今回のエピソードGレクイエム最新話。
今回ばっかりはこのまま正史にしてもいいんじゃって思うぐらい補完や独自設定が良すぎるんですけども!
どーも、たけGです。
前回、第40話が更新されたのが7/10、おおう、2ヶ月以上過ぎての最新話ですか、待たされましたなぁ。
まあ、某「HXH」や某「暗黒の破壊神」に比べたら全然早いんで問題ないですけども、「キン肉マン」が1週開くだけでロス感ハンパないから待ち耐性が弱くなってきてますわ。
今週まさにそのキン肉マンが休載の週だったんで、今週にその更新が来てくれたのは肉ロスを少しでも埋めてくれて良かったですけども。
それでも2ヶ月ぶりは長かったなエピソードGレクイエム。
前回40話の続き、漆黒の黄金聖衣が登場した後でこれらが一輝の戦いにどう影響するのか期待が止まらない今回更新の最新第42話。
要チェックやで!と彦一クンのように自分のブログ記事を見直して復習してから読ん…
んんん?
強烈な違和感が小宇宙のように感じたんですけども。
前回のお話が第40話「漆黒乃十二星座」
今回更新されたお話が第42話「黄金乃牙」
40話からいきなり42話へ?
…あれ?41話は?
いつの間にか読んでいた41話を忘れてしまってた?
しかし、42話の冒頭を読んでみると、しっかりと40話からの続きになっている…
あ、ありのまま今起こった事を話すぜ!
『オレは40話の続き、41話を読んでいたと思ったら、いつの間にか42話を読んでいた』
な…何を言っているのかわからねーと思うが、オレも何をされたのかわからなかった。
頭がどうにかなりそうだった…
誤植だとか、作者様の勘違いだとか、そんなチャチなもんじゃ断じて…
うん?
誤植?間違い?
大人は嘘つきではないのです。
間違いをするだけなのです。
って某先生も言われてた事だし、42を41と間違えて書いてしまったり、今が何話目か本気で忘れて間違える事だなんて誰にでも…
監督‼︎
あきまへん‼︎
それをゆうたらあかんですよ監督…
いやまぁ、実際のところ本当に誤植だとか勘違いだとかそんなチャチなものではなくてですね。
雑誌チャンピオンREDにて掲載されたシュラが主役の読み切りが、第41話としてカウントされてコミックスに収録されるんじゃないかなぁと思いますよ。
読んでない方はコミックスを楽しみにしましょう!
なんとなくわかってる事を、いらん妄想で他マンガのネタまで色々とぶっ込んで長々と話してしまってすいませーん。
そろそろ、本編行っちゃいます!
今回、内容について結構ネタバレしてます!
繰り返します。
ネタバレしてます!
書かないと感想をうまくまとめる自信がなくて…
なので今回も未読の方はご注意を!
まず本編を読みましょう!
41話がしっかりと収録されるであろう、単行本を待っている方もご注意を!
暗黒(ブラック)ペガサスが語る、暗黒聖闘士、及び暗黒聖衣の真実とは!
彼の話から考えるに、暗黒聖衣とは正規の聖衣が失われた時のための予備スペアのような存在だと思われます。
まあ暗黒ペガサス自身や他の暗黒聖闘士たちがまとって好き放題していた他の暗黒聖衣全てがそうかどうかはわかりませんが、少なくとも暗黒黄金聖衣に関して言えば、黄金聖衣のスペアであると言えるのでしょう。
そして、暗黒聖闘士の役割とは、その暗黒聖衣を秘密裏に次世代へと繋いでいくこと。
かつて本編においては悪さばかりするので女神アテナからも見放された存在とか言われてましたが、それすらもハーデスやポセイドンをはじめとした敵対する陣営を欺くためのフェイクだったということなのかもしれませんね。
ジャンゴ率いる暗黒聖闘士たちの悪さは目に余るとして、聖域からシャカが派遣されたりもしてましたが…
長い歴史の中には、本来の役割を忘れて好き放題してしまう暗黒聖闘士もいるってことでしょうかね。
そんな、暗黒聖闘士たちが護り続けた漆黒の黄金聖衣。
それらが本来の輝きを取り戻すために必要な鍵となるのが、鳳凰星座(フェニックス)の青銅聖衣!
青銅聖衣にそんな重要な役割りが!と、驚くリトスさんですが、鳳凰星座の聖衣が他の聖衣と違う、唯一無二のものにたらしめているもの。
それこそ、無限の再生能力、黄金聖衣にさえ備わっていない88の聖衣の中で鳳凰星座の聖衣のみが有する自己修復能力!
