キン肉マン第491話「放たれし!無限の力‼︎の巻」感想・たまにはプライドを捨てて待ちプレイに徹するのもアリ?

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ネプチューンマンが放った秘策とは?

ちなみに本編にファイティングコンピュータは出てきません。

どーも、たけGです。

サンダーサーベルを用いて、岩のリングを巨大な磁場へと変貌させたネプチューンマン。

電磁力が充満するリングは、もはやネプチューンマンの独壇場!

マグネットパワーでパピヨンマンを翻弄し、必殺のダブルレッグスープレックスを極めて落とした!

と、いうのが前回のお話でした。

マグネットパワー全開で絶好調なネプチューンマン。

いや、って言うかこれはもう絶好調すぎる!

このまま、絶好調なままで果たして行けるものなのか?

そんな不安もはらんだこの後の展開について、ネタバレに配慮することなく書いております。

なので今回もいつものように未読の方はご注意を!

まず本編を読みましょう!

単行本待ちの方もご注意を!

マグネットパワーによる優勢の中でネプチューンマンの大技、ダブルレッグスープレックスが完璧に炸裂!

パピヨンマンを後頭部から岩のリングに叩きつける!

しかしパピヨンマン、マスクが剥がれるどころかすぐさま復活。


この程度でダウンなどせぬ

刻の神よりいただいた宇宙で最も美しいこの肉体には…

無限の力が宿っているのだ!

ナルシーかな、パピヨンさん。

某・蜥蜴座の白銀聖闘士さんの

神よ、私は美しい

を思い出しちゃいましたが。

マスク脱いだお顔を見たくなってきたな…

ちょっとネプチューンマンのマスク狩りを応援したくなってきました。

 
そんなナルシー疑惑も生まれたパピヨンマン、後頭部へのダメージなど何もないかの如く元気にネプチューンマンの技から脱出!


そう、元気!

ファナティックにしろ、ペシミマンにしろ、時間超人たち、とりわけ五大刻の皆さんは試合を続けても続けても、とにかく元気なんですよ。

対戦しているネメシスやウォーズマン、そしてネプチューンマンと比べて体はずっと綺麗なままだし。

パピヨンマンの、“無限の力が宿る肉体”という発言。

やはり時間超人の肉体には尋常ならざる回復力が備わっているのでしょうか。

ジュゴジュゴと視覚的にわかるような超回復能力を使わずとも、蓄積されるはずの小ダメージ程度は何もせずとも回復していってるのかもしれません。

五大刻ではないドミネーターも、ケンダマンに貫かれた腹部の傷が気がついたら綺麗さっぱりなくなっていましたからね。

ネメシスのバトルシップシンクを受けた時のファナティックのように、意識を失うほどの大ダメージを受けた時には気合を入れてジュゴジュゴしないといけないのかもですが、そこまでに至らないダメージだと放っといても肉体の方で勝手に回復していくのかもしれません。

でないと前回、前々回であれだけ攻めたネプチューンマンの攻撃が何もなかったというくらいにダメージの色なくピンピンしてますからね。

マスクの歪みが若干残っているぐらいですがファナティックの帽子と同様、マスクなら肉体ではないですから。

パピヨンマン、上空からのニードロップでネプチューンマン襲う!

まさに蝶のように舞い、蜂のように刺す攻撃!

ネプチューンマンは素早くそれをかわす!

パピヨンマンはそのまま岩のリングへニードロップ!

岩を砕くほどの誤爆で膝を痛めてもおかしくないパピヨンマンですが、やっぱり何事もなかったように追撃を加えるべくすぐさま上空へ。

錐揉み状態で再び落下技を敢行。


テット・トゥルヌヴスーッ

古代ローマでお風呂でも作ってそうな名前の技ですが…

どんな意味でしょテット・トゥルヌヴス。

最近は難解な技名も増えてきたなあ。

車田先生のように枠外に解説書いてくれないかしら。

『ホーロドニー・スメルチ=ロシア語で冷たい竜巻の意』

みたいに。

MISOPETHA-MENOS

みたく読み方もわからん言葉をそのまま書かれても困りますが。

落下してくるパピヨンマンに対してネプチューンマン。

リング上の小石を掴んでマグネットパワーで固め、シールド上にしてパピヨンマンへ投げつける!


マグネット・シールド!

