キン肉マン第485話「真・スクリュードライバーが貫く先‼︎の巻」感想+ちょっぴりアニメ感想・お酒と自分語りは酔いすぎに注意

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ウォーズマンの高速回転に対してペシミマンも高速回転で迎え撃つ!

ロボ超人同士の戦いの結末はどうなる⁉︎

どーも、たけGです。

アニメ、キン肉マン完璧超人始祖編season2ですが…

ロビンマスク、散る!

原作で何度も読んでるから展開と結末はわかってはいたのですが…

やっぱり泣いてしまいましたねえ。

アニメでは音と動きが加わるから、見ていて感情が揺さぶられるのが加速します。

それとテンポですね。

マンガだとどうしても自分のペースで読んでしまいますが、アニメは流れに沿って展開しますからそのまま目に、頭に入ってきます。

ロビンがウォーズマンへ伝えるラストメッセージ、そして友への思い、これはもう胸がアツすぎました!

このシーンは完全に原作を凌駕しているとさえ言える、アニメならではの演出でしたね。

それと、ロビンが最後に出した未完成の技、ブリティッシュ・スティールエッジ!

ここもアツかったですねえ。

アニメで見たら更にアツい。

ですが、キン肉マンⅡ世が終了して早14年。

あの年に生まれた子供たちがエヴァンゲリオンに乗れる年齢になるぐらいの月日が流れているわけで。

この未完成の技がどのような意味を持っているのか、想像もつかない人も今や多いんじゃないかと思います。

ぶっちゃけ、Ⅱは読んでなかったけど完璧超人始祖編からキン肉マンに復帰したって人も多いみたいだし。

知ってる上で見れば胸熱ですし、その先に繋がるものを考えれば確かに号泣ものですね。

そして次回はウォーズマンvs.ポーラマン、決着まで一気に行く感じでしょうか。

seasonも残すところあと2回ですし。

次回、キン肉マン完璧超人始祖編season2

ウォーズマン・リブート‼︎

早く見たい!

って、え?

カマーンダス出るの?

イヤァオ‼︎

そしてこちらも大盛り上がりのキン肉マン原作。

ウォーズマン最終戦闘モードに対するペシミマンの秘策。

それは、硬度9の素材で全身をコーティングすることだった。

硬度を増したペシミマンのボディの前に破壊されていくウォーズマンの装備。

硬度の壁を破るために、ウォーズマンは賭けに出る。

それはいつも以上に回転力を増した二刀流スクリュードライバー!

と、いうのが前回のお話でした!

ウォーズマンの賭けは果たして成功するのか?

そしてペシミマンが語る、衝撃の事実!

その辺のネタバレについて、全く配慮せずに書いております。

なので今回も、未読の方はご注意を!

まず本編を読みましょう!

単行本待ちの方もご注意を!

キン肉マン 87 (ジャンプコミックスDIGITAL)

ウォーズマン、渾身のブーストがけスクリュードライバー。

その名も、


スクリュー・ドライバー改!


サイクロン・ドライバー!

スクリュードライバーのその先の技‼︎

限界ギリギリで全てを出し切る光の矢スクリュードライバーはこれまでも出してきてましたが、これはそうではないスクリュードライバーの上位技といったところでしょうか。

タワーブリッジからのタワーブリッジ・ネイキッド。

キン肉バスターからのキン肉バスター・イモータル。

それらと同じく派生上位技といったところでしょうか。

リビルト・カナディアンバックブリーカーなんてものもありましたね。

光の矢ほど限界ギリギリまで追い込まれてからでないと出せないわけではないけれど、ブーストをかける事で限定的に出せる奥義。

餓狼伝説に例えれば光の矢が潜在能力で、今回のサイクロンドライバーは超必殺技なポジションですか。


誰に伝わるんだ、こんな例えが。

しかしサイクロンドライバー。

カッコいい名前ではありますが…

サイクロンというキーワードは昨今では掃除機のイメージも強いですな。

ウォーズマンの体内にサイクロン式吸引機でも仕込まれていそうな。

ウォーズマン、決死の特攻を見たペシミマン。


ニキニキ、賭けに出やがった!


実に
面白い!