一握の灰からさえ完全復活できるフェニックスの聖衣の再生能力は、最後の希望へと繋げる唯一無二の奇跡。
その奇跡を護ることこそ、暗黒聖闘士に与えられし使命。
普段は正規の聖闘士の影として生き、有事の際には暗黒の聖衣に新たな血を与えて、フェニックスの再生能力でもって暗黒の聖衣を真なる聖衣へと生まれ変わらせることで奇跡が起きる。
それこそが暗黒聖闘士の生きる意味!
自らの手首を切り、暗黒の黄金聖衣へ血を与える暗黒ペガサス。
フェニックスの聖衣と暗黒聖闘士の関係がなんとなく見えてきましたね。
なぜ暗黒聖闘士の首領であったジャンゴが暗黒聖衣ではないフェニックスの聖衣を所有していたのか。
てっきり暗黒聖闘士たちの行う悪さの一環で、一輝とその師匠であるギルティーが指導のために出かけている時にでもこっそり盗んでいったとか思っていましたが、なるほどちゃんとした理由があったようです。
しっかりとした使命のもとに、フェニックスの聖衣を護っていたというわけか!
…その使命をちゃんと理解していたかどうかは怪しいもんですが。
奇跡を起こすべく、血を捧げる暗黒ペガサスの回想シーン。
ここはなかなかに胸熱です。
スピンオフ作品とは言え、本編の裏側でもこうあってほしかったなあと思えるシーンになってます。
時はおそらく星矢、氷河、そして魔鈴がミスティら白銀聖闘士第一陣と戦ったあと。
暗黒ペガサスを除く暗黒四天王3名の遺体が埋められている十字架の立つ砂浜。
星矢が主人公補正でしっかりとミスティにマークされていたことで、白銀聖闘士の魔の手から唯一逃れる事の出来た暗黒ペガサスは、最終的に一輝によって救われていたようです。
ここで一輝によって自らの生きるべき道を指し示された暗黒ペガサスさんですが、こういった原作補完のようなエピソードはいいですね!
原作で描かれなかったストーリーとストーリーの間隙にあたる場面や、原作でいつの間にか出なくなったキャラの描写など、読者が想像を張り巡らせていた事を描いてくれるのは嬉しいものです。
まぁ、こう言ったシーンは原作でこそ描いてほしいところですが…
車田先生、描かないでショ?こういったシーン(笑)
あと聖衣の描写も細かいですね。
暗黒ペガサスは最初期の防御力弱そうなペガサスの聖衣を模していますが、注目はフェニックスの聖衣!
フェニックスの尾羽をしっかりと2本ずつ計4本、背中から垂らしているんですね。
聖衣のデザインがアニメ寄りにデザインを変更してからは尾羽は3本になったのですが確かに白銀聖闘士と戦っている間は4本尾羽でしたね。
しっかりと細かいところまで描いてくれてるのもまた良いです。
ま、それでもそこは岡田芽武先生らしいリファインはされているんですけど、こういった細かいこだわりは嬉しいなぁ。
その暗黒ペガサスの血が力を与えているのは鳳凰星座の聖衣!
血によって聖衣が覚醒し、その再生能力によって暗黒の聖衣が黄金の輝きを放ち始める。
その光景を見たリトスは気づく。
デスクイーン島、その火山、いや、この島そのものが黄金聖衣を生み出すための、
巨大な炉なのだと!
一方、大神であるポントス様と戦っていた一輝兄さん。
やられちゃってました。
地に倒れ伏す一輝兄さん。
さすがに聖衣なしで神と戦うのは無謀でしたか。
ポントスはサオリ…アテナに改めて迫る。
今こそ死んで転生する時。
神として今一度生まれ変わり、自分たち大神と共に生きることが女神の運命なのだと。
しかしサオリはその要求を突っぱねる。
私の運命は私だけのもの。
私の運命は私が決める。
自分の生き方は、自分が何者なのかは自分で決める。
それが師の…一輝の教え。
だからこそサオリは一輝を信じ、そして願う。
どうかお師様…立って、ください!
アテナの言葉で立ち上がる、それこそが聖闘士!
サオリの言葉によって立ち上がる一輝兄さん。
そして、フェニックスは蘇るたびにその強さを増す!
その一輝の元へ更なる小宇宙を放つ何かが出現するのをポントスは見た。
一輝のその身を纏うように降りてくる炎を纏う獅子の姿。
黄金の牙!