見ている実況アナも、「これは奇策!」と評していますが…

奇策というか、足元にあった石を投げつけているわけで…


完璧超人は、いかなる場合においても凶器を使わないというのが掟ではなかったのかーっ‼︎


う…うらぎられた…
な気持ちになりそうなところですが、まあ元々普通に剣山使って喧嘩ボンバーとかしてる人ですからね。

小石ぐらい凶器の認識ないのかも。

マグネットシールドでパピヨンマンの動きを止め、そのまま

喧嘩ボンバー!

で追撃を狙うネプチューンマン。

しかし、その弾幕でパピヨンマンの降下に一瞬はブレーキをかけるも、


こんな小細工が…いつまでも通用すると思うな。

ネプチューンマンの奇策も、パピヨンマンからしたらもはや小細工!

羽根を一振り、パピヨン ザ ファールで磁気シールドをぶち破る!

この奇策、相手がペンタゴンでも通用しなかったかな。

跳ね返された小石が逆にネプチューンマンの体に突き刺さっていく。

まさに天に唾した行為と言うべきか、手痛いしっぺ返しを喰らうネプチューンマン。

逆に動きを止められてしまい、その隙にパピヨンマンに背後をとられてしまった。

背後からネプチューンマンの四肢を固めていき、最後にその羽根でネプチューンマンの頸動脈を締め上げる!

キン肉マン・マリポーサにトドメを刺したパピヨンマン最大奥義、

ダウンダウン・スカイミッション!

マリポーサが飛翔の神の1億パワーを持ってしても剥がせなかった大技、さしものマグネットパワーを発動しているネプチューンマンでも剥がす事が出来ない!


ようやく捕まえた♡

掟破りの「捕まえた」返しだーーーっ!

前回のニヤリ冬彦さん笑いからの「捕まえた」がよっぽど腹に据えかねていたのか、メキメキとネプチューンマンの体をエビ反り状に締め上げていきます。


さっきまで散々能書きを垂れていたが、これでも1億パワーは脆弱かな?

か弱き超人よ

今だ!

言い返すんだネプチューンマン!


この下等超人が!

と、言い返すんだ!

しかしネプチューンマン、両手で頸動脈に絡みつく羽根を引き剥がそうにもかなわない。

地力の差がここで出てしまう。

その自由になる両腕でマグネットパワーを放出することも、もはや難しいか。


先に闘ったマリポーサという超人はなかなかの使い手だった

やむを得ず私も手の内を晒さざるを得なかった

おっ、パピヨンマンがマリポーサ監督のこと、評価している。

な、なんか嬉しいなぁ。


この技のフィニッシュはお前も先刻承知

マットに叩きつけることで完成する

だがさっきのような岩のマットとの斥力を使われてはたまったものではない

ネプチューンマンのマグネットパワーをかなり警戒しているようですパピヨンマン。

前回は確かに、珍しく動揺してましたからね。


だからお前はこのまま失神させてやる!

マグネットパワーを使って逃れられないよう、しっかり絞め落としてから落とす作戦のパピヨンマン。


実に面白い合理的だ!

見守る解説役のガリレオクリスタルマン先生も納得の作戦。

リング上はどこもかしこもネプチューンマンのテリトリーも同然。

だからパピヨンマンもリングから離れた空中で、このまま勝負をつけようとしている!

って言うか、そうなんだよ!

ネプチューンマン、せっかく自分のテリトリーを作り上げたのに。

自分でここはもう私の独壇場だって言ってたのに。

なんで迂闊に喧嘩ボンバーで飛び上がって、パピヨンマンを追いかけようとしたかな。

リングで待っておけば良かったのよ。

待ちプレイだよ、待ちプレイ推奨だよネプチューンマン。

格ゲーでは間違いなく嫌われるけど、待ちプレイでパピヨンマンが間合いに入ってくるのを待つべきだったのよ。

それなのにホイホイ相手の戦場に飛び込んでいったからパピヨンマンにとっ捕まって必殺技喰らっちゃうもんだから、独壇場から一転の大ピンチ。

得意でないのにホイホイジャンプして相手のエリアルレイブのいいカモになってしまう、たけGさんみたいだ。


格ゲー下手で悪かったな!

