ・マンちゃん、拍手を送って称えます。
効果音がパチパチじゃなくてパンパンなのがちょっと可愛いなマンちゃん。
この後はザ・マン先生による、
「超人、およびキン肉マンについて」
の講演会となります。
演目は、
・超人という種の存在
・キン肉マンという突然変異体から見る超人の可能性
ザ・マン先生によると、
超人の超人強度は不変、それが常識。
超人は肉体のみを鍛えて強化していく事でしかつよくなれない。
これまた長年の間、キン肉マンにまつわる話で上がってきた超人強度と、戦闘における強さは直結しているのか?問題の核心を突いてきましたねー。
どんなに鍛えても、強くなっても、超人強度にはなんら変化は及ぼさないということがザ・マンによって明確になりました。
それでは超人強度とは?
興味深い話はまだまだ続きます。
肉体を鍛え、修行を重ねた努力は、より大きな超人強度となって次世代へ引き継がれていく。
超人はそうして長い刻を経て世代を重ねていくことで成長を繰り返し、やがてここまで宇宙のバランスを乱す存在にまでになってしまった。
これまた非常に興味深い話ですよ!
本人の、持って生まれた超人強度はどんなに鍛えても変化する事はないけど、強くなるために鍛えた努力は子供世代に反映されて、より大きな超人強度を持って生まれてくる。
なるほど、確かに現世代の正義超人の超人強度はウォーズマンとカナディアンマンの100万パワーがMAXですが、Ⅱ世ではケビンマスクやテリー・ザ・キッドは父親を超える100万パワー以上の超人強度をもって生まれてますね。
ま、まぁ万太郎は父親よりも低くなってますが…
Ⅱ世の世界は今の新シリーズからは繋がらないらしいので、あちらの時間軸のスグルは大きな戦いが起きないまま大王としての責務が忙しく、その後は肉体を鍛える事が出来なかったのでしょう、きっと。
カニベースはご先祖様方がなんにも努力してなかったんだな…
カニベース自身はいろいろと努力してるようだし、その子供は10パワーくらいはもって生まれてくることでしょう。
ザ・マンちゃんの講演は続きます。
そんな超人の歴史の過程の中で現れた、突然変異体こそキン肉マンだった。
本来不変であるはずの超人強度を成長させながら戦うキン肉マン。
それはこれまでの常識を覆し、新たな可能性を示すものだった。
当初こそ、その在り方は超人のパワー膨張を更に加速させるものとして抹殺対象としていたが、間近でよくよく観察すると、危険対象とは真逆の存在であった事に気づく事が出来た。
キン肉マンは自分の超人パワーを何一つ増強させてはおらず、世界のエネルギーバランスに影響など与えてはいなかった。
何故なら、キン肉マンは周囲から超人パワーを"借用"していただけ。
その導線こそが、"友情"という心の動きだったのだ!
ここ、ここ良いですよ!
ザ・マンの語る、友情という心の動きという表現も良いですが、この言葉を受けて、周囲の超人たち、
ネプチューンマン、アシュラマン、ジェロニモ、ウォーズマン、そしてロビンマスクが皆一様に頷くのが、良いんですよー!
キン肉マンと戦いたいと言って仲間たちと一線を引き、ランペイジマンから勧誘を受けた事で何を考えているのかわからないロビンも、この場では同じく頷きを返しているのが良いですね。
この後、彼がどのようなポジションでどのように動くのかわかりませんが、このシーンにロビンマスクの本心はしっかりと描かれていると思います。
それだけに、この場に居合わせているのにこの中に入れないバッファローマン。
見ていて悲しいだろうなあ。
それを思うとこっちまで辛くなります。
心の中では頷いているのだろうな、きっと。
友情パワー、それは超人という種の中だけでパワーを効率的に循環させ、必要なところにのみ集中させるという画期的な方法。
それを使えるのは今やキン肉マンのみではなく、周りの超人たちも身につけはじめた。
果てはそんな心の動きなど無縁だったはずの最大の弟子、ゴールドマンまでも。
その力に敗れる事で、これこそが真に超人という種を救うカギとなると心から理解出来たのだ。
キン肉マンをモデルケースとした成長法が全超人に広まれば、超人という種の抱える問題を解決できる可能性があるのです!
拍手喝采に包まれそうな、ザ・マン講師の講演。
それを黙って聴いていたワンさんも、その内容について概ね理解を示しはします。
可能性は認めるが、やはり自分の身で確かめないと確証は持てない!とか言って自分自身、もしくはバッファローマンと戦わせてみるといくかとか思いましたが、そこはあっさり認めるようですね。
調和の神様、懐が深い!
これで問題は解決!
で、終わってしまったら話が盛り上がりませんね。
ザ・ワンさん、マンちゃんのキン肉マンの可能性に賭けたい考えを認めつつも、
それだけではもはや間に合わぬのだ。
と、答えます。
間に合わない?
