勝ったと思ったでしょ?
みんなそう思ったでしょ?
どーも、たけGです。
お盆の関係でマンガの更新は1週お休みがありましたが、アニメは毎週放映してくれて嬉しい限り。
この2週はいよいよ待ちに待った悪魔超人対完璧超人の戦いが本格化です。
原作の時にもめちゃくちゃ盛り上がりましたが、アニメになっても盛り上がりますねえ。
まずは前々回からのステカセキングとターボメンの試合。
変身能力を駆使して終始優勢に進めていたステカセでしたが、残念ながら原作通りに(当たり前ですが)ターボメンの前に力尽きました。
興味深いのはステカセとターボメンの最後のセリフが、原作と比べるとまるで変わってしまっていたんですよね。
原作ではターボメンが
『多彩な変身能力の中でなぜウォーズマンにこだわった』
と言ったのに対して、ステカセは
『変な勘ぐりはやめてもらおう。ウォーズマンの技でお前を殺れると踏んだからだ』
と返すんですよね。
それを聞いたターボメンが、
『それだけ聞けばけっこう!』
と言うのがまたかっこいいんだ。
それが今回のアニメではターボメンが
『自害すれば苦しむこともなかったのに』
と、言ったのに対してステカセは
『オレたち悪魔はお前らのように潔いように見せて負けから逃げるようなマネはしない』
こんな感じで悪魔超人と完璧超人のイデオロギーの違いを示すようなセリフになっているんですよね。
今後のメンツの対戦に繋がる各陣営のスタンスの違いを表すためのセリフ変更なのかも知れませんが、もう一つの理由としてはやっぱり、このあとでターボメンがウォーズマンと絡むことがなくなったからじゃないでしょうか。
原作でのこの頃はウォーズマンvs.ターボメンのマッチングが当然のように予想されていて、ステカセとターボメンのやりとりもその布石だと予想されてたと思うんですよ。
ですが結局、正義と完璧の2人の機械超人は交わることがなかったので、2人の対戦への伏線ともとられかねないこのやり取りは変えられちゃったんじゃないかな。
変更後のお互いの陣営のスタンスでのやり取りも悪くはないと思うのですが、原作でのやり取りが好きだったのでここを声付きで見たかったなあとも思うのです。
続けてカーメンvs .クラッシュマンですが、まさかの1話の中で全てが終わってしまいましたよ。
アニメ第5話の始まりがステカセ戦のラストで、締めはブラックホール戦のスタート。
その間にカーメンの全てが凝縮されているんですよマッキャア〜
最大の見せ場である野犬チューチューの場面も全面カットされてしまって。
いやまあ野犬はどうでもいいのですが。
あまりの早さにカーメン不憫すぎませんか。
巻き巻き〜、いや、マキマキ〜
続いてのブラックホールvs.ダルメシマンは、特にセリフの変更やシーンのカットもありませんでしたが注目すべきはその尺!
第5話ラストから始まって、まさかの第6話がまるまるブラックホールの試合という特別待遇仕様!
最後の結末まで次週へ続く!で、実に3週に渡ってのブラックホール祭りですよ。
ホント、カーメンと比べて…と、涙なしではみられない第6話なのです。
次回はロクな大人になれない子供が続出したと評判のアトランティスvs.マーリンマン戦なので期待大ですね!
おっと、前置きのアニメ話が長くなりすぎてしまった!
マキマキで行かなければ!
2週間ぶりの原作本編も要注目ですよ!
兄タツノリを侮辱され、プッツンしクソ力発動したサダハルおじさん。
パワーでファナティックを上回り、必殺の完肉奥義バトルシップシンクでもって仕留めにかかる!
と、いうのが前回のお話でした。
今回はいよいよ決着…と、なるのか否か。
ネタバレなんて気にせず書いておりますので早速ですが、
未読の方はご注意を!
ネタバレ気にしてたら書いてられないよ!
というわけで未読の方はまず本編を読みましょう!
単行本待ちの方もご注意を!
