超個人的ゴジラ映画のランキングを、ベストとワーストで出してみました。
個人的嗜好、とりわけ某・三ツ首黄金竜へのこだわりが非常に強く出過ぎているかもしれないので、一般的な好き嫌いの基準とちょっと、いやかなりズレているかもしれませんが…
どーも、たけGです。
11月3日は文化の日!
で、あるとともにゴジラの日でもあります!
そして今年はゴジラ生誕70周年!
70年前の1954年11月3日に、記念すべき第1作「ゴジラ」が公開されたのですね。
僕も大好き、みんな大好き、そしてその大好きが世界中に波及してハリウッドでも映画が製作されるまでに至った、日本という国で生まれた最大の世界的スターがゴジラであると言えるでしょう。
最新作「ゴジラ-1.0」が2024年アカデミー視覚効果賞を受賞したことも記憶に新しいですね。
僕は映画館で2回観たのですが。とても面白かった!
今は「ゴジラ-1.0』と、歴代シリーズ作品が、Amazonプライムビデオで視聴できます。
シリーズ作を好きな時に見ることが出来る。
いい時代になったものです。
そんなシリーズ作について、超個人的なゴジラ映画のランキングを綴ってみました!
あんまり参考にはならないかもしれませんが…
この記事を作成した時にはまだ観ていなかった「ゴジラ-1.0」もランクインさせました。
そこで以前のものより若干のランキングの変動がおこなわれております。
そのため、一部、今回の「-1.0」を鑑賞した上での順位付け見直しについてコメントしている箇所もあります。
ゴジラ映画のランキングはこれまでも様々なメディアで行われてきております。
以前にも「シン・ゴジラ」のテレビ地上波放送に合わせて、ゴジラ総選挙なるものが行われていたんですよ。
好きな怪獣ベスト20と、ゴジラ映画のベスト5が発表されたとのことだったのです。
発表されたとのこと、といった書き方でお察しかもしれませんが、僕自身はその総選挙の放送を見ていなかったわけで。
「シン・ゴジラ」が夜の21時に放送されるその当日の昼に放送されたとかで、正直ノーマークだったんですよ。
その日は確か日曜日で、仕事も休みの日ではあったのですが、その時間帯にそんな素敵な番組が放送されていたなんて知らずに奥さんと買い物にでも行ってたように覚えています。
まぁともかく、その番組で発表されたゴジラ映画のベスト5を後にネットで見てみましたところ。
1位 シン・ゴジラ
2位 モスラ対ゴジラ
3位 ゴジラ(初代)
4位 三大怪獣 地球最大の決戦
5位 ゴジラvsモスラ
だったそうです。
1位の「シン・ゴジラ」は、やはりそのテレビ放映に合わせた企画でもあり、その当時としては妥当なとこでしょうね。
他のタイトルも上位に来てもおかしくないな、と感じるラインナップの順位だと思います。
当然ですが「ゴジラ-1.0」はランキング対象作品の中には入っておりません。
まだ公開もされてない時期のランキングですからね。
ランキング見ると、ちょいとモスラ率が高い気がしなくもないですが。
更にはその番組で一緒に行われた怪獣総選挙の1位もモスラだったそうです。
モスラ人気だなぁ。
よくよく見れば蛾なのにね。
そんなわけで、ワタクシたけGが決める、超個人的ゴジラ映画ベスト10を発表したいと思います!
あくまで個人的なランキングなので、一般の認識とはズレてるかもしれませんのであしからず。
それはないぞ!という意見の方がおられましたらごめんなさい。
あくまで個人的なランキングです。
ちなみに、日本のゴジラ映画を対象にしましたのでハリウッド版は対象外にしています。
あとアニメ版も除外しました。
あくまで実写で日本のゴジラ映画の超個人的なランキングです。
第1位
映画館で観たゴジラでは2作目でしたが、多分この作品の印象が強かったからこそ、その後もゴジラ好きでいられたんじゃないかな。
前作で、火山火口に落ちたゴジラ復活までの胎動、ゴジラの細胞から生まれた怪獣ビオランテを巡る人物模様、復活したゴジラと相対する自衛隊、そして邂逅するゴジラとビオランテ。
いろんな要素がブレることなく、最後まで息もつけない面白さでした。
シン・ゴジラの記事で、初めて劇場に2回足を運んだと書きましたが、あの頃の僕が映画館に行くハードルがもう少し低ければ間違いなく2回目3回目を観に行っていたことでしょう。
このvsビオランテ、もう一回観たくて観たくて、レンタルビデオ解禁を待ち続けていたのを思い出します。
その後、他のゴジラ映画を観た後で、たまに見直したりしていましたが、この作品への思い入れ度は変わることなく、今回「-1.0」観た後でもう一度考えてみましたが、やはりこの作品を1位に推します。
ゴジラ映画として、エンターテイメント作品として完成されている作品だと今でも思うのですよ。
ちなみに84年版ゴジラの続編という形ですが、前作を観てなくても充分に楽しめる作品です。
先に書いた総選挙ではベスト5に入ってませんでしたが、何位だったんだろう…?
