キン肉マン第483話「最終戦闘モードの洗礼‼︎の巻」感想+ちょっぴりアニメ感想・RPGの鎧などでも食事が不便そうだなって思うものあるよね

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最終戦闘モードの危険性に戸惑うウォーズマンを見て、敵であるペシミマンはなんと声をかけたのか。

どーも、たけGです。

アニメ「キン肉マン完璧超人始祖編season2」

マンガの更新が前回お休みだったので2週分ですね。

バッファローマンとグリムリパーの試合も決着、そして待ちに待ったウォーズマンの登場!

そして話はほぼ2週分ロビンマスクとネメシスの試合でした。

それがまだ決着までいかず。

このseason2、いや、season1から含めて1番時間をかけているのではと思えます。

元々の原作での戦いも他の試合と比べれば長めだったロビンとネメシスの試合でしたが、アニメの方でもそれをしっかりと描いている感じですね。

特にロビンマスクがネメシスへ語る過去の回想シーンについては原作以上だったと言えるでしょう。

スカルボーズとシーク星人が出てきた時には、思わず声が漏れましたから。

あとナチグロンがレフェリーとして出てきてるところとか、シーンのチョイスが絶妙だなぁと感じましたね。

そしてラスト、エンディングテーマが流れず話の展開が続く中でスタッフロールが下の方で流れていくという演出。

ニクい演出でしたなあ。

肉だけに。

そこから続いていく、おそらくはロビンvsネメシスのクライマックスですが次回はお預けで、総集編のような「完璧・無量大数軍との戦い!その軌跡‼︎」となるようです。

今このタイミングでインターバル置くの⁉︎とも思いますが、実は前回から今回の放送の中で時々、作画が安定していないなあと感じる瞬間が何度かあったんですよ。

ネメシスやロビンがアップになった時などに感じられることもあって。

先に書いた回想シーンのようにクオリティ高いシーンとの作画の激しさに、余計気になったものです。

ですが限られた製作スケジュールの中で全てを高クオリティで再現するのって、とても大変な作業だと思うのです。

時々こうやってインターバル起きながら、スタッフの皆さんも十分に休息をとってもらって、より良い作品を届けてもらいたいなあと思います。

さて、一方で連載中のキン肉マンに話を戻しまして。

自身の体内に殲滅兵器としての武装モードが隠されていたことを知ったウォーズマン。

その事実に打ちひしがれているところへ寄り添う言葉をかけたのは、まさかの敵であるペシミマンだった。

同じ機械超人同士、その悲しみはよくわかると。

ペシミマンの言葉に、今は戦うことに集中することにしたウォーズマン。

全身に装着された武装でもって、ペシミマンを圧倒する!

というのが前回のお話でした。

今回も引き続き悩める機械超人ウォーズマンと、頼れるアニキのような機械超人ペシミマンの試合。

大きなネタバレに繋がるような内容はないと思いますが…

まだ読んでない人にとっては、それは知りたくなかった!みたいなことを書いているかもしれません。

なので今回もやっぱり、未読の方はご注意を!

まず本編を読みましょう!

単行本待ちの方もご注意を!

全身トゲトゲボディでペシミマンに全体重で押し潰したウォーズマン。

更に間髪入れずに追い討ちのセントーン!

今度は背中のトゲトゲでもってペシミマンを串刺しに!

ペシミマンもはや全身穴だらけな大出血、いや、オイルかな?

ともあれかなりのダメージを負うも立ち上がってくる。

もはや満身創痍状態のペシミマンを見てウォーズマン、ハッと我にかえる。


ダメだ…このモードは…

動きのすべてが危険すぎる!

自身の攻撃、それもボディプレスとセントーンという普通ならなんの変哲もない攻撃でさえ、致命傷になりかねない攻撃になってしまっていることを改めて痛感。

躊躇の気持ちが芽生えちゃってますが、これはウォーズマンの本来の優しさが顔を出しているのだと思います。

残虐超人時代にベアークローでもってティーパックマン、ペンタゴン、ラーメンマン、名もなき囚人超人たちを血の海に沈めてきたウォーズマンでしたが、本来のウォーズマンはそんなことを好まない優しい超人であるということを見抜いていたのはただ1人。

今やキン肉王妃となっているビビンバちゃんだけでしたね。

そう、本来のウォーズマンは優しい心の持ち主なんです。

ま、ロビンだって本当はわかっていたのかもしれませんが、バラクーダ時代のあの言動、しまいには負けたウォーズマンをウスノロ呼ばわりしてもいましたからねえ。

自分の目的や感情を優先しがちだからな、師匠。

とにかくウォーズマンは本当ならベアークローなど使わずに正々堂々と戦いたいクリーンな心を持っており、スグルをして「ベアークローを使わない方が強い!」とも言わしめているんです。

ま、その後のバッファローマン戦以降はベアークローを躊躇いなく振いまくっているし、ベアークローを失った時点で「アワワ…」なんて言っちゃってるのですが。

それはさておいてウォーズマンは本来は心優しき正義超人なわけで。

自分の攻撃1つで大ダメージを負っているペシミマンを見て、このモードで戦い続けることに躊躇してしまいました。

しかし対するペシミマンの方はその身体的ダメージの割に意に介さず。


この程度で自分の攻撃にビビってるのか?