【二週間お待たせしました】WEB『キン肉マン』第462話 只今更新されました。無料ですので是非ご一読をhttps://t.co/NZEUjczJZO #週プレ #キン肉マン完璧超人始祖編アニメ放送中 #キン肉マン原作45周年 #キン肉マン愛と絆の原画展 #大人も子供も女性もみなさん大好きキン肉マン— ゆでたまご嶋田 (@yude_shimada) August 18, 2024
必殺のバトルシップシンクの強烈な勢いを前にファナティックもこりゃやべえ!と危機感を感じ、
かくなる上は、
と、使いません発言したマグネットパワーで防御に入りました。
しかし、マグネットパワーによるクッションなど通用しないと豪語するネメシス。
それはまさに全身全霊の一撃。
巻き上がる土煙とともに落下。
煙の中から現れた両者の姿に、
決まっている!
と、名解説役となったスカル・ボーズも断言。
それほどに完璧な一撃。
お前は永遠に沈んでおけ
時という濁流の底に静かにな
勝利を確信したネメシスはフェイスガードを解き、まるで格ゲーの勝利画面のような決め台詞を放ちます。
が、ここでグォンと動くファナティックの頭部。
勝ったと…思いましたか?
うわぁ、生きてるよファナティック。
これはヤバい展開だ。
っていうか、勝ち名乗りも同然のセリフを言っておいてこの展開、
ネメシスこれは恥ずかしいぃ!
しかし勝ったと思って当然。
ファナティックですら、身の危険を感じたほどの凄まじい一撃。
ネメシスの言う通り、マグネットパワーを持ってしてもクッションにはならないと判断したのか。
ファナティックは、マグネットパワーでリングに敷き詰められた石のマットを変質させた。
本来、磁力に反応しない石田がその内部には磁力に反応する鉱物も混じっている。
それによって石の内部の一部を崩すことに成功し、ホンの少し地盤が柔らかくなった。
おかげでギリギリ致命傷にまで至らずに済んだ。
惜しかったですね
そう言いながらマーベルのヴェノムのように長いベロを出すファナティック。
くうう〜憎らしいぃ〜
ネメシスと一緒に、貴様!と言いたくなるくらい憎らしい!
勝ったと思っただけに憎らしいぃ〜
肉だけに。
反撃に転ずるファナティック。
ネメシスを捉えて固めていくその体勢は、
完璧拾式奥義・輪廻転生落とし(グリムリーインカーネーション)!
ではありませんか!
えええっ!
ファナティック、この技使えるの⁉︎
と、ネメシスと同様の感想を思ってしまったワタクシ。
この技をアナタ方の前で披露したことはないとは思いますが
あ、それ、僕を含めた読者の皆様方にも言ってます?
ファナティックのこのセリフは別にとぼけているようでもなく、本心で言っているように思えますね。
とりあえず、この技については最後のまとめで語りましょうか。
握力が強すぎて外れん!
ファナティック・ビリーバーロックからはクソ力パワーで、その握力から脱出したネメシスですが今度は外れない。
やはり一度勝利を確信してしまったことで、クソ力ブーストも解除されてしまったのか。
それともやはり完璧超人始祖の奥義たる特性か。
どちらにせよ絶体絶命のネメシス!
脱出できないままリングへ脳天直撃セガサターン!
永遠の最終楽章(エターナル・コーダ)ーーーッ!
「シルエットロマンス」も「君は1000%」も来なかったな。(出るわけがない)
しかしこの技名、なんだかライトニング&サンダーっぽい技のネーミングな気もしますな。
ファナティック版輪廻転生落としとも呼べる永遠の最終楽章をまともに喰らい、ネメシスも大量吐血し遂にダウン!
ここでネメシスを蹴飛ばすファナティックの仕草もまた憎らしい。
自分はサッと立ち上がるファナティック。
ここまで来てまだまだ余裕なのか。
ホント、憎らしいなぁ。
と、思っていたら、
アナタの技も…最高でしたよ
おおっ
なんだこの敬意を込めた物の言い方。
散々ネメシスを見下した発言しかしてこなかったファナティック。
アナタの技も見事でしたよ。
ならまだマウントをとってるような言い方でわかるのですが、最高でしたよ、とは相手をかなり持ち上げて敬意を表しているのが伺えませんか?
