聖闘士星矢エピソードGレクイエム第55話「降り堕ちる流星」感想・紫龍の性癖も看破する顕現の神サマ

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紫龍さん、その性癖を神サマに看破されてしまうの巻

どーも、たけGです

転生したアテナの存在を感知し、結界内へと侵入してきた顕現の神、メーティス。

しかしアテナの力を封じ込めた神器と、かつての聖闘士候補生たちの小宇宙による結界の力によってメーティスであっても完全にアテナの位置を感知するまでには至らない。

完全に看破するためには結界を形作る装置を破壊せねば。

そのメーティスの侵攻を阻止せんとする天秤座の黄金聖闘士、紫龍。

闘いはあまり得手ではないと言うメーティスは、闘いにのみ特化した男神を顕現させる。

圧倒的な力を振るう男神を前に生身で戦い続ける紫龍。

聖衣を纏わないのには、何か理由があるのか…?

と、言うのが前回のお話でした!

紫龍はなぜ聖衣を纏わないのか。

紫龍は裸の方が強い!

と、言うのはいわゆる原作でのお約束的なネタであって、聖闘士なれば聖衣を纏うことが道理。

それを纏わないのは、もしくは纏えないのは何か理由があるのか?

その辺のネタバレになるようなことは、特に今回は進展はありませんので配慮するようなこともないとは思いますが…

それでもやっぱり初見の人には知りたくなかったなあと思うようなことも書いているかもしれません。

なので今回も、未読の方はご注意を!

まず本編を読みましょう!

単行本待ちの方もご注意を!

五老峰に作り上げられた結界。

それが崩され始め、本来の、神の業火に覆われた世界の姿が露わになっていく。

サオリちゃんはこの光景の切り替わりを、

緑に彩られた世界が、偽装された世界…赤き炎の大地で隠されていく

と、言ってますが、どちらが本当の世界なのでしょうかね?

神の力によって炎に包まれた世界が本当の世界で、小宇宙の結界によって仮初の緑の大地を被せているのか。

それとも本来はまだ自然豊かな世界をも、神々が残された人々に絶望を与えるために偽装を施しているのか。

この状況を目にしてサオリちゃん、自分はまだ弱いけども闘える

闘えぬ皆のためにも行かせてほしいと訴えます。

しかしそんなサオリを見て春麗さん

貴方は弱すぎる

と一蹴。

本当の意味で強くなれと。

ある程度ポントス様の攻撃も凌いでいたサオリちゃんの強さ。

一輝に鍛えられた個の戦闘力は聖闘士候補生だったおじーちゃんズよりも高いものがあるでしょう。

しかし今のアテナとしてのサオリちゃんの心は弱すぎる。

戦女神アテナとしての揺るぎない強さ、動じない心の強さ。

今のサオリちゃんが無意味に前に突っ走っても敵にその存在を知られることになり、守ろうとしている者たちの努力さえ無為にしてしまう。

自分が人々にとっての最後の要であり、道標でもあるということ。

故に自身が揺るぎない心で冷静に状況を判断できる強さを身につけることこそ、紫龍が一輝より引き継いでサオリちゃんに伝えているのもなのかもですね。

一方、生身で男神と戦い続ける紫龍。

裸で戦うのが趣味?

聖闘士に同じ技は二度通用しない。これはもはや常識!

ぐらいに常識になってるのではないかと思われる核心をメーティス様、突いてきましたよ!

さすが顕現の神サマ!

紫龍の本心を看破しております。

男神はその力で持って、燃える星を顕現。

メーティス様の中の男から生み出されただけあって、自身も何かを顕現する力を備えているようです。

しかもその燃星がいくつもの流星となって降り注ぐ、まさに真の天変地異。

神なる「業」

神力(デュミナス)‼︎

降り注ぐ流星の中、その身を鮮血に染める紫龍。

その目は輝きを失わず、拳を一閃。

廬山昇龍覇‼︎

その一撃は昇龍となり、数多の流星群を破壊していく。

しかし、全ての流星を破壊したにも関わらず、その昇龍覇は男神に傷一つ付けられなかった。

そしてこの状況下、更に傷を負っているにも関わらず聖衣を纏わない紫龍。

その紫龍を見てメーティス様は、聖衣を纏わないのではなく、

聖衣を纏えない

と表現。

お前達の女神は、失敗作だ!

と宣言した!

今回は聖闘士星矢エピソードGレクイエム第55話の感想でした。

なぜ紫龍は天秤座の聖衣を纏わないのか。

メーティス様の言うように、纏いたくとも纏えない理由があるのか。

と言うところですが、今の不完全なアテナの状態だと聖衣を纏うことが出来ない何かの理由があるのでしょうか。

前回のポントス様との闘いの際に、獅子座の黄金聖衣を復活させるためブラックペガサスがその命を投げ出して蘇らせた。

その後、この世界に帰還した紫龍は天秤座の黄金聖衣を纏っていた。

もはや聖衣を纏えぬ理由はないようにも思いますが、ここにアテナの存在が関係しているのかもしれませんね。

アテナあってこその聖闘士、聖衣であるのならばアテナの力によってその存在も左右されるのかもしれません。

前のポントス様との闘いの際にはアテナが同じ場にいたと言うのがありましたが、今回はアテナは離れた場所で待機中。

今のアテナはあまりに弱いから、離れた場所では聖衣の使用に干渉することが出来ない。

サオリちゃんが戦場へ行かせてほしい、と言うのも自分が行けば紫龍が黄金聖衣を纏うことができると言うことを無意識に理解している故なのかもしれませんね。

まぁ僕の予想なんで的外れな可能性の方が多いですけども。

今回はこの辺で。

いつかまたここで会いましょう。

メーティス様の口ぶりを見てると生身のままで男神に勝ってほしいとか思わないでもない次回へ続きます!


 









コメント

  1. 名無し より:

    廬山昇龍覇を一回、打つだけの回でしたね。
    聖衣は、氷河召喚のギミックか何かで使えないのではないかと愚考してます。
    お話進みませんね。

  2. たけG より:

    >名無しさん
    紫龍は相変わらず生身で男神と戦ってるし、メーティス様も男神にあとを任せて離れるのかと思いきやそのままだし、サオリちゃんはまたもや春麗に怒られてるしで進展全然なかったですね。
    廬山昇龍覇打ったのと、メーティス様が紫龍の趣味を見抜いたぐらいですか。
    なるほど、氷河復活のためのフラグなのかもしれませんね。

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