聖闘士星矢エピソードGレクイエム第50話「大地母神降臨」感想・神様の世界でも雇われの身はツラい

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今回の話だけ読むとこの作品が「聖闘士星矢」だなんて思えないだろうなあ。

…無印エピソードGの第1話からそうだったなんて言ってはいけない。

どーも、たけGです。

車田先生の「聖闘士星矢NEXT DIMENSION冥王神話」も完結しましたね!

個人的にはなんだかモヤモヤしたまま終わった感じですが…

なんだかアニメ版「天界編序章」の終わりと被るエンドでしたし。

まあ元々天界編アニメのプロットは車田先生が考えられたものだとわかっちゃいるのですけども。

だからこそ、アニメの天界編が黒歴史にされていることもなんだかモヤっとしちゃいました。

(天界編序章、個人的には好きだったのもありますが)

なによりも「リングにかけろ2」や「男坂」と同様に強引に詰め込んで終わらせに来たような印象でそこが一番モヤモヤするんですよねえ。

過去と未来のアテナの関係、そこに関わるオデッセウスや水鏡、教皇の苦悩など光るものは間違いなくあったので、もう少し話数稼いでしっかり描き切って欲しかったというのが感想です。

ここについて感想書き始めると長くなりすぎるのでこの辺にしておきますか。

別記事で書いてみるかな…

すっごい不満たらたらの、お見苦しい文章になりそうな気がするからやめとこうかな…

さてさて、こっちはまだまだ終わらない「エピソードGレクイエム」

アテナの覚醒を見た大神ポントス様は去り、深く傷ついた一輝は体を癒すためサオリを紫龍に託してこの場をあとにする。

必ず戻るとサオリに約束して。

一輝はデスクイーン島の火口間際に座して己が身を、聖衣を癒す力を秘めるデスクイーン島の炎に委ねた。

不死鳥は死なず!

と、いうのが前回のお話でした!

今回はそこまで語ることはないかなあ。

独断で動いたことがバレたそれなりの役職についてる方が、社長にこっぴどく怒られる回と言いますか。

「ダイの大冒険」で魔軍司令ハドラーが大魔王バーン様にこっぴどく怒られる回のようなもんだとイメージしてもらえばいいでしょうか。

それでも大真面目に読まれている方からすれば、それはネタバレだよ!とハーケンディストールしてくるぐらいのことを書いてしまっているかもしれないので…

未読の方はご注意を!

まず本編を読みましょう!

単行本待ちの方もご注意を!

天界に戻ったポントス様、天空神ウラノス様にこっぴどく怒られてます。

その怒りようは凄まじく、ポントス様のその身を覆う神々の鎧、偉大秘宝(アルスマグナ)を一瞬で木っ端微塵に砕きました。

独断で地上へ降り、未だ覚醒していなかった戦神アテナのその身を持ち帰ろうとしたこと。

アテナのその身を奪いさえすれば、ウラノスの、神々の悲願の成就の近道になると!

弁明するポントス様を一括。

我々の悲願ではない。

貴様の悲願だ。

ポントス様の狙いは、肉体を失い未だ魂だけで封じられたままの大地母神ガイアの復活。

その器として、アテナ・サオリのその身を狙った。

アテナを亡き者にする、それだけがポントスの目的ではなかったことをウラノスは最初から看破していた。

しかしアテナは再び女神として覚醒。

その思惑も全くの無意味となってしまった。

ウラノス様はポントス様のその行動がいかに無意味で浅薄なものであったか理解させるために新たな神を呼び出します。

項垂れるポントス様の目の前に現れた新たな神は、原初神の一神にして顕現乃神(ケンゲンノカミ)メーティス。

女神かな?

見た目で判断できないのがエピソードGの神様には多いんだけども、胸ペッタンなので男神かも。

ちょっとググってみよう。

Wikipedia様によると、知恵の女神様だそうです。

ティターン神族であり、ゼウスの妻の1人にして、そしてこの後が重要ですよ!

女神アテナはゼウスの娘なのですが、その母にあたるのがメーティスだそうです!

ゼウスってばかなりの女好きでお盛んなもんだから、いろんな女神様と子を成してますからね。

そのうちのお一人のようなのですが…

え?

そんな神様がウラノス配下にしてこの場面で出てくる?

ゼウスの妻でアテナのお母さんですよ?

特にアテナの母神って、かなり重要じゃないですか?