ファナティックにそこまで言わせた理由は…
だって私も
この反撃までが…
精一杯だったのですから…ね
ファナティックも頭パックリ割れて出血!
そのままダウンしてしまった!
ネメシスと向かい合うようにして上を向きダウンしたファナティック!
これはまるで夕暮れの河原を舞台にして、
お前、あの技まで使えたのか…やるじゃねーか…
アナタの最後の技も、最高でしたよ…
と、ボコボコの顔面で河原に並んで倒れて、ニヤリと笑い合う他校の番長同士のケンカじゃないですか。
完璧高校と時間学園の番長同士の意地とプライドを賭けたガチンコの殴り合い。
全力で殴り合った後、男たちは、分かり合ったのだった!
昨日の敵は今日の友達、そうさ永遠に〜♪
なんて展開にはこの2人に限ってならないと思いますが、まさかのダブルノックアウトの様相になってきましたよ!
2人同時のダブルノックダウンと言うことでカウントが始まります。
ワーン、ツー、スリー、フォー…
残りあと6カウント!
本当にダブルノックアウトで引き分けとなるのか。
それともどちらかが立ち上がるのか。
よもやまさか2人とも立ち上がる展開もあるのか⁉︎
この試合の行方はどうなってしまうんだ〜⁉︎
今回はキン肉マン第462話の感想でした。
これは本当にどうなってしまいますかねえ。
ダブルノックダウンでカウントが進む中、次回は果たしてどうなってしまうのか。
ネメシスもファナティックも、両者とも格を落とさず終了ならば、このまま両者引き分けがベストだと思うのですが。
それならばウォーズマンとオニキスマンの時のように、ダウンカウント取らずに引き分けで試合終了でいいと思うのですけど…
カウントするってことはどちらか立ち上がるってことでしょうか。
ここまで来たら、ネメシスに立ち上がって欲しい。
何よりキン肉サダハルには負けてほしくないと思ってしまいます。
ですがファナティックの出した技が、サイコマンの拾式奥義と同様ならば致命的な一撃になっている可能性もありますよね。
それを逃れているかも知れないとしたら、ファナティックがネメシスのバトルシップシンクから逃れるために石のリングを変質させたことがネメシスを救っている可能性だってあるわけで。
サイコマンの奥義が、自ら作っていたリングの穴によって不発になったと同様の形でネメシスが致命的な一撃を避けられていたとしたら。
結果も、サイコマンと同じだったな。
と、ネメシスが先に立ち上がるのなら、この上なくカッコいいんですけどねえ。
ですがファナティックはファナティックで、ここまで時間超人たる特性を出してないのが気になるというか、すごい不気味なんですよ。
エル・ドミノスが使用していた超回復能力。
ファナティックがそれを持っていたとしたら。
ダウンカウント中に回復が進んでファナティックが立ち上がり、
一撃で私を倒すことができなかった。それがアナタの敗因です。
とかなりそうで。
ああ怖い怖い。
そう考えると、やっぱり2人とも立ち上がれずにダブルノックアウトで引き分けが理想的だなぁ。
そして気になるのがやっぱり、ファナティックの使用した永遠の最終楽章(エターナル・コーダ)
サイコマンの拾式奥義、輪廻転生落としと同じ技。
かつてのサイコマンや、シルバーマン、悪魔将軍の言動からしてこの技は始祖としての長い年月の間に編み出された奥義のようなイメージでしたが、それと全く同じ技を使えるファナティック。
時の神によって最近生み出されたばかりといった感のあるファナティック、なのにこの技をいきなり使える。
やはり記憶をなくしたサイコマンなのか。
サイコマンをコピーして作られたクローンのような存在なのか。
この技を使えるファナティックが過去へタイムリープして、0から生まれ変わったのがサイコマンなのか。
徐々にファナティック考察についてのヒントが出されてきていますが、そのヒントが出る度にますます謎が深まってくるような気がしますが果たして。
今回はこの辺で。
いつかまたここで会いましょう。
そして今回もまた出てこなかった…
忘れられたまま本当に出てこなかったら私、イヤです、ハリスン!
とか言っているかもしれない次回へ続きます!
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