この絵だけ見ると「聖闘士星矢」だとは思えないな…
まあ毎回か。
どーも、たけGです。
五老峰に張られた結界によってその存在を隠されている女神アテナことサオリちゃん。
その存在を感知した顕現の神、メーティスが結界の存在を知る。
結界を破壊せんとするメーティスの前に聖闘士、紫龍が駆けつけた。
紫龍vs.メーティス、激突必至!
と、いうのが前回のお話でした。
じーさんズと違って神に抗う力を持つ紫龍を前に、メーティスがとる行動とは?
まあ今回のタイトルとサムネで大体は判明してますが、その行動、内容について語っております。
大きなネタバレ回ではないと思いますが、読んでない方にとってはネタバレになってしまうかとも思います。
なので今回もやっぱり、未読の方はご注意を!
まず本編を読みましょう!
単行本待ちの方もご注意を!
顕現の神、 メーティスと対峙する紫龍。
その眼には畏れも敬いもなく、ただただ不敵にメーティスへ視線を突きつける。
とんでもねえ、アタシゃ神サマだよ
メーティス様はそんな紫龍の態度が実に不愉快。
ズが高い!
礼儀知らずはとっとと去れ!
とばかりに焔を顕現。
神にとって”去れ”とは、この場からどこかへ行けということではなく、この世から存在そのものごと去れ、ということ。
無から焔を生み出し紫龍を焼き尽くそうとするも、紫龍は全く臆さず拳を一閃。
昇龍覇かな?
焔を打ち消し、メーティス様へも一撃喰らわせます。
メーティスは本来は顕現の神。
隠されたものを看破するのが本来の役割。
闘神ではないので、闘うことは不本意。
というかあまりお得意ではない様子。
しかしそんな全てを看破する顕現の神の力をも阻む、強力な女神の結界。
転生したばかりで未成熟な女神アテナを隠すための結界であろうと察するメーティス様。
それを看破し、他の神々を呼ぶためにはまずはその結界を破壊しなければならない。
そのためには結界を守る紫龍と闘わねばならない。
メーティスは全てを顕現させる。
女でもある。男でもある。
故に、男神としても存在出来うる!
男神強臨!
男、というか獣のような神が姿を現した!
女神から男神へ変身したのでしょうか。
否、メーティスはメーティスでこの男神の後ろにいる!
ああ…疲れてしもうたぞ
産みの苦しみだ
メーティスは顕現の神。
闘いに特化した神を産み出した!
って、あれ?
女でも、男でもあるって、そのどちらにもなれるってことじゃなかったのメーティス様?
その答えは、
これは頭脳の我から分かれた男…
愚かな馬鹿者…
女でもあり、男でもあるメーティス様は、頭脳を担当する女神である自分から闘いを担当する男神を分割して産み出した、ということでしょうか。
お互いの利点を活かした男女の融合神モードもありそうな気がしますし、そちらの方が絶対に強いかと思いますがメーティスとしては結界も壊したいし紫龍も倒しておきたい、ということで2つに分かれた、ということなのかもですね。
頭は悪いが滅法強いと、貶してるんだか賞賛してるんだかわからないメーティス様ですが、男神の強さは確かに本物。
強力な連撃を紫龍に見舞いました。
その力を見てじーさんズは紫龍にこの場を任せて慌ててその場を離れる。
メーティスが思うようにアテナを守りに行ったのか、それとも他の結界を守りに行ったのか。
どちらにせよ、このままだとメーティスの道案内をさせてしまうに等しい行為。
おそらく、紫龍がこの場を引き受けたのは、目の前の男神だけでなく、メーティス本体も釘付けにしておく、ということゆえの
承知‼︎
なのでしょうね。
獣の如く荒れ狂う男神を相手に闘う紫龍。
しかし、生身の体では分が悪いか。
神を穿つ拳は傷ついている。
それを見逃さない顕現の神サマ。
何故、生身で闘うのか?
本物の聖闘士ならば何故、聖衣を纏わぬのか?
それとも…
纏いたくても、出来ぬのか…?
オレは、脱いだ方が強いからだ!
とは言わないだろうなやっぱり。
今回は「聖闘士星矢エピソードGレクイエム」第54話の感想でした。
メーティスと紫龍の直接対決!
と、なるかと思いましたが、闘いに特化した半身である男神サマとの闘いになりましたな。
これがまた、これが「聖闘士星矢」だとは全然連想できないお姿の神サマですが…
まぁこのエピソードGシリーズは最初からか。
しかし僕個人としては、これでまずは紫龍がこの男神を倒すんじゃないかな、と予想。
それは、メーティス自身との前哨戦として。
一輝が神兵であるグリゴリと戦った時のように。
まあこの男神は、確実にグリゴリよりも格はずっと上だとは思いますが。
滅法強いが、頭が悪い。
つまり力は強いが、冷静な戦略を備えているわけではない。
これだけで充分に紫龍の勝ちフラグが成立していると思われます。
そして紫龍が聖衣を纏わない理由について。
デスクイーン島に帰還した時には天秤座の聖衣を纏っていたし、一輝の時のように纏えない理由はないのではないかと思います。
なので、強いけど頭の悪い男神相手に聖衣は必要ない、ということではないでしょうか。
生身のままで男神を倒し、メーティスを一つに戻してアテナの元へ行かせない。
で、天秤座の黄金聖衣を纏って闘う、ということなのではないでしょうかね。
どちらにせよ個人的な予想ですけどね。
今回はこの辺で。
いつかまたここで会いましょう。
天秤座の武器を使うところも見てみたい次回に続きます!
コメント
たけGさんの感想につきる話でしたね。俺は脱いだ方が強い。そのとおりなんですが。
メーティス様については、産みの苦しみとおっしゃっておられるので、男神様は分体ではなく
子供か眷属のような存在では無いでしょうか。疲れる程度で神様を産めるなら軍隊つくればよいのでは。
ご老人が、何処に行ったか気になりますね。アテナの所に帰って、12人の老人が天秤の武器を手に
持っていればおもしろいのにとか思います。
次回こそ、紫龍の本格的な戦闘を期待ですね。
>名無しさん
コメント、いつもありがとうございます♪
なるほど、顕現の神ゆえに眷属を次々と生み出せるのかもですね。
例え倒されてもまた新たな男神を生み出せる、だけどメーティス様自身は消耗していく。
そんな戦いになるのかもですね。
ご老人たちが天秤座の武器を持つ、それも面白い展開かも。
次回の展開に期待したいです。
「ゴールドではないけど特別な位置づけの聖衣もしくは聖闘士」は派生作品も含めて割といるけど、天秤座は「黄金聖衣の中でも特別な位置づけ」なので、本領を発揮するにはフェニックス・パワー注入で輝きを取り戻すだけでなく改めてアテナの承認が必要な二重の封印状態なのかもしれませんね。
>響さん
更新されたばかりの最新話でも、アテナがまだ不完全だから聖衣を纏えないのか?みたいなことを言ってましたね。
聖衣を纏わずに生身で戦い続けているのも、確かにアテナの覚醒が関係してるかもですね。