キン肉マン第424話「慈悲の道と調和の道へ!!の巻」ちょっと!ちょっとちょっと!思わず幽体離脱しそうなほどな驚きの展開が!

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アシュラマンの決断は今後の闘いにどう影響していくのか?

って言うか、今回はすごいぞ!

どーも、たけGです。

ジェロニモの身を呈した犠牲により、一旦は収まった天界の穴の脅威。

しかし放っておけば穴の底の脅威は回復してしまい、蓋となっているカピラリア照射砲を破壊してしまう。

その一部となっているジェロニモとともに!

そうしないためにも皆で一致団結して刻の神とその勢力をどげんかせんと!

と、いうところでロビンマスクがザ・ワンへ賛同の意思を示してリアルディールズを離脱!

更には今後の行くべき道をサンシャインの意思に託したアシュラマンまで⁉︎

と、いうのが前回のお話でした!

今回はすんごいですよ!

読んでて鳥肌立ちましたよ!

今回のお話で誰もが驚き、ザワついたあの方に関しては…

まだ明確に名前も出てないことだし、今記事でも予想されるその名前は伏せたいと思います。

だけど考察などは匂わせ的に書くかなあ。

ネタバレ防止のためにある程度抑えて書こうとは思いますが、どこまで抑えられるか怪しいものです。

そしてもう1人、最後で久々に登場したあの人に関してはズバリ書きます!

ここは自重せずに書いておきたい!

と、いうわけで今回もやっぱり未読の方はご注意を!

まず本編を読みましょう!

いつもそうだけど、今回は特にまず読んでほしい!

そして、単行本待ちの方もご注意を!

サンシャインの砂がザ・ワンと共に行くことを選び、その意思に導かれるアシュラマン、その真意は?

ザ・ワンは神と超人を再査定し、超人の資格なしと判断されたものは人間になってもらうと言った。

その厳しい思想はまさに悪魔超人の思想にも合致する。

更には友であるサンシャインが、ザ・ワンと共に行く道を示した。

だからこそ、ザ・ワンに同行させてもらいたい。

それがアシュラマンがザ・ワンへ同行を申し出た理由でした。

超人パワーの増大による世界の危機。

ザ・マンとザ・ワン、その思想の違いは、

ザ・マンはキン肉マンの友情パワーを全ての超人が使えるようになり、パワーが歪になることなく適切に使えるようになる、時間はかかるけど超人の犠牲を出すことなく平和的解決を目指す道。

それがタイトルにある慈悲の道か。


鳴かぬなら、鳴くまで待とう
的な思想ですね。

対してザ・ワンは神と超人の再査定をし、超人の資格なしと判断された者は超人パワーを奪われて人間として生きていくことになる。

これは、ザ・マンや超人たちの協力も求めるザ・ワンによる譲歩案であるものの超人たち自身による超人パワーの適正化だなんて待ってられないので超人の絶対数を減らして超人パワーを抑える、犠牲を厭わない道。

こちらが調和の道で、鳴かぬなら鳴かせてみせよう的な思想でしょう。

と、なると全てを無にして世界をやり直そうとしている刻の道は、鳴かぬなら殺してしまえ的な思想か。

ともあれ、実に正義超人的とも思える平和的解決の道を探るザ・マンよりも多少強引な手法をとろうとするザ・ワンの方が悪魔超人的思考に確かに近いと言えるのかもしれません。

まあアシュラマンは自分の主義主張というよりも、

サンシャインくんがこっち選んだから僕もこっちにしよう!

的な流れだったので、ちょっと釈然としない所もありますが、やっぱり何か他に真意があるのかな?

合流した時のバッファローマンとのやりとりが、アシュラマンらしい憎まれ口を交えつつもいい感じだったし、兄貴分として、反発してばっかりで生意気な弟分をやっぱり放っておけなかった。

そんな理由があってもいいと思うなあ。

飛び去る瞬間も、なんだかんだでバッファローマンを気遣うように近くに屈んでいるし。

アシュラマン〜。

面白いのはそのアシュラマンが同行を申し出た時に、ザ・ワンが早速ロビンマスクに意見求めてるんですよね。


あのクモの化身がついてきたいって言ってるけど、どう思う?