ここは悩みました。
やっぱり昔の作品ですし、白黒映画でありますし。
でも、今回「-1.0」を観た後でこれも観てみたところ、やっぱりすごいんですよ。
昔の映画なのにその古さが全然気にならない。
むしろその古さが味にすらなっている。
名作ってこういうものだなと感じさせるんだなと、改めて思いました。
ゴジラの怖さも人々の絶望感も、以降の作品と比べて劣っているどころか今でも一番際立っていると思います。
全てはここから始まった偉大なる初代。
今の技術で、現在の日本を舞台にリメイクしてくれないかなあとも思いますが、白黒映画だからこそ、あの圧倒的な雰囲気を出せているのかもしれませんね。
その逆パターンはありますけど。
第3位
「ゴジラ-1.0」
最新作「ゴジラ-1.0」、ここへ持ってきました。
ドラマ、映像、恐怖感、どれをとっても一級の作品で、大好きなんですよ。
それに泣ける。
個人的な事情も重なってしまうのですが、本当に泣けるゴジラ映画です。
2位の初代ゴジラとどちらを上にしようか最後まで悩みましたが、今回のランキングに向けて改めて初代ゴジラを見たところ、
いや、昔の白黒映画で今でも全然見られるこの完成度はハンパないな!
ということで初代を上にしましたが、正直言って同率2位ぐらいの思いです。
この辺は、世間一般の認識とはズレてないのかな…
これはゴジラが完全な悪役に徹した映画で、主役はむしろモスラ。
怖くて悪いゴジラと言えば、このモスゴジが1番です。
モスラを中心に物語が進んでいくところで、人類が真に恐れるべき存在のゴジラが現れるという展開も秀逸でした。
まぁ当時はこの「シン・ゴジラ」放映前の企画だったから当然の1位だったと思いますが、昨今のランキングでも必ず上位には入ってくるんじゃないかな。
大ヒットした作品であるが故に世間の評価も賛否両論真っ二つといったところでしょうか。
個人的には大好きな作品。
これまでのゴジラ映画のお約束を色々リセットしながらも随所のリスペクトを忘れていない作品。
初代ゴジラ以来で実は初めての、ゴジラという未知の脅威が日本に上陸する世界観を描いたということには拍手でした。
ただ、他のゴジラ映画と同列に並べて比べるのは、ちょっと悩んでしまうかな…
ゴジラがヒールからベビーフェイスに転向した作品であり、宇宙超怪獣キングギドラのデビュー作であります。
僕が1番好きな怪獣は?と問われると、間違いなくこのキングギドラを挙げます。
それだけカッコいい怪獣の、1番カッコよく描かれているのがこの作品。
ゴジラをはじめ、それぞれピンで主役張った怪獣たちが3匹がかりでようやく撃退出来るような相手です。
ゴジラにちょっとお茶めな一面も見られるように成りましたが、ま、なんと言ってもキングギドラですね!
個人的なキングギドラLOVEを外して映画を見てみると、実は結構粗が多い映画でもありますが。
ベスト11だなんてバランス悪いな!って思われます?
元々ベスト10でランキング付けしたとこに最新作「ゴジラ-1.0」入っちゃったからなんです〜。
中途半端な数字の、しょっぱいランキングですいません!
第7位
歴代メカゴジラの中では機龍が一番好きなんですよ。
機龍がカッコよくて、釈ちゃんもカッコいい。
おっさんの中二心をたまらなく、くすぐってくれる作品です。
第8位
ゴジラがピンで暴れた作品としては、初代や「シン・ゴジラ」と比べると否定的意見が多いようですが、初めて劇場で見たゴジラということもあり、思い入れも高い一作です。
第9位
割り切って見れば非常に楽しめる娯楽作品。
まぁベスト10+2はこんなところで。
12位は「ゴジラ対ヘドラ」にするか悩みましたわぁ。
ホント、個人的なランキングなので意見違う人にはすいません…
超個人的ゴジラ映画ワースト5
わぁぁ、書くのが怖い。
第1位
「ゴジラvsキングギドラ」
えええ!そんなバカな!