その賭けに乗ってやろうじゃねえか〜‼︎

ガリレオ先生ばりに楽しそうなペシミマン、ブレイクダンス、と言うか、誰もついて来れないかもしれないと思いつつあえてまた言うなら、


アシガラスピンキック!

の体勢で高速回転!

これはもしや…


いつもの3倍の回転で3億パワー‼︎

もしくは、硬度27‼︎

なのか‼︎


竜巻同士の大激突‼︎

打ち消されるのはどっちの風だ⁉︎

マンリキさんも大注目のこの激突の結果は⁉︎

ペシミマンの蹴り足がウォーズマンの顔面を捉えて、その勢いを止めたのか、

ウォーズマンのスケールベアークローの先端は、あとほんの数コンマミリを残してペシミマンに届いていなかった!

この2つの竜巻の勝敗を決したのは、リーチの差‼︎

むろん、ペシミマンの高速回転の威力もあったからこそリーチの差を覆す言葉が出来なかったというのもあるでしょう。

そしてこの激突の衝撃の結果なのか、もしくはウォーズマンのブーストをかけた高速回転に耐えられなかったのか。

コワルスキー長官たちご自慢の衣装も残ったほぼ全てが剥がれ落ちてしまいました。

これでへたっぴイラストを描くのが少しは楽になったな…

ウォーズマンはそのままダウン。

ペシミマンはスタッと着地。

ウォーズマンへのダウンカウントが始まってしまった。

ヤバい!ヤバいぞウォーズマン!


これじゃあその装具の実験は失敗だなあ

ペシミマン、目の前の狼の部屋を見やりながら言い放つ。


あそこのクソ所長どもも、さぞかしガッカリしているだろう


クソ所長!

ペシミマン、コワルスキー長官を指してクソ長官と言いましたね。

最初に狼の部屋へ単独突入した時の彼は人間たちに対して特に思うものはなく、誰も彼もそこに巣食う虫たちくらいにしか思ってなかったのではないでしょうか。

名も知らなくていい、良いも悪いもない、おとなしく出ていけばそれ以上関わるつもりもない、どうでもいい存在。

そんな人間の1人である長官をクソ長官と呼ぶのは、どうでも良い人間という種族の中の一個人に対して明らかに嫌悪感を抱いていることが伺えます。

つまりはペシミマンが本心からウォーズマンに同情し、その心を理解してるからこそウォーズマンを傷つけた長官に対して嫌悪感を抱いたのではないかと思えます。

この先の発言からすると自分たちを生み出してオモチャにしている創造主たちへの憎悪を重ねているのかもしれませんが、ウォーズマンの絶望を見たからこそというのが大きかったとも思うのです。

さて、それでこの先のペシミマンの独白ですが、これがなかなかに興味深く、かつ衝撃的な内容でした。

ペシミマン曰く


人を平気でオモチャ扱いするヤツらは全員失意に暮れればいい

たからオレは神が嫌いだ

ウォーズマンの体を弄くり、実験と称してモルモットにしていた長官たちを神に重ねるペシミマン。


超人たちを生み出したのは神

おかしな容貌(カタチ)でこの世に生まれ、人間のような暮らしも出来ず、地上でもがき苦しみながら生き続けている

それが超人

ロボというだけでなく、超人という種の存在を悲観するペシミマン

まさにペシミズム!

神によって生み出された超人の悲哀を憂いているからこそ、長官たちに弄ばれているウォーズマンの悲しみをも理解したのか。

ペシミマン、その名は伊達ではなかった!

しかし衝撃的なのはこの後!


だからこそ全ての神と袂を分かち…

え?

描かれるのは神々の元を歩き去るペシミマンの姿。

え?


超人という哀しみと矛盾にあふれた存在全てを無に帰そうとしている"刻の神"にオレは付いた

え?え?

刻の神に跪くペシミマンの図。

ここから想像されるに、ペシミマンは刻の神に巡り会うまでは時間超人ではない1人のロボ超人だったってこと?