私はいいと思う。

的なやりとりから同行を認めてるんですよね。

早くも片腕的ポジションとして認められてますね〜。

いつまでも足元に放っておかれたままのバッファローマンとのこの落差よ。

なんだろう、このままザ・ワンさんの自宅に行ってザ・ワンとロビンマスク、アシュラマンが食卓を囲んで談笑している横で、エプロンつけて配膳や片付けしているバッファローマンの絵が思い浮かぶなあ。

ロビンやアシュラと違って、「なんでもやる!」と言っちゃったからなあ。

自分で望んだ道とは言え、ツラいなあ。

※たけGさんの妄想です。念のため。

さてさて、そんなこんなでそれぞれの道を行くことになったチームJi-HiとチームTyo-Wa。

この別れ際のザ・ワンのセリフで衝撃の事実が判明しました。


では行くぞ!ラプラス!


鳥さんの名前はラプラスだった件!

地球連邦政府の秘密が隠された箱なのか⁉︎

とか思う前に、バベルの塔で怪鳥ラプラスとか言われたら!


怪鳥ロプロス〜空を飛べ〜♪

ですよ。

調和の神サマ、あのアニメ見てたのかなあ。

ペットに好きなアニメのキャラの名前付けるタイプなのかな。

家に帰ればロデムやポセイドン的なペットもいるのでしょうかね。

ともあれ、ラプラスに乗って飛び去るチームTyo-Waとなった皆さん。

ショック冷めやらぬキン肉マンへネプチューンマンが声をかける。


キン肉マンよ。

この声のかけ方は、ロビンとアシュラのちょっと待ったコールそのままなので、ネプよ、お前もか!とビビりますが、さすがにそれはなく。

それでもこの『キン肉マンよ』は確信犯的フェイクじゃない?ゆで先生よ。

ネプチューンマンは完璧超人である自分がザ・マンの元を離れるわけにはいかないと語ると共に、自分が聞いたロビンの真意をキン肉マンとウォーズマンに伝えます。

キン肉マン、それにウォーズマンにとっても、自分が傍にいることは二人のためにならんのではないか、と。

ロビンがああやってお前達と距離を置いているのは信頼の証でもあり、そして自分が近くにいなくともしっかりとやってみせろという叱咤激励の意味もあるのでは?

蘇って再び一緒に歩いていけると思っていたロビンの、まさかの意趣返しによる離脱に困惑していたキン肉マン、そしてウォーズマンを優しくフォローする年輩者のネプチューンマン。

おおう、優しいではないですか。

Ⅱ世究極のタッグ編で落ちに落ちた評価を少しずつ回復させつつあるネプチューンマン。

ここでも少し挽回できたかな?

僕個人としてはまだチェックメイトやジェイド、スカーフェイス、そしてウォーズマンにしたあの所業、時間コンビやサタン様と手を組んで、キン肉マンを死の間際まで追いやった老害っぷりを許せてないところがありますが、まぁ今回のネプチューンマンは良しとしましょう。

そんな残された3人の超人に対してザ・マン。

我々にできることをやるしかない。

とし、3名へ帰還を促します。

ネメシスも含めた上で残った者たちでこの先の出方を相談したい。

おっ、次の戦いにはネメシスも参加するのでしょうか、楽しみだなぁ。

残った者たちにはテリーやラーメンマン、アタルにブロッケン、運命の王子たちも含まれるのでしょうか。

スグルにアタル、フェニックスら運命の王子たち、そしてネメシスが加われば、かなり強力なザ・キン肉マンズが結成されますなぁ。

更にオメガの面々も加わってきたら、チームJi-Hiはかなり強力な布陣になりますね。

超神たちも実は死んでなかったとなれば、チームTyo-Waも負けず劣らずな布陣になりますが…

ともあれ、2つに分裂したリアル・ディールズ。

まだ見ぬ刻の神と時間超人たちとの戦いを前に再び体勢を立て直すことになる超人たち。

オメガ六鎗客編・完!の時と同じくいい締めの流れですね。

ネメシスの「かしこまりました」の後、次のページで再びザ・マンが天を見上げて、

超神編・完!

と、行かなかったぁ!