今後の展開への何かしらの伏線なのでしょうか。

ま、まあ聖闘士星矢に出てくる神様は神話とは役割違うことも多いですし、それは原作以上に神様出てくるエピソードGシリーズも例外ではないですからね。

ギリシア神話上で判断するならポントス > メーティスな力関係っぽいですし。

ギリシア神話もギリシア神話で長い年月でいろんな解釈でてますからWikipedia様の情報が全てではないかもしれませんしね。

話を戻しましょうか。

はたから見たら完全にメーティス > ポントスな感じな2神の力関係。

大地母神ガイアは、全ての神々にとっての母なる神。

そのガイアの復活を後回しにして聖戦に拘る神々に対し不満を感じていたポントス様。

なればこそ、かつては時空神クロノスを欺きティターン神族を動かして聖域に侵攻するも黄金聖闘士たちの活躍によってその目論見は阻まれた。

そして今回の、器としてのアテナの肉体の強奪も失敗した。

しかし神々が優先すべきは聖戦を起こし聖なる大地を生み出すこと。

それはガイア降誕よりも優先されるべきこと。

それは何故か。

我は男であり、女でもある神。

(え?そうなの?)

万物の全てを顕現させる神。

例え、魂封じられし大神であろうとも!

メーティスの力により、封じられし大岩の中から

大地母神ガイア復活!

その姿にさしものポントス様も思わず固まってしまう。

母…様…?

その姿は”母”と呼ぶにはあまりにも幼すぎる姿!

ポントス様が思わず固まってしまうその姿は本物?それともポントス様へのお仕置き幻魔拳的な幻?

果たしてこのガイアは一体?

今回は聖闘士星矢エピソードGレクイエム第50話の感想でした。

いやぁ〜

書くことないなぁ。

スピンオフ作品とは言え、やっぱり本編キャラが出てこないとツッコミポイントが少ない!

ギリシア神話関連でツッコもうにも知識ないからツッコめない!

で、今回はとうとう大地母神ガイア様出てこられましたね。

出てきたのかな?

まだわかんないなぁ。

ポントス様がやられっぱなしってのも気になるし。

今回出てきたガイア様、これは狙いすぎって感じの幼女感全開で。

でも喋り口調が熟女感満載だったらたまりませんけどね。

なにがだ。

自分で自分にツッコむ回か今回は!

まぁ今回のポイントは最後に出てきたなんとも可愛らしい幼女ガイア様ですが。

①ポントス様へのお仕置き的な幻

②本物。ここから徐々に成長していきラスボスになる

③巨神兵みたく蘇らせるのが早すぎたんだ!ですぐに崩壊してしまい、ガイア再び消滅

な可能性ですかねえ。

今後の物語展開考えると①かなあと思われるのですがさて…

今回はこの辺で。

いつかまたここで会いましょう。

ガイアちゃん登場でますます聖闘士星矢っぽくなくなっていく次回へ続きます!


 









コメント

  1. より:

    第2部のロスト側が何かしらの手段で次に降臨するアテナの性質を書き換えて「混沌女神」にしていたけど、双子の女神になったうえに潜在能力の高いほうの片割れが赤子の身で時空を飛び越えて逃亡する事態になっていましたからねえ。ポントスの計画だってそうなってもおかしくないし、双子座のサガみたいな二重人格化だってあり得るわけで。
    聖闘士に限っても星座になった英雄やモンスターのエピソードがパッとしなければギリシャ神話の外からモチーフを持ってきていますから(例:蟹座や山羊座)、神々にしてもアテナやハーデスがそうであるように神話とは立ち位置が変わったり他の神話が混ぜられたりしてオリジナルのキャラクターになってますね。アイオリアと戦ったコイオスやシュラと戦ったクレイオスは古くて神話が残っていない神なので対戦相手の戦闘スタイルに合わせてライバルキャラクターに仕上げた感があるし、母親の現世復活に執着するポントスは日本神話のスサノオっぽく感じるし、第1部終盤で太陽神の神格を取り戻した感のあるヒュペリオンは封じられた経緯からするとモチーフは「天の岩戸に隠れた天照大神+八岐大蛇の尾から出た草薙の剣」の気がします。

  2. たけG より:

    >響さん
    確かに冥闘士はギリシア神話以外のモンスターモチーフが多かったですね。
    ギリシア神話だけでは幅が広げにくかったのか、天界編を見据えると使えない神々もいたかもでしょうし。
    アサシンではアーサー王伝説や日本神話も絡ませてきましたが、他の作品でもロストキャンバスでは中南米の神話、アニメでは北欧神話なども出てきてたし今後もいろんな神話のエピソードが混じって出てきそうな気がします。

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