DS「SDガンダム GジェネレーションDS」ガンダム愛が試される。

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全てのガンダムゲーを遊んでいるわけではないので一般論では語れませんが、個人的には1番に挙げたいガンダムゲームがこれです。

どーも、たけGです。

全てのガンダムゲームどころか、Gジェネもそこまで遊んでいるわけではないのですが、このゲームを語る前に、僕の低くて浅いGジェネ歴を紐解いていくとですね…



「SDガンダムGジェネレーション」、いわゆる「Gジェネ」シリーズは、ガンダム好きなら避けて通ることは無かったであろう人気シリーズで、一番ブレイクしていたのは初期のプレステ版3部作だと思います。


かくいう僕も、雑誌の情報や友人の勧めで無印の「Gジェネ」を購入し、プレイしていました。

それはもう面白かった、面白かったはずなんですが、イマイチ乗り切れないままドロップアウト。

以降、シリーズからは距離を置き始めました。

歴代ガンダムの歴史をなぞるそれぞれのシナリオ、モビルスーツの開発など、ガンダム好きにはたまらない要素が満載なのですが、実は僕の苦手なゲームのジャンルにシミュレーションゲームがありまして…

それも大戦略あたりを代表とする、独立したシナリオをクリアしていくタイプの、いわゆるウォーシミュレーションにどうもハマれないのですよ。

一方で、「ファイアーエムブレム」あたりを代表とするシミュレーションRPGは大好きです。

それぞれ独立したシナリオをクリアしていくのではなく、一つの繋がった物語を追っていくタイプのシナリオ型のシミュレーションRPGがいいんですよ。

なので、「Gジェネ」シリーズからは脱落した僕でも、「スーパーロボット大戦」シリーズは大好きなんです。


「スパロボ」シリーズは原作を再現するだけでなく、原作ではありえないシチュエーションでの異なる作品間のクロスオーバーが見られるのも好きな一因でした。

Zガンダムのカミーユと逆シャアのシャアがZのクワトロとしての関係を経た上で戦場で再開し、それぞれの思いをぶつけ合う場面なんて鳥肌立ちましたね。


「容赦はしませんよクワトロ大尉!いや、シャア・アズナブル!」

なんてセリフが飛び出した日には、これだよこれ!これが見たかったんだよ!なんて思ったものです。

でも近年のスパロボは、おっさんにゃ知らないロボットが増えてきまして、ああ、ガンダムだけのスパロボをしてみたい・・・

そんなGジェネ < スパロボなこの僕が、数年ぶりに手に取った「Gジェネ」が、ゲームボーイアドバンスの「SDガンダムGジェネレーションアドバンス」でした。


この『Gジェネアドバンス』は当時行きつけだったゲームショップの広告の品として、確か新品1000円くらいで売りに出されていたものでした。

携帯ゲームで気軽に遊ぶのならGジェネでも出来るかもしれないし、1000円なら外しても大丈夫かな、ぐらいの気持ちで買ったのでしたけどね。

ところが、このソフトが僕的には大当たりで、すごいハマりこんで遊んでいたのを覚えています。

ちょっと苦手なキャンペーン型のウォーシュミレーションタイプでなく、1本のオリジナルシナリオを軸としたシミュレーションRPGタイプのゲームで。

それも異なるガンダム世界のキャラクター達のクロスオーバーが満載、言ってしまえば僕が求めていたガンダムオンリーのスパロボという感じでした。

従来のGジェネが好きな人にこの仕様はどうだったのかな、とも思いますが、僕的にはこっちの方が全然オッケーでしたよ。

なによりククルス・ドアンが出てきて仲間になるだけでなく、Gガンダムのドモンから指南を受けるなんてクロスオーバーが見られたのは、鳥肌通り過ぎて、考えた人の頭どうかしてんじゃないの!?とか思いましたもの。

いや、褒め言葉ですよ。

そんなGジェネアドバンスを経て、次に手にしたのが、NintendoDSを購入した当時に出た新作「SDガンダムGジェネレーションCROSS DRIVE」でした。


今回のテーマに挙げている(前置きが長すぎてスイマセン…)「GジェネDS」の発売当時はまだDS持っておらず、ようやくDSを購入した直後に発売されたのが「CROSS DRIVE」だったのです。