でも、下手くそのくせに完璧超人のようなプライドの塊みたいなもんなんで、待ちプレイなんてできないんだよなぁ。

話を戻そう。

メキメキ締められて、さすがの完璧超人ネプチューンマンも落ちる。

ヒクソン・グレイシーに絞められた多くの日本人ファイター達のように落ちていく。

船木は勝てると思ったのだけど、最後は落ちてしまった。

ネプチューンマンも、あの時の船木のように落ちて終わってしまうのか。

ネプチューンマンの表情からみるみる血の気が引いていき、全身の筋肉の力強さが失われ、ついに両腕がダラリと下がる。


真っ逆さまに落ちてデザイア!


そろそろいいだろう

料理の仕込みが丁度いい具合になって来たことを確認するかのように、ネプチューンマンの落ち具合を確認したパピヨンマン。

ネプチューンマンをフィニッシュで仕留めるべく落下を開始。


ああ…!

あっ、しゃべった!100トンがしゃべった!


この世のすべての旧式どもよーっ!

我ら時間超人に盾突く者の末路は

皆こうなると改めてよく知るがいいーっ!

あ、パピヨンマンのこのセリフ。

この試合、もう終わりそう?


トゥルーダウンダウンスカイミッショーーーン‼︎

前回、せっかく自分の独壇場を作り上げたネプチューンマン、本当に終わってしまうのか?


脳天直撃セガサターン!
をワタシに書かせてしまうのか⁉︎

いやいやその前に、


必殺技って、上手いな!

今回はキン肉マン第491話の感想でした。

いやあ、あっという間の大逆転劇でしたな。

ここ2〜3週、完全にネプチューンマンのターンが続いてイケイケだったネプチューンマン。

あまりにイケイケすぎて、この先に落とし穴が待ち構えているかもしれないと思ってたのですが。

やはりマグネットパワー乱用しすぎてましたからね。

シルバーマンが禁忌の力だと言っていたマグネットパワーに、足元をすくわれるんじゃないかと思ってたんですよ。

マグネットパワーに頼りすぎて、本来の力を無意識に削がれてしまっていたサイコマン的な敗北を喫してしまうとか、

マグネットパワーを命の源だというパピヨンマンに逆にパワーを与えてしまっていたとか、


よくわからないけど…なんかわかった!
的にパピヨンマンにマグネットパワーの扱い方をラーニングされてしまうとか、

そのマグネットパワーにこそ落とし穴があると思ってたのですが…

なんのことはない。

地力の差で逆転された感じですね。

パピヨンマン、五大刻、強すぎじゃね?

本編でも書いたように、超回復用いずとも自然回復する無限の肉体を持っているのかもしれませんが。

いやまあここまで強くあってくれないと、ホント、ウォーズマンの敗北が納得できませんしね。

ネプチューンマンや、この後のテリーマン応援している人たちには悪いですが、マッスルブラザーズ3以外は全敗して次のステージ(ザ・ワン陣営など)にスイッチするしかないと予想してますし。

(マッスルブラザーズ3もガストマンは倒すけどエクサベーターは倒せなさそうな気がする…)

いやだけど、それでもネプチューンマンにもまだ勝ち目はあると思いますよ?

最後のパピヨンマンの長口上は、いかにも次回決着!みたいな趣ではありますが。

次回決着の時って、大体こういった流れではマットに着地して脳天直撃セガサターン!言って終わり、次回に続く!なんですよね。

ゼブラvs.マリキータ戦でも、フェニックスvs.アリステラ戦でも、ネメシスvs.ファナティック戦でも、そして思い出したくもない直近のウォーズマンvs.ペシミマン戦でも、落下技が地面に激突してその場は終了、次回はどうなる⁉︎どうする⁉︎Goする⁉︎みたいな流れだったんですよ。

でも今回のネプチューンマンは落下中に終了して、どうなる次回⁉︎になってます。

だからまだわからないはず!

ネプチューンマンにまだ勝ち目があるとすれば

①失神したと思わせたのは実は演技で、リング直撃寸前でマグネットパワー発動、斥力で脱出

②ファナティックがネメシスのバトルシップシンクの力を削いだのと同様に、マグネットパワーでリングを軟質化していた

③キング ザ 100トンが飛び込んできてクッションとなる「さっきの借りを返すぜ…」

みたいな展開もあるかもしれませんから、ネプチューンマンを応援している皆様もまだ悲観するには早いですよ!

誰です?

たけGの予想ほど、あてにならないものはないだなんて言っている人は。

今回はこの辺で。

いつかまたここで会いましょう。

マンリキと比べてクリスタルマンはいい解説の仕事してるなと思いつつ、次回へ続きます!















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