キン肉マン第420話「下天せしはせしは“刻の神”‼︎の巻」感想・時は来た!それだけ…では終わらない話になってきました。

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新たな神の名前は"刻(とき)の神"

その名前から連想されるあの勢力がまさかの⁉

どーも、たけGです。

ザ・マンとザ・ワンによる両巨頭会談によって新たに明らかになった神、その名も


"刻(とき)の神"!

"刻”="時”とくれば、それはまあ色々と想像できてしまって仕方ないですね!

と、いうのが前回のお話でした。

いやあ、ワクワクしかないわあ。

今回もその刻の神にまつわる話、そこに関係する新たな勢力の正体について、ネタバレ配慮せずに語ってしまうと思います。

そこから予想される名前も出してしまいますので…

(既に前回記事の時点で出していますが…)

いつものように、未読の方はご注意を!

まず、本編を読みましょう!

単行本待ちの方もご注意を!

ワンマンズ双方から上がった新たな神の名前、


"刻の神"

その事実にびっくり仰天のリアルディールズの面々。

少しは話してるザ・ワンの足元のバッファローマンを気遣ってあげて!


その前にまずは治療を!
とかさ。

そんな、バッファローマンへの心配をよそに、ザ・ワンが語る刻の神サマについて。


・太古より自由を好み、独自のスタンスを貫く。

・ザ・ワンとゆかいな仲間たちに先駆けて下天していた。

・ザ・マンに続いて下天したのはヤツだった!

・だから私も下天せざるを得なかった。

つまりは、その行動に対して調和の神サマが動かざるを得ないほどの影響力を持つ神様ということですな。

そしてザ・マンも確信に至る。


ヤツは極秘裏に成功させたということか…

例のアレを。

例のアレやらあの術やら匂わせぶりな言い方ですが、スクリューキッドとケンダマンに調査させていたのもどうやらこの件だった事も明らかに。

ハッキリ言わないワンマンズへ、アシュラマンが業を煮やして詰め寄ります。


口ごもらずハッキリ言いなさいよー!


私のことが好きな人ってどっちなのよー!
的に、目の前のザ・マンへ答えを求めるアシュラマンへ、ザ・マンではなくザ・ワンが回答。

ワンマンズ、いいコンビネーションです。


それはかつてザ・マンが希望をもって発明し、私、ザ・ワンが封印したもの。

無から有を生み出す禁断の秘術、すなわち…


神による超人製造術!


なっ…!

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このネタ絵、描いてて良かったなあ。

何度でも使えそう。

しかし、"製造"と聞くと、ゾナウギア製造機ばっかり頭に浮かぶ僕はかなり、「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」に毒されております。

かつてザ・マンが提唱し、この世に超人を生み出した。

しかしおそらく最初のカピラリア光線照射の後でザ・ワンが封印したらしい秘術。


超人製造術。

それを刻の神が新たに編み出した、だから刻の神は下天した。

つまりはこれまで無から超人を生み出す術を知っていたのはザ・マンだけだった、ということでしょうかね。

もしくは、封印したということからザ・ワンも知っていたかもしれませんが、限られた神様くらいしか知らなかったんでしょうね。

孤高を貫いていた、刻の神ももちろん知らなかった。

しかし、自らその術を編み出した、ということなのかな。

無から超人を生み出す術については、かつてキン骨マンがブラックシャドーを生み出していた実績がありますけどね。

シャレコウベ星の超人って、実は刻の神の系譜だったりして…


超人の力を抑えて現在の異変を抑えようとしている神が超人を増やそうとしているのは、やろうとしていることが真逆で矛盾っすよー!

というミートくんですが、刻の神サマの考えはもともとが我々とは真逆で、そこが大問題だとザ・マンちゃん。


刻の神はもともとこの世の救済など一切考えていない。

望んでいるのはむしろ、この世の崩壊!

天界におけるアポロンウインドウ状の穴がここまで勢いを強めているのも、刻の神の動きが一役買ってるから。

なるほどこれは確かに納得。

と、いうのもこれまでの戦いにおいて、完璧無料大数軍、完璧超人始祖、オメガ六鎗客、知性チームの超人たち、加えて悪魔超人たちと、大きなパワーを持つ超人たちが結構な数、命を散らせてきているわけですよ。

超人パワーの増大を原因としたこの世のエネルギーの歪みは小さくなっていてもおかしくないくらいなはずですが、ますますその勢いを増していると言うことは、どこか別の場所で新たに大きな力を持った超人たちが生まれていると考えればしっくりときます。