友情パワーが全超人たちに伝播していくよりも、宇宙のエネルギーバランスが崩壊してしまうスピードの方が早いというのか。
否、
あやつが本格的に動き始めた今となっては…
天を見上げるザ・ワン。
おおっとーーー!
新たなるあやつマンの存在が明らかにされましたよ!
この、新あやつマンこそが、スクリューキッド調査団を襲った、いわば第三勢力に相当する存在なのでしょう。
この瞬間、今まで横たわっていただけで話の流れから外れていた感のあるバッファローマンが顔をあげ、険しい表情を見せます。
この表情からバッファローマン、戦っていたリングからここに来るまでの間にザ・ワンから事情を聞かされていたと推察できますね。
ザ・マンもその話に同意。
その気配は察知していた。
やはり空いたのだな…もう一席…
ザ・マンの言葉に対してザ・ワン。
ああ、いよいよ空いた、例の一席…
ザ・ワンマンズの間に流れる思い空気。
いよいよ空いたという神の一席。
例の一席⁉︎なんぞそれ⁉︎
と、自分たちの知らぬ話が進んでいることに驚くキン肉マンたちに対して、親切なザ・マン先生が解説をします。
天の神の椅子は108。
その中で、キン肉マンの王位を認めた善なる神の席が100席。
ザ・ワンを含む今回下天した超神たちもここに含められます。
キン肉マンの王位を認めなかった邪悪五神の5席。
はるか昔に下天したザ・マンの空けた1席。
そして、今回のバベルの塔での戦いが始まる時に示された、補充しても補充しても決して埋まらぬ空白の1席。
これだと107席であり、残るもう1席が存在し、現在空白だったのは1席のみと明示されていたので、その席には主がいたことになります。
その席の主に対して、ワンマンズがそれぞれ明確にしました。
ザ・マンと同様にどの陣営にも属さず、独立独歩の立場を守る神がいた。
その神の名こそ…
えーーーっと、今回はこの神様の名前と考察は伏せて、ネタバレせず次回に持ち越したいと思っていたのですが…
書きたい、書きたい気持ちが溢れてきてしまって…
何より、的外れな予想をして、またもやゆでたまご大先生方に木っ端微塵に打ち砕いてもらいたい!
しかし、最近、他のマンガ感想記事にてまさかの予想的中させてしまっていまして、その結果、無自覚に先取りネタバレになってしまったのもあるので…
宣言します!この後、この神様の名前出します!
そして、その後のまとめで予想につながるかもしれない、とある固有名出したりします!
なのでこれ以上見たくない方はお引き返しください。
まだ見てない人は今回の更新を最後まで読んでから読み直すことをお勧めします!
リンクもういっちょ!
そろそろいいでしょうか?
書いてもいいでしょうか?
深呼吸、スー、ハー…
いや、コー、ホー…
それでは…
その神の名こそ…
“刻(とき)の神”
ゲエエーーーーッ⁉︎
今回はキン肉マン第419話の感想でした。
繰り返しますが、この後のまとめにて刻の神様についての考察と、それにまつわるある超人たちの固有名を出します。
ない…とは思いますが、それが万が一的中してしまうと先取りのネタバレになってしまう可能性もなくはないので、その点につきましてはご容赦くださいませ。
さて、まずはキン肉マンにおける火事場のクソ力と友情パワー、これまで同義語のように語られてきたこの2つのパワーのその正体、その関連性が明らかにされました。
これはなかなか興味深い内容でしたね。
論文として発表してもいいくらいの。
そしてそんな力を使った闘い方を編み出したキン肉マンをザ・マンは大絶賛。
この力の使い方を全ての超人が出来るようになれば、超人という種が抱える問題を解決する出来るかもしれないとし、世界の救世主としてキン肉マンを推すわけですよ。
一方のザ・ワン。
その方法では遅い、としつつもザ・マンの言うことにも理解してを示しましたねぇ。
時間さえかける事が出来るならば、その方法でもアリ!と言ってるようなもので、今回改めてザ・ワンマンズの目指すべき着地点は同じとなったわけです。
超人という種を生かしたまま、乱れた宇宙のバランスを平定する。
そこに至る方法は違えど、目的は同じ、互いのやり方を全面否定しているわけでもない。
この時点でマンとワンが争い合う理由もなくなったわけで。
ワンさんが、キン肉マンついて、その力が宇宙のバランスに影響を与えている可能性も否定出来ない!とか言って自身、もしくはバッファローマンを鍛えてキン肉マンと戦うような、そんな浅はかな展開を予想した僕の考えも木っ端微塵に砕けた瞬間です。
ま、いつもの事ですが。
超人殲滅を画策していたザ・ワンがその考えを改めた事で、あとはワンマンズお互いの妥協点を見出していく論戦になっていくのみ…にはならず、出ましたね、第三勢力その正体。
それこそ新たな神、"刻の神"。
ここにきて更に新しい神サマの登場ですが、これは予想出来なかったなあ。
と、言うか予想出来た人は少なかったのでは?