事前の情報ではオリジナルのシナリオを追っていくタイプのGジェネということで、「Gジェネアドバンス」でハマった記憶があった僕は、発売日に即買いしましたよ。


ほぼ定価で。

それがまさか、通常の3倍以上のスピードで値崩れしていくとは、誰が思ったでしょうか。

それもそのはず、タッチペンオンリーのシンプル&快適を詠ったストレス&劣悪な操作性。

「刻を越え、重なり合う想い」なんてデカデカと言っているのですが、全然重ならずクロスオーバーしない想い(シナリオ)。

政治家の公約かっていうぐらいに裏切られましたよ。

スパロボやGジェネアドバンスで見られたif展開も全く見られず、僕のやる気もみるみる内に萎んでいきました。

ああ、これでもうGジェネと交わることはなくなるのか・・・

と思った数年後に、再び近くのショップのセールで購入したのが「GジェネレーションDS」だったのです。


ネットでの評判が良かったので、気になっていたこともあり、1,480円ならいいか!と思って購入しちゃいました。

ですが、「CROSS DRIVE」の悪夢もあってなかなか手をつけられず、数年積みゲーと化していたのですが、今回、ちょっと遊んでみようと思い至り、引っ張り出してみました。

評判に違わず、このソフトは良いですね!

「Gジェネアドバンス」を思い出させる良さがあります。

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なんせ、始まりがジオン軍視点!

最近いろいろと話題の新作アニメにも通じる展開じゃないですか?

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そして自軍の初期のユニットが、シャア、ロベルト、アポリーですよ。

いわばグリーンノア突入の皆様方で、なんだ、つまりはZガンダムのシナリオじゃん!

とか、このゲームを遊んでいない人は思うかもしれませんが、このステージは1年戦争中のサイド6宙域。

シャアはクワトロでなく、例のちょっと変な仮面を被った赤い彗星です。

敵ユニットとしては、ホワイトベースの面々も出てくるのです。

史実なら勝てるわけのない相手ですが、これはゲーム。

「連邦のモビルスーツはバケモノか!」とまではいかない強敵レベルで留まっており、IDコマンドを駆使すればそこまで労せず撃破できます。

ま、撃破しても撤退するだけなので、スパロボライクで安心です。

ステージを進めると、シーマやガトーといった0083の面々や0080のバーニィが仲間になり、08小隊のアイナやギニアスも登場します。

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更にはMSVの、真紅の稲妻さんや白狼さんも出てきて、赤い彗星を相手に赤いモビルスーツ絡みの話も見られました。

そして、特定のキャラクター同士を隣接、もしくは戦闘させると原作に沿ったイベントが発生します。

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シャアならもちろん、アムロやセイラと戦闘するとイベントが発生、自軍のララァと隣接させると「交信」出来たりとですね。

そこで数多くの敵軍ユニットに駒を合わせていくと、連邦兵のコンパチ顔に交じって顔付きのキャラがいるわけですよ。

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普通のジムやジムコマンドに乗っているのが、シロー、クリス、ヤザン、不死身の第4小隊の面々・・・

当然、なんらかの関係があるユニット同士ならばイベントが発生し、イベント経験値を稼げるようになっているのです。

となると上手くイベントを発生していきたいと思うのが普通でしょう。

最初のうちのキャラは初級編みたいなもんで、そうそう悩みはしませんでした。

アイナならシローと隣接、バーニィならクリスといった具合ですね。

シャアとヤザンでは時代がまだ違うせいか、なにも発生しませんでした。

あ、別にZでもそんなに絡んでないか・・・

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敵ユニットの中にムウ・ラ・フラガがいたりして、何故?とも思いましたが、SEEDの連合軍は連邦軍扱いなのでしょう。

今後、SEED勢が絡んでくるというネタバレにもなっちゃいますが。


これはガンダム愛が試されるゲームだなぁ!

攻略サイトなどに頼らず、自分のガンダムの知識のみでどれだけイベントを発生させていけるか試していこう!

と思っていた矢先に新たなキャラが自軍に編入されました。

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…ああ、と言われましても…

シグ・ウェドナー、この方って・・・


・・・どなた様?

僕も全てのガンダムを知っているわけではありません。

実はSEED以降のガンダムはほぼ見ておりません。

鉄血のオルフェンズは興味があるので、そのうち観てみようとは思っていますが・・・

(この記事を書いた以降で、『水星の魔女』と、現在放映中の『ジークアクス』は見ました。ま、当然このゲームに出てくるはずはないですが)

でも、確かこのゲームに出てるのはSEED系までで、時代的に00やAGEのキャラは出ているわけがなく、MSVやセンチネルのキャラだったら大体は知っているけど・・・。


お前誰だよ!

ってキャラがいきなり出てきて戸惑わせてくれます。

今作のオリキャラか?とも思いましたが、それにしては一緒に出てきた、やっぱり知らないキャラ達と原作ありきのような理解できない会話をしているし・・・。


お前ら誰だよ!