ナメるなよ…このクソガラクタ野郎

と、有吉弘行ばりの毒舌あだ名込みで挑発。

有吉さんの毒舌あだ名はそこに愛があるものですが、ペシミマンのこのクソガラクタ野郎にも裏返しの愛を感じられます。


1億の超人強度を持つオレからすれば、これはたかだか100万パワーで戦うお前にようやく与えられたハンデのようなもの

だからその最終戦闘モードとやらで本気の闘いを見せてみろよ

いや、これは挑発ではなくむしろ激励!

やっぱりペシミマン、ウォーズマン好き好きオーラが溢れてますよ!


時間超人の思い上がりを止めたいんだろ、お前はーっ!

更にウォーズマンの想いをアツく代弁しながらトゲトゲボディのウォーズマンへタックルを敢行!


ペシミマン…お前…!

そのペシミマンの言葉に、行為に、ウォーズマンも心を打たれたのかの様子。

ウォーズマンの心も揺らいだか。

ウォーズマンの目の周りの影と血の描写が、どことなく涙が滲んでいるようにも見えてきませんか?


お前がビビることじゃねえだろ!

これでもまだハンデが足らないくらいだぜ〜っ!

前回、忌まわしき記憶の産物が体に仕込まれていたことを知ってショックを受けているウォーズマンへ、寄り添う言葉でその心を癒したペシミマン。

一方で、実はウォーズマンを籠絡して自分の陣営に取り込もうとしている故の発言ではないかと疑ってもしまいましたが…

この言葉に、この思いに嘘偽りはないでしょう!

どこまでが嘘か本当かわからなかったファナティックとは違って、本心から同じロボ超人としてのウォーズマンの気持ちに寄り添い、その上で純粋に1人の超人レスラーとしてウォーズマンと向き合っているだけなのでしょう。


僕はペシミマンの言葉を信じます!

これでペシミマンのこの言葉や行動が演技だったとしたのなら、実は騙されていたということになったら僕は鼻からスパゲッティを食べますよ!

ウォーズマンに馬乗りになって顔面パンチを繰り返すペシミマン。


旧式とバカにしていたが、旧式の中にもほどほどに骨のあるヤツがいたのはうれしいぜーーーっ!

なら正々堂々いこうぜーーーっ!

あっ!

正々堂々言いましたね!

正々堂々戦おうって宣言しましたね!

加えて、ウォーズマンのトゲトゲ武装を、1億パワーと100万パワーの間を埋める丁度いいハンデと言ってましたよね!

なら、時間超人特有の超回復能力で、これまで受けたダメージをジュゴジュゴ回復して、自分だけリセットなんてしませんよねペシミマン!

ウォーズマン、ペシミマンの熱いエールにも似た訴えに答えるかのように、再びその目に光が宿る!

ペシミマンのマウンティングポジションを足の力で脱出して放り投げる。

しかしペシミマンはその攻撃の手を緩めず、ウォーズマンの鋲のない部分を狙って蹴撃を加えていく。


ニキッ!

アガッ!

ニキッ!

アガッ!

妙に呼吸が合ってるな。

やっぱり仲良いな、この2人…

そのまま空中でニキリャー!と強烈な延髄斬りを見舞う。

後頭部に強烈な一撃を喰らって、バランスを崩すウォーズマン。

しかし技を放ったペシミマンもバランスを崩す。

それを見逃さないファイティングコンピューター。

ウォーズマンスマイルが発動!

先に体勢を立て直して空中でペシミマンを背後から捉え、両足を固めた上で後頭部、延髄のあたりにスケールベアークローをグサッと突き刺しそのまま落下。

そのまま全体重をかけて石のリングに落下する、かつて見たこともないほどにエグさ満点の技、


クルシフィクション ベア・クローッ!

クルシフィクションとは、調べてみたところ磔(はりつけ)の刑などを意味するそうです。

イエス・キリストの十字架への磔が該当するそう。

磔状態で全身の動きを封じ、身動きが奪わった上での後頭部への串刺しの刑!

