口は災いの元だぞペシミマン!
どーも、たけGです。
ウォーズマンがクロエと名乗り、そのままスポットが集中していくのかと思ったら、いきなりレバノンのバールベックからはじまった前回。
ヘリに乗って登場した意外なるゲストの眼下で、パピヨンマンがリングを整える!
そのままはじき出されるキング・ザ・100トンに涙する暇もなく他の会場に場面が移動。
全会場で同時に試合開始のゴングが打ち鳴らされる!
スリランカでは相変わらずエンデマンの巨体に抑え込まれているテリーマン。
しかし頭上で見守る盟友スカイマンの檄を受けて、巨体のエンデマンへ一本背負い投げでお返しした!
と、いうのが前回のお話でした!
今回はめまぐるしく変化する場面の中で、ある感動の秘話が語られます。
それについてのネタバレに対して、まったく配慮をせずに語っております。
なので今回も未読の方はご注意を!
まず本編を読みましょう!
単行本待ちの方もご注意を!
【週に一度のお楽しみ】WEB『キン肉マン』第474話 は只今更新されました。無料ですので是非ご一読を。https://t.co/04cQjtBSiG #週プレ #キン肉マン #WEBキン肉マン #アニメキン肉マン完璧超人始祖編season2 来年1月より #大人も子供も女性もみなさん大好きキン肉マン
— ゆでたまご嶋田 (@yude_shimada) December 1, 2024
行ったー!
テリーが行ったーーー‼
テリーマンの強烈な一本背負いを喰らい、巨体のエンデマンが吐血するほどのダメージ!
体重があるというのは格闘技においてメリットではあるけれど、同時にデメリットでもあります。
特にこのように投げられた時には、自身の体重がそのままダメージとして返ってきますからね。
テリーの投げの勢いがあればあるほど、自身の体重が何倍もの圧になって返ってくるでしょう。
まだまだいくぜーっ!
ダウンしたエンデマンめがけてトップロープ上からのニードロップを敢行!
新調したばかりの左足で、クリボーを踏みつけるマリオのごとくエンデマンの心臓あたりを直撃!
エンデマン再び吐血!
…案外もろいのかな、この方。
しかし新しいオモチャを手に入れた子供は、そのオモチャで遊びまくってすぐに壊してしまうもの。
なんだかそれを思い出してしまいました。
大丈夫かなテリーマン、そんなに酷使してすぐ壊してしまわないかな。
イワオちゃんがきっと、頭脳がキン骨マンだってこと、心配してますよ。
ともあれエンデマンへ強烈な2連発を叩きつけたテリーマン。
まだまだ行くのか~⁉
と、思ってたら場面がレバノンのバールベックへ。
あれ?
このままテリーマンの試合で行くのかと思ってたらネプチューンマン?
そのネプチューンマン、試合開始早々に喧嘩ボンバーを繰り出す!
あかん!あかんぞネプチューンマン!
いきなりの必殺技披露はだいたいにして悪手となるに決まってる!
予想通りあっさりとパピヨンマンに止められる喧嘩ボンバー。
そら必殺の喧嘩ボンバーだって、真正面から行ったら止められますわな。
まずは完璧超人らしく審判のロックアップからいくべきだったのではないかと。
パピヨンマンは掴んだネプチューンマンの左腕を軸に体を回してネプチューンマンの首を自分の肩に固めて、ストーン・コールドばりのスタナーを決める!
その衝撃にネプチューンマン、エンデマンに続いての吐血を披露!
ネプチューンマンが吐血すると、その心臓が心配になるな…
ウォーズマンデバイスは必要ないかな?
ともあれ先制打を逆に喰らってしまったネプチューンマン。
このままパピヨンマンに主導を許してしまうのか~?
と、思っていたらまたまた場面が飛んで、アメリカのモハーヴェ砂漠へ。
あれ?
本当に今回、4つの場面を同時に展開していくのかな?
この手法はかなり大変だと思いますが、大丈夫ですか?ゆでたまご先生?
ここで行われるのはタッグマッチ。
まずマッスルブラザーズ3の先発をグレートがかって出ようとしたのをキン肉マンが無言で制します。
そのキン肉マンを見てグレートも素直に先発を譲りました。
一方でガストマンも、グレートが現れるまで逃げ腰だったキン肉マンの真剣な様子を見て戦うことに乗り気になるも、こちらもエクサベーターが制しました。
先にキン肉マンが出てくるというのなら、こちらもオレが出よう。
五大刻のエクサベーターが先発を買って出る。
逃げ腰だったキン肉マンはどこへやら、でしたが、エクサベーターもエクサベーターで、まずはガストマンと闘って勝てれば相手をしてやろうと、いきなり闘うことは避けようとしていた節もありました。
これはエクサベーターなりのキン肉マンに対する礼なのでしょうか。
ガストマンもそんな旦那を見て、素直に先発を譲る形に。
リング上、闘うことになったのはキン肉マンとエクサベーターのチームリーダー同士。
しかしキン肉マンは相手に対して背中を向けたままロープを使ってウォーミングアップを続けています。
そんな様子を見ていたジェシー・メイビア。
相手をじらす戦法、
動かざること山の如し、か。
おおっ、懐かしい言葉が飛び出しましたね。
以前にメイビアがキン肉マンと戦った時にキン肉マンが返し技の名手、メイビアを指して言ったセリフを今度はメイビアがキン肉マンを見て言う形に。
オールドファンには嬉しい、なかなか粋な演出ですね。
ともあれまずはキン肉マンvs.エクサベーター!
さちらが先に動くのかな~⁉
と、思っていたらまたまた場面が飛んで、シベリアのバトムスキー・クレーター。
これは本当に同時進行で描いていくおつもりなのかもしれない。
読んでて忙しい!