という声も聞こえてきそうな個人的ワースト1位。
同年のハリウッド映画、「ターミネーター2」を意識したのか、タイムパラドックスものになっているんですけども。
物語、設定、映像全てがなんていうかダメダメで、前作の「vsビオランテ」の完成度の高さと、キングギドラが出てくるぞ!という期待度を全て打ち砕いてくれました。
何より、キングギドラはそんな怪獣じゃないんだって!
娯楽作品としてはすっごい面白いんだけど、映画や裏設定の完成度の低さに加えて、待望のキングギドラが名前を冠した映画への期待感を打ち砕かされた失望感で、文句なしの1位です。
第2位
「ゴジラ対メガロ」
基本的に昭和ゴジラの中〜後期作は温かく見守るスタンスです。
ゴジラがシェーをしようが、尻尾丸めて空を飛ぼうが、ゴジラの親子愛を見せられようが、基本的に子供向けで作られていること、何より当時の時代背景もあるでしょうから、今時のゴジラと比較するのもなんだし、そういうものだからダメだなんて言えないな、むしろ良しとするか、という考えなのですが、それでもこの、対メガロは受け入れられませんでした。
戦犯は間違いなくジェットジャガー
ウルトラマンを代表とする巨大ヒーローにあやかっての登場なのでしょうが、子供目線で見てもカッコいいと呼べるものではなく、なんでこんなご都合ロボットが、ゴジラやガイガンに混じってんだよ!
とか思いましたねー。
メガロの造形は良かっただけに、ジェットジャガーが足を引っ張りすぎました。
メガロがファイルウォーズに出れなかったのも、コイツのせいかな…
そんなジェットジャガーがまさかの!
いや嘘でしょ⁉︎みたいな展開。
ジェットジャガーがカッコいいじゃない!
しかもそれだけじゃなかったんですよ!
メガロかっけええええええ!
第3位
「ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃」
えええ!そんなバカな!
という声がまたもや聞こえてきそうなワースト3位。
だから、キングギドラはそんな怪獣じゃないんだって!
平成ガメラシリーズの金子修介監督作品。
金子監督らしい演出が随所に見られ、映画は悪くないです。
ただ、キングギドラの扱いが!
かつては、ゴジラ、ラドン、モスラ相手に大立ち回りをしたキングギドラが、vsキングギドラでゴジラ相手にシングルマッチで敗北。
そして、今作では変則タックマッチでモスラ(と、バラゴン)と組むばかりか、タッグでゴジラに敵わないなんて!
違う!違いすぎる!
こんなの、キングギドラじゃない!
いや、本音を言えば映画としての面白さは個人的ランキングでもベスト5に入ってもおかしくないレベルの作品で。
さすがは平成ガメラシリーズの金子修介監督作品というだけあります。
本来なら護国三成獣はバラゴンに加えてアンギラスとバランの予定だったらしいんですよね。
個人的には超・燃える組み合わせなのですが、この3匹じゃ客が入らないという東宝営業サイドの判断で、客を呼べる人気怪獣のキングギドラとモスラに差し替えられたという裏話があります。
東宝という、ゴジラの生みの親の営業サイドが、キングギドラを客寄せパンダ的にしか捉えていない愛の無さに失望した一作でした。
第4位
「ゴジラ2000ミレニアム」
え〜、何が悪かったかと問われるとですね、正直言ってそんなに悪くない作品だとも思うのですが。
退屈でした。
それだけです。
第5位
「怪獣総進撃」
キングギドラが地球怪獣軍団にリンチされる映画(涙)
一番子供に見せたくないゴジラ映画ですわ。
えーっと、こうやって見ると、キングギドラへの歪んだ愛で構成されたランキングになってしまった気がしますが…
それだけ好きなんですよ、あの三ツ首の黄金龍が。
思えば「vsキングギドラ」にはじまり、平成ゴジラシリーズではギドラはずっと不遇なんですよねえ。
ハム太郎見たさに劇場に訪れた当時の子供達が、初めて観たゴジラ映画で、ゴジラになすすべがないギドラを本物のキングギドラたと認識したまま大人になっているのかと思うと、涙が禁じ得ません。
その後の、ファイルウォーズで大トリにカイザーギドラが出てくるのは良かったんですけどねぇ。
すっごい強くて。歴代ゴジラ最強と思われるファイナルウォーズゴジラを追い詰めるし。
ただ、造形がちょっとねぇ…
なんというか、二代目ゼットンを思い出させるような不出来さで目も当てられず、これならモンスターXのままで良かったんじゃね?と、最後まで不遇っぷりは変わりませんでした。
「モスラ3」のキングギドラは、平成ギドラの中では格別に良かったですけどね。
あのキングギドラをゴジラシリーズで見たかったと思います。
まあ、あのギドラも最終的にピンのモスラにやられてしまうのですが…
一方でハリウッド版「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」のキングギドラは超良かったですね!