見た目からしてかなりのエグ技ですが、ウォーズマンがその気になればそのリーチの長いベアクローでペシミマンの喉元まで突き抜けさせることも可能だったのではないでしょうか。

先端部を刺しただけで止めているのが、正義超人としての矜持か、ウォーズマンの優しさか。

しかし流石にそのダメージは深刻。

さしものペシミマンもダウンを余儀なくさせられます。

ダウンカウントが続く中で立ち上がってくるペシミマン


やるじゃねぇか、初めて見たとか言いながら、その衣装を完全に使いこなしてやがる…

あっ、これ衣装なんだ。

全身に穴が空き、大流血しながらもしっかり帽子だけは落とさぬよう立ち上がる伊達男ペシミマン。

機械超人とは言え、確かになんというタフネスっぷり。

立ち上がったペシミマン、ウォーズマンの最終戦闘モードに対抗できうる秘策があると宣言。

両手をグッと握りしめて力を込める。

これまでボディーカラーと同色だと思われていた両目が怪しく光り、何やら不穏な空気を醸し出します。


ニキニキ

こ、これは…この空気感は…

エル・ドミノスやファナティックがジュゴジュゴし始めた時の流れを思い出せませんか?

ペシミマン、正々堂々やろうぜって言ったよね?

ウォーズマンの最終戦闘モードを丁度いいハンデって言ってたよね?

だから、このモードで負った傷を回復してリセットするようなことは正々堂々とは言えないと思うんだけど…

この、今にもジュゴジュゴ効果音が出てきそうなこの雰囲気…


鼻でスパゲッティ食べる練習しないといけないかな?

ドラ◯もーーーん‼︎

今回はキン肉マン第483話の感想でした。

今回もペシミマン、男を上げましたねえ。

最終戦闘モードとなったウォーズマン。

全身凶器とも言える自信の武装の危険さに躊躇すら覚えてしまった。

そんなウォーズマンのモードを否定することなく、丁度いいハンデだとまで言うペシミマン。


オレを倒したいのなら持てる力全て使って全力でかかってこい!

そんなペシミマンの言葉が、行動が、ウォーズマンの氷の心をも溶かしていってるかのようです。

いやカッコいいなペシミマン。

それだけにあのチートな超回復能力を使って欲しくないところなんですけど。


オレも持てる力の全てを使ってやるぜーーーっ!

とか言うのも、あの能力だけはちょっと違う気がするんだ…

そして今回も男を上げ続けるペシミマン。

この試合だけで終わってほしくないキャラになってきました。

かと言ってウォーズマンが負けるのも見たくない。

どのような形で決着へと持っていくのか。

ここでキン肉マン感想文仲間である盟友のオレ流アキラさんが興味深いことを書いていました。

いずれにせよ、次の攻防が彼らの闘いの最終局面なような気がしますね。そしてここにまた狼の部屋の三バカトリオが絡んでくるのか否か。

ただ彼らは自分たちの自己顕示欲だけで生きているので、ウォーズマンが負けそうになるのであれば、それを回避するために何かしらのテコ入れをしてくる可能性があります。最悪のシナリオは遠隔操作による自爆ですよね。

事実、ニコの父さんのミハイルマンにもそれがあったので、ちょっと嫌な予感がします。杞憂であればいいのですがね。

オレ流「今週のキン肉マン第483話ー最終戦闘モードの洗礼‼︎」より

勝手に引用してしまって、どーも、スマンリキ(笑)

コワルスキー長官ら狼の部屋の面々にとっては、侵入者ペシミマンも裏切り者ウォーズマンもどちらも始末したい存在には違いなく。

一度はペシミマンを追い込んだウォーズマンの最終戦闘モードの実用性は証明された。

これ以上の検証はもはや不要。

2人まとめて葬ってしまうのダー!

ポチッとな。

と、最終戦闘モードと同様にウォーズマンの体内に仕込んでいた自爆スイッチをオン。

リングで巻き起こる大爆発。

両者まとめて葬ったと思った長官たちは高笑い。

しかし超回復能力で持って再生したペシミマンが立ち上がる。

物言わなくなったウォーズマンを見て怒りに震えるペシミマン、狼の部屋を完全に破壊して壊滅。

そのあとで無言でウォーズマンを抱えたまま立ち去っていく…

こんな展開も見たくないけど、ウォーズマンとペシミマン、この両者を負かさず、株も落とさずに試合を終える方法としてはありかなと思ってしまったんですよねえ。


見たくないけど。

でもそれだけ、ウォーズマンを負けさせず、ペシミマンを生かす決着の方法が思いつかなくて。

ま、そんな僕の貧弱な想像を吹き飛ばすような結末が待っていると思うんですけどね。

今回はこの辺で。

いつかまたここで会いましょう。

ウォーズマンの最終バトルモード、燃費も激しくなってるんじゃ?と思ってもしまう次回へ続きます!














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