でも、このまま進むのもなかなかに興味深い。
同時決着!
の瞬間も見てみたい気もしますね。
さて、名前を明かした中身ウォーズマンなクロエさん。
量産型のアンドロイドが名前を名乗ったことに、お前のような者にも名前というものがあるのだな、と、ペシミマンも興味津々。
ここでクロエ…ウォーズマンが名前の由来を語るのですが、ここがまた泣けるんだ。
他のヤツらは知らん
だがオレにとっては忘れ得ぬ、大事な名前だ
ここで挿入されるウォーズマン…本名ニコライの少年時代の思い出
病床に伏せていた母親との思い出
ニコライの父、ミハイルマンと母ナターシャは、ニコライが生を受ける前に2つの名前をつけていた
男の子だったら…ニコライ
女の子だったら…クロエ
クロエ!
どちらも素敵な名前でしょ
クロエというのは両親が授けてくれた名前だった!
ニコライ、ウォーズマンが女性として生を受けていたなら、つけられていた名前。
今回、アンドロイド・サルダートの姿に変えて新たに名乗るにあたり、もうひとつの自分の名前をつけていたわけですね。
愛されていたんだなぁ、ニコライ。
今も両親を愛しているんだなあ、ウォーズマン。
どんな想い 注ぎ込み その命に名をつけた?
大地のように 海のように 強い心持てるように
負けぬように 愛せるように 誰かを照らせるように
世界が変わったあの日を ずっと忘れないで
(B’z『命名』より)
とまあB’z好きの僕はウォーズマンのモノローグ中ずっとこの曲が流れてましたよ。
超がいくつもつく名曲なので、興味のある方はサブスクでも聴けるので是非、聴いてみてください。
しかしここでキン肉マンⅡ世の頃に登場した"クロエ"という名前の理由が明かされたことに感動を覚えるとともに驚愕も覚えるわけで。
おそらくは20年近くたっての伏線回収ですよ!
初登場時からこの設定を考えていたのだとしたら、ゆでたまご先生恐るべしですね。
こうなったら師匠が"バラクーダ"と名乗っていた理由についても言及していただきたいところです。
男の子だったら…ロビン
女の子だったら…バラクーダ
バラクーダ⁉
♫血液ガッタガタ~血液ガッタガタ~
息子みたいに家出しませんでしたかね倫敦の若大将。
しかし感動冷めやらぬこの場面で、ペシミマンがある禁句を口にしてしまう。
しかし、女みてぇな名前だな、クロエなんて…
それ、言っちゃダメなやつーーー!
組織崩壊フラグ立ちますよ!
プッツンスイッチ入っちゃいますよーーーー‼
クロエが男の名前で、なにが悪いんだよ‼
俺は男だよ‼
ぶんなぐられた上に、憧れた女性士官、同僚、恋人と、次々と大事なものを失って、しまいには所属していた組織まで崩壊することになりますよーー!
ならば殴られる前にやれ!
とばかりに先制を仕掛けたのはペシミマン。
逆立ちしての蹴りをクロエに見舞います。
そのままダウンするかと思われたクロエですが、流れるような動きでペシミマンの片足をとり、、膝と足首の関節を極めました。
クロエ ローリング・ピアートクラビィーチ!
舌を噛んでしまいそうな名前のサブミッションを受けて、これまでずっと冷静さを保っていたペシミマンも思わず
ニギァア~~~‼
と、悶絶!
ピアートクラビィーチ
おそらくはロシア語でしょうね。
どんな意味だろう?
グーグル先生に聞いてもわからなかった。
僕の知ってるロシア語と言えば、
ホーロドニー・スメルチ = 冷たい竜巻
カリツォー = 輪
だけだな。
どこで学んだかって?
えっとですね、とあるギリシア神話にまつわる文献で学びました。
人によってはロシア語ではなく
オーロラサンダーアタック
氷結リング
と、学んでるかもですが。
そんな僕の数少ないロシア語知識から察するに、クライビィーチを英語にすると、
レッグブリーカー
じゃないですかね?
似てません?
ウォーズ・レッグブリーカーに。
今はウォーズではなくクロエで、そして若干変形気味なので、"ローリング"をつけて
クロエ ローリング・ピアートクラビィーチ!
ということなのかな?
今回はキン肉マン第474話の感想でした!
いやあ、場面が飛ぶ飛ぶ。
これ、本気で4試合同時展開で行くのでしょうか?
団体戦の試合展開としては前例のない連載方式で、同じようなジャンプ系チーム戦バトル漫画でも見たことないかな。
まあ全部のマンガを読んでるわけではないのでひょっとしたら前例あるかもですが。
「NARUTO」が最後の大戦で近い描写してたかな?
でも一戦にスポットが当たったらそこに集中してましたし。
まあ前回と今回にかけて読んでる方としては忙しくとも、このまま同時展開するのにも興味はありますね。
次回以降どうなるか楽しみです。
あと、ここにきてウォーズマンのもう1つの姿、クロエの名前にスポットがあたって驚きですね。
前々より女性っぽい名前だなと思い、検索すると女性もののブランド名にもヒットするクロエという名前にそんな理由があったとは。
ウォーズマンが女性として生まれていたなら両親がつけようと思っていた、愛のこもった名前。
Ⅱ世で登場した時からそんな裏設定を考えていたのだとしたら…
すごいなあ、ゆでたまご先生。
その名前のエピソードとともに、長い時を経ての伏線回収に感動しまくりな今回でした。
今回はこの辺で。
いつかまたここで会いましょう。
名前と言えば、ネプチューンマンの頭上の人にも早く正式に名乗ってもらいたい次回へ続きます!
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