ページをめくるとそこは突然花畑。

花畑で座禅を組む姿勢の一人の男のシルエット…

うん?

これは…

その男の指先に止まる小鳥が、何やらその男へ告げるかのように鳴いた後、大空に向かって羽ばたき、空の彼方へ消えていった。

それを見届けた男は、「そうか…」と呟き、立ち上がった。

とうとう、使命を果たす時が来たようだね。

うわああああああああ!

同じように絶叫した方は多かったのではないでしょうか。

だって、立ち上がったその男の背後のシルエット、その髪型、頭部左側を覆うプロテクター(?)、その身に纏う服装の形状、

これって、これって…

あの男…

彼そのものじゃないですかああああ!

『時間超人』というキーワードが出てきたことによって、出るかも、出るかな?と想像を張り巡らせてはいましたが、まさかこんなにも早く、あっさりと出てくるとは!

しかもその言っていることがかなり意味深で。

今度こそは…必ず。

今度こそ?ねえ今度こそってなに⁉︎

更にその手に握られているのは…

キン肉マンマスク!

そのマスクって、あの時被っていたもの⁉︎

しかしそれにしては髪の毛が出る穴もないし、妙に綺麗だし…

そうなってくると彼の足元に咲き誇る花にも、なんだか見覚えがありますよー!

うおーーーっ

わからんっ!

しかし、インパクトのあるキャラを意味深に出して次回からの新シリーズに繋げるのは、幕引きとして秀逸!

この、思わせぶりな彼の姿からブラックアウトして今度こそ!

超神編・完ッ!

と、行かなかったぁ!

ブラックアウトから場面がすぐさま移転。

つぶらな瞳の人物が目を覚ましました。

その人物とは、地面に横たわる、

ケンダマーーーン!

いやいやいや、一回の話の中にサプライズを積みすぎでしょう!

相方のスクリューキッドが超人墓場へ辿り着き、温かいオイルのスープでもてなしてもらっていたのは、もう一年ぐらい前の出来事ではなかったでしょうか。

しかしそれでも生きていましたケンダマン。

若干、ティーパックマンにも似ているその目で見上げる空には2人のフードの男。

超人、時間超人かな、話の流れからいって。

それぞれの笑い声がジュワジュワにヌワヌワでないから流石にあの2人ではなさそうです。

相棒に置いて行かれたケンダマンを哀れむような言い方をする2人組に対して、スクリューキッドはあえて逃したというケンダマン。

自分たちの任務は偵察!

その偵察した結果をどちらか一人が上に伝えることができれば、任務は完了!

そのためにあえてスクリューキッドを逃したと言い、スクリューキッドがザ・マンへ報告するための時間稼ぎでもあった!

しかしだからとてむざむざ殺されるわけにはいかない!

念願だった完璧・無量大数軍への昇格を果たし、“完球”の称号を授かった、このケンダマンを舐めるなよ!

超人強度1500万パワー!

超人硬度10、ダイヤモンド!

基本スペックだけなら悪魔将軍と同等なケンダマンの逆襲が始まる!

今回はキン肉マン第424話の感想でした。

いやぁ、驚きましたね!

全国のキン肉マンファンの皆さん!

驚かなかった人はいないでしょう。

…いなかったのではないかと。

それぐらいインパクトの高い出来事でしたね!


今回は未読の方や知らない方も多いかと思われるので、今週までは名前はとりあえず伏せておきますか。

彼ですよ、彼!

キン肉マンⅡ世究極の超人タッグ編にて登場した重要人物。

戦いの中で命を散らすことになった彼。

その彼が今回登場したことで、今のキン肉マン新シリーズはⅡ世の未来へと繋がっていくことになるのでしょうか。

いやいやいや、ちょっとそれだと話がおかしくなっていくし。

ゆでたまご嶋田先生自身も、今の新シリーズはⅡ世の未来には繋がらないと明言したんですよねぇ。

もしもキン肉マン旧シリーズから今の新シリーズ、そしてⅡ世の未来までがすべて地続きだとすると、

夢の超人タッグ編〜Ⅱ世究極の超人タッグ編〜王位争奪編〜完璧超人始祖編

といった形で繋がっていき、こうなるとキン肉マンたちは時間超人というキーワードはすでに知っていることになるわけですよねぇ。

他にも矛盾する点が色々と出てくるのでⅡ世の未来と繋がっていると考えるのはホント難しいわけで。

先にも書いた老害化するネプチューンマン、バゴアバゴア笑う悪魔将軍、ザ・マンやネメシス、ジャスティスマンらが在籍している完璧超人軍の凋落が見られる、そんなⅡ世の未来に、今のカッコ良すぎる彼らが向かっていくのを想像したくない、というのもあるのですよ。