その禁術を使って刻の神はどこかで次々と超人を既に生み出している⁉︎

その事実に対して、これまで冷静なスタンスを保ってきたロビンマスクまで声を荒げます。


天界を覆う穴の被害を拡大するためには、現存する超人たち進化を気長に待つよりも、新たに超人を生み出して行く方が手っ取り早い。

それを狙ってヤツは天界になんの未練もなく、地上に降りて行った。

この時のワンマンズの説明の背景にある、培養カプセルにて超人を生み出している刻の神様の図、


完全にショッ◯ーの大幹部か大首領のノリですな。

培養カプセルで超人を生み出しているのか…

しかし、全てを滅ぼすということは、世界を無に帰すること。


そんなことをしてなんになるズラ!

誰に何の得があるというのか!

ジェロニモのもっともな問いに、あるからこそヤツは動いたと元神サマ方。

この世をいったん無にすることこそ、刻の神の目的だとしたら。

そして、刻の神が生み出した超人について、遂に明らかになります。


神は己の姿に似せて、超人を作った。

かつてザ・マン自ら生み出した超人たちは完璧超人と呼ばれる集団となった。

そこにはそれぞれ悪魔超人、正義超人の源流となる金銀兄弟もいた。

ザ・ワンの生み出した超人はバッファロー一族に、マグニフィセントの生み出した超人はカメハメの源流となるとココナッツ星の超人になっていった。


超人強度2パワーのままのカニベースの源流となる超人を生み出したカニ様、いや神様はどんな神様だったのでしょう。

きっと、日和見神様の1人だとは思いますが…

そして、ザ・マンは続けます。

刻の神の生み出した超人たちは特殊な力を持っており、他の神々が生み出した超人とは差別化して、こう呼んでいた。


クワッ
と目を見開き、間を置いて発表するザ・マンちゃん。

さすがですグロロの旦那、演出というものをわかってらっしゃる。

さあ、今回明らかになったその名を挙げますよ?

Twitterではトレンド化したその名前ですが、見てない人にはネタバレになっちゃいますよ。

まだ読んでない人は早く見て!

単行本で知りたい人は、ここで引き返して!

いいですか?

刻の神が生み出した超人たちを、こう呼んでいた。


クワッ


“時間超人” 
と。


時間…

超人‼︎

時間超人来たーーー‼︎

かつてのキン肉マンⅡ世における究極の超人タッグ編で、めちゃくちゃ物議をかもした時間超人たちが来ましたよーーー!

前回に考えた、予想が当たりましたよーーー!

だ、なんて偉そうに言うのはやめときましょう。

なんせ前回に刻の神の名前が明らかになった時、同様に思った方は多かったと思います。

Ⅱ世まで読んできたキン肉マンファンなら、刻=時のキーワードから、時間超人を連想するのは不思議なことではないでしょう。

でも、ある程度連想し、あるかもしれない、あったらいいなあ、いやさすがにないかなぁとか、いろいろ思っていても、実際に現実のものとなったら興奮しますね、これは!

時間超人については最後のまとめで語るとして、話の続きから。


刻の神はそもそも時間を操る力を持っている。

その力すべてを超人に付与する事までは出来ないが、それに準ずる力を持つ超人たちと共に、全てをやり直そうとしているのだ。

ザ・ワンやザ・マン、邪魔な全ての神々がいなくなった遠い未来で!

全てを無にし、自分と自分の生み出した者たちだけで世界をやり直す。

だから自分たち以外の全てを消そうとしている、それが目的!


それが…神のする事か!

ウォーズマンが怒りのまま言い放ちますが、考えようによっては神にしか成し得ない、実に神様的思考と言いますか。

自分の作ったものが気に入らないから壊してやり直す。

そんな子供じみた事を世界レベルで行うのはまさに神様だからのことでしょう。


超人という種に絶望したまでは同じ。

しかしそれを神々を含みた滅びに至る考えは、刻の神にしか出来ぬ発想よ。

ザ・ワンさん、自重気味に話したあと、もはや相棒のようになってきたザ・マンと、ここに集いし超人たちへ相談を持ちかけます。


お前たちの持っているカピラリアの欠片、全て今すぐ私に差し出せ!

それ、相談じゃなくて、ただのカツアゲやん調和の神サマーーー!

ゲームセンターにて、なけなしの小遣いを手に遊びに来ていた小学生のキッズたちを取り囲む不良の方々。

ここにやってきたボクたちに、相談があるんだ。

持っているお金を全て、今からオレらに差し出せ!

な、ノリじゃないですか!