これまでの個人的な想像、考察では時間超人たちは新たに刻の神から生を授かるもベースとなる超人がいて、その記憶が残っているからだと思ってました。

ペシミマンも前からカウボーイとしての生き様を口にしたりロボ超人の悲哀を嘆いていたりしねましたしね。

生まれたばかりにしてはそんな体験があるんだなあと思ってからの考察だったのですが…

どうもペシミマンの今回の口ぶりからすると、これまでずっと超人界を生きてきたからこその悲観主義に達したというような感じです。

ともするとこれは刻の神サマ、新たに超人を生み出すだけでなく既存の超人を時間超人へと生まれ変わらせる術をも持っているという事でしょうか。

完璧超人たちにその術があったように。

これはまたまたファナティックの存在もわからなくなってきましたね。

ファナティックもやはり、消滅する瞬間のサイコマンを刻の神サマがなんらかの形で回収して時間超人ファナティックとして生まれ変わらせたという事なのかも。

その存在が消滅する直前だったサイコマンは記憶が消滅してしてしまい、ファナティックとして生まれ変わった。

(技やニャガニャガ口調は体に染みついていた)

元気なまま刻の神サマと出会ったペシミマンは、記憶もそのままの時間超人ペシミマンとして生まれ変わった。

そんな考え方も出来ますか。

他のお三方がどうかはまだわかりませんが。

また、ペシミマンが神々と袂を分かったという点からは、彼が神と関係の深い超人であった事が伺えますね。

よもや超神であったとか?

いや、さすがにそれはないかな。

新たな情報が小出しにされてきて、考察のし甲斐があります刻の神と時間超人。

そして、こちらも興味深かったのがペシミマンの刻の神サマ評。


神の中では一番マシ

それがペシミマンの刻の神への評価!

明らかにファナティックやパピヨンマンとは違ってますね。

ファナティックとパピヨンマンにとっての刻の神サマは、


神の中で特別、別格

でした。

彼らにとって刻の神はオンリーワンの存在である事が、その口ぶりから伺えましたがペシミマンにとっては、

神の中では一番マシ

程度であり、オンリーワンではなくナンバーワン、それもぶっちぎりではないくらいだという事が伺えます。

この辺も、以前の記憶を持つ者持たない者の差なのでしょうか。

しかも、

どうせオモチャにされるなら気に入ったヤツのオモチャになって

とまで言ってますからね。

刻の神も結局は、超人をオモチャにしている神のひとり、と断言してるわけですよ。


世界をほろぼし、その終わりを見届ける

時間超人としての矜持を口にしますが、つまりは目的が同じだから刻の神の下についた。

従属ではなく、同盟関係に近い感じで刻の神についていると。

となると、その矜持に、現在抱いている思いに疑問符をつける事が出来たなら、簡単にその関係から抜け出せるポジションにいるわけですよ。

今後、気になってくるスタンスではありますね。

そんな自身の想いを、


なあウォーズマン、お前ならオレの気持ちがわかるだろう?

と振り返り同意を求めると、


ン?

そこにはダウンしているウォーズマンはおらず、すでにウォーズマンは立ち上がり頭上からペシミマンの背後をとるところだった!


わかるわけにはいかない!


ガシィ!

ガシィ!

と、ウォーズマン、ペシミの背後からドッキング成功!

ロボ超人同士だけに合体したみたいにも見えますな。


貴様…いつの間に?

いや、ペシミマン、アンタしゃべりすぎですから!

ウォーズマンが復活する時間、十分与えてましたよ!

っていうか、長々とご高説した後で振り向いたらそこに相手がいないって、まるでコントを見てるみたいでしたから!

ペシミマンの悲観にくれたご高説に応えるかのようにウォーズマンも語る。


気に入った神ならオレもいる

維新の神、オニキスマン

アンタと出会えたことの意味をこの男にぶつけてやりたい

慈悲の神サマ、涙目。

しかしウォーズマンがオニキスマンと出会えたことの意味。

それは機械超人としての生き様。

機械の体を持つことで迫害を受けてきたウォーズマンは、今のペシミマンのように世を呪ったこともあった。

機械の体を持って、この世への復讐を行なっているような時期もあった。

しかしオニキスマンは言った。


機械の体を何故恥じる。

それは使う物の心がけ次第で善にも悪にもなる。

それはおそらく、機械の体で生きるということに留まらず、この不条理な世の中を生きていくことにも通じる心。

この世を生きる中で希望を見出すも、絶望に暮れるのもその者の心次第。

オニキスマンから受け継いだその想いを、この世に絶望しているペシミマンにぶつける。

残された全力を持って!