って疑念が拭えず、すいません、安西先生。諦めました。Wikiで調べてみます・・・。


「SDガンダムGジェネレーション モノアイガンダムズ」という、ワンダースワンで発売されたゲームの主人公キャラだったようです。

そりゃあ、わからんなぁ。

ワンダースワン、持ってなかったし、その頃は前述のようにGジェネに興味持ってなかったしなぁ。

ってか、そんなハードのゲームのオリキャラまで出てくるなんて、よほど深いガンダム愛持ってないと厳しいよ!

今回はNintendo DS「SDガンダムGジェネレーションDS」について語りました。

序盤からいきなり高いハードルを見せられましたが、この調子で己のガンダム愛を試される展開が続いて行くのでしょうね。

難易度もそんなに難しくなく、自分自身のガンダム愛を試しながら楽しんで進めることが出来ます。

ボリュームもある上に分岐や周回要素もあるので、長く遊べるのではないでしょうか。


これは、良いゲームだ!

難点は、DS、もしくは3DS持ってないと遊べないってとこですかね。

それらのハードを持っていて、ガンダムが好きなら間違いなくオススメのゲームです。

続編の「クロスドライブ」の方と間違えやすいことも難点かな。

間違えたらきっと刻の涙を見ます。

今回はこの辺で。

いつかまたここで会いましょう。

君は遊びこむことが出来るか?







コメント

  1. 名無しさん より:

    たけGさんこんにちは
    クロスドライブは当時本当にブチ切れてましたね(特に弟)
    DSが出てしばらくは「タッチペン絡みのシステム」が正直ウザかったです…
    なので、あの当時にDSのソフトを購入して説明書とかにタッチペンやタッチパネル云々とか出ると「またかよ…」と思ってました
    Gジェネは他のガンダム作品と絡む反面、その作品をあらかじめ知っている事が前提ですからね。
    たけGさんがブログで挙げたモノアイガンダムズなんか、当時はマイナーな部類になると思ってます(ワンダースワン自体、振るわなかった面もありますが)
    なので、「誰だ?」となるのは仕方ないとは思います

  2. たけG より:

    >名無しさん
    こんばんは
    DSの最初の頃はタッチペンオンリーのゲームも多かったですね。
    もちろんそれがピッタリ合っているゲームもありましたが、遊んでてストレス溜まってしまうゲームの方が多かったように覚えています。
    ワンダースワンの「モノアイガンダムズ」、その名前くらいは聞いたことあるのですが、いかんせん持っていないハードで遊んだことのないゲーム…
    出てくるオリキャラの名前までは知る由もなかったので誰?って感じでしたねー^^;
    最近はオリジナルのマンガ作品も多くなってるので、もっとすごい事になってるのでしょうね

  3. 名無しさん より:

    >>2
    たけGさん
    いや、本当に仰る通りです。
    例えば、アムロ達が出てた「1年戦争」にしてもかなりの作品がありますからね…
    SSの外伝(戦慄のブルー)や当時の雑誌の作品とかありますし。
    ですから、今のGジェネは作品事に選べますし大まかなストーリー説明も用意しています
    DSは画期的なハードではありますが、如何せんソレを有効に使えていたメーカーがそんなにいなかったように記憶してますし、その機能を十分に活かしたゲームはそんなに無かったように思います…

  4. たけG より:

    >名無しさん
    いわゆる脳トレ系とかリズム系などのタッチペン操作に向いたアクションゲームも多かったですが、クロスドライブのようにSLGやRPGには向いてなかったと思います。
    クリアはしてないのですが「アルカイックシールドヒート」も結構ストレス溜まりました。
    マウス操作のようなものを目指したのかもしれませんが、DSのタッチペンとはちょっと違いますよね。
    3DSの頃にはそういったゲームはほぼ見なくなったように思います^^;

  5. 名無しさん より:

    >>4たけG
    アルカイックシールドヒート
    ありましたね。坂口博信さんが関わった作品でしたっけ?
    自分もこのゲームはクリアしてません。
    弟もギブアップ(笑)
    後年、クリアした方がいたので少し話を聞いたのですが要約すると
    「クソゲーでは無いけど、無理にタッチペンにシステムを合わせようとしているからストレスが溜まる。どちらかと言えば残念な作品」
    との事でした

  6. たけG より:

    >名無しさん
    アルカイックシールドヒートはワゴンでかなりお安くなっているのを購入したんですよ。
    発売後すぐに値崩れしてたので、ああ、ク◯ゲーだったんだなあと思って遊んでみたら、意外としっかり作られていて、決して面白くないゲームではないな、と思ったのですが、タッチペン操作が煩わしくてプレイしなくなりました^^;

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