獅子座の黄金聖衣が復活かーーー⁉︎
今回は聖闘士星矢エピソードGレクイエム第42話の感想でした。
鳳凰星座(フェニックス)の聖衣と暗黒聖衣の関係、その新解釈、なかなか良かったですね。
いやまぁ車田先生の描く本編ではないスピンオフ作品でここまでの新解釈には賛否両論あるかと思います。
実際、このエピソードGレクイエムシリーズは原作の根幹を揺るがすような新設定、新解釈がてんこ盛りで賛否両論、それも否の方が多いんじゃないかなぁとも想像。
僕も、聖闘士が神の大地の人柱となるべく作り出された存在で、聖域は神々のために聖闘士を生み出すシステムというレクイエムの独自設定には未だに否定的です。
神々が星矢たち聖闘士を揺さぶるために言っている戯言だとまだ良かったのですが、実際に一輝が人柱になっちゃってたもんなぁ。
あと城戸光政翁が神に転生してましたってのはいくらなんでもあり得なさすぎだと思いましたし。
でも、今回の鳳凰星座の聖衣と暗黒聖闘士、黄金聖衣のスペア的な暗黒聖衣という設定は、原作にも逆輸入してもいいんじゃないかなと思えるものでした。
まぁ、車田先生は採用しないかな。
そして今回、暗黒ペガサスの血によって、獅子座の黄金聖衣が復活したようです。
となると一輝は獅子座の黄金聖衣を纏ってポントスと闘うのかな。
しかし黄金聖衣とはいえ神々相手にどこまで闘えるかどうか。
ハーデス配下のタナトスにはワンパンで粉々にされましたし。
一方で最初のエピソードGではアイオリアたち黄金聖闘士はティターン神族と戦っていたので可能性はなくはないかな。
アサシンの時に纏っていた獅子座の黄金聖衣と鳳凰星座の青銅聖衣の両方の性質を併せ持つ、真聖衣(オーセンテッククロス)が現出すれば、大神相手でも勝ち目が出てくるかもしれません。
とはいえ、ポントス様のことだから最終的には決着つく前にバイバイキンするんだろうなぁ。
今回はこの辺で。
いつかまたここで会いましょう。
他の黄金聖衣も復活したのかどうか、紫龍や氷河、瞬の復活に繋がることにも期待したい次回へ続きます!
コメント
私の一番の印象は、一輝の死ぬ死ぬ詐欺はポントス様を欺いている事。
は、冗談としても、サオリさん、倒れ伏した一輝に、立って下さい。とは、
原作最後で星矢たちに、まだ生命があるじゃないですか。(私の解釈:死ぬまで戦え)
と、言ってましたので、転生しても戦神なんですね。
さて、一輝は獅子の聖衣を纏うようなので、ここからが本気ですかね。
まあ、予想されているようにバイバイキーンだと思います。
>名無しさん
コメント、ありがとうございます!
そうそう、今回はあえて引用避けましたが、最後のサオリが一輝を立たせたところは、原作のハーデス編終盤でアテナが星矢へ「あなたにはまだ命があるじゃないですか」と言って立たせたところが被って見えたんですよね。
転生してもブラック企業の上司体質、変わってないんだなぁと思いました(笑)
やっぱりまだ生命があるじゃないですかを彷彿しますよね……
いやまぁ前話で一輝が俺が前に立つのを許可してろって言いはしましたが
個人的には聖闘士が人柱って解釈は成程と思いました
打ち切りで無かった事になりましたが、本来ならハーデスの後に天界と戦う予定だったのは言われてましたけど天界と争う理由が見えてませんでしたし
アテナも地上を守る使命としてはゼウスの代行者だった訳ですし
>呂比須さん
コメント、ありがとうございます!
サオリちゃんの、お師さん立ってくださいは、かつてのアテナ沙織の、あなたにはまだ命があるじゃないですかを彷彿とさせますよね。
転生しても、ブラック企業の上司体質が治ってないのかという(笑)
聖闘士が人柱だったという設定、ギリシア神話をベースとした物語としては、確かにああなるほど!と唸る設定でも確かにあるんですよね。
でも、一方でこの作品は熱血少年マンガ家である車田正美先生の描いた聖闘士星矢が根幹にあることを考えると、車田先生なら絶対に描かない(思いつかない?)なと思うような設定なので少し複雑になります。
まぁ光政の爺さんも含めて車田先生の原作とはパラレルな別物だと考えて読めばいいんですけどね^^;
いつの間にか、41話に変更されてますね。
>名無しさん
あ、あれ?本当だ。修正されてる。
ってことはただの間違いだったのかもですね^^;