ウォーズマン、ここで渾身の必殺技、パロスペシャルを決めてきた!

しかしペシミマンは余裕。

何故ならパロスペシャルの上位互換技とでも言うべきブラッケンド・オーバーライダーを先ほど破ったばかり。

その時と同じく、ファイヤーバード射出で振り解こうとするが、ここでウォーズマン


無駄だ!

と、力づくでその射出を押し込める!

ウォーズマンは見抜いていた。

ペシミマンは全身コーティング処理のためにファイヤバードの備蓄エネルギーを大量消費していたことを!

今ならばフルパワーでのファイヤーバードの使用は叶わず、パロスペシャルが通用することを。

いいですね!この展開!

ウォーズマンのカッコよさ、力強さもさることながら、ペシミマンの能力も無限ではなく、その使用にはリスクも伴うという設定。

無限に思える敵の強さは、時として見ているこちらを辟易させる事がありますからね。

Ⅱ世においての元祖時間超人サンダー&ライトニングの加速能力には本当に辟易させられましたから。

使用にはリスクも生じるということが判明したのは、もう終盤も終盤だったからなぁ。

ネメシスが敗北する決め手となった超回復能力にも、早いとこ使用の際のリスクを明らかにしてほしいものです。

ニキニキ、全身コーティングという秘策中の秘策を逆手にとった反撃、見事だウォーズマン!

じゃあオレも突っ張るしかねえなぁ

自慢の秘策に倍プッシュだ!

倍プッシュ!

全身コーティングしたドロドロは、油圧式のようにプッシュされて流れ出す仕組みなのかな?

圧力をかける力や速度を、LIVE時の稲葉さんのようにCD音源よりも更にプッシュプッシュしてくるというのか。

♪あなたは太陽のKomachi-Angel!

本気でPush!Push!

Push!Push!

Push!Push!

ファイヤーバードと肘関節の隙間からドロドロと流れ出てくる液体が、パロスペシャルを仕掛けるウォーズマンの体へまとわりついていく。

これはもしや…

某・超絶美形でエロエロな魔法使いが主人公のファンタジーバトル漫画に出てきた、

衣服だけを溶かしてしまう実に便利なスライムではなかろうな?

次回、キン肉マン第486話

ウォーズマン・まいっちんぐ!

(ないない)

今回はキン肉マン第485話の感想でした。

ウォーズマンvs.ペシミマン

ロボ超人同士の対決もいよいよクライマックスといったところでしょうか。

時間超人五大刻、その出自の秘密がまた少し明らかになった今回ですが、実に興味深い話も出てきた今回。

ウォーズマンがやっぱり1番好きで、絶対に負けないでほしいと思う反面、ペシミマンも好きになりすぎてこちらも負けて欲しくない。

と、いうか消えてほしくない。

絶対みんなそう思ってますよね!

ウォーズマンが勝ち、かつペシミマンが生き残り、味方になる…

とまではいかないまでも、時間超人陣営から離脱してウォーズマンと戦うのはやめにする、みたいな展開が望ましいんですけどねえ。

ウォーズマンがオニキスマンから受け継いだ思い。

それをペシミマンに説き続け、世の中への悲観に暮れていたペシミマンの心をほぐす。

ペシミマンは自分が間違っていたことを悟るも、だからと言ってザ・マンや他の神々が正しいとも思わない。

何が正しいのか、どう生きていけばいいのか、また1人になって考えるさ

と言ってウォーズマンとの戦いは休戦する。

オレの心を動かした、この戦いはウォーズマン、お前の勝ちだニキニキ

こんな結末だったらいいんですけどねぇ。

更にそこで現れる、モニター越しのファナティック。

とうとうこの日が来てしまいましたか〜!

ええ、もちろんわかってはいましたとも!

いつか必ずあなたが裏切ることは、この私にはね!

あれ?

なんだか見たことがあるぞ?

今回はこの辺で

いつかまたここで会いましょう

それでもやっぱり、長官たちが何か余計なことをしでかしそうな気もする次回へ続きます!















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