だって、ザ・ワンこと調和の神様は、ザ・マンこと慈悲の神様と双璧をなし、天界での勢力を二分していたと散々語られてきたわけですよ。
超神として下天してきた時も、最悪が降りてきたとか言われてたんですよ。
それでここにきてワンマンズに並ぶ新たな神が!
と、言われても最初はワタクシ、グムー、と頭を捻るしかありませんでした。
これ…ザ・ワンと超神たちとの闘いから更にこの先に話を拡げていくために新しい神サマ追加しちゃったんじゃないの、ゆでたまご先生方!
とか思ってしまったのですが、ちょっと思い返すとですね。
実は壮大な伏線が張られていたのではないかと。
まず、オメガ六鎗客との戦いの後でザ・マンの説明により天界には108の神があるとの説明がなされました。
僕はここで人数が合わないと確か突っ込んでるんですよね。
キン肉マンの王位を認めた神が100名。
反対した邪悪神が5名。
そこにかつては慈悲の神と呼ばれていたザ・マンを加えても106名にしかならないぞ、と。
そこで考察したのが、その残り2名のうち1名が、黒幕として名があがった調和の神様で、もう1名はその同志だろうとの予想。
調和の神はキン肉マンの王位継承に反対もしないけど賛成もしてない、いわば棄権票を投じていたのでは?と予想したわけです。
こんな予想をしておいて、毎回木っ端微塵に砕かれているわけですが、案の定。
いざキン肉マンが調和の神様とご対面となった時に、調和の神は王位継承のあの場にいた事を告白。
つまりは100の賛成派の神々の1人だったわけで、残る2神ではなかったと。
結局2名分空いちゃったわけですよ。
そしてその後、バベルの塔での試練が始まった際に、決して埋まらぬ空白の神の座がある事が新たに明らかになりました。
これにて残るは1席。
この時にも1名合わないぞ、と突っ込んだように覚えてますねえ。
つまりこの、最後まで浮いてた一席が、今回明らかになった刻の神サマの席だったわけですよ。
と、言うか最初の段階で2名足りないヨー!とツッコんでた時点で、実は超人誕生の起源にも繋がる、決して埋まらぬ空白の一席と、今回の事変の真の黒幕っぽい、刻の神の存在をあえて隠したままで設定していたのだとしたら…
凄い、凄すぎるよゆで先生〜。
僕の浅はかで安っぽいツッコミや予想なんて、およびでないよ〜。
もう、完敗です!
さて、その刻の神サマですが…
スクリューキッドやケンダマンを襲ったのは刻の神サマ自身、もしくはその配下によるものだと推測されますが、話して刻の神サマの狙いは、何を成そうとしているのか、まだまだ全く見えないですねえ。
宇宙のエネルギーバランスの歪みによる異変の解決に、超人自身の成長を促そうとしたザ・マン。
超人はダメだと見限り、カピラリア光線プシャーッ!と照射して滅ぼそうとしたのがザ・ワン。
それぞれに対してこの世界の異変を前に、刻の神サマは超人に対してどのような思いで臨もうとしているのか。
まだまだ読めませんが、一つヒントがあるとすればその名前。
刻の神
刻とは時、時間ですね。
もはやこのままでは宇宙に希望なしとして、問題が発生する前まで時間を戻してしまおう。
と、いう考え方の持ち主なのかなあ。
そんな単純ではないと思いますが。
そしてあれですよ。
時間と言えば、Ⅱ世シリーズのラスボスにして、そのチート能力で物議をかもした時間超人。
ライトニング、サンダー、そして間隙の救世主カオス。
もしかしたら彼ら時間超人が刻の神に関連する形で登場する、そんな可能性もあるんじゃないでしょうか。
ゆでたまご嶋田先生のツイートにより、今のシリーズはⅡ世の未来には繋がらない事が示されていますが、別人という形での時間超人たちのリブートは出来ると思うんですよ。
カオスだなんてスグルたちと同じ時代に生きていたわけだから、この新シリーズの世界でも、ちびっこハウスで応援しているかもしれないですし。
正直なところ、個人的にはあまり好きになれなかった時間超人たち。
僕だけでなく、肉ファンの間でも好感度はさほど大きくないかもしれませんが、今のゆでたまご先生の創り方でリブートされたら大化けするかもしれないですよね。
アリステラたちオメガの面々を含めた超人連合軍とチート能力を有する時間超人たちの戦いも、描き方によってはかなり盛り上がりそうです。
まぁこれは予想というよりも願望に近いものがあるかもしれないですけどね。
今回はこの辺で。
いつかまたここで会いましょう。
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とても励みになります。
それでは、アクセレレイションで時間を加速していって、次回更新の続きを早く読みたい次回へ続きます!
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