あの、何者にも操られていない圧倒的な破壊の権化として描かれていたキングギドラはたまらなかった!
願わくば、日本のゴジラ映画でこんなキングギドラを見てみたいんですよねぇ。
庵野監督、「シン・『ゴジラvs.キングギドラ』」作りませんか?
今回は超個人的にゴジラ映画のランキングをしてみました。
キングギドラ愛を抑えられないような内容になってしまいましたが、僕の個人的なランキングはこのような結果でございます。
まぁランキングの内容は人それぞれでしょう。
僕のベストが。わかってないなぁと思う人や、
僕が挙げたワーストがいやいやいや、1番良かったよ!
なんて人もいるかもしれません。
今回のベストやワーストに漏れた作品についても色々と書いてますので気が向いたら読んでいただければと思います。
今回はこの辺で。
いつかまたここで会いましょう。
それでは、あなたの1番好きなゴジラ映画はどの作品ですか?
コメント
Amazon Prime videoで配信初日の5月3日に「ゴジラ -1.0」を観ました。
そう言えば、ここ30年ぐらい映画館に行っていない・・・( ̄o ̄;)ボソッ
前知識が全然無かったので、とても楽しめました。
アカデミー賞を貰ったのも当然です・・・(T▽T)アハハ!
CGなのにCGっぽくない見事な作品でしたね、ストーリーも良かった。
50歳を過ぎたあたりから、とても涙もろくなりまして・・・。
泣くのは我慢しないで感動したら涙を流すというのはとても体に良いらしいですね。
この映画はサラウンドで配信されているので久しぶりに自慢?のAVシステムで大音量で堪能しました。
やっぱり映画を観るのは楽しいな~と久しぶりに思いました。
ここ数年は時間があればゲームばかりやっていたのでもったいなかったですね(笑)
何だかとりとめのない内容で申し訳ありません。
>Tuyoぽんさん
ありがとうございます♪
僕は映画館によく行くのですが「ゴジラ-1.0」は2回観に行きました。
僕はもともと涙腺弱い方なのですが、最近は更に涙もろくなってまして、2回目の視聴でもわかっているのにウルウルッときましたね(;ω;)
今度は今公開中の「ゴジラXコング」を観に行こうと思ってます。
さすがにこちらは泣かないでしょうけど^^;
ご自慢のAVシステム、羨ましいです。
僕ならそれでゲームばっかり遊んでしまいそうです〜( ^ω^ )
はじめまして
中々見ごたえのあるゴジラ考察が多く「そういう視点もあったか!」と驚かされました。
キングギドラが好きだからこそ、ゴジラVSキングギドラはワーストだと思ってしまうし、それでも何度も観てしまう魅力がある、という意見はちょっとわかります。
自分はVSデストロイアが一番好きなんですが、特撮や合成のチャチさは今見るとキツイものがあるんですが、それでもゴジラが死へ向かっていく緊迫感溢れる展開は何度観ても色あせない魅力があるし、ダメな点も含めて愛せる作品なんだろうなと思います。
来月はBSでVSシリーズの一挙放送がありますが、こうした考察を踏まえて見返すとまた違った発見がありそうですね。
はじめまして
中々見ごたえのあるゴジラ考察が多く「そういう視点もあったか!」と驚かされました。
キングギドラが好きだからこそ、ゴジラVSキングギドラはワーストだと思ってしまうし、それでも何度も観てしまう魅力がある、という意見はちょっとわかります。
自分はVSデストロイアが一番好きなんですが、特撮や合成のチャチさは今見るとキツイものがあるんですが、それでもゴジラが死へ向かっていく緊迫感溢れる展開は何度観ても色あせない魅力があるし、ダメな点も含めて愛せる作品なんだろうなと思います。
来月はBSでVSシリーズの一挙放送がありますが、こうした考察を踏まえて見返すとまた違った発見がありそうですね。
>しおいさん
はじめまして
コメント、ありがとうございます!
デストロイア、いい作品ですよね。
ゴジラの最後を描くシナリオはすごくいいし、ゴジラ、ジュニア、そして未希の描き方もとても良い作品でした。
確かに特撮のチャチさが目立ってしまって、公開当時は直近で見たガメラの凄さと比較してしまって更にマイナス印象になってしまったのもありました。比べてしまうのはよくないと思うのですが、あの時はどうしても比較してしまいました。
それでも平成VSシリーズではビオランテに次いで好きな作品です。
毎年恒例になりつつあるBSでの放送、楽しみですね♪