って言うか、その前に今すぐ足元のバッファローマンをなんとかしてあげてーーー‼︎

今回はキン肉マン第420話の感想でした。

いっやあ〜、来ましたね!

ここでまさかの時間超人!

いや、前回明らかになった刻の神というキーワードで、出てくるかもしれない…とは思いつつ、どこかでやっぱりそれはないかなあと思ってもしまうような、時間超人という存在。

キン肉マン史上、最長のシリーズであったと思われるⅡ世の究極のタッグ編。

そのシリーズ最大の敵にしてラスボスを務めた時間超人ですが、そのチートすぎる能力、共感しにくいキャラ設定により、ファンの間で物議を醸したものです。

あのチートっぷりなおかげで究極の超人タッグ編を黒歴史判定しているファンも少なくないはず。

(個人的にはあのシリーズを黒歴史にしたいのはむしろウォーズマンとネプ、そしてマンモスマンのウメーウメー事件なのですが)

なので時間超人の名前を聞いても複雑な思いもちょっとありますねぇ。

しかし!

新シリーズにおいて様々な超人たちを、あのカナディアンマンさえも(失礼!)カッコよく描いたゆでたまご先生なら!

あの時間超人たちを見事にリブートしてくれると信じています。

まぁサンダーやライトニング、カオスといったⅡ世における時間超人たちがそのまま出てくるとは限りませんが…

と、言うのも、その時間超人ですが、サンダーやライトニングといった名前を挙げてはみたものの、どうやらⅡ世における時間超人とは設定自体まるで違いそうなのですよね。

今回明らかになった時間超人とは、刻の神が無から生み出した超人。

時を操る刻の神が生み出した超人ということで、他の超人と区別するためにそのように名前をつけたとザ・マンが話しています。

対してⅡ世における時間超人とは、確か残虐超人の一派だとか突然変異種とか言われてましたね。

時間超人にも二派あって、正義・時間超人のアヴェニール一族と、悪行・時間超人のサンダー&ライトニングという構図でしたので…

おそらく、今シリーズにおける時間超人は、その辺のⅡ世における設定はバッサリ切ってくるんじゃないかなぁと思います。

親の仇であるライトニング&サンダーと闘えないまま退場したカオスには、なんだかいたたまれないものをずっと感じていたので、形を変えてでも2人と闘う機会が与えられないかなぁとも思うのですけどね。

設定と時間軸が異なっている以上、あのままの3人が出てくることはない、と思いますが、同じデザインや名前で別キャラとしてリブートなら可能ではないですかね。

アニメのドラゴンボールにおけるブロリーみたいに。

まあ今後、ワンマンズの2人から語られるであろう、時間超人についての話に期待しましょう。

あとは気になるのはやっぱり、調和の神サマの狙いですよね。

ここに来て、なにをもってカピラリアの欠片を全部出せ、とカツアゲするかのごとく要求するのか。

やはりカピラリア光線によって、やっかいそうな時間超人たちを一掃したい、という目論見なのでしょうか。

先に宣言したように、ザ・ワンの掲げる計画とは、神と超人の再定義。

神に伍する力を持つ超人は神の座へ。

超人の資格なしと判定されたものは人間へ。

神、とまではいかなくても超人の資格ありなら超人のままでいいってことですかね。

命まではとらないと言ってましたし、ザ・ワンさん。

神や人間にはカピラリア光線は効果ないでしょうから別にいいとして、超人と認められた者についてはかつてのザ・マンがそうしたようにカピラリア光線の照射から守るつもりじゃないんですかね。

そうして地上に残った時間超人たちだけに、なし汁ブシャー!っと、光線を照射する考えなのかな…

と、思いますが、どうなんでしょうね。

ただ、それをするには刻の神が持っているピースも必要になってきますよね。

それをゲットするために刻の神、およびその一派とも戦うような展開になるのかな。

それとも他に別の狙いがあるのか…

ザ・ワンの次の一言まで、目が離せません!

今回はこの辺で。

いつかまだここで会いましょう。

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今回名前の挙がった時間超人。

時間を操る超人と言えば、もう一人、ストップ・ザ・タイムのペンタゴン!

ペンタゴンも時間超人と関わりがあるのか、長らく議論されてきてますが、この問題にも上手く答えをだしてほしい次回に続きます!








コメント

  1. より:

    刻の神編が終結したら中途半端に終わってる2世を再開したりしないですかね🤔

  2. たけG より:

    >奈さん
    コメント、ありがとうございます!
    ゆでたまご先生はⅡ世もまた描きたいと言われてたので、可能性はあるかもですね(^^)

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