だからと言ってⅡ世の話をなかったことにすればいいとか、そんなことはないわけで。

Ⅱ世はⅡ世の良さがありますし、素敵なキャラもいっぱいいるわけで。

だからキン肉マンの世界にもⅡ世へと繋がる時間軸の話と、繋がらない今のシリーズの時間軸の話と、いわゆる並行世界的なマルチバース的世界観が存在しているのではないのかと思うんですよ。

スグルがビビンバと結ばれる時間軸もあれば、マリしゃんと結ばれるアニメの時間軸もまた1つの並行世界ということで。

BUKIボーイが登場したマッスルリターンズもまた別の時間軸と考えてもいいわけですよね。

それを踏まえて、今回登場した彼を考察すると、いくつかのパターンが考えられるわけなんですけども。

①Ⅱ世究極のタッグ編に登場した彼そのものである。

まさにⅡ世と繋がっていると想定した場合、究極の超人タッグ編で登場し、戦った彼がそのまま登場しているという考え方。

今の新シリーズは王位争奪編以降の話ということで、究極の超人タッグ編よりも数年後の話になっているわけですが、その戦いにおいて命を落とした彼がなんらかの形で生き返っているという理由づけも必要になってきます。

なのでやっぱり彼自身についてもいろんな矛盾が出てきそうなパターンなので、やっぱりこれはないかな。

②Ⅱ世で登場した彼のデザインと設定だけ被せてきた、名前も同じだけどⅡ世の彼とは全くの別キャラである。

これが一番考えやすい。

時間超人という設定自体、残虐超人の突然変異だったⅡ世の設定から、刻の神が生み出した新たな属性の超人と設定が変わっているわけですからね。

彼の設定自体手を加えないといけなくなってくるわけですよ。

なので名前と見た目、性格は同じだけどかつて登場した彼とは異なる存在。

「ドラゴンボールZ」劇場版のブロリーと、「ドラゴンボール超」劇場版のブロリーみたいなもんだと言えばわかってもらえるでしょうか。

しかし、ここで気になるのはなんだか思わせぶりの発言をして、以前の彼と関連があるような匂わせをしているんですよね。

使命を果たす時とか、今度は必ず、とか。

ただの新キャラにしては、何か匂わせを感じるわけで。

なので、ここでたけGさん、考えてみました!

③Ⅱ世の時間軸で戦い、命を落とした彼が記憶をそのままに現在の新シリーズの時間軸へ並行世界を飛び越えて転生した。

並行世界の存在を認めた上で、マルチバース上を飛び越えてⅡ世での時間軸を生きていた彼が、新シリーズの時間軸へと飛び越えてくる。

元々究極の超人タッグ編は、万太郎たちがタイムリープして過去に現れた話であり、その際に時間の歪みが生じていてもおかしくありません。

その歪みによって彼はこの世界で蘇った。

スグルたちは彼のことを知らないけれど、彼はスグルたちのことを知っている。

果たさなければいけない使命とは、間隙の救世主としての役割で、今度こそ必ず、というのはⅡ世におけるラスボスだったあの2人組と決着をつける、というもの。

この設定なら誰にも不都合なく、現在の新シリーズとⅡ世の世界を繋げることが出来ると思うんですけど…どうでしょう?

まぁ僕の予想なんで豪快に外していることが目に見えているんですけどね。

その前にケンダマンですよ!

シチュエーション的には敗北して死亡みたいな流れが見えていますが、絶対がないのが今の新シリーズ。

まさかの逆転勝利に期待したいものです。

今回はこの辺で。

いつかまたここで会いましょう。

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温かいオイルのスープを飲んで回復したネジ小僧が戻ってきて、地獄のネジ回しを決める展開も見てみたい次回へ続きます!


 







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